コミュニティバス事業の概要
更新日:2023年1月17日
東村山市コミュニティバスの愛称
「グリーンバス」は、平成14年9月に愛称を募集し、応募のあった221件から、「緑あふれ、くらし輝く都市」という、当時の市の将来都市像や、東村山らしさ、さわやかさ、呼びやすさなどの理由から、決定しました。
コミュニティバス事業のコンセプト 「賑わい・活気のある街づくりに貢献する」
東村山市コミュニティバス「グリーンバス」は、平成15年1月に「東村山駅東口~多摩北部医療センター~新秋津駅」の1路線2系統が、平成19年2月に「久米川町循環」「諏訪町循環」の2路線が、平成28年9月に「東村山駅西口~久米川駅南口」の1路線がそれぞれ運行を開始しました。
基本方針
これからのコミュニティバス事業は、市が独自で進めるのではなく、それぞれの地域の皆様と協働で取り組み、地域に合った持続可能な交通手段を確保していくことが大切です。また、民間バス路線の運行していない地域に対し、コミュニティバスによって公共交通網を補完することにより、市内の公共交通網の充実を図ります。
- 民間路線バス事業者と公共交通網の更なる充実を目指し、連携を図る。
- 地域のニーズを調査し、地域に合った交通手段の確保を進めていく。
グリーンバスは補助事業
東村山市コミュニティバス「グリーンバス」は、運行事業者との協定により、市が補助金を交付しています。この補助金額は、運行に必要な経費から、運賃収入等を差し引いた金額(赤字分)を交付しています。そのため、運賃収入が増えれば、市からの補助金額が減ることになり、新規路線の検討や既存路線の拡充を検討できる可能性もありますが、逆に運賃収入が減れば、市からの補助金額が増え、路線の縮小や廃止を検討しなければならない可能性もあります。
また、新型コロナウイルス感染拡大以降、新たな生活様式も定着しつつあり、公共交通の利用者数は減少しています。グリーンバスも同様に利用者や運賃収入が減少したことに伴い、以前は約5千万円~6千万円で推移していた補助金額が、令和2年度以降は、約8千万円まで増額しています。
このような中、地方を中心に公共交通の減便や廃止が行われている地域もあり、東村山市の公共交通を今後も維持するためには、地域の皆さまにご利用いただきながら、公共交通を地域で守り育てていく必要があります。
グリーンバスを市民と守り育てていくために
まずは、地域の皆さまにグリーンバスをご利用いただくことが重要です。
そのため、「市民」「行政」「交通事業者」の3者の協働により、地域の実情に合った地域公共交通網の充実を目指し、3者それぞれの役割や計画作りの手順などを示した「コミュニティバス(新規導入・運行改善)ガイドライン」に沿って検討を進めています。
また、コミュニティバスガイドラインには、以下のように運行継続要件が定められております。
<運行継続要件>
1年間の収支率が40%以上を満たすこと(目標収支率:50%以上)
新型コロナウイルス感染拡大以前は、全路線合計の収支率が、50%前後で推移しておりましたが、令和2年度には約34%まで落ち込み、令和3年度も回復傾向にあったものの、収支率40%以上の基準をクリアすることはできませんでした。今後もこのような状況が続くようであれば、運行改善を検討する必要がありますので、持続可能な公共交通を維持するため、グリーンバスの積極的なご利用をお願いいたします。
関連情報
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