令和4年12月28日 市長庁内放送
更新日:2022年12月28日
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音声による市長メッセージです。ぜひ市長のお声をお聞きください。
「令和4年仕事納め」(令和4年12月28日 市長庁内放送より)
令和4年の仕事納めにあたり
ご来庁の市民の皆さま、職員の皆さん、こんにちは。東村山市長の渡部尚でございます。
激動の令和4年も早いもので残すところあと3日となりました。本日の仕事納めにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
ご案内のように京都の清水寺で発表された「今年の漢字」には「戦」が選ばれました。今年はコロナ禍に加え、2月にロシアによるウクライナ侵攻が勃発し、両国の将兵だけでなく多くのウクライナ市民が犠牲となりながら、彼の地では今なお激しい戦闘が繰り広げられています。また、東アジアでは北朝鮮のミサイル発射が頻発化するとともに、台湾海峡を挟んで米中間ではかつてない緊張が高まるなど、世界の平和が大きく脅かされる、まさに「戦」の1年となりました。そして、このような国際情勢により、昨年から上昇し始めた原油価格をはじめ食糧や鋼材などあらゆる物の価格が今年は高騰を続け、世界経済や市民生活を直撃しました。
こうした中、市では、本年も新型コロナウイルス感染拡大防止策としてワクチン接種に注力しつつ、引き続き自宅療養支援に力を入れるなど、市民の皆さまの命と健康を守るとともに、国の交付金や東京都の補助金を活用し、原油価格はじめ物価の高騰に対応し、小中学校の給食費補助や保育園・幼稚園等における光熱費・食材費補助、市内の企業・農業者・福祉事業者への燃料費・光熱費補助などの経済支援を実施し、市民生活と地域経済を支えることに全力で取り組んできたところです。
東村山市政にとりましても令和4年は近年稀にみる大変な1年となりましたが、市民の皆さま、そして職員の皆さんには、市政推進に深いご理解と温かいご協力を賜り、おかげさまで大過なく1年を締めくくることができました。この場をお借りして、市民の皆さま、職員の皆さんに、心より厚く御礼を申し上げます。誠に有難うございました。
新型コロナウイルス感染拡大の傾向にあります
さて、新型コロナウイルスでございますが、ワクチン接種の効果もあり、秋には一旦は収束の傾向にありましたけれども、ここに来て再び拡大の傾向が顕著となってまいりました。
昨日27日午後4時時点では、日本全国の新規感染者数が20万2853人、東京都内においても2万2063人と、2万人を突破する状況となっております。
先月下旬、我が家でも妻が感染し、私も濃厚接触者となってしまい、市議会12月定例会の初日や予定していた市の行事、市民イベント等をお休みさせていただくなど、議員の皆さまや市民の皆さま、職員の皆さんに多大なご迷惑をおかけいたしました。改めて、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
幸い私の妻は軽症で済み、後遺症もありませんでしたが、依然として高齢者や基礎疾患のある方では、重症化し、中にはお亡くなりになる方もいらっしゃいますので、今や新型コロナウイルスについてはいつ誰が感染してもおかしくない状況とは言え、引き続きマスクの着用や三密の回避、大人数・長時間での会食をお控えいただくなど感染拡大には十分お気をつけいただき、この年末・年始を楽しくお過ごしいただけたらと思います。
年末・年始に体調を崩した場合は
なお、年末・年始に急に体の具合が悪くなり、救急車を利用するまでもない状況であっても、できるだけ早く医師の診察を受ける必要のあると判断される場合には、市報ひがしむらやま12月15日号に掲載してあります休日・休日準夜応急診療医療機関のご利用をお願いいたします。
また、東京都では、新型コロナウイルスに感染したことが疑われる発熱等の症状のある方について、かかりつけ医がいない場合や相談先に迷っている場合などの相談に対応するため「東京都発熱相談センター」を設置しております。
土曜・日曜・祝日を含む毎日24時間、看護師や保健師が電話で相談に対応しますので、ご希望される方は市ならびに東京都ホームページ等で電話番号をご確認いただき、お問い合わせいただきますようお願いいたします。なお、「東京都発熱相談センター」では、英語、中国語、韓国語、ベトナム語など11の言語にも対応しております。
年末・年始のお休みの期間、万が一体調をお崩しなった場合は、ぜひご利用いただきますようにお願いいたします。
徐々にまちに活気と賑わいが戻ってきました
さて、今年を振り返ってみますと暗いニュースも多かった半面で、3月22日以降は東京都内でも「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」などの措置が取られることがなくなり、4月以降は徐々に様々なイベントや旅行・帰省なども再開されるようになるなど、感染拡大防止と社会経済活動の両立が模索される新たなフェーズに入るようになりました。
当市におきましても、5月には東村山駅付近の中央公民館前の道路において社会実験マーケットイベント「そらいち東村山」が初めて開催されたことを皮切りに、6月には北山公園の菖蒲まつりが、9月には市民体育大会総合開会式が、10月には総合防災訓練が、それぞれ多少規模は縮小したものの3年ぶりに開催されました。また、市民主体の地域イベントも、8月にはわんぱく夏まつりが、9月にはどんこいまつりが、10月には久米川阿波踊りが、11月に地蔵祭がそれぞれ開催され、徐々にまちに活気と賑わいが戻り、私自身も涙が出るほど嬉しかったです。あらためて、ご協力いただいた皆さま、主催いただいた皆さまに感謝申し上げます。
やはり、こうしたイベントや事業を通じて強く感じるのは、市民の皆さまと私たち行政、そして老若男女、東村山に関係する方々が、対面で共に語り合い、共に作業を行い、交流することが、東村山の活力・魅力を生み出していく上で極めて重要だということです。
依然として新型コロナウイルスは収束には至っておりませんが、来年も感染防止を図りながら、東村山市の最大のイベントである市民産業まつりを復活させるとともに、東村山駅周辺で進む連続立体交差事業等の都市基盤整備に合わせ、市民の皆さまと協働・連携しながら「そらいち東村山」などのソフト事業を推進し、ハード・ソフト両面で東村山の活力と魅力を創出し、人とまちに元気を取り戻していきたいと思います。ぜひ、市民の皆さま、職員の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
菖蒲まつりにて
良いお年をお迎えください
さて、来年もコロナ禍がどうなるのか、国際情勢がどうなっていくのか、また世界経済もどうなっていくのか、先行きが極めて不透明だと言わざるを得ません。しかしながら、さしものコロナ禍も、ロシアによるウクライナ侵攻も、原油をはじめとする物価高騰も、いつかは収束することを信じ、そして「戦」の年から「平和」な年になることを祈りつつ、明年もみんなで力を合わせ頑張っていきましょう。
最後になりましたが、市民の皆さま、職員の皆さんのご健康とご多幸、ご活躍をお祈りして、令和4年仕事納めに当たっての私からのご挨拶とさせていただきます。
皆さま、良いお年をお迎えください!
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このページに関するお問い合わせ
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