ヘルパンギーナ
更新日:2016年12月12日
ヘルパンギーナとは
ヘルパンギーナはエンテロウイルス(主にコクサッキーウイルス)による感染症です。4歳以下の乳幼児に多くみられる、いわゆる「夏かぜ」の代表的な病気です。
ヘルパンギーナの詳しい発生状況を知りたい方は、以下のリンク先をご覧ください。
東京都感染症情報センター
症状
2から4日の潜伏期の後、突然の発熱、咽頭痛や咽頭発赤などの症状がみられます。また口の中に2から5ミリほどの水ほう(小さな水ぶくれ)ができるのが特徴です。水ほうが破れて痛みも伴います。2から4日で解熱し、7日程度で治療します。
合併症としては、まれに髄膜炎や心筋炎を起こすことがあります。
予防
患者の咳やくしゃみのしぶきに含まれるウイルスによって感染します(飛まつ感染)。また水ほうの内容物や便に排泄されたウイルスが手などを介し、口や目などの粘液に入って感染します(経口・接触感染)。
よって、手洗いやうがい、咳エチケットなどが有効です。予防接種はありません。
そして、症状が治まった後も2から4週間程度は便などにウイルスが排出されるため、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前の手洗いを徹底しましょう。
治療
有効な抗ウイルス剤はないため、治療は症状に対する対症療法が中心です。口の中に水ほうができて痛むため、食事に工夫をし、十分な水分補給を心がけることが大切です。なお、頭痛やおう吐、発熱が続く場合には主治医に相談しましょう。
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