不登校への取組
更新日:2023年11月27日
東村山市教育委員会では、不登校等学校を休みがちな子どもたちを支えるために、東京都教育委員会による「児童・生徒を支援するためのガイドブック~不登校への適切な対応に向けて~」や「未来を創るかけがえのない子供たちの 自立に向けて~不登校の子供たちへの支援のポイント~」を参考にしながら、以下の取組を行っています。
(東京都教育委員会)【教職員向け】「児童・生徒を支援するためのガイドブック~不登校への適切な対応に向けて~」
(東京都教育委員会)未来を創るかけがえのない子供たちの 自立に向けて~不登校の子供たちへの支援のポイント~(PDFファイル)
学校での取組
不登校の未然防止(「居場所づくり」と「絆づくり」)
新たな不登校児童・生徒を生み出さないためには、不登校にならないための未然防止が大切です。そのためにも、市内全校において全ての児童・生徒に対し「居場所づくり」や「絆づくり」の取組を行っています。この取組を通じて、全ての教員が児童・生徒と関わるなかで、全ての児童・生徒にとって、学校が安心感・充実感が得られる活動の場となるよう努めています。
- 【居場所づくり:教職員が主導して、学校や学級をすべての児童・生徒にとっても落ち着ける場所にすること】
教職員が児童・生徒にとって安心できる、自己存在感や充実感を感じられる場所を提供します。
- 【絆づくり:児童・生徒が主体となり、日々の授業や行事などで、全員が活躍し、お互いが認められる場や機会があること】
児童・生徒が主体的に取り組む活動を通し、自らが「絆」を感じ取り、紡いでいきます。
学校を休みがちなお子さんのためのさまざまなサポート
不登校等学校を休みがちな子どもたちを支えるために以下の関係者や関係機関がつながりあって支援を行っています。
スクールソーシャルワーカー(SSW)
教育と福祉、両方の視点を持ち合わせながら、お子さん本人・ご家庭・学校・関係機関に働きかけ、お子さんの社会的自立に向けたサポートを行います。家庭訪問をすることもできます。社会福祉士・精神保健福祉士・学校教職員経験者が担当しています。支援を受けたい場合は学校(担任の先生等)もしくは子ども・教育支援課までお問い合わせください。
- 子ども・教育支援課:042-393-5111(市役所代表) 内線3810
訪問支援員(小学校のみ)
学校を休みがちなお子さんに対し、家庭訪問などを通じた登校のサポートや、登校した後の学校での勉強のサポートなどを通じて、お子さんにとって登校しやすい環境を維持します。支援はお子さん本人と保護者の方の同意に基づき、担任の先生等と連携しながら行います。訪問支援員の支援を受けたい場合は学校(担任の先生等)にご相談ください。訪問支援員は市内全ての小学校に配置しています。
校内適応支援員(全中学校と一部の小学校)
登校しても自分の居場所がないように感じ、その思いから休みが長期化するお子さんがいます。「学校に行きたいけど教室には入りにくい」「教室にいると気持ちが疲れてしまう」といったお子さんの居場所として別室登校も可能な校内体制を整えています。校内適応支援員の支援を受けたい場合は学校(担任の先生等)にご相談ください。
- 校内適応支援員設置校
- 東村山第一中学校
- 東村山第二中学校
- 東村山第三中学校
- 東村山第四中学校
- 東村山第五中学校
- 東村山第六中学校
- 東村山第七中学校
- 秋津小学校
スクールカウンセラー(SC)
スクールカウンセラーはいじめや不登校の対応など、学校における相談・支援を充実させる役割をもった心理学の専門家(公認心理師・臨床心理士等)です。子どもとのカウンセリングに加え、保護者の方との面接や教員への助言等も行います。全ての小・中学校に原則、週1回勤務しています。勤務曜日や利用方法は学校までお問い合わせください。
健全育成学習室「希望学級」
希望学級は学校での生活になじめなかったり、登校できなかったりする子どもたちが学習のほか、様々な体験・活動ができる場所です。スタッフは学校の管理職や教員の経験者が中心で、教育学や心理学を学ぶ学生も活動に加わります。子どもたち一人ひとりに合わせた学習や、スポーツ・グループ活動などを通して、学ぶ力や集団生活への適応力を育み、社会的自立に向けた力の向上を目指します。利用を検討される場合は、以下の電話番号より相談・見学等を受け付けています。
- 希望学級:042-392-1423
子ども相談室
0歳から18歳までの子どもと保護者を対象に公認心理師・臨床心理士等の専門家が相談・支援を行います。不登校をはじめ、お子さんの心と発達全般について心配ごとをご相談いただくことができます。保護者の方とはお話を中心に、お子さんへは話や遊び、あるいは心理検査の実施等を通して様子をつかみ、その状態に応じた働きかけをします。また、保護者及びご本人の同意を得た上で学校等の関係機関との連携も行います。相談は予約制です。まずは下記まで、電話にてお申し込みください。
- 子ども相談室:042-391-0278
不登校等の支援に関するリーフレット
あなたの身近にもいませんか「学校を休みがちなお子さんへのサポート」(東村山市教育委員会)
あなたの身近にもいませんか「学校を休みがちなお子さんへのサポート」(PDF:8,622KB)
東京都教育委員会による取組
東京都教育相談センター(概要)
(以下、東京都教育相談センターホームページより抜粋)
東京都教育相談センターでは、子供の教育に関する相談を受け付けています。幼児から高校生相当年齢までの方の友人関係、いじめ、家族関係、学校生活、不登校の悩みや不安等、子供の性格や行動、しつけ、発達障害、自傷行為、家庭内暴力、不登校等、高校への進級・進路などに関する相談を、原則、都内在住・在籍の幼児から高校生相当の年齢までの方、その保護者・親族及び教職員から受け付けています。
教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン
友人関係やいじめに関する相談、子育てに関する相談や、学校生活に関する相談、ヤングケアラーに起因する相談など、様々な相談を受け付けています。
- 教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン:0120-53-8288(24時間365日受付)
高校進級・進路・入学相談
高校中途退学後のことについての相談。
来所による相談を希望する場合は、事前に予約が必要です。
- 高校進級・進路・入学相談:03-3360-4175
青少年リスタートプレイス 思春期サポートプレイス
高校を中途退学した方や高校での就学経験のない方等、また、中学校で不登校の状態にある方やその保護者を支援しています。
- 青少年リスタートプレイス 思春期サポートプレイス:03-3360-4192
SNS等教育相談 子供専用
友達、恋愛、家族、進路のこと。どんな悩みもウェブチャットで相談。
(都内在住、在学の中学生及び高校生相当年齢までの子供本人対象)
来所による教育相談
心理の専門家による継続的な来所相談。
- お申込先:0120-53-8288
メールによる教育相談
子供の教育に関する相談や情報提供。
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このページに関するお問い合わせ
教育部子ども・教育支援課
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3
電話:市役所代表:042-393-5111(内線 特別支援教育係:3815 子ども相談係:3809(いきいきプラザ3階)・3810(いきいきプラザ4階))
ファックス:042-397-5431
この担当課にメールを送る(新規ウィンドウを開きます)
教育部子ども・教育支援課のページへ
