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令和3年12月28日 市長庁内放送

更新日:2021年12月28日

「令和3年仕事納め」(令和3年12月28日 市長庁内放送より)

音声による市長メッセージです。ぜひ市長のお声をお聞きください。

令和3年の仕事納めにあたり

 ご来庁の市民の皆様、職員の皆さん、東村山市長の渡部尚でございます。

 令和3年の仕事納めにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 早いもので今年も残すところあと3日となりましたが、令和3年はまさにコロナに始まり、コロナで暮れる1年となりました。年明けそうそうの1月8日から緊急事態宣言が出され、3月21日に解除になったものの、その後も4月25日から6月20日まで、また7月12日から9月30日までの3回にわたり緊急事態宣言が出され、その間もまん延防止等重点措置が出されるなど、1年の大半が緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の適用期間となったところであります。
 こうした大変な1年となりましたが、市民の皆様、そして職員の皆さんには市政推進に深いご理解と温かいご協力を賜るとともに、日々ご自身でも感染防止にご尽力・ご努力をいただき、改めて心より厚く御礼を申し上げます。

新型コロナウイルスのワクチン接種の取組み

 さて、今年を振り返って、私から2点の出来事についてお話させていただきたいと思います。
 今年1年の出来事では、何と言っても新型コロナウイルスの感染防止の切り札とされたワクチン接種事業を挙げたいと思います。
 まさに今年はワクチン接種に明け暮れた1年と言っても過言ではありません。
 当市では新型コロナウイルスのワクチン接種について昨年12月から準備に取り掛かり、医師会や薬剤師会や市内医療機関へご理解とご協力をお願いしながら接種の体制を整え、本年5月から高齢者への接種を開始しました。
 高齢者や基礎疾患のある方等への優先接種の対象者については比較的順調に接種を進めることができましたが、64歳以下の一般市民への接種が始まる7月から当市へのワクチン供給量が著しく減少し、なかなか予約が取れずに早期に接種を希望される多くの市民の皆さんにご迷惑をおかけしました。
 そのため私と当市のワクチン接種事業推進本部の本部長である松谷副市長とで東京都へ出向き、直接ワクチンの供給を増やすよう要望を行う等、ワクチンの確保に向けて市役所一丸となって取り組んだところ、10月には追加のワクチン供給を受けることができ、11月いっぱいで国がワクチンの配布目安として掲げていた接種対象者の80%以上の方への2回の接種を達成することができ、昨日時点では2回目まで終了した方は85.4%に達したところであります。
 こうしたワクチン接種の効果もあり、第5波のピークでありました8月には当市でも感染された市民が一月で787名もいらっしゃいましたが、10月以降、新規感染者数は急速に減少し、11月には1か月でお一人、12月は今日まででお二人となるなど今のところ、市内での感染状況は落ち着いております。
 あらためてワクチン接種にご協力いただいた医師会、薬剤師会、地域の看護師をはじめとする医療関係者、市内の病院等の医療施設の皆さんや、また積極的に接種を受けられた市民の皆さんに感謝申し上げますとともに、休日返上し日夜、本事業に従事しているワクチン接種事業本部、ワクチン接種プロジェクトチームの市職員の皆さん、ご協力いただいている職場の皆さん、そして委託事業者の皆さんに心より感謝を申し上げます。

ワクチン3回目の追加接種について

 さて、ワクチンの3回目の追加接種、いわゆるブースター接種についてですが、国からの通知に基づき18歳以上の方を対象に、2回目の接種をされた日から8か月経過した日以降に接種を受けていただくことを原則に準備を進めており、対象となる方へは8か月後の接種可能日のおおむね2週間前を目途に接種券を順次発送していく予定でございます。
 ただし、医療従事者や高齢者施設入所者及びその従事者等については2回目接種から6ヵ月以上の間隔をあけて、また、その他の高齢者については7ヵ月以上の間隔をあけて、接種を前倒しするよう12月17日に国より通知が発出されたことから、現在当市でも医療従事者等の接種の前倒しを行うように進めているところです。
 国からのワクチンの供給状況や感染状況等によっては、接種券の送付時期等を変更する可能性がありますが、希望される全ての市民の皆さまが3回目接種を円滑かつ安全に受けられるよう、国や東京都に対しワクチンの安定的な供給を求めるとともに、関係機関と連携して万全の接種体制を構築してまいります。
 クリスマスイブの12月24日には、東京で初めてオミクロン株の市中感染が判明したと都知事より発表があったところであります。極めて感染力の強いオミクロン株により、我が国でも第6波の感染爆発が懸念されておりますことから、当市としましても前倒し接種を含め3回目接種をできるだけ円滑に推進し、感染拡大防止に全力で取り組んでまいります。

東京2020オリンピック点火セレモニー

 さて、今年もう一つ忘れられない出来事として私は東京2020オリンピックの点火セレモニーを挙げたいと思います。
 一年延期となったものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、直前まで開催すべきか否かが議論となるなか開催された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、無観客という異例の状況下での開催とされ、その直前に行われる予定であった多摩地域ならびに23区での聖火リレーは、残念ながら緊急事態宣言下のため中止となりました。
 しかし、7月13日にセレブレーションの開催予定地であった多磨全生園において、聖火の点火セレモニーが開催されたところです。
 点火セレモニーでは、昨年3月に新型コロナウイルス感染症により残念ながら急逝された志村けんさんのお兄様であります志村知之さんから、最終ランナーの多磨全生園入所者自治会前会長の平沢保治さんまで22名のランナーの皆さんにより、聖火をトーチキスでつなぎ、多磨全生園に聖火を灯すことができました。
 人権侵害と人間回復の2つの歴史を刻む全生園「人権の森」において、入所者の皆さんが心待ちにしていた聖火の灯を点(とも)すことができたことは大変意義深く、私としても生涯忘れることができないほどの感動を味わったところです。
 ところで、東京2020オリンピックの大会ビジョンは、全員が自己ベスト、多様性の尊重、未来への継承でした。大会は閉幕いたしましたが、私たちはこの3つのビジョンを簡単に忘れてはならないと思います。コロナ禍の中での開催については、何のために行うのか激しい議論があったことを踏まえれば、この大会の3つのビジョンこそ東京2020大会のレガシー、遺産としてしっかり未来に引継ぎ、誰一人として取り残されることのない持続可能な世界、日本、そして東村山を築いていかなければならないのだと思います。
コロナ禍で世界じゅうの人々が苦しんでいる今こそ、どんな時も希望を失わず懸命に生きてこられた全生園の入所者の皆さんの生き方に学び、みんなで力を合わせ未来に向かって、聖火リレーのコンセプトである「Hope Lights Our Way、希望の道をつなごう」を実践してまいりましょう。

私たちも「リアル二刀流」で頑張ろう

 さて、今年の年末の風物詩「流行語大賞」には、大リーグのエンゼルスでMVPの活躍を見せた大谷翔平選手(27)の偉業をたたえる「リアル二刀流/ショータイム」が「年間大賞」に選ばれました。  
 大谷選手の1つの試合で指名打者と先発投手という2つの役割で出場する「リアル二刀流」での活躍は、野球の神様、元祖二刀流のベーブ・ルースの「2ケタ本塁打&2ケタ勝利」を103年ぶりに塗り替えることはできませんでしたが、アメリカにおける野球人気を復活させたとまで言われる快挙でした。
 しかし、この「リアル二刀流」の活躍は考えてみれば大谷翔平選手だけの専売特許ではありません。職員の皆さんには、この間、通常の業務とワクチン接種業務等のPT業務、職場での勤務と在宅勤務、従来からのペーパーでの仕事とデジタルでの仕事、対面とオンライン、現金と電子マネーなどコロナ禍で加速化する働き方の大きな変革について、まさに「リアル二刀流」で取り組んでいただいたところであります。
 3回目のワクチン接種事業、子育て世帯への臨時特別給付金事業、住民税非課税世帯等への臨時給付金事業等、国の政策に基づくPT業務が年明けには目白押しです。通常の業務も年度末を迎えた繁忙となる中、このような多くのPT業務を推進していくことは、職員の皆さんに多くの負担をかけることとなりますが、大谷選手のように「リアル二刀流」で力を発揮していただき、新たな年もコロナ禍で大変な状況にある市民の皆さんの命と暮らしを守り、活力と魅力ある東村山を築いていくようお願いいたします。

結びに

 結びに市民の皆様、職員の皆さんの明年のご健康・ご多幸を祈念いたしまして、私からの年末のご挨拶とさせていただきます。
 また新年には元気にお目にかかりましょう。どうぞよいお年をお迎えください。
 ご静聴ありがとうございました。

このページに関するお問い合わせ

経営政策部秘書広報課
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 (東村山市役所本庁舎3階)
電話:市役所代表:042-393-5111(内線 秘書係:3009 広報広聴係:3008)  ファックス:042-393-9669
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