A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
更新日:2021年4月1日
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加傾向です。ご注意下さい。
冬に流行する感染症はインフルエンザだけではありません。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、例年、寒くなるにつれ患者数が増え初夏まで流行が続きます。
A群溶血性レンサ球菌咽頭の詳しい発生状況を知りたい方は、以下のリンク先をご覧ください。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(東京都感染症情報センター)(外部リンク)
東京都感染症情報センター
症状
症状は高熱・咽頭痛・おう吐を主症状とする細菌性の感染症です。典型的には、2から5日の潜伏期間の後、突然38度以上の発熱、咽頭痛、リンパ節の腫れ、おう吐などが見られます。熱は3から5日以内に下がり、まれに重症化することもありますが、多くは1週間以内に症状は改善します。
まれに重症化し、喉や舌、全身に発赤が広がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することがあります。合併症には、肺炎、髄膜炎、敗血症、リウマチ熱、急性糸球体腎炎等があります。
予防
咳やくしゃみによる飛まつ感染や、子ども同士の触れ合い等により細菌が手などを介し口に入ることによる接触感染で感染します。
予防には、手洗い・うがいやマスクの着用が重要です。また、感染者との濃厚な接触は避けましょう。
咽頭痛がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
治療
治療は抗生物質が有効です。リウマチ熱、急性糸球体腎炎といった合併症を防ぐために、症状が改善しても、主治医に指示された期間、薬を飲み続けることが大切です。
喉の痛みがひどい場合は柔らかく薄味の食事の工夫し、水分補給を心がけましょう。
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