クビアカツヤカミキリについて
更新日:2022年10月4日
令和4年7月、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が市内で初めて確認されました。
クビアカツヤカミキリは、中国・朝鮮半島・ベトナムなどが原産の外来昆虫で、人体に害を及ぼすことはありませんが、サクラ・ウメ・モモなどの樹木に寄生し、やがては木を枯らしてしまいます。
平成30年1月に「特定外来生物」に指定されたことから、飼育や生きたまま持ち運ぶことは法律で禁止されています。
令和4年7月に確認された個体の発見場所が、さくら通り付近であったことから、さくら通り(東村山駅~野際通り間の約1.1キロメートル)において東京都環境局による実態調査が実施(令和4年9月)されましたが、調査結果は「被害なし」でした。
クビアカツヤカミキリは、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されました(環境省)(PDF:834KB)
クビアカツヤカミキリ 全国で桜などへ被害を出し、分布拡大中!(環境省)(PDF:1,018KB)
サクラがピンチ!クビアカツヤカミキリ(東京都環境局)(PDF:1,917KB)
クビアカツヤカミキリの特徴
成虫の特徴
クビアカツヤカミキリの成虫(画像提供:東京都環境局)
- 体長は2.5センチメートルから4センチメートル
- 発生期は6月から8月ごろ
- 全体的に青みを帯びた黒色で、つやつやした光沢がある
- 前胸部(首のように見える部分)が赤い
- 触角はオスの方が長い
- つかむと強い柑橘系の匂いを放つ
幼虫の特徴
クビアカツヤカミキリの幼虫(画像提供:埼玉県環境科学国際センター)
- 体長は約3.8から5.2センチメートル
- 活動期は5月から10月ごろ
- 体色は乳白色で大あごは黒色
- 成虫になるまでの2年程度、樹木に寄生し、木の中身を食べて、「フラス」という木くずと糞の混合物を排出
フラスの特徴
クビアカツヤカミキリ被害・フラス(画像提供:埼玉県環境科学国際センター)
- 5月から10月ごろに排出
- 棒状やかりんとう状の形をしているものが多く見られる
- 大量に排出されたフラスが枝の上や地面に堆積している場合がある
詳しいフラスの例はこちら(東京都環境局)(PDF:1,411KB)
クビアカツヤカミキリを見つけたら
クビアカツヤカミキリの成虫や、樹木の周りに大量のフラスやフラスと疑われるものを見つけた場合は、環境保全課まで情報(見つけた場所、時間、状況等)の提供をお願いいたします。その際、写真を撮っていただけると判別しやすくなります。
また、被害拡大を防ぐため、成虫は逃がさずにその場で踏みつぶすなど、駆除にもご協力ください。
ご自宅や会社などの敷地内にある樹木で疑わしいケースが発生した場合、駆除は所有者様、管理者様で行っていただくことになりますが、市は東京都と連携し、虫の判別や駆除の方法などについてご案内しますので、環境保全課までご相談ください。
関連リンク先
クビアカツヤカミキリの被害が発生・拡大しています!(東京都環境局)
サクラの外来害虫“クビアカツヤカミキリ”情報(埼玉県環境科学国際センター)
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このページに関するお問い合わせ
環境資源循環部環境保全課
〒189-0001 東村山市秋津町4丁目17番地1
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