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令和5年10月2日 市長庁内放送

更新日:2023年10月2日

音声による市長メッセージです。ぜひ市長のお声をお聞きください。

第3四半期市長庁内放送

初めに

ご来庁の市民の皆様、そして職員の皆さん、おはようございます。東村山市長の渡部尚です。

昨日から10月に入り、早いもので本年度も半分が過ぎました。歴史の残るような厳しい暑さが9月中も続いてきましたが、ようやく、このところで少し凌ぎやすくなり、今朝は秋らしい、さわやかな朝となりました。

毎朝、我が家から多摩湖自転車歩行者道を通って東村山中央公園に至る散歩道には、まだ朝顔やムクゲなどの夏の花が咲き誇っている一方で、曼珠沙華やキバナコスモスなどの秋の花が同時に盛りを迎え、見る者を楽しませてくれています。未だ暑さも残っておりますが、季節は少しずつ巡っているようです。
それでは、第3四半期を迎えるにあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。

東京都・東村山市合同総合防災訓練について

まず初めに、東京都・東村山市合同総合防災訓練についてご報告いたします。

さる9月1日から3日まで、当市におきまして「東京都・東村山市合同総合防災訓練」が行われました。本訓練は令和3年度に実施される予定でしたが、コロナ禍のため中止となり、改めて本年度開催されたものです。

今年は10万5千人の方が犠牲となった関東大震災から100年の節目を迎えるということもあり、防災への関心が日本全体で高まる中で実施することができ、結果として2万人を超える市民・関係者にご参加いただき、有意義な訓練を行うことができたところでございます。

改めて、ご参加いただいた市民の皆さま、ご参加・ご協力いただいた東京都はじめ自衛隊、警視庁、消防庁、そして東村山市消防団、自治会、自主防災組織、防火女性の会、少年消防団、東村山高校、東村山西高校などの関係機関の皆さまに心より篤く御礼申し上げます。また、職員の皆さんには防災安全部を中心に全庁体制で、昨年度より準備に取り組んでいただくとともに、当日も暑い中訓練に参加していただき、衷心より感謝いたします。皆さん、お疲れさまでした。

さて、訓練の内容ですが、1日は、都庁と東村山市役所を結び「本部審議訓練」が行われ、2日は、市立小中学校22校で、すべての児童・生徒の参加のもと、防災に関する授業や避難訓練、引き取り訓練、集団下校訓練などを一斉に実施しました。併せて、東村山市民スポーツセンターにおきまして、第五中学校の生徒の皆さんにも参加いただき、東京都の多摩広域防災倉庫から段ボール約2千500個の支援物資を受け入れ・仕分けた後、今度は避難所運営訓練を実施している第七中学校へ救援物資を搬出する訓練を実施しました。こちらでも、スポーツセンターから搬送されてきた緊急物資の受け入れを七中の生徒の皆さんに行っていただいたところです。緊急物資輸送訓練に協力いただいた都内の運送会社の方が「毎年、東京都と区市の合同訓練に出ているが、地元の中学生が訓練に参加しているのを見たのは初めて」とおっしゃっていました。子ども達にもこうした形で東京都との合同総合防災訓練に参加してもらうという当市の取り組みは、東村山らしいユニークなものだったと思います。


物資の受け入れ、仕分け、搬出訓練


防災訓練

3日は、小池東京都知事や多くのご来賓にご臨席いただき、東村山市役所周辺で大規模な救出救助訓練などが行われました。

訓練に先立ち、市民センターで当市の「おとう飯(はん)の災害食レシピコンテスト」の表彰式を開催し、小池知事からも都知事特別賞を受賞者に授与いただきました。その後、メイン会場となった旧久米川都営住宅跡地では、当市の市民や子ども・高校生も参加して、関係機関による大規模な防災機関等による救出救助訓練が実施されました。

また、天王森公園では展示・体験のブースが設けられ、久米川病院の地下駐車場では遺体の検視・検体訓練が、また市役所の駐車場では、ライフラインの応急復旧訓練が行われ、インディペンデンス通りには特殊車両が展示されました。

3日間の東京都との合同総合防災訓練を通じ、当市単独では実施することが難しい様々な訓練を市内各所で行うことができ、当市としても多くの知見や経験を得ることができたところです。今回の訓練で得られた学びを今後の地域防災計画の改定や各種の施策にしっかりと活かし、15万市民の皆さまの生命と財産を守るべく、今後もハード・ソフト両面にわたり東村山市の安全安心のまちづくりを進めてまいります。
引き続き、市民の皆さま、関係機関の皆さま、そして職員の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。


防災訓練


「おとう飯(はん)の災害食レシピコンテスト」表彰式

市役所に住民票等証明書の交付可能なマルチコピー機を配備

次に、本日10月2日から市役所1階に設置したマルチコピー機で住民票等の証明書交付サービスを開始することについてご報告いたします。

このマルチコピー機はコンビニエンスストアに設置されているものと同様に、お持ちのマイナンバーカードをご利用いただくと、住民票等の証明書を交付するものです。

 現在、マイナンバーカードの取得が全市民の7割を超え、徐々にコンビニエンスストアでの住民票等の証明書の交付件数が増加しているところですが、市としては更なる市民サービスの向上を目指し、市役所でもマイナンバーカードを利用しての住民票等の取得を可能としたものです。
簡単かつ短時間で住民票等を取得できますので、窓口が混雑する際などには、ぜひ多くの方にご利用いただければと存じます。また、マイナンバーカードは持っているが一度もコンビニエンスストアで住民票等を取得したことがない、という方にもお試しいただき、マルチコピー機の操作や住民票等の交付手続きに慣れていただければと考えていますので、初めてご利用される方はぜひ職員にお声がけ下さい。


マルチコピー機

SDGs推進事業-アイデアコンテストについて

次にSDGsアイデアコンテストの実施について申し上げます。

さる5月22日、当市が「SDGs未来都市」に選定されたこと、そして令和6年度に市制施行60周年を迎えることを記念し、市民が主体となって取り組むSDGsを目指した活動や、SDGsの達成に向けたアイデアを本日10月2日から12月28日まで募集いたします。

コンテストは一般部門と次世代部門があり、一般部門は「事業実現コース」と「アイデアコース」、次世代部門は、「小学生」「中学生」「高校生」のコースをそれぞれ募集いたします。多くの市民の皆さま、特に未来を担う子ども達からも意見をいただくため、連絡アプリを活用し、各家庭でSDGsについて考える機会を創出するとともに、SDGsオープンラボでのワークショップやオンラインでの意見募集など、リアル・デジタルの両面からコンテストを盛り上げてまいります。市民の皆さまと共に考え、創り上げるコンテストにしたいと考えておりますので、皆さまのご応募・ご協力をお願い申し上げます。
ぜひこの機会に、子どもから高齢者まで市民・職員お一人お一人が我が事として地球と東村山の未来を考え、それぞれの「わたしたちのSDGs」に基づいた行動を始めてみようではありませんか!

スポーツイベント「ぐるスポ」

次に10月9日スポーツの日に市民スポーツセンターで開催するスポーツイベント「ぐるスポ」について申し上げます。

長年、13町対抗で市民大運動会を行ってまいりましたが、各町とも参加者の減少などの課題があったことから、この度、新たに、誰もが気軽に参加し、会場をぐるぐる巡り、様々なスポーツを体験し、併せて東村山のグルメを楽しむことができるイベント「ぐるスポ」へと一新することにいたしました。

当日は、八坂小学校在学時に市内の少年野球チームで野球を始め、阪神タイガースなどで18年間プレーされた元プロ野球選手の鳥谷敬氏をお招きしたトークショーの他、警視庁フォートファイターズによるバレーボール教室、ARスポーツ体験「HADO」やボッチャ、各種スポーツレクレーションの体験会などを行います。
市民の皆さまにはご家族連れや友人同士お誘い合わせのうえご参加いただき、スポーツとグルメの秋を存分に楽しんでいただければと思います。

帯状疱疹ワクチン任意接種事業について

次に、11月1日より実施する予定の「帯状疱疹ワクチン任意接種事業」について申し上げます。

 帯状疱疹の発症や重症化を予防するワクチンの接種については、現時点では任意接種とされており、より効果性が高いといわれる不活化ワクチンの場合では約4万円の自己負担が生じてしまうことから、かねてより市民の皆さまから補助を求める声を多数いただいてまいりました。市民の皆さまの健康を守り、帯状疱疹ワクチン接種を促進するため、私としても4月の市長選挙の公約の一つに「帯状疱疹ワクチン接種の補助制度の創設」を掲げ、再選後庁内で実施に向けた検討を重ねてきたところです。
このたび、対象者を50歳以上の市民とし、助成額を市民の皆さまの負担額の半分相当に当たる額とするなど、制度の骨子がまとまったことから、今月5日に市議会でご審議いただく予定の一般会計補正予算(第4号)にその関連予算を計上したところです。市議会で予算案をご可決いただければ、11月1日より実施してまいりますので、ぜひご活用いただければと存じます。

低所得者等エアコン新規設置費用助成事業について

次に同じく11月1日より実施する予定の「低所得者等エアコン新規設置費用助成事業」について申し上げます。

今年、我が国は1898年以降、夏としては平均気温が最も高くなるなど、記録的な猛暑・酷暑に見舞われ、残念ながら全国各地で熱中症によりお亡くなりになる方が相次いだところです。当市でも7月29日と30日、秋津町と青葉町で高齢の男女合わせて4人の方がご自宅でお亡くなりになっているのが発見され、熱中症が原因とみられると報道されたことは記憶に新しいところです。

市ではこのことを重く受け止め、エアコンのご利用や水分の補給、市の公共施設や民間の福祉施設に開設された「涼みどころ」の利用などを市報やホームページを通じ、また民生・児童委員さんや介護サービス事業者のご協力をいただき、市民の皆さま、特に高齢者の皆さまに改めて呼びかけさせていただきました。

お亡くなりになった方々はご自宅にエアコンを設置しておられましたが、エアコンをお持ちでないということが原因で再びこうした事態を招くことのないよう、市ではまだエアコンをお持ちでない低所得世帯等を対象に、新規にエアコンを購入する場合、その費用の一部を助成することとし、こちらも先の帯状疱疹ワクチン接種助成同様、5日に市議会でご審議いただく予定の一般会計補正予算(第4号)にその関連予算を計上したところです。

市議会で予算案をご可決いただければ、11月1日よりお申し込みを受け付けてまいりますので、来年の夏に備えてご活用いただければと思います。
改めて、お亡くなりになられた4人の皆さまのご冥福を心よりお祈りいたします。

省エネ家電買い替え支援事業について

次に同じく11月1日から実施する予定の「省エネ家電買い替え支援事業」について申し上げます。

今年の夏は日本だけでなく世界的にも記録的な暑さに見舞われ、こうした温暖化・気候変動に伴い各国でも山火事・水害など様々な災害が発生しました。これ以上の地球温暖化・気候変動を食い止めるためには、温室効果ガスの削減は一刻の猶予もならないと感じたのは私だけではないと思います。
当市では令和4年度末に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、令和5年度の当初予算には「住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金」と「再生可能エネルギー電力切替支援事業」を盛り込んだところですが、当市における温室効果ガスの削減の加速化を図る目的で、省エネ性能を有するエアコンまたは冷蔵庫へ買い替えた際の費用について、その一部を当市独自のデジタルポイントである「東村山アインPAY」を付与することにより助成することとし、こちらも一般会計補正予算(第4号)にその関連予算を計上したところです。市議会で予算案をご可決いただければ、11月1日よりお申し込みを受け付けてまいりますので、市民の皆さまには、CO2の削減と併せ、電気代の高騰対策としても省エネ性能のあるエアコンないし冷蔵庫の買い替えをご検討のうえ、ご活用いただければと思います。

令和6年度予算編成に向けて

次に令和6年度予算編成について申し上げます。

本日この後に開催します臨時経営会議におきまして、令和6年度予算編成方針を正式に決定し、明日3日に全職員に向けて示達するとともに、市民の皆さまにお知らせする予定です。

詳細は明日お示しいたしますが、今年度「SDGs未来都市」に選定されたことを今後のまちづくりに最大限活かしていくとともに、令和6年度が市制施行60年という節目にあたることから、私が選挙公約に掲げた市制100周年までを見据えた長期的な視点に立ち、令和6年度予算については「SDGs未来都市として、多様性・包摂性のある持続可能な東村山市を目指し、経済・社会・環境の三則面で新たな価値を創造するとともに行財政改革を推進する予算」と位置づけたところです。

職員の皆さんには、この編成方針を念頭に置きながら、9月定例会での決算審議でいただいた議員の皆さんのご指摘やご意見、国都の動向、当市の厳しい財政状況、物価高騰などの影響を受けている市民生活や地域経済の実態などを踏まえ、長期的な視点で多様性と包摂性のある持続可能な東村山、「たのしむらやま2064」を築くに足るだけの「新たな価値」を創造するような政策・施策を立案し、それらに必要な予算を要求するようお願いいたします。
予算編成はこれから来年の1月下旬頃までの長丁場となりますが、時々刻々と変化する状況を見定めながら、市民の皆さんの幸せと東村山市の発展のため、全職員の英知を結集し、より良い予算を編成してまいりましょう!

結びに

さて、今年5月8日にコロナウイルス感染症の位置づけが2類から5類に移行したことで、市内でもこの夏は八坂神社の例大祭を始め、各地域で盆踊りなどのイベントが4年ぶりに開催され、まちに活気が戻ってきました。10月も新たなスポーツイベント「ぐるスポ」が初開催され、11月には市民産業まつりも4年ぶりに開催の予定です。こうしたイベントを多くの方々に楽しんでいただきながら、市民の皆さま・職員の皆さんには東村山の魅力や価値を再発見し、市内外に発信していただくとともに、交流の中から明日への活力を生み出していっていただければと思います。
結びに市民の皆さま、職員の皆さんのご健勝とご多幸を祈念させていただき、第3四半期を迎えるにあたっての市長挨拶とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

このページに関するお問い合わせ

経営政策部秘書広報課
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 (東村山市役所本庁舎3階)
電話:市役所代表:042-393-5111(内線 秘書係:3009 広報広聴係:3008)  ファックス:042-393-9669
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