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緑の保全

更新日:2023年4月1日

市では、「東村山市緑の保護と育成に関する条例」に基づき、緑を守り、育てるため、公共緑地の取得及び維持管理、緑地保護区域・保存樹木等の指定を行っています。

公共緑地

東村山の原風景である「里山」を後世に残すため、市内でも貴重な一団の緑の公有地化を推進します。
景観形成としての役割だけでなく、環境教育の場や、防災の拠点としても重要な役割を担っています。
現在、市内に7ヶ所の公共緑地があり、そのうち3ヶ所については、緑地内を散策することが出来ます。

淵の森緑地(秋津町5丁目31番地先)

 淵の森緑地は市北東部、JR新秋津駅から徒歩10分ほどの柳瀬川沿いに広がる樹林地で、この近くに住む宮崎駿監督がアニメ映画「となりのトトロ」の構想を練った場所として知られています。宮崎監督をはじめとする皆さんからいただいた寄付金をもとに、1997年に東村山市と埼玉県所沢市が土地を購入して以降、柳瀬川を挟んで対岸にある通称「八郎山」と呼ばれる樹林地等、公有地を拡大してきました。2019年には公有地化予定地の全ての購入を完了し、現在、約7,000平方メートルにおよぶ樹林地を東村山市、所沢市が公共緑地として管理しています。

 この緑地では、宮崎監督が代表を務めるボランティア団体「淵の森の会」の皆さんによる積極的な維持管理が行われており、アズマネザサ等の刈込や遊歩道の木杭の交換作業に協力をいただいています。

 また、2019年には八郎山の維持管理について市と淵の森の会の間で協定を締結し、植生豊かな河畔林の再生に協働で取り組んでいます。
 かつて宅地開発等の計画から市民と行政によって守られたこの緑地ですが、樹木の高木・老木化や自然河畔の崩落など維持管理における問題点も多く存在します。この貴重な「みどりの塊」を次代に引き継いでいくため、今後も地域住民をはじめとする沢山の方々と手を携え適切な維持管理を行っていきます。

廻田緑地(多摩湖町1丁目13番地先,2丁目13番地先) 

廻田緑道の脇に広がる廻田緑地は、丘の中腹に位置し、狭山丘陵や多摩湖を眺めることが出来ます。

多摩湖緑地(多摩湖町2丁目21番地先) 

多摩湖緑地の写真

せせらぎの郷多摩湖緑地は、市内でも少ない雑木林、畑、湧水が一体として保全された「里山」です。
現在、都市計画緑地の指定を受け、公有地化を進め、保全・活用を推進しています。
平成30年度には散策路の整備やベンチの修繕を行い、平成31年4月1日には都市計画公園として一部開設をしました。
多くの野鳥や水辺の生きものが観察できます。

野火止用水(東村山市富士見町2丁目内から青葉町1丁目内)

野火止用水の写真

野火止用水は江戸時代に造られたかんがい用水路です。立川市の玉川上水から東村山市内を通り、埼玉県志木市の新河岸川へと続きます。用水路及び隣接する樹林地が東京都歴史環境保全地域に指定されています。
現在、用水の河岸に生える樹木のうち、樹木調査の結果「倒木の恐れがあり伐採を推奨する」とされた樹木約200本について、自然景観や良好な植生環境の保全のために令和2年度から5か年計画で伐採をしているほか、高木・老木化の進む樹木の緩やかな更新のため、実生木の発芽を促す観点から既存樹木の樹冠を除去する剪定を実施しています。
また、近年用水の河岸が崩落する事故が度々発生しています。通行等の安全性確保、良好な自然景観や植生環境の保全のため、令和3年度に河岸の現況調査及び生物多様性に配慮した河岸の補修方法の検討を行いました。今後、本調査の結果を踏まえ、河岸の補強等が必要な箇所の工事を進めていきます。

指定制度

市内の樹林地や樹木等を保全していくために、市の指定をしています。

指定基準
緑地保護区域 300平方メートル以上の樹林地
(1)樹林が所在する地域のうち、良好な自然状態で保持され、その保護を図ることが必要な区域。
(2)動植物の生息地であって、これらの保護又は繁殖を図ることが必要な区域。
保存樹木 次のいずれにも該当すること。
ア 地上1メートルの高さにおける幹の周囲が1.5メートル以上であること。
イ 高さが10メートル以上であること。
ウ 樹木が健全で、かつ、樹容が美観上優れていること。
エ 管理が適正に行なわれていること。
特別保存樹木 保存樹木のア及びイのいずれにも該当せず、かつ、次のいずれかに該当するものであること。
ア 歴史上、風土上及び景観上の配慮から保存が必要とされている樹木であって、保存樹木のウ及びエのいずれにも該当するものであること。
イ 防風林又は屋敷林として列植されている樹木であって、保存樹木のウ及びエのいずれにも該当するものであること。
保存生垣 次のいずれにも該当すること。
ア 道路に面していること。
イ 長さが連続して10メートル以上あること。
ウ 個々の樹木が健全で、かつ、樹容が美観上優れていること。
エ 管理が適正に行なわれていること。
オ 設置後3年を経過していること。
指定状況
緑地保護区域 31箇所、75,409.35平方メートル
保存樹木

292本

特別保存樹木 89本
保存生垣

3,094.20メートル

(令和5年3月31日現在)

緑に関する補助制度

このページに関するお問い合わせ

まちづくり部みどりと公園課
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3
電話:市役所代表:042-393-5111(内線3702・3703)  ファックス:042-393-6846
この担当課にメールを送る(新規ウィンドウを開きます)
まちづくり部みどりと公園課のページへ

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東村山市役所 〒189-8501 東京都東村山市本町1丁目2番地3 電話:042-393-5111(代表)

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