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平成23年10月3日 市長庁内放送

更新日:2016年4月1日

「第3四半期を迎えて」 (平成23年10月3日 市長庁内放送より)

あいさつ

ご来庁の市民の皆様、そして職員の皆さん、おはようございます。東村山市長の渡部尚です。
第3四半期のスタートにあたり一言ご挨拶申し上げます。

東村山市職員による不祥事について

挨拶に先立ち、まず8月25日に発生しました職員によります不祥事について、市民の皆様にお詫びを申し上げます。
新聞等で報道があったように去る8月25日、当市教育部庶務課環境整備係の主任が、自動車運転過失傷害とひき逃げ、酒気帯びによる道路交通法違反の容疑で所沢警察署に逮捕される事件が発生いたしました。
被害を受けられた方の苦痛はもとより、市民の皆様の信頼を大きく損なう事態となり、被害者並びに市民の皆様に改めて深くお詫び申し上げます。
被害を受けられた方が一日も早く回復されることをお祈り申し上げるばかりでございます。
逮捕された職員は教育委員会所属のため、私から直接処分を下すことはできませんが、先般私を委員長とする東村山市職員の分限及び懲戒に関する審査委員会におきまして免職の決定を行い、その旨教育委員会に答申したところであります。今後、本答申に基づき教育委員会において厳正な処分が行なわれるものと考えております。
私が市長に就任した平成19年度に当時市民部の職員による公金横領事件が発生し、以来市役所から二度とこのような不祥事を起こさないよう庁内における綱紀粛正に全力を挙げて取組んできたところであります。しかしながら、本年2月には当時総務部の職員が通勤途上電車内で女子中学生に対し痴漢行為を行い、強制わいせつ罪で逮捕される事件が発生し、僅か半年あまりでこの度の不祥事が発生し、私としても大変ショックを受けるとともに、職員を指導・監督する立場として、その責任を痛感いたしているとこであります。
当市においてこうした不祥事がここ数年の間になぜ連続して発生しているのか、何か組織的に問題があるのか否かを含め、その背景や遠因について究明を図るとともに、改めてこのような不祥事を起こさないよう職員のモラルを高め、一丸となって綱紀粛正に取り組んでまいる決意でございます。
さて職員の皆さん、言うまでもありませんが酒気帯び運転・ひき逃げ・公金横領・痴漢行為は犯罪であり、公務員以前に人間として許されない行為であります。犯罪はそれを犯した人間の人生を台無しにするばかりか、家族や職場に著しい迷惑や苦痛を与えることとなります。もちろんほとんどの皆さんは人間として、また公務員として高いモラルを持ち市民の皆様のために日々業務に励んでおり、私生活でも犯罪とは無縁ですが、中には長い人生の途上に何かに躓く人もいることも事実です。何かに躓き、心のバランスを保てないなど問題を抱えている方は、ぜひ上司や同僚、安全衛生など、どなたかに勇気を奮って相談してください。また、管理・監督する立場にある皆さんは、職員の服務違反防止という観点からだけでなく、広く人材育成と職場の活性化を図るため、職員とのコミュニケーションを密に取っていただき、相談しやすい風通しのよい職場風土を築くよう努力をお願い致します。

台風による当市の被害と対応について

野火止用水歴史保全地域(富士見町2丁目) 倒木
野火止用水歴史保全地域(富士見町2丁目) 倒木

さて、大変厳しい残暑が続いておりましたが、台風15号の通過とともに、秋を感じる爽やかな陽気となりました。
市民の皆様には、日頃より市政推進にご理解ご協力を賜り感謝申し上げます。
また、職員の皆さんには、財政状況が厳しい中、「将来都市像」の実現に向け、日々業務に励んでいただいている事に感謝申し上げます。

さて、台風12号と15号が相次いで日本列島を襲い、奈良県、和歌山県、三重県、愛知県、岐阜県をはじめ全国に大きな被害をもたらしました。首都圏でもJRおよび私鉄が全線普通となり、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市、女川町でも記録的豪雨となったところです。
この度の台風により命をおとされた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、一刻も早く復旧され、生活が再建されますよう、お祈りいたします。
15号台風による当市での被害ですが、幸いなことに人的被害はありませんが、30本を越える倒木が道路を塞ぎ、9月21日は夜間までその対応に追われたところです。また、サンパルネにおきましては帰宅困難者のための一時避難所を開設し、25名ほどの方にご利用いただきました。保育園、児童クラブでは保育時間を過ぎても保護者のお迎えがあるまで子どもたちをお預かりするなどの対応を取ったところです。
対応にあたられた消防団の皆様、指定管理者職員の皆さん、当市職員の皆さんに心より感謝申し上げます。大変ご苦労様でした。
3月11日の東日本大震災に続き2度にわたる大型台風に見舞われ、今年は自然災害の猛威を痛感することとなりました。
私は市長就任以来「市民の命が最優先」の理念のもと、これまでも小中学校の耐震化、前川の溢水対策などを重点事業として推進してまいりました。来年度には小中学校の耐震化については100%を達成出来る見込みで、今後は市役所本庁舎をはじめ公共施設の耐震化を順次進めていく考えです。また、現在は地域防災計画の改訂作業を進めているところであり、今後も地震や台風、集中豪雨などの災害に強いまちづくりに全力で取組んでまいります

平成22年度決算の概要について

次に現在市議会9月定例会でご審議いただいております「平成22年度決算の概要」についてご報告いたします。
平成22年度は、第3次総合計画の最終年度であり、私の市長1期目の最終年度でありました。
お陰様で一般会計決算につきましては、実質収支は8億3千748万5千円の黒字、その他の会計につきましても、全会計、実質収支を黒字とすることができました。
一般会計では実質収支のうち4億2千万円を財政調整基金に積み立て、残りの4億1千748万5千円を翌年度繰越金といたしました。このことにより財政調整基金の残高は、約33億円となりました。退職手当債を発行しており手放しで喜べる状況では決してありませんが、一時は4億円余まで落ち込んだ積立額が、平成9年度以来14年ぶりに30億円を超えたところです。
また、財政指標でも公債費比率は9.2%で前年度より0.4ポイント改善され、経常収支比率も89%で前年度より2.1ポイント改善し、これまで深刻かつ危機的な状況に陥っていました当市の財政状況もやや健全化の兆しが見えてきたところです。
これらは、国の交付税等の地方財政政策の転換によるところが大きいものの、これまでの私たちの行財政改革の取り組みの成果が表れてきていると考えております。
改めてこの間の給与構造改革や事務事業の見直しなど行財政改革にご理解とご協力いただきました市民の皆様、そして血の滲むような思いで行革を推進してきた職員の皆さんに、心より感謝申し上げます。 

しかしながら、元々財政基盤の脆弱な当市の財政運営を考えた時、収入の根幹である市税収入の微減傾向に歯止めがかからないことや平成26、27年度に第二の大量退職のピークを迎えること、老朽化した大量の公共施設を耐震化を含めリニューアルしていかなければならないなど、収入と支出両面にわたり財政には課題が山積しております。

今後も、第4次行財政改革大綱に基づき不断に行革を推進するとともに、第4次総合計画を着実に推進し活力と魅力に満ちたまちをつくることを通して、担税力を高め足腰の強い財政基盤を築いてまいります。

11月23日(水曜)開催予定「東村山市版 株主総会」について

次に、「東村山市版 株主総会」の開催について申し上げます。
4月の市長選挙において私のマニフェストのひとつとして今年度から開催する「東村山市版 株主総会」は、市民の皆様お一人お一人が「自分が東村山市のオーナーである」という意識を持っていただき、新しい自治を確立する一助とするとともに、自治体経営の品質向上を図るため、市民の皆様を東村山市の株主として行う「自治体版 株主総会」です。
無作為抽出による2千人の市民の皆様に案内状を送付させていただき、参加の意思表示をされた方に株主として参加していただきたいと思っております。 
株主の皆様に、昨年度の自治体経営の取り組みや、その成果などを報告させていただき、ご意見・ご提案をいただくとともに、投票により市政の成果に対する評価をしていただきます。
いただいた評価は、15万3千市民の声と捉え、市長の業績評価として私の期末手当の支給額に職員の皆さんと同様に反映させることを検討しております。
「東村山市版 株主総会」は、11月23日の開催を予定し準備を進めております。傍聴席にも限りがありますが、出来るだけ多くの市民の皆様、職員の皆さんに関心をお持ちいただき、ここでスタートします「(仮称)自治基本条例」の策定のための市民会議と合わせ、これからの東村山市を考え、話し合い、公論を興す機会となればと考えております。

「市民産業まつり」50周年に向けて

これから秋が深まり、多くの市民の皆様が参加される市民大運動会、市民文化祭、市民産業まつりなどが開催されます。
特に今年の「市民産業まつり」は、50周年を記念しての開催となります。今年も市役所周辺を会場に「どんこい祭」と同時に11月12・13日に開催いたします。
今年は、東日本大震災の被災地復興を祈念して「がんばろう日本」を掲げ、50周年記念に相応しい「市民産業まつり」となるよう、実行委員会で検討を重ねております。
多くの市民の皆様にご来場いただき、秋の一日を楽しんでいただきたいと思います。
職員の皆さんには、それぞれの行事で市民の皆様との交流の場を広げ、絆が深まるよう努めていただきたいと思います。

結びに、市民の皆様、職員の皆さんのご健勝とご多幸をご祈念させていただき、第3四半期の挨拶とさせていただきます。ご静聴有難うございました。

このページに関するお問い合わせ

経営政策部秘書広報課
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 (東村山市役所本庁舎3階)
電話:市役所代表:042-393-5111(内線 秘書係:3009 広報広聴係:3008)  ファックス:042-393-9669
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