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市民参加記録

更新日:2011年2月15日

市民意見の概要

1 策定委員会議事録

  • 各種市民団体のメンバー・市政モニターなどの市民・事業者と庁内の関係組織の職員からなる策定委員会を設置し、計画案の検討を進めました。
  • 策定委員会は計12回開催しました。(検討小委員会との合同会議を含む)
  • そこで議論された内容を以下に示します。

東村山市都市計画マスタープラン
第1回策定委員会 議事録

1.日時:1998年8月27日(木曜)午後7時00分から9時40分
2.場所:市民センター別館第3会議室
3.出席委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長 
 武 田 哲 男 東村山市都市整備部長
 西 村 良 隆 東村山市生涯学習部長
 (事務局) 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
4.欠席委員:(委員) 大 野 廣 美 東村山市環境部長
5.議事概要

○都市計画マスタープランの位置づけ等について
A委員:東村山市の総合計画にでてくるまちづくりと都市計画マスタープランのまち
 づくりの位置づけについてどうなっているのか教えてほしい。
事務局:本都市計画マスタープランは、東村山市総合計画の下位の計画であり、総合
 計画に即した形で策定を進めていく。また、東京都の整備、開発、保全の方
 針にも枠の中でつくっていきたい。
委員長:計画期間については、総合計画は15年だが、都市計画マスタープランはだ
 いたい20年となっている。そのあたりの整合性は図られている。
○計画の内容について
A委員:都市計画マスタープランは、ハード的なのものだけを検討するものなのか。
 教育等のソフト的なものも必要なのではないか。
事務局:都市計画とは、狭い意味では道路・公園など建設や、用途地域などの規制、
 誘導に関することのように、物的なものを誘導するための計画である。ただ
 し、現在では環境、福祉などの観点からまちづくりを考えることは必要とな
 っており、それらを盛り込むかどうかは自治体によって異なる。それらを盛
 り込む際は、全体像がぼやけないように注意して幅広い視点からのまちづく
 りを考えていく必要がある。
C委員:東村山は歴史ある街なので、市街地の成り立ちなどの歴史についても盛り込
 んでいただければ、計画を議論する上で大いに参考になると思う。多摩湖が
 いつどのようにして出来たのかや、道路や鉄道の計画にしても、現状に至る
 までの歴史が重要ではないかと思う。
事務局:次回までに資料を揃えたい。
A委員:20年後の将来像を描いて、それに向けた整備方針を検討するとのことだが
 20年後の生活行動様式がどうなっているのかを含めて、ソフト面の視点か
 らのまちの姿を考えていく必要があるのではないか。たとえば、東村山駅西
 口の整備の方向性についても後継者がいないなら、外部資本を導入するなど
 の具体的な方法を掲げるなど、“商店街の活性化”にとどまらない整備のあ
 り方を検討してほしい。

D委員:この計画には、ごみ問題について触れていないが、ごみの問題は重要だと思
 う。
○検討のスケジュール等について
D委員:スケジュールでは今後市民懇談会が行われる予定だが、今日の検討事項がま
 だ議論し尽くされていないので、臨時に委員会を開いていただく必要がある
 のではないか。
委員長:今日は資料が多く、説明が中心だったが、委員のみなさんの時間が許せば、
 臨時に委員会を開催し、次回議論したいがどうか。
E委員:商業の位置づけ、ごみの問題、地方分権が進むなかでの自治体のあり方など
 基本的な事柄について共通の認識を持つために、時間をかけて検討する必要
 があると思う。
委員長:第2回委員会は11月の予定であったが、その前に9月か10月にもう一度
 機会を設けたいと思う。ただし、9月の市民懇談会の開催についてはご了承
 いただきたい。
○小委員会との連携について
E委員:小委員会と当委員会との関わりを明確にし、連携がうまくいくように進めて
 ほしい。例えば小委員会の検討内容を委員会に報告したり、委員会から事務
 局を通じて小委員会に検討テーマを設定するなどが考えられると思う。
委員長:事務局で検討されると思う。委員の中で意見をお持ちの方は、事務局へ連絡
 をお願いしたい。

東村山市都市計画マスタープラン
第2回策定委員会 議事録

1.日時:1998 年10月8日(木曜)午後7時00分から9時30分
2.場所:市民センター別館 第4会議室
3.出席委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長 
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 武 田 哲 男 東村山市都市整備部長
 西 村 良 隆 東村山市生涯学習部長
 (事務局) 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
 柿 沼 敬 子 東村山市都市整備部都市計画課主事
4.欠席委員: 金 子 一 男 委員
5.議事概要

○懇談会について
A委員:次回の市民懇談会はどのように進めるのか。
事務局:今回の第1回目の市民懇談会は、都市計画マスタープランとは何か、という
 ことに対する理解に重点を置いた、説明中心の懇談会であった。
 次回は11月29日にタウンウォッチングを行い、東村山のまちづくりを目
 で見てもらい、その後帰ってきて懇談することを予定している。
 また、3回目は2月頃に予定しており、自分の身近な地域に対する意見を持
 ちよって頂き、それについて伺いたい。
 来年度は引き続き懇談会を行い、地域別・分野別の意見を集めたい。
B委員:市民の参加人数が少ないので、広報等を工夫して、人集めをお願いしたい。
C委員:11月29日のタウンウォッチングについては広報がされるのか。
事務局:11月15日号の特集ページで絵画と作文の紹介とともに広報する。カラー
 で紹介するので目立つと思う。
○委員会の傍聴について
委員長:策定委員会を傍聴したいという要望があるので、委員の皆さんにお諮りした
 い。参考として、他の委員会での傍聴に関する取り決めの例を配付した。都
 市計画マスタープラン策定委員会は開催期日が決まっていないので、開催日
 程については事務局へ問い合わせて欲しいという広報になると思う。
A委員:傍聴人が15名以内というのは会場の容量の問題なのか。
委員長:会場の都合によるものである。
D委員:傍聴のご希望は、懇談会の席で出たのか、それとも市に直接あったのか。
事務局:議会質問と市民懇談会の3会場で、傍聴と議事録の公開の要望が出された。
E委員:傍聴を許可すれば、次回から即公開となるのか。もう少し軌道に乗ってから
 が良いと思うが。
C委員:当座の所は議事録の公開でご理解いただくのが良いのではないか。
委員長:都市計画マスタープランは対象とする範囲が広いため、委員の方にも公開に
 対してはご不安があろうと思う。当面は議事録の公開のみというご意見だが
 それでよろしいか。

A委員:市民からの要望に対して、委員の多数決で反対というだけで非公開にするこ
 とを決定して良いのか。それはできないのではないか。どういう理由で公開
 できないかを明らかにしないと、市民が納得しないのではないか。
委員長:会議の公開・非公開についての市の取り決めはなく、各委員会の決定に委ね
 ている。
A委員:それで済ませて良い様な事柄なのか。
委員長:周りに人が居るところで発言するのは確かに慣れが必要である。慣れていな
 いので待って欲しいという意見もあったが、東村山市としては情報公開条例
 を議会に出したところでもあるので、委員会の公開については、いずれ再度
 お諮りしたい。個人的には、秘密でやる内容は基本的にないと思うが、委員
 の総意としてご理解いただくしかない。
B委員:今ここで結論を出すのではなく、傍聴を許可したときに何が問題になるのか
 を、事務局でまとめてもらったらどうか。広く市民に呼びかけてつくる計画
 のPRになるので、会議の公開は良いことだと思う。
F委員:とりあえずは議事録をお渡しし、会議の公開に関しては次回までに事務局で
 案を練っていだたき、公開はそれを詰めてからではどうか。
委員長:次回の委員会でもう一度議題に供させていただくということとしたい。
○「東村山市のまちづくりについての意見、アイデア募集事業」市報掲載作品の選定
 について
事務局:応募された175点の中より、11月15日号市報にカラー2ページで、小
 学生の絵画・作文を10点程度、大人の論文3点程度を掲載する予定があり
 ますので、選定をお願いいたしたい。なお、小学生の作品は応募が多かった
 ので、絵画・作文のそれぞれを検討小委員会等の中で1次選考してあります
 ので、その中から選考を願いたい。大人の作品はボリュームがあるので内容
 を抜粋して掲載をしたい。
 紙面の割付の都合もあるので、選定された掲載順位に若干の変更が生じる可
 能性があることのご了解をいただきたい。大人の作品については、抜粋箇所
 等について、あらかじめ作者の了解を得るようにいたしたい。

○都市計画マスタープランの意義・可能性等について
G委員:都市計画マスタープランの出てきた背景は何なのか。大店法等と関係がある
 のか。なぜ総合計画だけではいけないのか説明して欲しい。
事務局:まず、総合計画との違いについてだが、地方自治法に基づいて各自治体が定
 めるのが総合計画であり、都市計画法に基づいてまちづくりに焦点を当て、
 長期的な視点で整理するのが都市計画マスタープランである。用途地域を始
 め、道路や河川等の計画の拠り所をはっきりさせようということも背景とし
 てある。これらは行政・専門家がつくってきたが、今回は市民参加でやろう
 ということだ。法律で定められたものだけでなく、それ以外の広い意味での
 まちづくりに関しての基本的な考え方を示すものである。
 大店法と直接は関係ないが、以前と比べて都市計画の果たすべき役割が拡が
 っていることは確かである。
委員長:総合計画は市議会の議決を得ている。一方、都市計画マスタープランは議決
 が必要なく、都市計画審議会で審議されるという手続きを踏む。
H委員:都営住宅について今後どのように進むのか、市民からは分からない。現在計
 画されている幹線道路や、建て替え中の都営住宅などについては、今後の検
 討でどこまで変更できるのか。
 また、東村山から秋津にかけての幹線道路を整備したとき、市民にどれだけ
 のメリットがあるのか。
I委員:都営住宅については、懇談会の中でもなぜあんなに高くしたのかという意見
 が出た。今回の都市計画マスタープランの中で位置づければ、現在ある計画
 にも若干の影響はあるかもしれない。
 3・4・27号線についてだが、昭和37年から重要路線として位置づけら
 れており、その認識は現在でも変わらない。この道路を整備することにより
 秋津方面から市役所等、市の中心部へ来やすくなるという利点がある。

J委員:H委員の発言は重要だと思う。既に都市計画決定されたものが変更できるの
 かどうか、事務局の方から説明して欲しい。
事務局:法的手続きを経て決定している都市施設は、ある意味合理性を持っている。
 従って、私権を制限してきたものを簡単にやめることは、実務上難しいとい
 わざるを得ない。ただし、都市計画道路は路線と幅員の変更は困難だが、道
 路の位置づけや整備内容についての提案は可能だと思う。用途地域について
 は割と簡単に変更できるが、あまり変更すると信頼性がなくなる。
F委員:都市計画道路については都市計画区域全体で考えられており、東村山市だけ
 の問題ではない。隣接市についても考慮する必要がある。
委員長:埼玉県の飯能・所沢線を東京都の都市計画では受けておらず、都・県間の課
 題を東村山市が背負わされているという例もある。
F委員:道路の利用形態をこうしたい、という提案はできるだろう。
A委員:最終的に策定委員会が出す結論というのはどこまでなのか。
事務局:都市全体がどういう構造を持てばいいのかを描き、それを実現するために、
 分野別に方針を示すのが一般的である。土地利用のゾーニング図、次に道路
 交通、公園・緑地・河川、防災といった話が来るのが一般的で、今回もほぼ
 そういったまとめ方になるだろう。
A委員:例えば、西武線を立体化するといったようなことはこの委員会で決める権限
 はあるのか。それによってまちの形は大きく変わると思うが。
事務局:「すぐできること」と「できないこと」の間では「関係機関と協議し…」等
 という表現とする場合が多い。物理的にできるのかどうかは、今後の検討課
 題である。

A委員:高架の問題は昔から議論されており、財政面から不可能とされているが、だ
 からといって話を切り捨てては50年、100年後でもできない。みんなの
 総意であればそれを盛り込むことはできないのか。
事務局:市民の意見、各所管課の持っている情報などを整理する必要がある。小委員
 会には関係各課の職員も入っており、そこで情報の整理ができるだろう。た
 とえ20年後に完成できなくても、50年後の完成を目指して、20年後に
 は何かしら着手するという書き方は可能である。
委員長:府中街道の拡幅整備の際、道路が鉄道の下をくぐる形で現在は計画されてい
 る。鉄道の方を立体化するというのは、現状では難しい。
事務局:都市計画マスタープランは背負わされているものが多い。米国のように空地
 がたくさんあれば、市民参加で土地利用計画もつくりやすいが、日本の場合
 は現に人が住んでいるのでそうもいかないのが実状だ。
F委員:鉄道など広域的なものは、市としての希望を述べることはできるものの、市
 のマスタープランには馴染まないのではないか。
A委員:鉄道など既存のものを現状のまま決定づけてしまっていいのか。高架化を前
 提とすれば、話は変わってくると思うが。
K委員:この会議では色々なことを話し合い、それを事務局などで整理していただき
 それをまた話し合うものだという認識であるが。
委員長:その通りで、A委員さんの意見については、現時点ではそういうことも考え
 られるという整理の仕方でいいのではないか。大変難しい課題であると思う
 が、次回までに事務局で実現の可能性等について、検討をしてもらってはど
 うか。
事務局:今回、構造的検討まで含めた実現可能性の整理はとてもできない。しかし、
 道路、鉄道、公園など様々な分野の大まかな方向性の検討をするための資料
 を作成し、議論の材料にしていただこうと思う。
L委員:鉄道立体化だけやって、他のことに回すお金がなくなっても困る。
事務局:総合的な計画なので、幅広い分野の方向性を示しながら、その中で序列を付
 け、重点プロジェクトを立てるというまとめ方になるだろう。

○将来都市像・まちづくりの目標及び都市構造図について
L委員:市では資源循環型まちづくりが重点施策であるとされてきたが、それが現れ
 ていないと思う。「まちづくりの目標」の「これからも住み続けたい快適な
 まち」や「誰もが健やかに暮らせるあたたかいまち」の中に、隠れてはいる
 のだろうが、表に現すべきではないか。例えば、緑の核づくりという考え方
 があるが、ごみを処理し、再資源化して循環するための核があっても良いの
 ではないか。
D委員:AからCの3つの案を早い段階で一つに絞っていくのか、それともこのまま3
 つの案として議論を進めていくのか。
事務局:今決める必要はない。この案に対する意見をいただければ事務局で素案をま
 とめる際に、意見を採り入れていく。
D委員:C案は「すこやかな暮らし」とはほど遠い考え方と思われる。できるだけ会
 議で絞り込んでいく方が具体的な意見が出るのではないか。
事務局:白紙の状態では議論が出来ないと言う意味でのたたき台として出しているも
 のであり、この方向でいくということではない。
B委員:まちの将来像「緑あふれ、暮らし輝く都市」に対して委員の皆さん全員の持
 っているイメージを聞いた方がいいのではないか。
委員長:今回は時間的にここまでしか議論できないが、この委員会は、基本的に全て
 の委員さんからご意見をいただきたいと思っている。
事務局:工程上で委員会のテーマを決めすぎているという反省が事務局内部でもあっ
 た。今年度末に素案という形で市民に示す必要があり、それは委員の皆さん
 の総意にはならない可能性もあるが、来年度も引き続き議論していくという
 方向でご了承願いたい。次回もテーマにこだわらず検討していただきたい。

I委員:B委員から提案があったように、目指す都市像について次回にはご意見をい
 ただき、議論していってはどうか。
事務局:将来像についての説明は前回の資料にあるので、ぜひもう1回読んでいただ
 きたい。また、今日の資料(その3)にまちづくり方針の体系の例があるの
 で、これについてもご意見をいただきたい。
委員長:整理すると、次回は、市が目指す都市像及びAからCの3つの提案とを結びつ
 けたご意見と、資料(その3)についてのご意見をいただきたい。
 次回も今日の議論の続きを進めることとしたい。
A委員:20から30年後の市民の生活行動様式がどうなるのかという視点は、まちづ
 くりを考える上で大切な要素であろう。時間の過ごし方などは予測できない
 が、なにか資料があれば参考にしたいのだが。
 また、その際、今から所沢の様にはなることはできないが、東村山の後進性
 の利点を活かしたまちづくりをしていくべきだろう。
事務局:将来像を考えていく際、どういう社会になっていくかは大切な事柄である。
 未来学者ではないので何とも言えないが、その視点を念頭に置きながら方針
 を整理したい。

東村山市都市計画マスタープラン
第3回策定委員会 議事録

1.日時:1998年11月24日(木曜)午後7時00分から9時00分
2.場所:東村山市役所6階 第2委員会室
3.出席委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長 
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 武 田 哲 男 東村山市都市整備部長
 西 村 良 隆 東村山市生涯学習部長
 (事務局) 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
 柿 沼 敬 子 東村山市都市整備部都市計画課主事
4.欠席委員: 澤 田 泉 東村山市政策室長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
5.議事概要

○委員会の傍聴について
委員長:特に意見がなければ、傍聴可能がよいのではないか。
A委員:市民懇談会を見て、熱心な市民がいることが分かった。市報にも30代で意
 見を持っている人もいる。委員の中に若い人がいれば良いのだが。
委員長:委員は19名としており、増やすことは考えていない。若い人の意見は、市
 民懇談会の場で集約していくことになろう。また、この策定委員会の傍聴人
 でも、場合によってはご発言いただいても良いのではないか。
A委員:この策定委員会を公開して良いと思う。
委員長:本委員会は定例的な開催ではないので、日程については問い合わせていただ
 く形の公開でよいか。
一 同:異議なし
○委員会の位置づけについて
B委員:本策定委員会と検討小委員会との関係は。
事務局:市民懇談会や小委員会での意見や提案を検討材料として、この委員会で議論
 していっていただければと思っている。
○将来像について
事務局:「将来の社会経済と生活像」についての資料説明
 (1)人口世帯構造、(2)産業、(3)価値観、(4)情報化、(5)地球環境問題、(6)ノーマ
 ライゼーション思想、(7)地方分権のテーマ毎に、それぞれ近年の動向、予測
 される将来の姿、予測される将来の生活像を説明(資料は添付の通り)
E委員:人間の活動範囲が広がり、価値観も多様化している。将来像について委員の
 皆さんのできるだけ多くの意見を聞きたい。
 「緑あふれ、くらし輝く都市」という将来像の、「緑あふれ」については、
 八国山緑地、久米川町に広がる農地などがイメージされる。「くらし輝く」
 については、住宅都市という意味だと思うが、住宅都市のあり方はこの都市
 計画マスタープランで明らかにしていくものだと思う。
 東横線沿線、小田急線沿線、東上線沿線など、郊外住宅地も沿線でイメージ
 が違うと思う。東村山市のイメージとはどんなものか。
委員長:基本構想の従前の将来像は長い文章であったが、それを短く表現したものを
 今回の将来都市像としており、内容としては同じものを目指している。

事務局:諸外国と比べて日本は鉄道利用者が多いことから、沿線ごとの住宅市街地像
 を考える視点は興味深いと思う。鉄道が市街化に影響を及ぼしていることか
 ら考えると、今回多摩モノレールができたことにより、環状の人の動きが促
 進されることが考えられる。
F委員:今後は地方分権の進展により、いわゆる「補助金行政」は見直していかねば
 ならないだろう。東村山市が努力して住みよいまち、自活できるまちをつく
 っていく必要がある。その意味で、工場誘致条例の様な財源を確保できる施
 策も考えるべきだろう。
 そうすれば、東村山で働ける場所を作ることにもなり、職住近接で便利にな
 っていくだろう。所沢、立川、吉祥寺などの先進市の動向を見ながら、将来
 を考えていきたい。
 現在の道路網では活性化は難しいと考えている。まず、道路の整備をしてい
 くことが必要ではないか。
 また、高齢化・少子化や自然志向・健康志向の高まりを考えると、今後は公
 園整備のあり方を見直していくことも必要だろう。
G委員:工場の誘致は、従来環境悪化につながると考えられてきたが、現在はそうで
 もない。環境とのバランスが採れた工場の整備ができれば、都市の自立に寄
 与するのではないか。また、20年先を見据えたならば、中核都市を目指し
 た周辺市との合併も考えられるのではないか。
H委員:車中心の道路整備の視点だけでは良くないと思う。また、狭山緑地まで行か
 なくても、まちなかで「緑あふれ」を実感できるまちづくりを望んでいる。
 そういった視点から公園の整備をしていけば、お年寄りも子どもも、「緑あ
 ふれ」を実感できるるまちになる。
I委員:新しく整備された都市計画道路は歩道も広く、弱者にも使いやすくなってい
 る。また街路樹も整備されているが、雑草が茂っている部分がある。空堀川
 も同様である。整備後も、放置せず管理を良くして欲しい。近隣の方が進ん
 で草取りをしているところもあるので、良いまちにしていくためには、その
 点のPRも必要では。

F委員:道路や公園などの維持管理にも相当コストがかかる。小さな児童遊園のごみ
 拾いなどは、近くの自治会でお願いできないだろうか。市民の皆さんもでき
 ることは協力していただいて、その予算を他の財源に使えるようになれば良
 いと考えている。
 また、まちを実際に歩いて気づいたが、垣根を整備することによって、目に
 見える緑が多くなり、緑を実感できるまちになる。
J委員:これからの時代、費用のかかりすぎる建物の整備はやめたい。
 例えば、市民プールは不必要に立派な設備で、維持管理費がかかるのではな
 いか。本町児童館も同様な気がする。
 市の施設は、もっと市民レベルの目線で分散し、身近に、気軽に利用できる
 ものが良いと思う。
 また、今後は文化的なものも大切になってくる。中央公民館は使い易いのだ
 が、利用者が多く、毎月の会場おさえが大変。そのあたりのシステムも考え
 て欲しい。300席ぐらいのホールがほしい。
委員長:公共施設の配置についても、人の流れを考えていくことが大切だろう。
K委員:ちろりん村等を見学してきたが、関心を持っている市民が多くいた。もっと
 ちろりん村の様な施設ができないか。
 また、全生園は市民が使えるようにできないか。
 それから、高齢者もいたわってもらう対象として甘んじるだけでなく、積極
 的にまちづくりに関わっていく意識を持たねばいけないと思う。雑草につい
 ても、自宅の前くらいは自発的に草を取っていただければいいのにと思う。
L委員:現在全生園は国有地となっているが、患者たちが現在の緑あふれる全生園に
 してきた歴史を持っている。東村山市がハンセン病資料館の運営にも関与し
 引き取り手のない患者たちの墓を守っていく気があるのなら、患者は喜んで
 東村山市の取得に賛成するだろう。
 核家族化が進んでいるのだろうが、福祉施設にお年寄りや障害者を押し込ん
 でしまうのではなく、お年寄りや障害者を大切にし、一緒に生活していく東
 村山であって欲しい。

委員長:全生園と共に東村山市は歩んできた。現在は患者さんたちの生活の場として
 機能しているが、将来のことも考えなくてはならない。それには、東村山市
 のビジョンを明確にすることが必要だ。市の予算だけで取得は無理だろうが
 東村山市には通産省の機械試験場跡地を中央公園として整備させた経験があ
 る。市民から全生園の緑を歓迎する雰囲気作りをして欲しい。
K委員:市民みんなでお金を出し合って、全生園を取得するのはどうだろうか。
B委員:商店街の立場としては、実際道路が狭くて困っている。まちづくり研究会で
 も検討を重ねているが、都市計画マスタープランの検討と共に、現実的な対
 応をお願いしたい。
M委員:農業について、平成4年の生産緑地法により、保全する農地と宅地化する農
 地に区分されることになった。しかし、相続が発生すると切り売りすること
 になってしまうため、宅地化農地が追加できるような制度があると良いのだ
 が。また、緑地があると春先は新緑が見られ、市民の皆さんにも喜んでもら
 えるが、秋は落ち葉で大変だ。民間の緑地を維持できる方法を市民の皆さん
 で考えて欲しい。
 ミニ開発に伴い、小公園がたくさんできている。たまり場にならないような
 整備や、大きな公園の整備をお願いしたい。
委員長:開発規模に応じて公園を整備することが法律で定められているが、今後公園
 用地を集約していく事を市民が了解していただければ、大きな公園にするこ
 ともできるだろう。
M委員:経費面も、周辺の方が維持管理に協力をすれば、節減できて良いのでは。
N委員:市民の自発的な取り組みを紹介したい。自分たちのお金で桜を100本以上
 植えている市民の会がある。会員は川掃除や消毒も行っている。

O委員:青葉町では、空堀川の除草やバス停に花を植える活動を自治会の方が行って
 いる。市の支援を少しいただければ、活動も活発化するのでは。
 また、自転車で鷹の道を通るが、怖いと感じる。自転車が楽にすれ違えるよ
 うな道路整備をお願いしたい。さらに久米川、東村山、新秋津駅での駐輪場
 の整備も必要だろう。
 10月1日の市報に市民憲章が載っていた。その主文に謳われたあるべき姿
 を将来像としてまとめていければと思う。
委員長:今回は、自由な意見を出していただけたと思う。
 自立性ある都市(財政)を目指すという話が出たが、久米川町では工場アパ
 ートを整備したものの、入居希望者は半分しか埋まっていない。また、準工
 業地域に都営住宅が建つなど、用途の面での課題もある。
 また、緑については公園・街路樹の整備について意見が出された。維持管理
 に市民の協力が必要だという意見もあった。また全生園の保全、生産緑地に
 関する制度の拡充などの意見もあった。
 商業の活性化に対しては、まず道路整備ではという意見も出された。
 継続で次回も検討していきたいと思う。

東村山市都市計画マスタープラン
第4回策定委員会 議事録

1.日時:1999年1月28日(木曜)午後7時00分から9時00分
2.場所:東村山市役所西庁舎 会議室
3.出席委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長 
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 武 田 哲 男 東村山市都市整備部長
 (事務局) 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
 柿 沼 敬 子 東村山市都市整備部都市計画課主事
 (傍聴者) 岡 山 卓 生 富士見町在住
4.欠席委員: 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 西 村 良 隆 東村山市生涯学習部長
5.議事概要

○議事の進め方に関して
A委員:それぞれの地域・分野について、みんな得意分野を持っている。個々の得意
 分野にしぼって意見をいただきながら議論を進めていってはどうか。
委員長:得意分野の枠をはめず、全体的に意見を出していただいてもよいと思う。
○各整備方針等について
B委員:「2.道路・交通網整備方針」に関して、公害の緩和を目的とした環境にや
 さしいまちづくりが重要ではないだろうか。府中街道、新青梅街道、所沢街
 道の通過交通は問題である。また、都市計画道路の事業執行率は他市より劣
 っている。しかしこれは、埼玉県と丘陵で接しているという地理的条件によ
 るものではないだろうか。それより、もっと身近な生活道路や狭隘道路の改
 善のほうが重要ではないだろうか。農地と住宅地の割合が高い東村山におい
 ては、自動車ではなく、人と自転車の通行を優先した道路整備をするべきで
 はないだろうか。そのためには、行政のほうで要綱などを作って整備を進め
 ていくべきではないだろうか。
C委員:「2.道路・交通網整備方針」の策定委員会の意見(6)の「車依存型社会から
 の脱却」についてだが、この視点での議論を何度繰り返しても、立ち消えに
 なってしまう。府中街道や志木街道は、歩道の真ん中に電柱が立っていて、
 歩道があるのかないのか分からないような状態になっている。また、ガード
 レールが歩道側に張り出している。道路整備の際には、歩道整備に重点をお
 いてほしい。
C委員:「1.土地利用方針」の項で、「それぞれの地域の特性を尊重した」とある
 が、それをどう捉えるのか。耳触りのよい言葉だが、往々にしてうわすべり
 しがちなので、それぞれの地域の個性に対する共通理解が進むような場づく
 りをしていただきたい。また、土地利用ゾーニングの方針の(10)公益施設地区
 についてだが、秋水園も表現として盛り込んでいただきたい。

D委員:本町の都営住宅に関してだが、平屋のころは人が生きている感じがしたもの
 だが、高層になってからコミュニケーションがどんどん希薄になっていて、
 まちづくりにおける「個性」とはなにか考えさせられる。明治学院跡の住宅
 も、意識的に人が集合できる機会を創れるようにしないと死んだまちになっ
 てしまう。また、小さい公園がいくつあっても使われていない。むしろ中央
 公園のようなものが1つ2つあるほうがよいのではないだろうか。中央公園
 ではごみが落ちていない。皆が自分のごみを持ち帰るというマナーが定着し
 ているようだ。
委員長:障害者団体の方々が清掃しているようだ。
E委員:非常に見やすい資料だ。意見もきちんと採り上げられている。ただし「4.
 住宅・住環境形成まちづくり方針」以降は主要意見欄に空白が目立つので、
 その部分が埋まるよう、座長にとりしきってほしい。
 まちへの訪問者にとって、第一印象として残るのは景観だろう。そこで景観
 についても検討していただきたい。
委員長:22ページに景観についての記述が載っている。
F委員:「1.土地利用方針」の策定委員会の意見「(4)全生園の公共的空間としての
 存続」、「(5)募金や基金による全生園買い取り等の工夫」、「(6)農地の切り
 売りを防ぐ施策検討」は今が実行のチャンス。東村山は、ビル化していると
 ころも多いが、農地の残っているところもある。残したいという気持ちを持
 つとの同時に、農業が経済的に成り立つようにしていかないと、市は豊かに
 ならない。東京都では、野菜の供給の30%を都内でまかなっているそうだ
 が、それを50%にまで増やす目標を持っているそうだ。そのことが、農地
 と市民のふれあいにつながると思う。
 また、大きな公園は必要だと思う。小さい公園をたくさんつくってもあまり
 利用されないのではないか。
 さらに、利便性に関しては、今の利便性追求型の生活様式では通用しないだ
 ろう。これからは自然を大切にしなければいけないと思う。
 また、今後は車中心でない道路整備をお願いしたい。

A委員:B委員とC委員の道路のお話では、生活道路の整備が必要ということだが、
 市内の住環境を脅かす渋滞は通過交通が引き起こしており、広域行政的に考
 えるとバイパスをまず整備することが必要ではないだろうか。広域的な計画
 のあとで、生活道路の整備に着手すべきではないか。
 また、東村山駅西口と東口の流れを良くすることなど、大きな視点に立った
 うえで、道路整備を進めることも必要であろう。
G委員:まちの活性化のために重要なことは、若者を育てていくことであろう。押し
 つけの教育だけで、自分の意見がもてないまま、人とのふれあいのないまま
 育てられた子どもが、学級崩壊、校内暴力などの問題をおこしている。たく
 ましく、考え方の柔軟な若者を育てないとまちは衰退してしまう。子どもの
 個性を伸ばすための活動をしているNPOなど様々な団体がそれぞれ活動し
 ているが、行政と連携すればうまくいくのにバラバラでやっている。地域の
 ために、連携するしくみづくりが必要だと思う。文化がなくなると、まちは
 衰退してしまう。文化のあるまちに向けて取り組んでいただきたい。
委員長:まちとしてのイメージが若い人に与える効果は確かにある。そういったソフ
 ト的な部分との連携を、都市計画マスタープランに盛り込んでもいいのでは
 ないだろうか。
G委員:単なる小さな集会場だけでなく、富士見文化センターのような公共施設が整
 備されている。公園をバックにし、公民館、ホールや児童館まで備えた富士
 見文化センターのようなものがたくさんあったらよいと思う。
委員長:富士見文化センターはいろいろな世代が集い、ふれあえるように設計した。
 また、大きな公園へのつながりをもたせるよう、廊下を拡げるなどの工夫を
 している。

G委員:子どもを育てるには、親だけでなく、いろいろな大人が関わっていくことが
 大切だろう。
事務局:従前示した将来都市構造図のなかの、「地域生活核」にその思いを込めてい
 る。既存の商店街をベースにしたショッピングセンター、デイサービスセン
 ターなど福祉関係の拠点、近接した幼稚園と老人ホームなど、ひとがそこに
 集まれる場づくりをイメージしていた。用途地域の変更や、道路基盤の整備
 など、技術的な課題は山積しているが、こうした基本的な考えを示していく
 ことが大切だろう。
D委員:富士見公民館で催し物があった際、車椅子の方に付き添って見に行った。ホ
 ールに入ろうとしたとき、主催者からエレベーターでどうぞと言われたが、
 ホールの入り口に階段があり、そこからではホール内に入れなかった。その
 後、車椅子では1階の一番前からしか入れないことがわかったのだが、そこ
 は主催者側の都合で立入禁止になっていた。設計の時はよく考えられてつく
 られたものが、機能しないことがあり、残念である。
委員長:現在、公共施設についてはバリアフリーへの配慮をした設計がなされている
 のだが。
D委員:扉も二重扉になっていて車椅子だと入りづらい。ハードをつくる際には、よ
 り一層のソフト的な配慮をお願いしたい。
B委員:福祉まちづくり条例というものがどの自治体にもあり、コンビニエンススト
 ア、デパート、病院、集会所などの対象建築物は、それぞれの規模に応じて
 エレベータ・手すりの設置などが決められている。しかし、既存の建築物の
 中には、合わないものもある。今後も改善が求められる部分である。
委員長:東村山でも福祉団体が公共施設の改善度に関する調査結果をまとめている。

H委員:各方面でうまくまとまっている。私どもに関係する商業についても、駅前再
 開発の推進などが書かれている。
 「2.道路・交通網整備方針」の小委員会の意見「28菖蒲園前に臨時駅設
 置」とあるが、商店街としては必要ないと考えている。むしろ、他の地域か
 ら来られたお客さんには歩いてもらって、歴史・文化など、東村山のいいと
 ころを見ていただきたい。
 「3.環境まちづくり方針」の市民懇談会の意見「(15)駐車場のある公園」は
 排気ガスで公園を汚してしまうため、環境にはよくないと思う。また、公園
 緑地の整備・維持管理・河川の親水化等については、市民が一つになって進
 めるのが良いのではないか。
I委員:「1.土地利用方針」の策定委員会の意見「(6)農地の切り売りを防ぐ」とあ
 るが、私有財産であるので、土地の交換等何らかの方策をとらないと、なか
 なか難しいという感想を持った。
 「2.道路・交通網整備方針」についてはA委員の意見と同様、幹線道路を
 他市としっかり連携して、市内を整備していくのがよいのではないか。
 「3.環境まちづくり方針」については、市内にある物納された農地をうま
 く活用していくことができればよいと思う。秋津にあるちろりん村のような
 ものもよいが、予算面や維持管理が大変ではないか。
 「4.住宅・住環境形成まちづくり方針」については、住宅の建設は都営だ
 けではなく民間にも任せれば、まちの活性化を図れるのではないかと思う。
 「5.防災まちづくり方針」については、災害に際し電柱が危険だと思われ
 る。歩道から私有地へ電柱を移設すれば、歩道が広く使えるのではないか。
 「6.健康福祉まちづくり方針」については、ごみの焼却で生じた熱を利用
 した温水を老人施設等にひいてはどうか。
 「7.歴史文化創出まちづくり方針」については、市内の地場産業について
 のPRに力を入れていただけると良いと思う。
 「8.市街地活性化まちづくり方針」については、荷さばき車の入るスペー
 スのないところに店が建っていて、路上で積み込みをやっていたりする。市
 街地整備の際に、倉庫などの流通拠点についても考慮すべきだろう。

J委員:都市像に関してだが、人間も動脈があるからこそ細胞に血が流れていく。都
 市も道路交通の円滑性・安全性が確保されなければ生きてこない。人がいる
 から人が好きになり、まちを好きになる。しかし、ものをつくるときに人間
 くささを入れるのは難しい。今は人間ではないものによって、人間の生活や
 社会が脅かされている。だからこそ人間くささを入れる事を常に意識してい
 くことが大切だと思う。
 家庭が病んでいる現代社会においては、自分が生きていることとこのまちが
 どうなっていくかを結びつけていくことが大切だと思う。こういった「人間
 都市」の考え方が、「緑あふれ、くらし輝く都市」の前に必要ではないだろ
 うか。自分の身の回りのことも大切だが、もっと大きな視点からも考えてい
 くことが大切だろう。
 タテマエで「東村山が好き」と言っている人が多い気がする。そんな中で、
 川の清掃を行っている人もいる。その人たちは本当に東村山が好きなのだろ
 う。それと同時に、人と人とのつながりを大切にしているのだと思う。そん
 なイキイキした生活をおくっている人をみると、すばらしいと思う。

K委員:「2.道路・交通網整備方針」については、通過交通を通す道路なのか、生
 活道路なのか、道路機能の整理が必要だろう。その整理をした後、狭隘道路
 で拡げることが困難ならば、歩行者専用道路や一方通行道路などにすること
 も考えて良いのではないか。また知人で歩道の段差で骨折した人がいるが、
 こうした事故を検証して、状況を少しずつだが改善していくことも良いので
 はないだろうか。
 「3.環境まちづくり方針」については、私たちは年3回川掃除をやってい
 る。下水は整備されたが、いまだに汚い水が出ているところもあり、行政が
 もう少し強く指導してもいいのではないか。
 「4.住宅・住環境形成まちづくり方針」については、緑を植えれば、デザ
 インのダメな建物も隠れてよい。そういう意味でも緑は大事である。
 また、生垣など、助成制度もいくつかあるが、今のところバラバラなので、
 事前に相談に言ったときに、制度が一枚の紙になっていて利用できるように
 なれば、より浸透するのではないだろうか。
 「6.健康福祉まちづくり方針」については、バリアフリーについての記述
 に、さらに商店街のバリアフリーを考えていただいたらどうかと思う。「高
 齢先進地」の巣鴨では、トイレが多く、イス・テーブルも設置され、銀行も
 協力し、トイレも提供するほか、お茶も出してくれる。東村山でも検討して
 いただきたいし、それに対する行政からの支援も必要だと思う。
 東村山市の人口13万9千人として、老人や子どもを除いた、総人口の半分
 の市民に1年に1日だけお手伝いしてもらうと1日190人が何かできる。
 市民のボランティア精神をすくい上げる仕組みができればいいと思う。

L委員:全生園に赴任したてのころの話だが、夏に北の端を歩いた際、極めて蚊が多
 いことに気づき、草刈りをした。すると鳥が来なくなってしまった。それ以
 来、手を入れていない。そうしないと鳥がいなくなり、カラスだけになって
 しまう。カラスの多いまちは、ちっともきれいなまちだと思えないが、全生
 園では、オナガがあらわれるまでになった。
 人間が見た目にきれいなまちと、野生動物がくらせる自然の豊かなまちは違
 う。まちをつくるとき、こうした矛盾が出てくるのは致し方ないことだが、
 せめて鳥くらいは、いて欲しいと思う。
 また、先ほど若い世代の話が出たが、高齢者の視点と若い人の視点、それか
 ら子どもの視点も異なるだろう。その中で皆にとってよいまちを考えること
 は非常に難しいことだと思う。しかし、保育所の子どもが全生園に遊びに来
 ると高齢の患者たちはとても喜ぶ。矛盾をはらみつつ、まちづくりをするの
 ではなく、高齢者と子どもの接点をつくるように、世代を超えた接点や人間
 と自然との接点をつくって解決していくことを考えてはどうだろうか。
委員長:東村山は川が多い。今までは排水機能を優先した河川整備を行ってきたが、
 本来は生物が棲み、共存してきた場所である。全国的にも大きな堰を作って
 しまい、問題になった地域もある。一方、全生園は歴史の中での努力によっ
 て、一定の緑が保存・創出されたという経緯をもつ、他にはない場所だと認
 識している。
M委員:地域福祉計画の中で障害者計画、在宅サービスの問題、地域の保健について
 検討を進めている。そのソフト面を踏まえつつ、中でも施設整備の面に重点
 を置いたものが都市計画マスタープランだと認識しており、両計画の整合性
 を持たせたい。
 保健・福祉・医療の関連でいうと、拠点としての保健福祉センターが必要だ
 と考えている。
 その他、道路の概念を転換してはどうかと思う。例えば国立駅前のような、
 車も通るが歩行者も緑に囲まれているところを通れる、公園的利用のできる
 空間としての位置づけもあるだろう。

N委員:D委員も指摘したが、まちづくりに人間の精神面をどう取り入れていくかが
 大切だろう。人間がまちを作り、そのまちによって人が変わっていくことを
 考えなくてはならないと思う。
 14階建ての都営住宅ができたが活性化したかというと、7時8時になると
 人がいない。14階に住んでいてはタバコが無くても買いに行かないので、
 ふれあいがその分少なくなっている。
G委員の言った、子どもたちとのコミュニケーションについて言うと、今の
 家は玄関から茶の間を通らずに二階へいくように作られている。心理学など
 を活かして都営住宅の設計を考えるのはどうか。
 先ほど前川や北川については川掃除を市民の方たちにしていただいている例
 が出た。市の職員として仕事をしていて、この仕事は我々がやっていいのだ
 ろうか、お返ししたほうがいいのではないか思うことがある。意識改革とい
 う点についてもこの都市計画マスタープランで表現できればと思う。
 地方分権に関していえば、例えば用途地域の変更は現在都で行っているが、
 道路幅員の拡幅や歩道の設置の検討と組み合わせて、将来東村山市でできれ
 ばと思っている。

 道路に関して言えば、東村山市の道路は所沢市だけでなく、埼玉県の車を受
 けているという実態がある。A委員のように、これをスムーズに流せばある
 程度生活道路に流れてこなくなるだろう。アンケートの結果でも、都市計画
 道路と生活道路のどちらかに偏らない、バランスのとれた道路整備が求めら
 れている。道路を拡げるのには時間がかかるので、K委員の言ったように歩
 行者専用とすることも考えてもよいのではないだろうか。
 人間優先の道路は、車椅子でも十分余裕のある歩道の幅が必要だろう。また
 緑も人間優先の道路といえるだろう。緑を植えた歩道を考えるだと思う。
 現在、幅員16mの都市計画道路では、車道を9m位にして両側に3.5m
 の歩道をとっている。道路に植える緑について、桜やケヤキはすぐ育って大
 きくなってしまうため、最近あまり育たないハナミヅキを植えることが流行
 っている。今後は緑を含めた道路づくりを考える必要がある。いままで「ま
 ちにみどりを」だったが「みどりのまち」のほうがインパクトがある。
 参考だが防災について、阪神大震災で幅員が8m以下の道路は50%しか通
 れなかったが、12m以上の道路は全て通れたというデータがある。防災面
 ではある程度の幅員が必要である。
 「7.歴史文化創出まちづくり方針」については、1月16日の新聞にも掲
 載された、市北西部の下宅部遺跡について何らかの表現をするべきだろう。

O委員:例えば都営住宅が平屋だった方がいいという人がいるように、よりよい住環
 境というのは人によって違う。先ほどL委員が指摘した、まちづくりに関す
 るさまざま矛盾をどう解決していくかを皆で議論していくことにつきるので
 はないか。どういう範囲・規模・ネットワークで都市計画マスタープランを
 仕上げるのかが鍵であると思う。
 行政から言うと、約14万の市民それぞれの異なる要求の最大公約数はなに
 かを見つけて税の使い道を考えていくということになる。たとえば、人によ
 って異なる「住みやすいまち」に、どう折り合いをつけていくかが課題であ
 り、そういう意味では土地利用の検討が原点であろう。高層にするのか、そ
 れとも一定の制約をかけるのかということや、市域の20%を占め、現在約
 1700haある低未利用地をどう利用していくのか、という点を議論して
 いく必要があるだろう。
 都市計画マスタープランのテーマはさまざまだが、何をとり、何をすてるの
 か、規模・範囲決めていくことが大切なのではないか。
委員長:様々な矛盾があるのはその通りだが、都市計画マスタープランを考える上で
 は一定の判断をしなくてはならない。
 子どもの成長への高層住宅がもたらす影響が指摘されている反面、住宅の需
 要がある。高さの制限をすることも可能だが、資産を制限することにもつな
 がる。今のような課題は今後も、引き続き議論していきたい。

B委員:建物には建物単位の適用ルールがあるが、都市計画では面的整備やまちづく
 りの規制がある。今まで、縦割りや横の連絡のなさなどから、建築行政と、
 都市計画行政にずれがあったが、様々な改善がなされてきた。その辺りの行
 政からのPRが足りないのではないか。
 「4.住宅・住環境形成まちづくり方針」にも書かれているが「地区計画」
 はこれまでのように行政主体ではなく、住民・権利者主体でルールづくりが
 できる制度である。また先進例をサンプルに検討しても良いのではないか。
 規制だけでは権利者もやりたくない。アメとムチをつかって環境のよいまち
 づくりを推進してはどうか。東村山の例では、後で制度を適応した西武園住
 宅の地区計画などがある。
委員長:制度のPRなどは、便宜上、「9.まちづくり方針実現に向けた方策」に、
 盛り込まれるべきものかもしれない。残りの時間で、空欄の部分について補
 充していただきたい。
B委員:「5.防災まちづくり方針」について、避難場所や経路は住民に知られてい
 るのか。また、公共サインなどで明示されているのか。
委員長:マップを作成・配布し、知らせているが、サインとしての案内はまだ不充分
 である。
E委員:「5.防災まちづくり方針」について、体制の整備の記述があるが、自主防
 災組織の機能を発揮していくことを明記していただきたい。市内に15の自
 主防災組織ができているが、市内全域に広げるのが大きな課題である。
 また、同時に防災倉庫の予算も組んでいただきたい。
 それから、青葉小学校では年2回防災訓練をしている。校庭で訓練したかっ
 たが、段差などの問題があり、はしご車等重量のある車輌は入れなかった。
 青葉小学校のみならず市内の校庭は一時避難場所として指定されているので
 重量車が入れるか点検をする必要がある。
 また、防災安全課の資料で見ると、私の住んでいる地域の危険性は、木造住
 宅・狭隘道路の関係で、5段階で4である。道路を拡げることが難しい所も
 あるので、防災訓練をしているが、方針として示されているように、延焼遮
 断帯は大事である。

C委員:「4.住宅・住環境形成まちづくり方針」に、ダイオキシン対策がでてくる
 が、市民生活を考えるとごみと関連がある。そのため、「3.環境まちづく
 り方針」の循環まちづくりのなかでも是非挙げていただきたい。
F委員:生活習慣病という言葉に代表されるように、予防医学の重要さについても理
 解をしていただきたいし、実行することで将来のコスト削減にもつながる。
 「6.健康福祉まちづくり方針」の中に含めてはどうか。
事務局:間接的になるかもしれないが、車が怖くて外に出られないことが健康を損な
 うことにもなる。道路環境の整備やバリアフリー化、コミュニティーを育て
 る場づくりなどは、健康なまちづくりにつながるだろう。
B委員:優しくするだけが福祉ではないと思う。健康な高齢者もいるので、シルバー
 人材センターのような、生き甲斐を持って働くことができる環境や場もあっ
 てもよいのではないか。
M委員:地域保健計画の大綱の中で、その点について整理している。都市計画マスタ
 ープランでも整理していければと思う。
委員長:こういった課題はハード面だけでは無いので、両方の計画で取り上げるべき
 だろう。
○その他進め方等に関して
I委員:これから市内に入居される方が増えてくると予想されるが、ある程度地域の
 ルールに対して認識をもって入居してほしいと思う。
F委員:ごみの捨て方は、市では指導しているそうだが守られていないのが現状だ。
委員長:行政の方でも、転入の際は市民のしおりを渡したりしているのだが。
A委員:この策定委員会は、例えば私の住んでいる東村山駅西口を具体的にこうしま
 すという方針まで決める機能をもっているのか。
事務局:現時点では全体構想の理念を書いており、その議論をいただいている。その
 点は地域別構想で議論いただきたい。
委員長:どこまで具体的な内容まで触れていくかということに関しては、もう少し進
 めながら考えていきたい。
J委員:最終的に環境について、ポイ捨て禁止条例を作って欲しいといったことまで
 盛り込めるのか。

委員長:西武線の地下化についてもだが、そのような提案や意見はできるかぎり頂戴
 していこうと思う。どのようにまとめるかは、今後検討しなくてはならない
 が。
A委員:今回4幹線の交通量データをいただいたが、どこどこの交通量調査をして欲
 しいというのは言えるのか。具体的には128号線の渋滞で車が裏道に溢れ
 ており、それが生活を脅かしている。西口駅前の調査をしていただきたいが
 費用面等の問題もあるのでどうか。
事務局:新青梅街道については機械で常時測定している。府中街道・所沢街道につい
 ては環境部が年に1回調べている。226号線については久米川駅北口の整
 備のための調査があったため、推計して追加してある。私どもでは、交通量
 調査のための予算は持っていない。
委員長:道路構造で交通を抑制するコミュニティゾーンを、中央公園のまわりで検討
 している。
事務局:言い足りない意見は事務局の方にお願いしたい。今回の意見とそれらをまと
 めたものを次回の案とし、またこれについて各団体にも意見をもとめたい。
 また、E委員からいただいた参考資料を配付する。
事務局:今回の「事務局の考え」を次回から「委員会の考え」としていきたい。

東村山市都市計画マスタープラン
第5回策定委員会 議事録

1.日時:1999年3月23日(火曜)午後7時00分から9時00分
2.場所:東村山市役所西庁舎 会議室
3.出席委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長 
 (事務局) 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
 柿 沼 敬 子 東村山市都市整備部都市計画課主事
 志 村 春 夫 東村山市都市整備部都市計画課技師
4.欠席委員: 澤 田 泉 東村山市政策室長
 武 田 哲 男 東村山市都市整備部長
 西 村 良 隆 東村山市生涯学習部長
5.議事概要

○まちづくりの理念・方針等について
A委員:「9.まちづくり方針実現に向けた方策として盛り込むべき内容」がソフト
 にあたるものなのか。
事務局:1から8の分野別のまちづくりをどういう体制で、どういう方策で推進するの
 かという切り口を変えて表現するのが「9.まちづくり方針実現に向けた方
 策として盛り込むべき内容」である。
B委員:出された意見全てを含めていくと膨らんでいく。最終的に集約する段階では
 削っていく意見もあるのか。
事務局:現時点でもその作業は行っている。核の議論等、意見の分かれるものは、多
 数で合理性のあるものを事務局で選んでいる。また、表現を工夫しているも
 のもある。まだ議論が必要と思われる点についてはご指摘をいただきたい。
委員長:意見を材料として捉えていくという立場である。総合計画策定時も様々な意
 見が出された。それら全てを反映することは難しく、最終的には整理するこ
 とになるのはやむを得ない。
事務局:特に7ページの「市の中心核」・「都市計画道路の沿道イメージ」・「全生
 園のあり方」といった論点がまさに捉え方に差が出るところで、議論すべき
 事柄だと思う。
委員長:都市計画マスタープランに整理するまでに、様々な経緯を踏んでいるという
 事を認識していただきたい。
C委員:東村山市は、郊外にある人口約14万人の都市だという地域的な条件がある
 が、将来の少子高齢化を考慮したとき、都市生活者としてどんなモラルを持
 てばよいかについて、まだ共通認識がないように思われる。
 議論をしていく上で、この街が今後どの様な街になっていくかとか、都市に
 住むことについて共通認識を持っている必要があると思う。その点について
 もう少し話し合った方が良いのではないか。
委員長:都市計画の中でよく使われる「みんなでつくるまち」という考え方はすなわ
 ち市民が共通認識をもってまちをつくると言うことである。前文などで「こ
 ういう考えで都市計画マスタープランを整理しました」という様に呼びかけ
 る形でまとめられればと思っている。

事務局:9ページ以降に分野別のまちづくり方針をまとめてはいるが、共通する理念
 や哲学となるものがあった上で、これらの方針があるべきだと考えている。
 この分野別方針に対する意見の他にも、まちづくりの理念をお話しいただけ
 れば前段に盛り込み、それぞれの分野別方針にも反映させていきたい。
 今後、策定委員会以外の一般市民の皆さんにも投げかけを行いたい。一般市
 民の皆さんは理念よりも、実際に何をするのかという分野別方針に関心があ
 ると思われる。そこで委員会案として、あるいは事務局案として、分野別ま
 ちづくり方針を公表したいと考えている。
委員長:市としては、市民と合意して作った基本構想がある。また、J委員から提供
 のあった市民憲章もまちづくりの理念を示したものとして、都市計画マスタ
 ープランの心の部分で結びつくものである。
B委員:市民が求めるものは具体的な整備方針かもしれないが、基本的な考え方もま
 とめておくべきである。
委員長:具体的な提案の裏には基本的な考え方がある。並行して検討を進めるのが良
 いという考え方もある。
事務局:皆さんのまちづくりへの思いを念頭に置きながらこの方針をまとめた。例え
 ば高齢化社会を考えると、車の移動だけではなく徒歩を考えたまちづくりが
 必要となってくるだろう。そのためには地域生活核が必要であると考えてい
 る。現時点では明文化はしていないが念頭に置いて検討している。
D委員:都市づくりとは換言すると、生活していく上で必要な道路や鉄道、公園など
 の都市機能と暮らしとのバランスをうまくとることだと思う。そういった理
 念を掲げる事も大切だが、理念は一般市民に理解されにくいのではないか。
 実際に東村山に住んで感じている不足点や課題を20年先を見据えて解決し
 ていく方法を考えていけば、自然に将来の都市像へむけた理念が形成される
 のではないか。
委員長:現在検討中の方針を5月の広報に出して、市民の意見を頂戴したいと考えて
 いる。ただし、理念の部分での議論は引き続き検討していきたい。

○核について
C委員:中心核の内の、4つめの核(スポーツセンター近辺)は全体的な考えから必
 要なのか。
事務局:武蔵野線は東村山市内では地下を走っている区間が長い。新駅を設置するこ
 とで東村山の新たな目玉ができるのではないかという意見が以前から出され
 ていた。ここでは長期的なビジョンとして載せている。妥当性については、
 まさにこの場で議論していただきたいと思う。
委員長:市でも、議会でもはっきりとした態度をとっていないのが現状である。市内
 に9駅ありながらも不便であるという地域の声に基づき、以前、新駅設置の
 ための調査を行ったことがある。しかし鉄道側では、駅は各市町村1つしか
 認めないという方針だった。当時としては新秋津から新小平までの駅間距離
 が比較的長いので間に駅をつくる事を将来の課題とした。その後JRが民営
 化されたため、新駅に関してはJR側に利益がない場合は相当の地元負担が
 必要となってくる。現実にすぐ投資をするのは難しいため、多摩北部広域都
 市行政圏で掲げている計画には新駅設置を長期課題として位置付けている。
B委員:現実の可能性はどの程度なのか。
委員長:JR側に費用負担面での魅力がなければ難しいであろう。所沢市では、所沢
 駅と新所沢駅の間に区間が短いが航空公園駅をつくった。これは市街地発展
 のためにつくったもので、ほとんど全額負担と聞いている。また掛川の新幹
 線駅では市民が約30億円負担した。
B委員:栄町の新青梅街道沿いにできれば久米川駅周辺が活性化するのではないか。
委員長:秋津駅と新秋津駅のように駅同士が連絡していないことが、商店街としては
 好まれるということもある。
事務局:今回の都市計画マスタープランでは、実現性にとらわれすぎてもいけないと
 思う。
 今後20年間で着手していくものも盛り込んでおく必要がある。
E委員:恩多町に新駅を設置することで、良好な住環境を破壊しかねないのではない
 か。そこにつくるだけのメリットはないと思う。

F委員:近くに住んでいる人は作って欲しいという要望があるが。
D委員:現実的には核を3つとしているB案が良いのではないか。恩多地域はバス路
 線の充実、市電の復活等によって交通の不便さを補完していけば良いのでは
 ないか。
B委員:B案に決定したのか。
事務局:決定はしていない。ただし、現在の分野別の方針はB案に近い都市構造の考
 え方をもとにしたものとなっている。
事務局:検討小委員会のなかでも、3・4・26、27号線の整備により、駅がなく
 ても、自然に恩多付近に核が出来るのではないかと言う意見もあった。
B委員:将来の高齢化社会の生活様式を考慮しながら、核の議論をする必要がある。
 核への移動の必要性を考えると、パークアンドライド(P&R)や循環バス
 等の対応策が考えられる。
 (注記)パークアンドライド:道路交通の混雑緩和をするため、駅
 まで自家用車で行き、駐車して電車に乗って目的地まで行
 くシステム。都内では練馬区等で実験的に行われている。
C委員:中心核のあり方、将来像の議論が必要だと思う。駅は市と市外とを結ぶ役割
 を持っているし、市民アンケートを行った結果、コミュニティスペースのあ
 る商店街、小売店の多い商店街を望む声が70%もあった。駅前広場はバス
 やタクシーに面積の大部分を奪われているが、駅前にあるべき機能を考える
 と、そういった交通機能のみでなく、徒歩や自転車でぶらりといける場づく
 りと、駅前でなくてはならない施設づくりをすることによって、商店街の活
 性化が起きるような機能が必要ではないか。コミュニティを育む駅でないと
 魅力ある駅にはならないと思う。
 若い人の意見を聞くと、感性が豊かであると感じる。彼らは広範囲を動いて
 いるため魅力を多く知っている。彼らに東村山の印象を聞くと、活気がない
 という返事が返ってくる。また、待ち合わせの場所、集まっていられる場所
 がないという意見もあった。
D委員:核の配置としてはB案が望ましいとしているが、核が持つべき機能は何か、
 またどのように集積をしていけばよいか、の議論はまだではないか。

事務局:9ページに例示しているように、福祉・情報・文化・交流等の機能を考えて
 いる。また、従来の駅前再開発のように大きなビルを建設するイメージでは
 なく、恩多のイーストビレッジのようにコンパクトにまとめ地域生活核をつ
 くっていく方針としている。
D委員:行政サービス機能というのも考えられるのか。
事務局:考えられる。また、今後地域別構想を検討することで、地域毎の核に地域特
 性が出てくる。
D委員:共通要素があって、それに特色を付加する事になるのか。
事務局:その様な形になると思う。
D委員:「核の順序付け」とはどういうことなのか。
事務局:それぞれの核の規模の順序ということである。
B委員:逆に言うと、行政がどこに力を入れるかによるのであろう。
事務局:現在までの議論では順序付けをするのではなく、それぞれの核を個性化して
 いくという意見が多い。
委員長:東村山駅西口広場、久米川駅北口をどの様にしていくかについて、考え方の
 指針があると駅前整備の際に利用できる。
D委員:高齢化もどうとらえるのかで難しい。昔は50歳くらいで高齢者であったが
 現在は定年も伸びる傾向にある。
A委員:東村山には9つの駅があるが、結果的にそれぞれが小さな界隈になってしま
 っている。商店街側から見れば、新駅設置により一層商圏が分散してしまう
 危惧がある。商売をしている人にとってはむしろ駅を減らすくらいの考え方
 でいるのではないか。
委員長:萩山駅のように位置の変わる駅はあるが、一度駅が出来れば駅そのものが廃
 止されたことはないだろう。また東村山の特徴として、市の中央部よりも行
 政界の境付近に駅が多いという面も考慮してはどうか。
B委員:他市に隣接している事を利点として活かせないものか。
委員長:図書館をお互いに融通しあうなど広域行政圏で対応している事務もある。
D委員:駅を中心に核を形成するならば、その核で相当なものが満たされるように整
 備する必要があると思う。そうでないとそのまま電車で移動されてしまう。

F委員:商業活性化のために駅を集約化することは商店街側から見れば好ましいこと
 だが、市外へ通勤している一般住民からすると駅が減らされる事には賛成で
 きないだろう。
D委員:必要な核の配置を決めた後で、その内容については地域住民も交えて考えて
 いく方法でも良いと思う。
事務局:現在検討を進めている計画はマスタープランであり、基本的事項をまとめる
 計画である。細かいことろまで決めては、逆に計画が硬直化してしまう恐れ
 がある。都市計画マスタープランの策定が終わりと考えるのではなく、まち
 づくりの始まりであると考えていただきたい。その後で具体的内容や、詳細
 の検討を進めていく。
D委員:今まで9駅に分散していた現状をふまえると、3つの核を設けて整備を進め
 るという位置づけは良いのではないか。
委員長:核には単なる交通処理の機能だけでなく、多角的な整備方針を盛り込んでい
 ってほしい。
G委員:車社会はやめて、障害者にもやさしいまちづくりの推進を掲げているが、実
 際にけがや障害を抱えたときには、車が必要なことも少なくない。このよう
 な視点に立ち、駅前の整備や駐車場の設置なども必要だと思う。
H委員:久米川駅の南口にあるモザーク通りはいいまちづくりであったと思うが、路
 上駐車や通過交通でゆっくりと買い物が出来ない。何らかの規制が必要では
 ないか。
I委員:モザーク通りは、地元商店街が頑張れば、吉祥寺に匹敵できるようなまちに
 なる可能性はあると考えている。消費者からすると、現在3つに分断されて
 いる商店街が1つになれば利用しやすいと思うのだが。
 また以前、商店街の交通規制について警察と協議したことがあるが、車優先
 を実感した。
J委員:吉祥寺には小さな循環バスが走っている。需要が多く黒字になったそうだ。
 青葉町辺りにもそのような循環バスがあれば、市役所方面に来る際便利にな
 ると思う。新駅をつくるには土地が少ないのではないか。
K委員:3つの核の内の1つである東村山駅の西口は、皆さんに協力してもらいなが
 ら西口界隈にいる自分たちが中心となって、再開発ができればと思う。

○全生園について
I委員:全生園の広さはどれくらいなのか。
L委員:約10万坪、34万平方メートルくらいであろう。
I委員:市ではこのうち、全部を取得することを考えているのか。全部利用すること
 ができれば、公園的利用も施設的利用も両方可能だと思う。
L委員:国も財政状況が厳しいため、本気で全生園取得に向けた東村山の取り組み方
 法を出さねば、取得は難しいと思う。その意味では市民から千円ずつでも集
 めて取得しよう考えは賛成である。
 機能的、空間的に見て、B案がよいと思った。しかし、実際には道の拡幅や
 駅の設置は、民間の土地では簡単には進まないだろう。先行して整備する必
 要があると思う。その面から言うと、全生園は交通の便があまり良くない。
 公園化するにあたり、利便性向上のため全生園の真ん中に道路を通す等の工
 夫は出来ないか。
 全生園は、緑・ふれあい・教育・避難場所として利用できる。単機能の空間
 でなく、機能を有機的に統合した複合的機能を持つ公園としてほしい。
H委員:全生園は可能性のある場所である。公園的利用、施設的利用のどちらかに固
 定して考えがちだが、偏らず、現在住んでいる人の意見を聞く場を持ち、さ
 らにそれを踏まえて市民との検討を広げていくのが良いのではないか。
委員長:東村山中央公園は市民が中心となり、地元利用の意図を明確にしたことで、
 公園、文化センター等として利用ができるようになった。全生園も国を説得
 できる理念が必要となってくると思う。
I委員:全生園については市民の力で取得できるようにしたい。
J委員:全生園に関しては、春の季候の良い時期に市民見学会をやり、引き続いて今
 後の利用を議論しても良いのではないか。
○都市計画道路について
F委員:都市計画道路が沢山計画されているが、道路線上の土地に対して、建築の規
 制はあるのか。
委員長:都市計画決定されている道路用地については都市計画法上一定の建築規制
 (鉄骨造2階まで)がある。
 また、一般の狭隘道路を4mにするということが建築基準法に示されている
 が、なかなか進まない。

○都市計画審議会について
B委員:都市計画審議会に諮るということはどういうことか。
事務局:法律で都市計画マスタープランは都市計画審議会の議を経なければならない
 と定められている。今までも数回、都市計画審議会では話をしており、策定
 委員会と大きな考え方の違いはないと確信している。
委員長:また、議会の議決はいらない事になっている。
○委員会の開催時間について
D委員:冬は夜つらいので、次年度は委員会の時間を変更出来ないか。
委員長:昼間では集まりにくい委員の方もいらっしゃると思い、夜に設定してきた。

東村山市都市計画マスタープラン
第6回策定委員会・第13回検討小委員会
合同会議
 議事録

1.日時:1999年4月27日(水曜)午後7時00分から9時00分
2.場所:東村山市スポーツセンター 大会議室
3.出席委員
 策定委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 武 田 哲 男 東村山市都建設部長
 当 麻 洋 一 東村山市生涯学習部長
 検討小委員:(座長)原 委員(政策室総合計画担当)
 谷 村 委員(政策室財政課)
 星 野 委員(総務部防災安全課)
 伊 藤 委員(保健福祉部介護保険課)
 小 川 委員(環境部管理課)
 (副座長)吉 本 委員(建設部交通対策課)
 尾 作 委員(建設部建設課)
 肥沼(裕)委員(建設部下水道課)
 粕 谷 委員(都市整備部市街地整備課)
 小 島 委員(都市整備部用地課)
 内 野 委員(都市整備部都市計画課)
 肥沼(卓)委員(学校教育部庶務課)
 木 村 委員(生涯学習部図書館)
 高 柳 委員(政策室広報課)
 平 塚 委員(都市整備部みどりと公園課)
 松 本 委員(水道部業務課)
 水 木 委員(保健福祉部福祉総務課)
 市 川 委員(生涯学習部ふるさと歴史館)
 新 井 委員(社会福祉協議会地域福祉課)
 オブザーバー: 高草木 健 次 東村山市政策室総合計画担当主幹
 吉 野 力 東村山市総務部防災安全課長
 事務局: 室 岡 孝 洋 東村山市都市整備部長
 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 當 間 一 則 東村山市都市整備部都市計画課係長
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事

4.欠席委員
 策定委員: 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長 
 検討小委員: 古 橋 委員(市民部産業振興課)
 萬 福 委員(建設部道路課)
 鳥 越 委員(環境部ごみ減量推進課)
5.議事概要
○各委員自己紹介
○小委員会検討経緯報告(検討小委員会座長)
○都市計画マスタープランを策定するにあたっての考え方・思い
A委員:生活に必要な公共施設、道路、緑などのバランスをとるのが都市計画の基本
 であると考える。この都市計画マスタープランでは20年後を見据えてどの
 ようなまちづくりをするのかを考えていくものだが、20年後の世の中では
 っきりしていることは少子高齢化社会の時代が訪れるということである。
 それを踏まえながら、地域の特性を考え、地域に住んでいる人が将来を考え
 ていく事が大切であると感じる。
 東村山市は他市と比べて道路が狭いが、長所としては緑・水辺が豊かという
 ことが挙げられる。そのような地域特性を活かし全体的なネットワークを考
 えていくべきである。
B委員:委員会に参加することで、自分たちの街を自分たちで変えていけるのだとい
 う気持ちになった。まちに対する目がひらかれてきたと感じる。前回の委員
 会までは全生園の緑をそのまま残すことが大切かと思っていた。しかしH委
 員の話を聞いて、緑地という単一の使い方だけで残すのではなく、有機的・
 複合的な使い方、例えば道路も通していいんだということが分かった。
 また、以前全生園のホールを祭りで使いたいと交渉したが、制約が多く結局
 使えなかったことがあった。全生園をもっと市民に開かれた場所にしていけ
 ればと思う。また田無の多摩六都科学館のような文化施設ができればなお良
 いのではないか。

C委員:委員会に参加し、複合的・立体的な街の考え方が出来るようになった。
 私は栄町1丁目に住んでおり、本町の都営住宅に住んでいる高齢者の家事援
 助サービスを行っている。都営住宅の建物は新しく立派であるが、その反面
 中に住んでいる人の様子は建物を見ただけでは全く分からないということを
 感じている。
 地域づくりはコミュニティづくりだと思う。住んでいる人を大切にしたまち
 づくりをしていきたいと考えている。お年寄りから子どもまで誇りを持てる
 東村山にしていきたい。
D委員:私は東村山の将来像「緑あふれ、くらし輝く都市」をいつも念頭に置きなが
 ら、現実のまちづくりをしなくてはならないなと感じている。そこで東村山
 のまちのイメージを若手の多い小委員会のメンバーに聞きたい。若い人たち
 はまちを広い視野で見ており、的確な判断をしていると感じている。「あそ
 この駅で降りる気がしないよね」などという率直な意見の中に、そのまちの
 問題点が見えることもある。
 東村山市に隣接する市には、所沢、清瀬、東久留米、小平、東大和がある。
 本町・栄町に住民は東村山を非常に意識するが、富士見町に住む私たちは、
 小平、東大和も意識するし、そちらの方の施設も利用する。また中央公園に
 は所沢の人も遊びに来ている。そのような意味で、外からみた魅力も考えて
 いく必要があると感じる。

E委員:私が住んでいる秋津には秋水園(ごみ・し尿処理施設)がある。まちには人
 間がいて、生活していればごみが出る。そのごみがどうやって処理されてい
 くのかを考えてこそ、まちづくりが考えられると思う。しかし、そのような
 考え方が秋津以外の住民や環境部以外の市職員に広がっていかない。自分た
 ちの出したごみを収集車が持っていった時点で意識が終わってしまう。5月
 1日に出される市報にはダイオキシン対策などの表現がいくつか盛り込まれ
 てはいるが、より詳細な方針が見えてこない。今後明らかにすべきだろう。
 ちなみに「秋水園の焼却時の余熱利用」という方針が盛り込まれているが、
 私たちの作った秋水園の再生プランでは、ダイオキシン発生をなくすためご
 みを一切燃やさないという理想に向けた考え方をとっており、この方針は今
 後消えて行かなくてはならないものである。
 小委員会でも「ごみ」という視点でまちづくりを考えていって欲しい。
F委員:報告書は良くまとめられている。また、5月1日の市報も市民の方にぜひ読
 んでいただきたいと思う。
 私の関わっている防災の観点から意見を述べたい。自主防災組織で青葉小学
 校への避難訓練をしたが、そこで気づいたのは道路が狭く、電柱、鉢植え、
 放置自転車等が避難の邪魔になったという事である。
 また、自分たちのまちは自分たちで守るべきという原則はあるが、負傷した
 場合は医者にかからねばならない。そのためには、医療機関と防災組織との
 連携が必要になると感じた。自主防災組織が5つから15に増えたが地域的
 にもっと広げなければならないだろう。また、組織同士の連絡、情報交換を
 密にすべきである。
 昨年9月1日の萩山小学校での震災訓練では、他自治体がらの支援があった
 が、それをあてにせず、自分たちのまちは自分たちで守るべきである。防災
 まちづくりの方針の中に「防災組織を増やす」「組織同士の情報交換を密に
 行う」という方針を盛り込んでいただきたい。

G委員:今までの東村山のまちづくりを振り返ってみると基盤整備に財政が使われ、
 文化はあまり省みられなった。しかし、高度経済成長も終わった今、都市計
 画マスタープラン策定のため皆が知恵を絞って将来を考えるということは意
 義のある事であり、まちづくりの本来のありかただと思う。
 例えば私の住む東村山駅西口の活性化の際には所沢駅のまねをするのではな
 く、歴史ある史跡や緑地・河川の自然を活かしていく事が大切だと考えてい
 る。行政が何でも率先してまちづくりをするのではなく、住んでいる人たち
 が自分たちの街は自分たちでつくっていくという「コミュニティの輪」をつ
 くっていく事が原点だろう。今後はこういうまちにしたいからこういう援助
 をお願いしますという様な考え方が必要だろう。
 個々の地権者や地域がそれぞれに持っている資源を活かすためには、長い時
 間がかかるだろうが、地域ごとの理念に基づいたイメージづくりが大切にな
 ってくるのではないか。今後地域別に市民懇談会を開催していく中で、それ
 ぞれの地域らしさを明らかにしていくことになると思うが、委員・小委員が
 地域別に役割を与えられたのは意義があることだと思う。

H委員:前回の委員会で全生園の中に道を通すことは思いつきで言ったのではなく、
 歴史的な経緯から見て発言した。現在は全生園の所で道がとぎれてしまって
 いるが、古い地図などを見ると恩多から清瀬に抜ける道や、秋津療育園から
 青葉町1丁目へ抜ける道がかつてあったらしいのである。新しいまちづくり
 も大切であるが、昔の人が考えていた道を復活してつくることも必要ではな
 いか。
 患者たちも、道路を通すことは全生園を開かれたものにするためも必要だと
 認識をしている。道の両側に緑が見られるような環境をつくって欲しい。
 ほうっておけば、全生園の土地は民間に売却されてしまい、マンション化さ
 れるだろう。どうすれば東村山市がその土地を収得できるのかを考えるべき
 である。それに基づき、しっかりした資金集めを今からすべきである。
 患者自治会でも東村山市の取得のためにお金を出すことも考えている。周り
 に住んでいる市民もどうか協力して欲しい。
I委員:全生園の将来には期待を持っている。全生園の取得のために、市民が運動を
 盛り上げていくことが大切ではないか。
 また、農を大事にする方法を考えなくてはならない。農業は命を育む食べ物
 を生産している。生産者にも希望を与えて欲しいと思う。ごみに関しても、
 ごみ処理や処分の方法だけを考えるのではなく、一人一人がごみの出し方を
 考えなくてはならないと感じている。
J委員:小委員会の議事録を読ませていただくと、様々な分野に細かく議論がなされ
 ている。自分としては、特に商店街活性化、駅前広場の整備を推進して欲し
 いと考えている。

K委員:小委員会の議事録を読むとユニークな意見が多く、若い感性を感じた。行政
 の中で様々な制約があるかとも思うが、出る杭になってしまえば案外打たれ
 ないので、積極的に出て欲しいと思う。
 最近まちづくりの本をみると「元気」「自立」という言葉を目にする。J委
 員も言われたように、商店街が衰退すると文化がなくなってしまう。
 例えば、商店街が衰退すると商店街が支えていた祭りもなくなり、祭りがな
 くなるとつまらない地域になってしまう。そのことが気になっているので、
 川掃除をするなどの仕掛けを考えている。
 また、この都市計画マスタープランを検討していて、自動車をすべて排除す
 るのではなく、必要なところには入れ、必要でないところには入れさせない
 という選択が可能になることが大切だという事を感じた。
 まちづくりは短距離走ではない。早いばかりが良いことではなく、遅れるこ
 とにも意義があると感じている。
L委員:若手職員が中心となっている小委員会では、職務として携わった分野も少な
 く、分からない分野もあるだろう。しかし、分からないことにぶつかること
 は、若手にとって良い経験になるのではないか。
 20年先の予測は難しい。この都市計画マスタープランが、絶えず修正が出
 来るような「柔構造」の計画になればと思う。
 K委員が口にした「元気」という言葉があるが、行政は重い荷物を背負いな
 がらでも、より活き活きとした組織にならねばと感じる。市民の皆さんもま
 ちづくりを担って欲しいと思う。市民の皆さんが元気になって、笑顔輝く、
 くらし輝く街になるようなプランにしたい。
M委員:小委員会に参加して、まちづくりの難しさがますます増してきたというのが
 実感である。街の発展を考えるためには、より広域圏で東村山市の位置づけ
 を考える必要があると感じる反面、もっとミクロの視点も必要かとも思って
 いる。また、都市計画マスタープランは理想や夢を語る場かと思う一方、財
 政課にいる立場上、財政的裏づけも気になっている。しかし、計画を立てる
 上でイメージや美観を大切にしていきたいと思っている。

N委員:この市をディズニーランドのようにしたいという夢のもと仕事に携わってき
 た。ディズニーランドはテーマの異なる地域がいくつかあり、その地域ごと
 にテーマが楽しめ、その中心にシンボルがある。また地域ごとのアクセスの
 途中にも楽しめる。そのような市を目指せたら良いと思う。
 現在、道路整備等の業務を担当しているが、もっとお金をかけないで改良が
 出来ないだろうかと考えている。また財政的に余裕があるなら、都市計画道
 路を整備していきたい。3・4・27号線が完成すれば、府中街道の渋滞解
 消や防災面の機能からも有効であると思う。
 また、八国山や全生園、トトロの森などの緑を活かして、市内を歩いて回れ
 る道が出来れば良いと思う。
 都市計画マスタープランで夢も語りながら、それと並行して、実現しやすい
 身近なまちづくりもやっていければと感じている。
O委員:再開発を担当し、各まちづくり研究会に御世話になっている。D委員の「東
 村山のイメージは」という問いかけにお答えしたい。東村山の問題点として
 は、道が狭く、新青梅街道、府中街道は渋滞が多く不便であるというイメー
 ジを持っており、街路整備が必要だと考えている。一方良い点としては、他
 市と比べて水辺や緑が多いことが挙げられる。水辺や緑が市の外周をめぐる
 ようにあり、小委員会でも水と緑のネットワークを提案した。
 これからは行政主体ではなく、市民主体でのまちづくりを行政がお手伝いす
 るという形でやっていければと感じている。
P委員:街路事業を推進する業務を担当している。現在、シンボルロード(3・4・
 27号線)の整備を進めており、皆さんの意見を頂ければ今後の整備に活か
 せると思う。よろしくお願いしたい。
Q委員:最近、地方分権・住民参加という言葉が言われる。5月の中旬から始まる地
 域別の市民懇談会を楽しみにしている。委員会の皆さんと小委員会のメンバ
 ーが協力して、市民と一緒に都市計画マスタープランを考えていきたい。
 また、この経験を今後の行政に活かしていきたいと思う。

委員長:策定委員会に職員も参加させていただき、策定委員の方も裏方の職員の顔が
 見え、お互い感触がつかめたのではないか。
 しかし、都市計画マスタープランのまとめ方については様々な意見が出され
 たと思う。J委員の言われた商店街の振興などの焦眉の課題もある反面、G
 委員のように長い目でみた地域のイメージを共有することも大切だという意
 見もあった。
 夢を語るだけでなく、東村山市のイメージ、ビジョンをたて、それに向けた
 手法を出来るだけ明らかにすることが出来ればと思う。
○その他
D委員:前回の市民懇談会では参加者が少なかった。市民の参加者を増やす施策を考
 えているか。
事務局:市報でお知らせするほか、以前に市民懇談会に出席した方や、論文に応募し
 た方には開催をお知らせするダイレクトメールを出すこと等を考えている。
 また、ここにお集まりの委員の方々の協力を仰ぎたい。
○都市計画マスタープラン策定のスケジュール等説明(事務局)
○総合計画(中期基本計画)策定のスケジュール等説明(総合計画担当主幹)

東村山市都市計画マスタープラン
第7回策定委員会
 議事録

1.日時:1999年6月24日(木曜) 午後7時00分から9時00分
2.場所:市民センター別館会議室
3.出席委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 (事務局) 室 岡 孝 洋 東村山市都市整備部長
 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
4.欠席委員: 秋 山 克 己 委員
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 武 田 哲 男 東村山市都建設部長
 当 麻 洋 一 東村山市生涯学習部長
5.議事概要

○循環型社会について
A委員:5ページの「東村山らしさ」として「循環型社会づくり機運」が盛り込まれ
 たのは喜ばしいが、表現はどうかと思う。「循環型社会づくり」が提案され
 たのでは。またその循環型社会についての記述は、21ページの一カ所しか
 表現がない。整理をして記述をしてほしい。
事務局:現在は箇条書き的な書き方になっており、今後文章化する際はわかりやすく
 整理したい。
委員長:今後一般廃棄物処理基本計画を策定することになっており、それと連携しな
 がら整理していければと思う。
○将来都市構造図について
B委員:将来都市構造図で、中心核(スポーツセンター)について議論する際、武蔵
 野線がどこを走っているかも大きな意味を持つと思う。地上部だけでなく、
 地下部も表示してはどうか。
事務局:次回までに修正したい。
B委員:将来都市構造図で、隣接地域の駅まで表現はできないか。新小平駅から新秋
 津駅の距離などがわかれば、新駅や新しい核をどこにするか参考になると思
 う。広域的に把握できるように表示したほうがよいのでは。
委員長:多摩北部広域行政圏6市で整備、運営すべき施設として、田無の科学館など
 を管理している。また、大規模公園や葬祭場、道路(重要路線)の整備につ
 いても検討、計画策定を行っている。本計画としては、広域圏との関わり合
 いがどこかで分かるようにするのが望ましいのではないか。
○都道128号線等の道路整備について
C委員:都道128号線について都が事業中であるが、今後どうなっていくのか。
 また、府中街道がどのように整備されていくかについての情報がつかめない
 が。
委員長:都道128号線については金山神社までの拡幅事業を進めているが、それ以
 外はまだ計画はない。3・4・9号線ができても、都道128号線は東村山
 駅まで歩道が広がった方がよい。
C委員:3・4・9号線が整備されれば、そちらが幹線道路となり、都道128号が
 生活道路になると考えられる。一方で現在128号を拡幅しているが。

委員長:3・4・9号線の整備がなかなか進まないなか、市で赤坂道を整備した。地
 元の希望もあり、歩道の設置等を行う都道128号の拡幅事業を進めること
 になった。将来、3・4・9号線ができるから都道128号線に手を付けな
 いというスタンスではない。府中街道の野口橋から先は優先度の高い路線と
 はなっているが、詳細な整備プログラムが明確化されていないし、将来の幹
 線道路としては現在の計画幅員では狭いのではないかという意見もある。ま
 た鉄道との立体交差も現在では道路の方が下をくぐる計画となっているが、
 現実的には難しい。事務局でそのあたりの情報を持っているか。
事務局:道路事業には都と市の役割分担がある。主に通過交通を処理する道路は都の
 事業である。府中街道(3・3・8号線)の野口橋から所沢の境までは22m
 (踏切部は24m)で計画されており、この幅員だと鉄道の下をくぐる構造
 にはできない。踏切部は44から45m、その他の部分は34mで計画を見直
 している。拡幅する部分は全部が車道となるわけではなく、環境保全のため
 の緩衝地帯として考えている。府中街道は第二次前期事業化路線(平成17
 年度までに着手)には入っているが、現在の社会情勢ではどうなるかわから
 ない。また、第二次前期事業化路線には3・4・11号線も入っている。ま
 た将来都道となるであろう3・4・26号線については、都予算で事業が進
 められている。
C委員:道路の整備については市所管事業だけではなく、より広域の都所管事業の情
 報を盛り込んでの検討が必要であろう。また、埼玉側で整備の進んでいる飯
 能所沢線はどうなっているのか。
委員長:埼玉の方では整備が進んでいるため、都としては計画がないが、状況として
 は受けざるを得ないだろう。しかし、受け入れた際の道路構造が複雑になっ
 てしまう。
C委員:東村山市としての発言権はあるのか。それとも都の考え方によって決まって
 しまうのか。都市計画マスタープランの中で市としての考え方をはっきりと
 持つべきだと考えるが。

事務局:市との調整を踏まえて、都が決めることになる。飯能所沢線の受け入れにつ
 いては都市計画決定された路線ではないので、新規の法的な手続きが必要に
 なる。そのため都としては府中街道の拡幅とは切り離して考えたいようだ。
 このように府中街道の整備については様々な問題を抱えており、平成17年
 度までに着手とはなっているが、延びるかもしれない。
○ 武蔵野線のあり方について
D委員:堀割り式の武蔵野線の線路は、埋めることはできないのか。今のままでは秋
 津地域が分断されており、今後シンボルロードが整備されても活性化が難し
 いのではないか。
事務局:蓋をかけることについては、市民懇談会でも意見があったが、軌道敷内にJ
 Rの研修センターの整備が始まったこともあり、さらに難しくなった。
委員長:今までにも蓋をかけて駐車場・駐輪場にしてはどうかという意見はあった。
 線路を地下化するとコストがかかるが、新秋津駅の駅前広場については、市
 が要望して蓋をかけてもらってできたという経緯がある。
○ 産業について
E委員:産業振興についての記述が欲しい。歴史、文化を柱にした観光だけでなく、
 消費活動と直接結びつく産業についての記述をもう少し考えていただければ
 と思う。
事務局:先日商工会と意見交換させていただいた。都市計画マスタープランは緑ばか
 りが重点的に記述されているが、それで市の産業として成り立つのかという
 意見があった。工業部会との意見交換の予定もあり、それらを踏まえ修正、
 充実していきたい。
○市民懇談会のまとめと計画への反映について
F委員:懇談会の意見のまとめを拝見すると、具体的な問題が分かりやすくまとめら
 れているが、これらの市民の意見をどう計画に反映させていくのか。
事務局:次回の策定委員会までに、全体構想、地域別構想の素案をまとめていくが、
 その地域別構想のための材料としていく。また、必要に応じて、全体構想、
 地域別構想の整理をしていきたい。

○生産緑地の保全等について
G委員:この都市計画マスタープランとは直接関係ないかもしれないが、高齢になっ
 て生産緑地の指定を解除したいとき、全部ならはずせるが、一部ならはずせ
 ないということを聞いた。生産緑地法を改正しないと、農地が少なくなって
 しまうのでは。
事務局:農業委員会でも言われているとおり、健康上の理由で営農できなくなった際
 は、買い取り請求ができるが、手続きとして医師の診断書が必要になってく
 る。その際、健康の度合いを農作業可能な面積として医師に判断させること
 は難しい。
H委員:跡継ぎがあれば、生産緑地を残せるのか。また跡継ぎがいなくても、人を雇
 うことができれば農業を続けていくことが可能になるのか。
G委員:人を雇っても生産緑地として残せるが、その家の事情もある。
H委員:生産者が乗り気でないものでは、緑の保全や循環型社会づくりなどの大義名
 分があっても進まないのでは。生産者の立場も考えていただきたい。生ごみ
 の堆肥化も、生産者が望んでいるものを作ることができないと消費者や行政
 がいくらがんばってもだめではないか。
事務局:みなさんがお持ちの様々な思い入れをいただきながら、今後全体構想を文章
 化していく際に極力盛り込んでいきたいと考えている。
○意見の収集と反映について
C委員:今回の資料の商工会との議事録には、重要なことが書かれていると感じた。
 市民懇談会、商工会などで意見収集しているが、それで十分なのか。地域の
 私的な意見に片寄った計画とはならないか。
委員長:事業化の際に、またさらに意見を聞きながら、調整していくことになる。都
 市計画マスタープランの段階では、意見集約にも限界があるではないか。
事務局:限界はあるが、できるだけ聞いていきたいと考えている。来月には障害者団
 体とも意見交換を予定している。

東村山市都市計画マスタープラン
第8回策定委員会・第16回検討小委員会
合同会議 議事録

1.日時:1999年8月10日(火曜)午後2時00分から5時00分
2.場所:市民センター別館 第1会議室
3.出席委員
 策定委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長
 武 田 哲 男 東村山市都建設部長
 検討小委員:(座長)原 委員(政策室総合計画担当)
 谷 村 委員(政策室財政課)
 星 野 委員(総務部防災安全課)
 古 橋 委員(市民部産業振興課)
 小 川 委員(環境部管理課)
 尾 作 委員(建設部建設課)
 粕 谷 委員(都市整備部市街地整備課)
 小 島 委員(都市整備部用地課)
 内 野 委員(都市整備部都市計画課)
 肥沼(卓)委員(学校教育部庶務課)
 高 柳 委員(政策室広報課)
 平 塚 委員(都市整備部みどりと公園課)
 水 木 委員(保健福祉部福祉総務課)
 市 川 委員(生涯学習部ふるさと歴史館)
 新 井 委員(社会福祉協議会地域福祉課)
 オブザーバー: 高草木 健 次 東村山市政策室総合計画担当主幹
 事務局: 室 岡 孝 洋 東村山市都市整備部長
 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 當 間 一 則 東村山市都市整備部都市計画課係長
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事

4.欠席委員
 策定委員: 上 野 美恵子 委員
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 当 麻 洋 一 東村山市生涯学習部長
 検討小委員: 伊 藤 委員(保健福祉部介護保険課)
 萬 福 委員(建設部道路課)
 鳥 越 委員(環境部ごみ減量推進課)
 (副座長)吉 本 委員(建設部交通対策課)
 肥沼(裕)委員(建設部下水道課)
 木 村 委員(生涯学習部図書館)
 松 本 委員(水道部業務課)
7.議事概要
○緑の基本計画説明(A委員)
○地域別まちづくり方針の検討等
<本町・栄町地域>
B委員:本地域は東村山駅、久米川駅の2つの中心核と、市役所周辺の行政の核を合
 わせ3つの核があるほか、本町都営住宅の建替えがあり、人の往来の多い地
 域である。また、新青梅街道、府中街道の幹線道路では交通渋滞がある。そ
 こで、この区域の整備の重要課題としては、久米川駅西の踏切の改善、久米
 川駅北口の駅前広場の整備、府中街道の整備、3・4・10号線の整備によ
 る鷹の道の渋滞解消が挙げられる。
 また、渋滞解消のため鉄道の橋上化、地下化が考えられるが、橋上化すると
 市街地が分断されるため地上を有効活用できる地下化が良いのではないか。
C委員:久米川駅北口は自転車が多い。安心して買い物が出来るようにするため、北
 口駅前への車の進入を防ぐことはできないか。
 また、鉄道は上を通すと地域が分断されてしまうのか。
B委員:個人的には、上を通すと地域が分断されてしまうし、景観上も問題があると
 思う。地下化すれば上部空間を公園等に活用できると思う。
C委員:地上に駅を作り、地下を利用することはどうか。
B委員:構造上の問題があるだろうが、駐輪場などの利用をすることは考えられる。

委員長:久米川駅北口は市としても早く整備していきたい。しかし、新青梅街道との
 接続方法や踏切の改善を残したままでは整備はなかなか難しい。
 また、東村山駅北の大踏切も渋滞が問題であるが、3・4・10号線の整備
 により渋滞が解消されるのではないかと考えている。将来的には鉄道が地下
 化されるのが望ましいが。
C委員:3・4・26号線と新青梅街道との交差点が改良されたが本当に良くなった。
委員長:「すいすいプラン」として都でも交差点改良を進めている。
<久米川・恩多地域>
D委員:本地域には果樹園をはじめ農地が多く観光資源として使えるのではないか。
 そういった物をまちづくり、道づくりに活かしていけばまちが活性化してい
 くのではないか。
E委員:畑が多いのでそれをいかに活用していくかだと思う。ブドウ、ナシ、キウイ
 といった名産を活用して、他市からも人を呼び寄せられれば。
 また、幹線道路が多く計画されているが、3・4・27号線の早期全線開通
 を目指すことが必要である。また、それに伴いスポーツセンター付近の核づ
 くりの推進も必要である。
F委員:恩多辻が渋滞するので、幹線道路の早期開通が望まれる。
 農家は一般の住宅よりも比較的庭なども広く緑も多い。緑を残していくため
 にも農家への支援策を考えていただければと思う。また、物納農地の活用が
 計画にも盛り込まれているが、うまく活用すれば緑が残せるのではないか。
委員長:生産緑地と都市計画との関わりは濃いと思う。都市市民と都市農家の共存を
 考えていければと思う。
事務局:今まで、生産緑地の営農者に故障者がでてしまった場合、生産緑地の指定を
 全部解除することになっていたが、後を継ぐ人がいる場合は一部でも解除で
 きるようにするなど、できるだけ生産緑地を残していきたいと考えている。
F委員:生産緑地の追加指定についても、できるようになると良いのだが。

<秋津・青葉地域>
G委員:緑、自然の保全を基本にしながらも、一部工場が立地している地域があるの
 で、用途地域を明確化したうえで産業を考えていくべきだと感じる。
事務局:既存不適格(注記)の建物を作らないように準工業地域という用途に指定されたた
 め、幅広い用途の建築を容認する地域になっている。しかし、逆に活かせれ
 ば様々なものが立地する面白いまちになっていくのでは。
 (注記)既存不適格:建築基準法の規制からははずれている、
 既に建てられている建物のこと。
H委員:秋津・新秋津駅は、乗降客が多い。現在進められている3・4・27号線の整
 備を、秋津方面からも進めてはどうか。
 また、沢の堀をみどりの散歩道として整備してはどうか。
A委員:駅から歩いて5分で淵の森の雑木林にたどり着く。この立地条件は残しなが
 ら、乗降客の流れをうまく活用するまちづくりが必要ではないか。
I委員:緑を大事にしていくという方針は良いと思う。特に全生園の将来の土地利用
 の在り方を明確化させることが必要である。
 実際に秋津・青葉地域を回ってみたが、現状では道が分かりづらい。3・4・
 13号線ができれば分かり易くなるのではないか。また、鷹の道は接触事故
 が起きるなど危険なので改善が必要である。
 52ページに青葉町3丁目の雑木林の保全について書かれているが、2丁目
 も入れた方が良いのでは。また、同じく52ページで青葉町2丁目は木造住
 宅密集地域なのでそのことを書き加えた方が良い。また、31ページにも同
 様に、密集地域の改善が必要な地域として青葉町を加えてはどうか。
J委員:52ページの再生プロジェクトとは秋水園再生プランと考えて良いのか。
事務局:そのように考えている。

K委員:全生園の問題は差し迫っている。入園者の数が減少していくため、5から6年
 のうちに全生園の緑を独自で維持・保全していくことが困難になってしまう
 だろう。全国のハンセン病療養所の中でも全生園の立地条件を考慮すると、
 市に意志があれば残ると考えられる。東村山市として国有地を自分たちの土
 地にしたいという熱意を持ち、今すぐになにをしなくてはならないかを考え
 るべきである。維持は市民ボランティアに頼らざるを得ないかもしれない。
 全生園は今年で90周年を迎える。全生園の歴史を伝える案内板を設置し、
 是非子どもたちに開放したいと考えている。全生園の緑の保全と同時に、全
 生園の歴史についても語り継いでいかなければならない。
 利用者のマナーが悪く、トイレが壊されたり、ごみが散らかっていることも
 あるが、現在はそれを職員や入園者が片づけている。その辺のところを考え
 て、市として態度をはっきりし、何をすべきか考えて欲しい。そうしなけれ
 ば、荒れ果てた土地になってしまう。
委員長:東村山市は、全生園の所在市であり、発言、行動すべき立場にある。都市計
 画マスタープランの中でも間違いのない扱い方をしていきたい。
<萩山地域>
L委員:落ち着いたたたずまいを求めている住民が多く、静かな住環境は保全して欲
 しいという声が多かった。ただし、防災面で小平霊園へ避難できるように、
 アクセス改善を望む人も多かった。
 また、小平市と連携したまちづくりが必要な地域である。
M委員:地域が線路で分断されており、萩山1丁目は小平市に近く、東村山市という
 印象が薄い。
 また、2丁目は住宅が密集していて道路が狭い。閑静な住宅地は残すべきだ
 が、緊急車両が入れるようにしなくては。
N委員:地域の面積が1.52haと他の地域の半分くらいである。そして、その半
 分以上を霊園、実務学校、小中学校、萩山公園、都営住宅などの公共施設が
 占めているという特徴がある。また、残りを占める個人住宅でも植栽等の緑
 が多い。それらを考慮すると、課題としては防災面での改善の必要性がある
 地域といえる。

<富士見・美住地域>
O委員:比較的、道路が碁盤の目に通っているが、幹線道路と生活道路との役割分担
 が明確でない。府中街道、鷹の道、新青梅街道、東京街道等の渋滞解消のた
 めにも道路の拡幅、交差点の改良が必要ではないか。
 また人の流れが小平、東大和へ行ってしまっているという意見が検討小委員
 会ででた。市内に行くという潜在的なニーズはあるので、東村山駅周辺への
 アクセス改善のため、浄水場や中央公園を通り抜けられるようにできないか
 という意見が出ている。
 他地域と比較し雑木林は少ないものの、中央公園や学校内の緑があるので、
 都市景観としては悪くない。引き続き公園の整備、緑の確保が必要であり、
 具体的には通産省の敷地の有効活用も考えられるのではないか。また公営住
 宅の建替えに伴い、道路の拡幅や緑地の確保をしていくことが考えられる。
P委員:浄水場は、小学校の社会科見学でしか見たことがないという方が多いのでは
 ないか。公共施設でもあり、活用してみてはどうかと思う。
委員長:芝生のスペースの開放などを以前からお願いしているが、飲料水管理の観点
 から見送られてきた。しかし、いずれは開放されていくのではないか。
Q委員:市民へのアンケートでは、富士見は住みやすいということだったが、実際に
 住んでいて新青梅街道で地域が分断されていると感じる。また、西武線の地
 下化は良いアイデアである。地下を通っている水道管等との問題が出てくる
 とは思うが、人の流れを地上でスムーズにするために是非進めて欲しい。
 小平市から整備が進んでいる都市計画道路があるが、その受入体制はどうな
 っているのか。
N委員:第一中学校の側を通る道であるが、道路幅員は既に16m確保されている。
 従来の道路構造ならば車道を9mとするところを、通学路でもあるここでは
 あえて5.5mにしており、歩道と緑の空間を多くとっている。将来渋滞が
 発生し、市民から道路幅員を見直す要望があれば従来の道路構造に変えるこ
 ともあるが、当面は緑地、歩道を現状のままにしていくのが良いのではない
 かと考えている。

R委員:鷹の道の朝、夕の渋滞の解消を交差点改良等の方法でお願いしたい。また、
 空堀川を地域興しに活かせればいいのではないか。
 それから、南北の行き来をもっとしやすくすべきである。トンネルを通すこ
 となどを考えては。
 また、美住リサイクルショップをより面白い場所にし、市民とのパートナー
 シップを発展させる場にすべきであると感じる。
<廻田・多摩湖・諏訪・野口地域>
S委員:自然、文化資源が多く保全するのは勿論であるが、そこへのアクセス道路の
 整備が必要である。また、東へ行くには、鷹の道または大踏切の2ヶ所のい
 ずれかを通らねばならず、何らかの整備が必要だと感じる。
T委員:車よりも自転車、歩行者のための文化施設、資源等のネットワーク化が必要
 である。また、北川、前川の親水化も大切ではないか。
 東村山駅西口再開発に関して、歴史、文化を活かした再開発が必要であると
 いう認識があるものの、具体的なビジョンや方向性はにどうしたら良いのか
 なかなか答えが出ない。西口まちづくり研究会からも意見を頂いて考えてい
 けたらと思う。
U委員:本地域は地形的に見て、丘陵が唯一ある地域である。景色と眺望の良い場所
 というのを活かし、観光客を呼ぶのにふさわしい場所にしてはどうか。
委員長:見られる景観だけでなく、見る景観を指摘したユニークな意見だと思う。以
 前にも八国山、回田小学校に展望台をつくると良いのではないかという提案
 をいただいたことがある。
V委員:八国山はトトロの森のイメージがある。東村山駅からのアクセスを整備し、
 商店街の活性化につなげていければと思う。
 駅前広場の整備がなかなか思ったように進んでいない。東村山の顔として、
 歴史、文化を強調し、久米川や秋津とは違った、西口再開発を進めて欲しい
 と思う。
W委員:自然と歴史・文化資源が多い地域という点ではコンセンサスのとれた地域で
 ある。そろそろ、奈良・鎌倉などのような街にしていきたいなどの将来ビジ
 ョンを打ち出す時期に来ているのではないか。
 また、交通渋滞が多いが、東村山駅西口だけを考えるのではなく、広域的に
 考える必要があると感じる。

X委員:自然を満喫して暮らせる地域である。年間100万人近くの人が訪れる観光
 地としてのPRを積極的にする必要があるのでは。
 東へ向かう道路に関しては、水道道路や八国山から秋津へ向かう道をみどり
 の散歩道として整備することは実行しやすいと思う。3・4・10号線が早
 期実現すると市の中央からのアクセスが良くなるだろう。その整備の際は、
 歩行者・自転車を優先にした遊歩道的なしつらえができればと思う。
 東京都では景観条例ができ、狭山丘陵地帯が指定される予定であるが、都だ
 けでなく、地元の市町村が条例をつくって指導するのが良いのではないか。
 多摩地域では、まだ3市ぐらいしか条例を制定していないが、条例の制定を
 お願いしたい。
委員長:議会でも「まちづくり条例」をつくってはという意見がある。事務局で検討
 して欲しい。
○意見交換
委員長:資料の3ページにある総合計画の記述は工夫してはどうか。また、地域防災
 計画や地域福祉計画もまちづくり計画という言い方をするので、表現を変え
 てはどうか。
 9ページで新しく第4の核として、スポーツセンター付近があがっている。
 久米川駅、東村山駅の核とは違った意味合いがあると思う。各委員さんの意
 見を聞きたいのだが。
W委員:この記述はもう少し残しておいて、最後に必要性を判断しては。
委員長:15ページで高層住宅の建設を抑制するという記述がある。確かに高層住宅
 について反対の意見があったが、さりとて民間の住宅供給との兼ね合いもあ
 る。事務局で整理をして欲しい。37,38ページで「ハコモノ」という記
 述があるが表現を工夫してはどうか。
 また、生涯学習の観点から公民館、図書館、集会施設が利用しやすいように
 ネットワーク化されると良いと思うが、これは都市計画マスタープランの範
 疇からはずれてしまうものなのか。
W委員:都市計画マスタープランとしては表現しにくいだろうが、ソフト面での考え
 方を整理することも大切ではないか。
委員長:40ページにガレリア、パッサージュなどのカタカナ語があるが。

事務局:これらの記述を入れるのが良いかどうかの議論が必要だが、記述する事にな
 れば、注釈を付けたり、事例写真を入れたりしていきたい。
I委員:カタカナ語について、注釈を併記してもらうのは良い事であると思う。
J委員:循環型のまちづくりに関して、秋津・青葉地域と富士見・美住地域だけに記
 述がある。秋水園再生プランでは、全市的に循環型のまちづくりを進めてい
 くという方針であったので、他地域でも循環型まちづくりについての記述を
 して欲しい。
事務局:他地域でも循環型まちづくりについての記述を入れると表現が薄まってしま
 うのではという危惧があった。全地域に記述を入れた上で、2地域に関して
 は更に特色を出すよう表現を加えていく。駅のエレベータ、エスカレータの
 設置についても共通事項として、記述していく。
X委員:15ページの生産研究地区の考え方があるが、準工業地域で、工場が無くな
 った場合の跡地利用を、また工場を誘致するのか、住宅を容認してもいいの
 かについて方向性を整理しておくと良いのではないか。
委員長:工場を集約する目的で工場アパートをつくったが、不景気の影響のためか8
 室のうち4つしか埋まっていないという現状もある。
X委員:これからの市の財政を考えると準工業地域に無公害の工場・研究所を誘致す
 ることも必要では。
W委員:まちづくりに関する条例の制定等を都市計画マスタープラン策定と並行して
 進めてはどうか。都市計画マスタープラン実現のために、効力のあるものを
 考えては。
事務局:条例を例に挙げておられたが、再開発促進地区など具体的な実現のための手
 法を都市計画マスタープランの中では記述していきたい。
事務局:すぐにでも検討が必要なら、都市計画マスタープランとは切り離して個別計
 画の中で記述していくのが望ましいだろう。
Q委員:参考資料1の中の新交通システムが埼玉に延びていたり、飯能・所沢線が東
 京までのびている。これに関して、東京都の計画とは異なるが。
 事務局:埼玉県としてもっている計画をまとめた資料である。

Q委員:今回、鉄道のあり方が議論になった。鉄道の高架化と地下化についてもう少
 し議論した方がいいのでは。道路網については整備方針が書かれているが、
 西武鉄道に対して、もっと意見を言えないものかと感じる。

東村山市都市計画マスタープラン
第9回策定委員会 議事録

1.日時:1999年10月15日(木曜) 午後7時00分から9時00分
2.場所:市民センター別館 第6会議室
3.出席委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 秋 山 克 己 委員
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 武 田 哲 男 東村山市都建設部長
 当 間 洋 一 東村山市生涯学習部長
 (事務局) 室 岡 孝 洋 東村山市都市整備部長
 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
4.欠席委員: 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長
5.議事概要

○策定の経過報告(事務局)
○市民懇談会等について
A委員:市民懇談会の報告があったが、策定委員も参加した市民の数にはいっている
 のか。
事務局:含めている。久米川・恩多地域では、策定委員を除いた市民の数は2名だけ
 であった。
B委員:もっと市民に参加してもらわないといけないのではないか。
委員長:市民の方も忙しかったり、遠くの課題だと考えられているのかもしれない。
B委員:情報は十分に伝わっているのか。
事務局:今回は市報による通知のほか、ポスターを公民館に貼って周知につとめた。
 他市では一人も集まらなかったという例もあるそうだが、だからといって現
 状に満足しているわけではない。
委員長:このような市民参加の場・機会は、総合計画策定の際に市民フォーラムを除
 くと今まではそう多くはなかったといえる。その点では数多くの場・機会が
 設けられたと思う。但し、まちづくりとなるとテーマが広くなってしまい、
 集まって議論する動機付けとなりにくいのではないか。今後も少しずつ積み
 上げていく必要がある。すべての意見がダイレクトに反映される訳ではない
 が、少しずつ反映されると市民も納得できるのではないか。これらは、長期
 的課題としてとらえていく必要があるだろう。
C委員:市民懇談会では策定委員会や検討小委員会とは違った、ユニークな意見もあ
 ると感じた。市民の参加の数は少ないが、それ以上に意義があったのではな
 いか。

○情報化について
D委員:富士見・美住地域で参加したが、参加者の一人が情報基盤の整備によってま
 ちづくりが変わるという意見を述べていたが、イメージがつかめなかった。
 生産機能を誘致する際にも情報基盤があると良いとも言っていたと思うが、
 それらはどうなのか。
委員長:最近は情報基盤が整備されれば、インターネットによって、あらゆるところ
 と接触でき、それを利用して商売もできるという状況になってきている。そ
 の人の意見はそういった電脳社会に対応できるまちになれば良いというもの
 ではないだろうか。
 東村山市でも平成12年度の予算編成はコンピューターで入力することにな
 った。その方は、情報に関するサービスについて、どう考えていくのかとい
 うことを言いたかったのではないか。
E委員:私も富士見・美住地域の市民懇談会に参加したが、これからは生活の中で情
 報が大切になってくるので、その情報をどのように配布していくのか、とい
 うことが言いたかったのではないか。しかし、私個人としては情報化よりも
 コミュニティを作り直すことの方が大事なのではないかと思う。隣人と話を
 しないで、情報だけがあっても仕方がないと思う。若者を含めたコミュニテ
 ィがあった方がいいのではないか。
委員長:行政での情報化としては、住民票発行機械を置いたり、ICカードを住民が
 持って、緊急時に活用するなどの行政サービスが考えられる。また、インタ
 ーネットを市役所でも見られるようにする事も考えられる。
D委員:私も情報化だけではなく、人の心の通ったまちにするほうがよいと感じた。
事務局:防災拠点、情報発信機能を強化すること、地域生活核に情報の端末を置くこ
 と、SOHOの設置などをこの都市計画マスタープランでも挙げている。し
 かし、情報機器の設置はあくまでもコミュニケーション促進の一つの手段で
 あり、情報機器の設置を目的とするのはどうかと思う。最終章に、情報ツー
 ルの活用を盛り込むなどの対応が妥当ではないか。

○武蔵野線の湧水等について
F委員:秋津・青葉地域の市民懇談会の会合に出たときに、気付かなかった点があっ
 た。歩道にベンチを置いて話し合えるスペースがあると良いのではないか。
4-8ページにベンチの設置を入れてはどうか。また、武蔵野線の堀割部分
 の一部から湧水が出ているが。
事務局:ベンチの設置については、4-23ページに盛り込まれている。武蔵野線の
 湧水については、5-17ページに反映されている。
F委員:ベンチを設置する意義は、高齢化対応というだけではなく、知らないもの同
 士が、話ができるなどのメリットもある。
事務局:3・4・27号線の市場の前や緑道には実際にベンチがいくつか置いてある。
委員長:湧水を流量の少ない川に流すなどの活用や、貯留するという発想もあるが。
F委員:低い位置なので、使うとなるとポンプなどの施設が必要になるだろう。
○防犯について
D委員:緑や公園を残すことは非常によい。ただし、自転車道や霊園には街灯がない
 ため、痴漢が出る。防犯に関しての対策が必要ではないか。
事務局:建設省でも、防犯のまちづくりを進めようとしている。またアメリカでは、
 住宅地の道路をあえて行き止まりにして、知らない人が歩いていると怪しい
 と思うような構造にしたりする。ただし、防犯面ばかりが強調されると、殺
 伐としたまちになってしまうため、バランスが必要だろう。
 例えばトイレは、見えないようでいて、死角を作らないような設計をしてい
 る。防犯という視点を都市づくりの中に盛り込んでいく必要はあるが、書き
 過ぎるのは良くないのではないか。むしろコミュニティをつくっていくこと
 が大切であり、都市構造のみで犯罪を抑止していくという考え方は良くない
 のではないか。
委員長:地方にいくと暗いのが当たり前であるが。
D委員:小平霊園でも殺人事件があった。大きすぎる公園も危ないと思うが。
事務局:空堀川沿いに街灯を設置するなど防犯対策についても、市民から意見が出て
 いる。それらを含めて、盛り込んでいきたい。

○若者の意見について
E委員:この策定委員にも若い人がいれば、若者の意見が聞けてよいのだが。例えば
 学校でまちづくりに関する学習に取り組んでいるところがあれば、高校生や
 中学生の意見を入れるのも、良いのではないか。
 自分の子どもたちも駅の色の問題について、大人があんな色彩を許していい
 のかなと話していた。子どもの意見は、案外鋭いものである。他の自治体で
 は若者を集めて意見を聞いているところもある。
事務局:11月25日のまちづくりシンポジウムのパネラーのひとりである三輪さん
 は、第7中学校の子どもたちを指導しながら共にまちづくりを考えている。
 シンポジウムの日程が学校の試験と重なってしまったので、子どもたちは出
 席できないが、学習の過程で作った作品をシンポジウムに出したり、計画に
 盛り込んでいくなどしてきたい。
委員長:昨年にも作文・絵画の募集をした。そこに寄せられた夢、イメージは、おお
 むね計画に吸収しているのではないか。また、計画策定時だけでなく実際に
 計画を進めていくに当たっても、中学生・高校生の意見を聞いていく姿勢は
 大切であろう。
 この都市計画マスタープランの議論を引き継ぐかたちで、総合計画中期基本
 計画の策定が始まっているが、その際にも、作文の募集が予定されているよ
 うだ。

○東村山らしさについて
D委員:2-1ページに、東村山市のまちづくりの基本的考え方として、歴史や文化
 を大事にしていくことが謳われている。ただし、守るだけで、受け身的な感
 じがする。「ふるさと歴史館」では、文化を発信している。図書館・公民館
 を情報発信の拠点とするような考え方も、盛り込んではどうか。
委員長:先日テレビで、板橋区の団地の話であるが、20年近く住民が苗木を育て森
 をつくった結果、今ではバーベキュー広場などに活用され、コミュニティづ
 くりに役立っているという話が紹介されていた。東村山らしさは一言で言う
 と「歴史・文化」だが、田舎的で泥くさくていいのではないかという考え方
 や世の中利便性だけではないよという考えも含まれているような気がする。
D委員:祭りや物産などでまちおこしをしていくという発想があるが、宮城県では、
 公民館や歴史館などを発信地として、芝居を地域の人とつくっていると聞い
 た。子どもから大人まで、多くの市民を巻き込んで作っていく文化があれば
 いいと思う。
A委員:D委員の意見は箱がないと発信できないと言う印象を受けた。それよりもソ
 フトが大切ではないか。
 ある集会所がない村で、寄付された中古のバスを利用してコミュニティ活動
 をしているそうである。知恵があればいろんなことができるのではないか。
 また、文化を守るだけでなく作ることも大切だという意見はおっしゃるとお
 りだと思う。守るだけでは衰退してしまう。守り、育て、作り上げることが
 大切だ。
G委員:ある時、生産に従事している人に、畑を見て1万円札が並んでいると見える
 か、命の元をつくっていると見えるか、何を想像するかと聞かれたことがあ
 った。多くの人は、1万円札に見えるのではないか。
 農産物を作る人は、自分の作った物を多くの人に食べてもらって喜んで欲し
 いと思っているが、私たちはあれが食べたい、これが食べたいと言うばかり
 で、生産者に対する感謝が足りないのではないだろうか。
 先程、東村山らしさの中で泥くささという話が出たが、東村山の畑が減らな
 いように、農の維持に関する表現をより充実して欲しい。

事務局:計画書として全体的にボリュームが大きくなっている。そこで、どこに重点
 を置くかがポイントとなるだろう。全体構想には「重点プロジェクト」を掲
 載する欄を設けており、例えば環境まちづくりの方針のなかで農の活用プロ
 ジェクトを重点とすることも考えられる。
 ちなみに最終的には、様々な写真、イラストを入れていくプレゼンテーショ
 ンを考えている。
G委員:消費者が担う部分もぜひ盛り込んでいただきたい。様々な基準や認証の問題
 で、生産者は忙しいので、一般の市民が担う部分も大きいのではないか。
委員長:市の農業の方向性を明らかにするため、農業振興計画を作ることになってい
 る。ちなみに、東村山市では学校給食に地場産の野菜を使っているが、流通
 に関することも農業振興計画にとっては大切になってくるだろう。ただし、
 都市計画マスタープランにとっては、ソフトすぎるかもしれない。
事務局:多くの人の意見を盛り込んでいるため、ややメリハリに欠けるようになって
 きた。まちづくりシンポジウム以降は、メリハリをつけるように、原案を作
 っていきたい。
G委員:有機農業について盛り込んで欲しい。
H委員:学校給食のために、各学校へ野菜を納入するかたちだと、少量で配達に手間
 がかかる。各校単位ではなく、一つに集約するといいのではないか。
委員長:生ごみの堆肥化も生産に活かされるよう、最終的に農業へ向かわないといけ
 ないだろう。
G委員:地域の野菜を食べて、その生ごみを生産者へたい肥としてかえすのでないと
 意味がない。

○ 1月15日号市報(案)について
事務局:「市報案についての説明」
F委員:ごみの処理施設を分散していくという考え方が盛り込まれていない。現在、
 ごみの分別が良くされているのは、秋津や美住地域である。それは、ごみ処
 理施設などがあるからであると思う。他地域の人は、施設がないため、ごみ
 処理の過程などに関心がないのではないか。ごみ処理施設の分散化について
 の表現が盛り込まれていくと良いのではないか。
I委員:シンポジウムのお知らせについては、字数が多いと感じる。少なくしてはど
 うか。
事務局:もう少し、目立つように修正したい。
F委員:自治会の掲示板に、ポスターを貼ると有効である。自治会長さんに、渡して
 はどうか。
事務局:A2版ポスターを100枚作ることにしている。役所の施設に30枚、店先
 に貼っていただけるよう商工会に70枚を配布しようと考えている。またA
 4サイズのちらしを1000枚印刷し、これまで作品を応募してくれた方、
 市民懇談会に参加された方など関係者700人にダイレクトメールを送るこ
 とにしている。今月中に掲示したり、ダイレクトメールをすることを考えて
 いる。
B委員:この市報は実物もこのように8ページになるのか。
事務局:通常市報8ページと特集8ページで発行される。
B委員:キャッチコピーをもっと大きくしてはどうか。
A委員:I委員の言われるように字が多すぎるのではないか。都市計画マスタープラ
 ンは、全国の自治体で作っているものだよ、とアピールしてはどうか。
 また、マリオン(広報紙)には、依頼すれば掲載してもらえる。活字になる
 と格好が付くと思うので、検討して頂ければと思う。

○まちづくりシンポジウムの開催について
事務局:「まちづくりシンポジウムについての説明」
D委員:以前小平市で、多摩地区のまちづくりシンポジウムを大々的にやったが、そ
 の中に東村山の市長が入っていなかった。もし入っていれば他市と比較でき
 たのではないか。
委員長:ある民間団体が主催されたシンポジウムであり、たまたま東村山市長は声が
 かからなかったようだ。東村山市は、多摩北部広域行政圏を6市で組んでい
 る。6市共同事業のフレッシュコンサートを東村山が幹事で開催している。
B委員:市報が参考資料となるとおもうが、これを「保存版」としてはどうか。
事務局:市報は若干刷り増しをしておいて、会場で渡したい。また、(案)がとれた
 市計画マスタープランの内容についても市報でお知らせすることを予定して
 いる。
事務局:今年の産業祭でも、シンポジウムのPRをしていきたい。

東村山市都市計画マスタープラン
第10回策定委員会・第18回検討小委員会
合同会議 議事録

1.日時:1999年11月12日(金曜)午後7時00分から8時30分
2.場所:市民センター別館第1会議室
3.出席委員
 策定委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員 
 当 麻 洋 一 東村山市生涯学習部長
 武 田 哲 男 東村山市都建設部長
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 検討小委員:(座長)原 委員(政策室総合計画担当)
 (副座長)吉 本 委員(建設部交通対策課)
 小 川 委員(環境部管理課)
 尾 作 委員(建設部建設課)
 肥沼(裕)委員(建設部下水道課)
 粕 谷 委員(都市整備部市街地整備課)
 鳥 越 委員(環境部ごみ減量推進課)
 小 島 委員(都市整備部用地課)
 内 野 委員(都市整備部都市計画課)
 木 村 委員(生涯学習部図書館)
 高 柳 委員(政策室広報課)
 平 塚 委員(都市整備部みどりと公園課)
 松 本 委員(水道部業務課)
 水 木 委員(保健福祉部福祉総務課)
 市 川 委員(生涯学習部ふるさと歴史館)
 新 井 委員(社会福祉協議会地域福祉課)
 事務局: 室 岡 孝 洋 東村山市都市整備部長
 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 當 間 一 則 東村山市都市整備部都市計画課係長
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事

4.欠席委員
 策定委員: 金 田 可 久 委員
 内 野 徳 雄 委員
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 検討小委員: 谷 村 委員(政策室財政課)
 星 野 委員(総務部防災安全課)
 古 橋 委員(市民部産業復興課)
 伊 藤 委員(保健福祉部介護保険課)
 萬 福 委員(建設部道路課)
 肥沼(卓)委員(学校教育部庶務課)
5.議事概要
○まちづくりシンポジウムについて
事務局:「概要説明」
委員長:内容は記録するのか。
事務局:議事録の他、ビデオ録画もする予定である。
A委員:手話通訳は。
事務局:事務局内で検討したが、今回は付けない。
委員長:シンポジウムで映写する写真はどの場所なのか分かる人と、分からない人が
 いる。説明を付けると良いのではないか。
○市報(特集号)について
事務局:「掲載内容説明」
○都市計画マスタープラン素案について
事務局:「修正部分について説明」
○意見交換
委員長:序-3ページの計画の見直しの目標年次について、「変更される場合もあり
 ります」ぐらいの表現が良いのでは。
B委員:役割分担について新しく追加されたが、4-15-2ページで、市民の役と
 して、ごみのリサイクルに加え、減量、分別も明確に盛り込んでおくのが良
 いのではないか。
 また、重点プロジェクトに、秋水園再生プランをあげられないものか。
委員長:重点プロジェクトについては、政策室と調整した方が良いのではないか。
C委員:5-16ページの1行目で、東村山老人ホームに表記を統一してはどうか。
 また、5-18ページ(7)の2行目に誤植がある。また、ハンセン病資料
 館は高松宮記念ハンセン病資料館という表記にしてはどうか。
D委員:高松宮という表記を入れることにより有利になるのなら、入れても良いが、
 無くても意味が通じると思う。
委員長:全生園活用プロジェクトについてはどうか。

D委員:全生園を一周するだけでも1時間はかかる。入所者も道を1本ぐらいは通し
 ても良いのではと考えている。それよりも、東村山市がどうやって全生園を
 手に入れるかを考えなくてはならない。
 今後まず夫婦寮が無くなり、独身寮が残っていくと考えられる。夫婦寮が更
 地にされると考えられるので、そこに東村山市が寄付する形で木を植え、森
 を作っていくことが望ましいのではないか。
 また、市の学芸員をハンセン病資料館に置くことも、全生園を東村山市が獲
 得するためには、良い取り組みだろう。
 入所者が減ってくると、職員も減らされる。東村山老人ホームが最近、入所
 者を受け入れている。最後の入所者まで安心して暮らせるためには、周辺の
 病院と連携して維持していくことが大切だろう。
 これらのことを視野に入れながら、入所者と共に全生園のあり方を考える必
 要がある。
委員長:ご存じの方もいらっしゃるだろうが、先日11月3日に、秋の緑の祭典が開
 催され、全生園に植樹が行われたことを付け加えておきたい。
E委員:4-2ページの低未利用地についての記述だが、「遊休土地・物納土地など
 の低未利用地…」としてはどうか。
委員長:今後のスケジュールについてはどうか。
事務局:当初来年2月ぐらいまで修正が可能だと考えていたが、原案を1月にあげ、
 審議会に諮問し、3月いっぱいまでには答申をあげてもらわねばならないと
 考えている。
B委員:修正点についてじっくり検討したいので、次回の資料を早く届けて欲しい。
F委員:計画をどう進めていくかについて記述される6章は重要ではないかと思う。
 6章はどんなイメージになるのか。

事務局:6章は、目次の次のページにあるように、6-1から4から構成することを考
 えている。
 まず6-1として、ルールをつくって規制誘導するものと、事業実施して推
 進するものというように、施策に応じて推進の考え方が異なることを示した
 い。
 6-2として、大まかなスケジュールを提示することを考えている。より詳
 細なスケジュールについては、中期基本計画、さらには実施計画や単年度の
 予算編成の中で決めて行くべきものである。
 6-3として、4章との書き分けが難しいが、市民・事業者・行政の役割に
 ついての記述を考えている。また、体制づくりの考え方を示したい。
 最後に6-4として、計画策定が終わりでなく、始まりであることを考慮し
 ながら、今後の課題を整理したいと考えている。
○ふるさと歴史館特別展と下宅部遺跡見学会について
G委員:「説明及び案内」

東村山市都市計画マスタープラン
第11回策定委員会・第19回検討小委員会
合同会議 議事録

1.日時:1999年12月13日(月曜) 午後3時00分から5時10分
2.場所:市民センター別館第1会議室
3.出席委員
 策定委員:(委員長) 池 谷 隆 次 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員 
 内 野 徳 雄 委員
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
 検討小委員:(座長)原 委員(政策室総合計画担当)
 (副座長)吉 本 委員(建設部交通対策課)
 古 橋 委員(市民部産業復興課)
 小 川 委員(環境部管理課)
 肥沼(裕)委員(建設部下水道課)
 粕 谷 委員(都市整備部市街地整備課)
 鳥 越 委員(環境部ごみ減量推進課)
 小 島 委員(都市整備部用地課)
 内 野 委員(都市整備部都市計画課)
 肥沼(卓)委員(学校教育部庶務課)
 木 村 委員(生涯学習部図書館)
 高 柳 委員(政策室広報課)
 平 塚 委員(都市整備部みどりと公園課)
 水 木 委員(保健福祉部福祉総務課)
 市 川 委員(生涯学習部ふるさと歴史館)
 新 井 委員(社会福祉協議会地域福祉課)
 事務局: 室 岡 孝 洋 東村山市都市整備部長
 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 當 間 一 則 東村山市都市整備部都市計画課係長
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事

4.欠席委員
 策定委員: 向 芝 新 市 委員
 澤 田 泉 東村山市政策室長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長
 武 田 哲 男 東村山市都建設部長
 当 麻 洋 一 東村山市生涯学習部長
 検討小委員: 谷 村 委員(政策室財政課)
 星 野 委員(総務部防災安全課)
 伊 藤 委員(保健福祉部介護保険課)
 萬 福 委員(建設部道路課)
 尾 作 委員(建設部建設課)
 松 本 委員(水道部業務課)
5.議事概要
○まちづくりシンポジウム結果について
副委員長:委員や小委員の皆さんの協力で成功であったと思う。感謝したい。これを
 きっかけに、良好なパ-トナーシップ構築の第一歩としたい。
委員長:受付を通らなかった方を含めると、約350名の参加があったようだ。
A委員:そのうち行政の数は?
事務局:行政119名、市民164名であった。
A委員:座席についていた人の数はそれほどいなかったように思うが。
事務局:座席は450あるが、裏方に数十人いたこと等により、実際に着席していた
 数は、350名までは届かなかったようであるが。
委員長:落ち葉の問題の指摘など、パネラーの人たちの発言も好評であったようだ。
B委員:三輪さんのまちづくり教育に関する話が興味深かった。20年後は、現在の
 子どもたちがまちづくりの主役となるという話を新鮮に感じた。
委員長:環境問題についても教育の重要性が指摘されるようになってきている。
 また、パネラーの人達が各々の思いを伝えきれなかたのではという声もあっ
 たようだ。
C委員:生の声に対しては跳ね返ってくるものがあったと思う。新井さんの、みどり
 は今落ち葉であるという話なども好評だったようだ。
F委員:わかりやすい例だったと思う。現実的問題として落ち葉の始末は大変である
 が、それができる現在は幸せなのかもしれない。
 なお、パネラーの人たちに時間がたりなかったと思う。
C委員:子どもたちの考え方は柔軟である。7中の生徒達が作成した駅周辺の計画案
 にしてもより広く伝えていき、まち研の場でも議論ができればと思う。

委員長:小学生までは地域に溶け込んでいるのが、中学校になると多忙で疎遠になっ
 てしまうという指摘は重要であったと思う。
D委員:全体としては成功であったと思う。職員と市民との関係も良い面で変わりつ
 つあると感じた。
委員長:ロビーへの写真展示やスライド上映、都市マスクイズ等もあり、個性あるシ
 ンポジウムとすることができたのではないか。事務局にも感謝したい。
副委員長:清瀬市で開発事業に関連しているが、担当窓口で声をかけられた。シンポ
 ジウムにこられたようであるが、評価をいただいていた。
事務局:清瀬市と東久留米市の職員がみえていた。
A委員:市民の人達の市報に対する反応はどうだったのか?
事務局:産業祭の場で、東村山のまちづくりに関してわかりやすいものが初めてでき
 たとの評価をいただいた。一方では、横文字が多すぎる、点字版でも作成す
 るべきである、空堀川の清流を取り戻す会の意向の反映ができていない、高
 齢者に対する配慮がやや足りない、数値分析が足りない等の批判もあった。
 多摩六都の視点で広域的視点で取り組むべきである等、その他建設的なご意
 見も多くいただいた。説明により、多くは納得いただけたと考えている。

○都市計画マスタープラン原案(案)について
事務局:「説明」(前回資料に、第1章・第6章を追加、第2章・第4章の一部を補
 足、その他細部表現を修正したことを説明。第6章については、
 詳細に説明)
委員長:「災害発生時に危険性のある区域がみられる」という第1章での表現等、さ
 らに検討を必要とするものもあるとは思うが、その事を含めて第4章までに
 ついてご意見を。
 第2章に、「夢のある楽しくなるようなまちづくり」が追加される等してい
 るが。
C委員:何章に関連するかはわからないが、全ての前提として、市民意識を高めるこ
 とが重要であると思う。シンポジウムでの様子を考えても、障害者や子供に
 関する議論の前に、健常一般市民の意識を高揚させるにはどうしたらよいの
 かを考えることが必要とされているのはないか。近所づきあいも疎遠になる
 中、参加のための意識向上の方法について議論したい。
A委員:委員として今回は、計画書をとりまとめることで足りるのか? 実現に向け
 た行動までの責任が求められるのか? きれいなものができたのみで終わら
 してはいけないと思うが。
副委員長:設計図を書かなければ何も始まらないため、それをとりあえず描くのが今
 回の作業である。今回は作曲を行えばよく、編曲は今後の課題と考えればよ
 いのでないか。
事務局:今回は憲法を作る作業と考えていたきたい。例えば、基本的人権の尊重とい
 う条文があるが、それをどう実現するのかは憲法議論ではなく、その後実際
 の取り組みの中で行われている。今回についても同様な考え方ができる。実
 現のための責任は、委員の人達のみにあるのではない。プロセスこそ重要で
 あるというプロセスプランニングの考え方に、シンポジウムで第一歩を踏み
 出したと考えられる。

委員長:根元的問題が提起された。例えば商工会の活動と、個々の店舗の行動との不
 整合にみられるように、計画と実際との間には未だギャップが生まれやすい
 のが現実である。市民参加が必ずしも成熟していない現在、パートナーシッ
 プの定義もはっきりしない現在である。ただ、一方ではそれらの芽生えもみ
 られる。事務局にはこうした観点から表現のニュアンスを検討して欲しい。
D委員:「良い計画書」には練り上げられてきたと思う。問題は、それをいかに実現
 するかである。「エネルギー・元気」を引き出し、育てていく仕組みづくり
 であろう。
事務局:計画の実現のためには事業化が必要となるが、従来は行政が主導してきた。
 今後は、計画段階から維持管理に至るまで、ワークショップやデザインゲー
 ム等を工夫しながら、市民・行政のパートナーシップで進めていく必要があ
 る。その過程で市民同士の利害対立が明確になるし、それを乗り越えていく
 ための努力が求められることになる。
委員長:「今回のシンポジウムが第一歩となった」との市民の方からのご意見を前向
 きに受け止めていきたい。欧米に比較してせっかちな都市づくりを行いがち
 な我が国であるが、長期的視点に立つべき面もあるかもしれない。
E委員:市民一般は、私権に関わる事柄になると真剣になるが、都市計画という広域
 の話には興味をもたない現状にある。今回の都市計画マスタープランの誕生
 は、官から民への権限委譲の意味をもつのであるが、民の側に準備ができて
 いない状況であると思う。実現化方策の前提として、民の側の意識改革手法
 が検討されるべきであろう。
事務局:誘導施策の提案にあたっては、そのような考え方を踏まえて行っている。市
 民参加の促進にはアメとムチの両面が必要である。アメとしては、楽しくな
 るようなコンテストや、デベロッパーも誇りをもって働けるような表彰制度
 の導入を、ムチとしてはまちづくり教育の充実を記載している。他に良いア
 イディアがあればいただきたい。
C委員:計画書をわかりやすくするため、イラストを盛り込んではどうか。それによ
 り、市民が参加せずして町は良くならないことを示したい。
委員長:第6章も含めてご意見を。

F委員:市の今昔の写真は非常に興味深かった。写真コンテストの実施を検討すると
 良いと思う。
委員長:市としての定点撮影の現状は?
G委員:広報課の事業として3年に一度同じ箇所を撮影している。今後は市報等でお
 知らせしていきたい。昭和39年前後からの写真がある。
F委員:市民からも募集したらよいと思う。
事務局:本計画の最終デザインにあたっては、イラスト、市民意見の例の他、写真に
 ついてもふんだんに盛り込んでいきたいと考えている。これにより、実現化
 に向けた推進力の一助ともなると思う。
H委員:障害者の歩ける道路整備も重要であるが、ソフトな面も含めて障害者と共存
 できるまちづくりを目指すべきである。知的障害者の施設さえも排除してし
 まい引率者による管理を要求するような現状を改善したい。まちづくり教育
 にあってもノーマライゼーションの視点は極めて重要である。
I委員:策定済みの緑の基本計画の中でも実現化方策の項を設けており、「みどりの
 楽校」という組織の設立を打ち出している。計画策定時の市民会議を継続し
 ており、現在その実現に向けた準備段階にあることをお知らせしたい。これ
 は、誰でも参加が可能な開かれたものとし、テーマによって先生が変わるよ
 うなものとすることを考えている。
J委員:緑に関する苦情電話があるというが、その内容はどのようなものか?
I委員:落ち葉と日照に関する苦情は毎日のように寄せられる。今後は、落ち葉の清
 掃についても所有者に任せず、ボランティアで取り組もうというのも、この
 学校の目標の一つである。
委員長:今日のご意見により、とりまとめに向けた材料は概ね揃ったと思う。事務局
 にはその作業をお願いし、次回の委員会では、現在の原案(案)の案がとれ
 るように議論をお願いしたい。

東村山市都市計画マスタープラン
第12回策定委員会 議事録

1.日時:2000年1月18日(火曜) 午後7時00分から8時30分
2.場所:市役所西庁舎 会議室
3.出席委員:(委員長) 澤 田 泉 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 秋 山 克 己 委員
 武 田 哲 男 東村山市都市整備・建設部長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 当 麻 洋 一 東村山市生涯学習部長
 (事務局) 市 川 守 東村山市都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 東村山市都市整備部都市計画課長補佐
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
4.欠席委員: 室 岡 孝 洋 東村山市政策室長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長
 大 野 廣 美 東村山市環境部長
5.議事概要

○人事異動による市側委員の変更について(委員長)
○修正点について(事務局)
○修正点について
A委員:図表が差し替わるということだが、凡例が小さく分かりづらいものもある。
事務局:現在白黒でコピーしているため、わかりにくいものもある。最終的にはカラ
 ーで見やすくなると考えて頂きたい。
B委員:1-5ページの市街化の度合いは必要か。
事務局:この資料は土地利用現況調査から持ってきたものである。土地利用を示すも
 のとしては航空写真の方が良いかもしれない。今の時点で議論するよりも、
 4月の段階でデザインを含めて、より見やすい図面について検討したいと考
 えている。
○ 人口推計の掲載について
委員長:事務局から、都市計画マスタープランとして20年先の人口推計はせず、総
 合計画の中で示すという方向がしめされたが、それでよいか。
一 同:異議なし。
○近隣市を含めた広域的な視点での表現について
C委員:道路網・公園緑地に関する広域図が盛り込まれるということだが、鉄道の中
 に多摩都市モノレールも入るのか。
事務局:事務局内部では多摩六都、所沢市、東大和市を中心に考えていたが、入れる
 ことについてはやぶさかではない。
委員長:昨年7月の分権法の可決により、市町村合併が促進されている。首都機能の
 議論も関連して、今後5から6年の間に動きがあるのではないかと考える。
D委員:多摩六都での意見交換はどの程度行われているのか。
委員長:図書館等の相互利用はすでに行われている。また、多摩六都科学館につづく
 施設についても検討中である。
 道路整備に関しては、広域調整を行っている。また、保谷・田無では合併に
 向けた議論が進んでいるところである。
D委員:多摩六都での意見交換の拘束力はどの程度あるのか。
委員長:地方自治法に基づく協議会を設置して議論をしており、全生園を残していく
 ために、どうやって機能分担していくかなどの立案機能をもつものである。
 協議会で合意すると、道義的責任は生ずると考えられる。

○役割分担部の文章表現について
E委員:「参加しましょう」といった呼びかけ的な、やさしい表現だが、事務局内で
 は他の表現はなかったのか。
事務局:先日の小委員会での意見を総合すると、「~します」とするにはまだ十分な
 市民参加が得られていないので、「しましょう」でも良いのではという意見
 であった。
委員長:分権の視点で考えると、地区計画という制度がある。高さ制限などが市民側
 からまちづくりに積極的に働きかけることができるシステムである。従来は
 公共財についての計画が多かったが、今回は市民参加で私有財についても表
 現をしている計画である。
事務局:「東村山としてはこうしたい」ということを表現するのがこの計画である。
 この東村山は市を指していたり市民を指していたりする。「~しましょう」
 ではなく、「~します」としても良いが、全市民が参加したわけではないこ
 とを考えると、今回はこのような表現にして、将来的には「~します」とな
 れば良いのではないかと考える。
B委員:確かに、「~します」という表現では、自分の知らない間に何か決まったの
 かと考える人もいるだろう。「~しましょう」なら良いのではないか。
F委員:4-5ページの市民の注釈に「事業を営む人たち」とあるが、「事業に従事
 する人たち」と変更しては。
事務局:指摘の通り修正したい。
○「はじめに」について
G委員:小委員会では「はじめに」の表現が硬いという意見もあったが。
事務局:小委員会では賛否両論あったので、委員会でも検討していただきたい。
E委員:格調高すぎるという気もする。真鶴町の「美の基準」も格調高いが。もう少
 し練っていただければと思う。
事務局:表現方法については、この文章を委員会名で出すのか、市長名で出すのかに
 もよる。市長挨拶とのかねあいを含めると、まだ議論が必要だろう。しかし
 都市計画法18条の2の理念に基づく住民参加をしてきたとするならば、検
 討に値すると考えている。ただし、事務局の独善になっても良くないので議
 論を頂きたい。

H委員:哲学的で、心に迫る表現で良いと思ったが、「美人」が女性を連想させる言
 葉なので、引っかかる。
 また「1人の天才が描いた…」は詩的な表現であり、一般の人に対する呼び
 かけとしてはどうかと思う。
 「独善があるかもしれない」という表現があると、市民としてはこの計画を
 独善的な計画だと捉えてしまうのではないか。
 「その第一歩」は何を指すのか曖昧なので、表現を工夫してはどうか。
事務局:皆が気に入る文章では注目されないので、従来の行政計画の文章表現の枠を
 超えて、あえてつっぱった表現にしていることをご理解いただきたい。
G委員:都市を美人と形容しているが、女性について表現しているわけではないので
 は。
J委員:2行目からの文章の「醜悪で魅力がなく…」ように、あえて否定的な捉え方
 をしなくても良いのでは。
B委員:「はじめに」を読んで、良いと思った。従来の行政の挨拶文ではこのような
 表現をしたものはなかった。用語の不適切な部分だけを修正して載せてはど
 うか。
C委員:「市民に参加してもらいたい」という思い入れのこもった、良い文章だと思
 った。まちづくりにあなたが参加しないとだめですよと、おどしをかけては
 どうか。地震が起きたときなど、人ごとではないということを盛り込むと良
 いのではないか。
I委員:もう少し時間をもらって、意見を募ってはどうか。
委員長:今日の議論のニュアンスをとらえながら、事務局も修正案を出して欲しい。
E委員:次回までに自分たちの思い入れを持ち寄ってはどうか。
事務局:市民参加で策定を進めてきた計画なので、今までとはちがう表現をしていき
 たいと考えている。ただし、マイナスに読みとられては、いけないと思って
 いる。2月、3月には策定委員会が開催されないので、修正案を送り、それ
 に対する意見を募るという方法ではどうか。
D委員:「はじめに」を含めて答申するのではないのか。
事務局:この部分についての論議はあまりされなかったので、答申からははずしたい
 と考えている。

委員長:都市計画審議会から市長に答申される時もまた1つの区切りであるが、策定
 委員会としては市長へ提言する段階が、1つの区切りと考えて良いだろう。
E委員:来週月曜日の市長に渡す際は、入れるのか。
事務局:事務局としては入れたいと考えているが、委員の意見もあるので。
J委員:諮問の内容からは、はずしてもよいのでは。
事務局:「はじめに」の考え方が、市民等の役割や、6章の推進方策とつながる重要
 な部分であると考えるのだが。
委員長:策定委員会の思い入れを示すものとしてあっていいのではないか。
C委員:気になる文章があることにより、都市計画審議会でも議論を起こす材料とな
 るのでは。
委員長:「はじめに」を含めて、市長に渡してもよいか。
一 同:異議なし。
事務局:「美人」の表現を変えるとして、何か良いアイデアがあるか。
J委員:女性施策の担当所管としては、「美人」は女性を連想させるため、換えた方
 がよいと思う。
C委員:「美人である」を「美しくある」にしてはどうか。
委員長:今日の議論をふまえて、細かな表現については事務局一任でよいか。
一 同:異議なし。
○その他
D委員:6-9ページの財源確保についてだが、財源が厳しいことは予想される。委
 員会としては「主要課題として認識」するだけでよいのか。それ以上踏み込
 むことはできないのか。
事務局:事務局としては、財源については中期以降の総合計画の範疇であると考えて
 おり、表現はこの程度が適当ではないかと考えている。
B委員:6-1ページの(3)に、「財政状況が厳しい現状などを考えるとほとんど
 不可能です」とあるが「きわめて厳しい状況」ぐらいの表現が良いのでは。
事務局:「一朝一夕」を「すべて」に直して、表現を修正したい。
A委員:5-11ページの「循環型社会」の表現は、「資源循環型社会」として欲し
 い。
事務局:全地域統一して修正したい。
H委員:4-4ページに誤植があるので修正を。
委員長:気づいた点は引き続きご指摘いただきたい。

東村山市都市計画マスタープラン
第13回策定委員会 議事録

1.日時:2000年5月12日(火曜) 午後7時00分から9時00分
2.場所:市民センター別館 第3会議室
3.出席委員:(委員長) 澤 田 泉 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 市 川 暢 男 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員
 内 野 徳 雄 委員
 室 岡 孝 洋 東村山市政策室長
 小 島 功 東村山市環境部長
 武 田 哲 男 東村山市建設部長
 杉 山 浩 章 東村山市生涯学習
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 (事務局) 大 野 廣 美 東村山市都市整備部長
 小 嶋 博 司 東村山市都市整備部次長
 宮 川 光 夫 東村山市都市整備部都市計画課長
 當 間 一 則 東村山市都市整備部都市計画課係長
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事
4.欠席委員: 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長
5.議事概要

○新策定委員委嘱及び新事務局職員紹介(委員長)
○これまでの経過と今後の予定について(事務局)
○都市計画審議会答申について
事務局:「内容説明」
副委員長:「界隈性」は良い言葉であり残してはどうか。
A委員:この場で答申結果に反論できるのか。
委員長:大枠をくつがえすことはできないが、より充実させる観点からご意見をいた
 だきたい。
B委員:「界隈性」は修正の必要はないと思う。
事務局:「界隈性」という言葉に関しては都市計画審議会で議論された。
コンサルタント:界隈性に「にぎやかさ」という意味があるのかどうかにより、文章
 表現は異なってくると考えている。検討したい。
C委員:「界隈性」という言葉自体が不自然な表現であると思う。もとの事務局原案
 の表現の方が良かったのではないか。5-6ページは修正するべきである。
副委員長:都市計画審議会のメンバー構成について教えて欲しい。
委員長:4月に法律に基づく新組織となった。本委員会の市民委員にも参加いただい
 ている。
A委員:都市計画道路名称とその位置がわかりにくいため工夫して欲しい。
事務局:最終ページを折込み形式とし、道路図面や全体構成がわかるような工夫を行
 いたい。
A委員:人口データ等は最新のものに改めるのか。
事務局:最新のデータにしたい。
A委員:土地利用現況に関する図面が掲載されているがわかりにくい。
事務局:これを含めて写真に差し替える等の工夫を行いたい。
委員長:昨年度の事業結果と考えると、データ修正は行うべきでないかもしれない。
 事務局で検討して欲しい。
D委員:よく詳細にわたって修正されたと思う。
委員長:今後の進め方について問題はないか。
一 同:異議なし。
○今後のまちづくりの展開について
コンサルタント:「資料説明」
○今後のまちづくりの展開について
委員長:これについては次回のテーマとしたい。

○その他
委員長:現在、総合計画中期基本計画を策定中であり市民懇談会も開催されている。
 その状況は。
E委員:これまでは5月9日と11日に開催し、相当数の方々に参加いただき、活発
 な議論があったと報告を受けている。
委員長:F委員から、全生園の案内パンフレットを提供いただいている。ご説明を。
F委員:現在公害関連の裁判の原告・被告を兼務しているが、そこで聞く全生園に関
 する国の考え方は、地元自治体が条例制定等で積極的な取組みを行うべきで
 あるというものである。強制隔離で問題となったのは、ハワイのモロカイ島
 と日本のみであるが、ハワイでは人々に人権侵害の歴史を伝える国立公園化
 の措置が行われている。20年後には患者がゼロになるわけであり、条例化
 等、本市行や議会にも積極的な取組みをお願いしたい。「東村山人権公園」
 とする考えもある。そして皆さんには冊子をみながら全生園内部を歩いてい
 ただき、歴史を知っていただきたい。
委員長:F委員には、様々な場でこうした啓発をしていただいている。みどりのイベ
 ントにおいて全生園敷地を開放いただいているが、広大な敷地である。
 患者の方々の想いが感じられる。東京都幹部にも協力を依頼しているが、国
 と都と市の連携により望ましい土地利用の実現に努力したい。
F委員:旧街道を含んだ敷地であり、各所にそれらがみられる。
G委員:是非協力していきたい。全生園の保全・活用運動は本来楽しいことである。
副委員長:条例化とは、どんな条例のことを希望されているのか。
F委員:人権公園の建設を決定する条例である。全会派の意見が一致しており、議会
 の議長も相談にきている。
H委員:冬の間に毎日、全生園を通り抜けていたため、お話を聞く機会もあった。
 どの学校も、教育委員会に届け出る教育方針に「人権の尊重」を掲げている
 が、現実の毎日の授業ではほとんで教えられていない現状にある。全生園の
 資料館の見学を、是非全校で実施して欲しい。
委員長:市に与えられた重要課題であると認識したい。

東村山市都市計画マスタープラン
第14回策定委員会・第22回検討小委員会
合同会議
 議事録

1.日時:2000年7月31日(月曜) 午後3時00分から5時00分
2.場所:市民センター別館 第1会議室
3.出席委員
 策定委員:(委員長) 澤 田 泉 東村山市助役
 (副委員長)浅 野 良 明 委員
 (委員) 金 子 一 男 委員
 秋 山 克 己 委員
 手 塚 直 子 委員
 成 田 稔 委員
 金 田 可 久 委員
 向 芝 新 市 委員
 小 町 幸 生 委員
 菊 川 操 子 委員
 上 野 美恵子 委員 
 内 野 徳 雄 委員
 小 沢 進 東村山市保健福祉部長 
 小 島 功 東村山市環境部長
 杉 山 浩 章 東村山市生涯学習部長
 検討小委員:(座長)原 委員(政策室総合計画担当)
 (副座長)吉 本 委員(政策室総合調整課)
 古 橋 委員(市民部産業振興課)
 小 川 委員(環境部管理課)
 尾 作 委員(建設部建設課)
 肥沼(裕)委員(建設部下水道課)
 粕 谷 委員(都市整備部市街地整備課)
 鳥 越 委員(環境部ごみ減量推進課)
 小 島 委員(都市整備部用地課)
 内 野 委員(都市整備部市街地整備課)
 肥沼(卓)委員(学校教育部庶務課)
 木 村 委員(生涯学習部図書館)
 高 柳 委員(政策室広報広聴課)
 水 木 委員(保健福祉部福祉総務課)
 市 川 委員(生涯学習部ふるさと歴史館)
 新 井 委員(社会福祉協議会地域福祉課)
 事務局: 大 野 廣 美 東村山市都市整備部長
 小 嶋 博 司 東村山市都市整備部次長
 宮 川 光 夫 東村山市都市整備部都市計画課長
 當 間 一 則 東村山市都市整備部都市計画課係長
 東 村 浩 二 東村山市都市整備部都市計画課主事

4.欠席委員
 策定委員: 市 川 暢 男 委員
 室 岡 孝 洋 東村山市政策室長
 高 橋 勝 美 東村山市市民部長
 武 田 哲 男 東村山市都建設部長
 検討小委員: 谷 村 委員(政策室総合計画担当)
 星 野 委員(総務部防災安全課)
 伊 藤 委員(保健福祉部介護保険課)
 萬 福 委員(建設部道路・交通課)
 平 塚 委員(都市整備部みどりと公園課)
 松 本 委員(水道部工務課)
5.議事概要
○計画の策定・公表について
事務局:「報告」
○これまでの感想等発表
コンサルタント:みなさんの協力により完成、というよりは皆さんの計画づくりに有
 意義なお手伝いができて感謝したい。本計画のとりまとめにあたっては、わ
 かりやすさを重視して、統計資料の代わりに写真等を用いた。その際には市
 事務局に精力的に動いていただいたため、合わせてお礼を申し上げたい。
 本計画書が完成しても、その後に認知され、やる気になり、行動がされて初
 めて実現に向かうことになる。今後直接のお手伝いができるがどうかはわか
 らないが、見守らせていただきたい。業務以外の範囲でも今後ともおつきあ
 いさせていただけたらと思う。
委員長:コンサルタントとして、ノウハウの提供と上手な整理をしていただき感謝し
 たい。
A委員:広報担当として直接まちづくに関わったのは初めてであった。市民懇談会に
 も参加して、市民参加のあり方についても考えさせられた。どうすれば市民
 参加が促進するのか、これを機会に考えていきたい。
 なお、広報課の新しい事業として、写真コンクールの開催を予定しているた
 め、応募・周知をお願いしたい。
委員長:市としては、近年のインターネットの普及もあるが、市報を活用してきた。
 今後も工夫してさらに広報体制を充実していくべきであろう。
B委員:策委員会・小委員会等、会議運営のしかたに工夫がされており、いつの間に
 か軌道に乗っていった感じがする。

委員長:写真が多く掲載されているのは良かったと思う。
C委員:良い計画書ができた。財政的問題もあろうが、実現に期待したい。
委員長:財政は厳しいが、計画としては大きなものをもつ必要なのだろう。
D委員:一主婦の感覚で参加させていただいたが、良い成果品が出来て、それに関与
 できたことを嬉しく思う。「みんなの力」の強さを感じた。
 子どもたちの絵や作文選定が最初の作業であったと思うが、それが成果品に
 含まれたことも良かった。子どもたちの将来のために良い将来を残すための
 一助となれて嬉しい。
E委員:有機農業の重要性について一貫して訴えてきており、その観点からは成果品
 に満足とはいかない面もある。楽しく豊かな暮らしをおくるためには、農業
 が原点となるべきであると考える。最近の食中毒問題についても、食料素材
 の問題が大きいと思う。市民全体の意識改革、自給のための取り組みが重要
 である。
C委員:営農する立場からは、そういっていただけると心強い。
F委員:小委員会での議論が策定委員会に出せれ、ふくらまされていったというプロ
 セスは成功であったと思う。
 商工会を代表するような立場からの参加となったが、その意味からは荷の重
 さも感じた。準工業地域での問題などには力になり得なかった。
 実現に向けては、市と地元の協力が重要だろう。
委員長:阿波踊りや八坂神社のお祭りなど、イベントに参加して感じたのは、道路整
 備や商店街整備がなされ、場が提供されたからこそ可能であったということ
 である。そこに都・市・地元の出資があったからである。
G委員:ソフト中心のふるさと歴史館での業務にあって、ハード・ソフトを知る良い
 機会であった。広い視野で物事を捉えられるようになった。今後の実現のた
 めに努力したいが、特に市民委員の方たちにご協力をいただけたらと思う。
 なお、下宅部遺跡に関する展示が、江戸東京博物館で開催されていた。埼玉
 県立博物館でも予定されているので是非、ご覧いただきければと思う。

委員長:市民委員のみなさんには、本計画策定のプロセスで提示された市の現況資料
 を保全されることをお勧めしたい。市を知る良い材料があったと思う。
H委員:用語解説を示したこと、実現に向けた考え方をまとめた章をもうけたこと、
 写真と文章とが関連性をもっていること、小見出しがみやすく句読点のつけ
 方に論理性があること、参考資料が添付されたこと等について評価したい。
○今後のまちづくりの展開について
事務局:中期基本計画を策定中であり、緊急課題の実現をその中で検討している。ま
 ちづくり条例の策定等について、政策室等と協力しながら進め方を検討して
 いきたい。その他、まちづくりに関する動きがあれば随時お知らせしたい。
○今後のまちづくりの展開について
I委員:実現に向けた気構えを事務局にもっていただいていることを心強く感じる。
 計画づくりは終わったが、活動は継続していく必要がある。その観点から、
 特に若い市職員の方々に、まちづくり活動の継続をお願いしたい。
J委員:若い立場として、年長者の方々のご意見を伺える良い機会だった。現在の職
 場を大切にしつつ、今後も頑張っていきたい。
K委員:20年後には52歳になるが、まちづくりに携わり続けていきたい。
L委員:図書館のみの業務経験だったが、他分野に関する市民意見を聞けたことが有
 意義だった。図書館では、市民一般に本計画を周知・案内していきたい。
 子ども向けにまとめられれば、子どもの地域学習にも活用できると思う。
事務局:今後の展開については、全生園に関する活動に参加したいという市民からの
 希望を多く聞いている。早期に何らかの対応をしたい。
委員長:来年度から、用途地域の見直しが予定されている。実現に向けた一手法とし
 て大切な機会と考えたい。

○その他、自由意見の交換
M委員:本計画策定にあたって再三にわたって議論のあった全生園であるが、意外に
 一般市民に知られていない現状にある。私が関与しているアーバンデザイン
 会議の主催で8月3日に見学会を開催したい。
 事務局に人数の把握をお願いしたい。
N委員:本委員会では、全生園関連の発言のみしてきた。表紙に写真を掲載してもら
 っておりほっとしている。
 全生園の患者は、2025年頃にはいなくなってしまうわけであり、対策を
 急ぐ必要がある。国に払い下げの意向はなく、土地利用は自分たちの自由で
 あるという認識でいる。
 市議会にはたらきかけたところ、最近になって見学等の動きがみられるよう
 になっている。しかし社会一般にはハンセン氏病への偏見が消えていない。
 「人権の森公園」等の形成に向けた努力して欲しい。
H委員:見学会に至った背景とその後の展開の予定について聞かせて欲しい。
M委員:N委員がご指摘になったように、全生園は危機的状況にあり、現在真剣に考
 える必要があると思い企画した。まず見ることが大切であると思う。
委員長:まず現場を知るのがスタートといえる。
事務局:全生園については、市がバックアップするというよりは、率先してそのあり
 方を検討し、また国に対して明確な行動をとっていきたいと考えている。

委員長:ハンセン氏病連絡会というものがあり、厚生省に対して居住環境の改善等に
 関する申し入れを行っている。東村山市長が会長を務めており、今後も積極
 的活動が期待できる。
事務局:現在まだ具体的な計画とはなっていないが、人々の心に関わるデリケートな
 問題である、基本的なアプローチの方向性をまず検討したい。患者や市民に
 とって最善な道をとるために努力したい。
委員長:8月3日の見学会には、ふるって参加いただきたい。
0委員:他市も市民参加により計画を策定しているが、本市においては、それらより
 もきめ細かい活動があり、成果もできたと思う。わが国での市民参加の歴史
 は長くないが、住んでいる人たちがその地を最も良く知るわけであり、今後
 のさらなる展開が望まれる。高齢の人たちの知見を聞き、実践して必要性も
 感じる。
 来年度からは東京都内で用途地域の見直しが予定されている。残念ながらこ
 れまでは参加者が少なく、住宅の建替え時に初めて規制の存在に気づく場合
 が多い。市も市民の啓発に努力する必要がある。
P委員:街路事業を担当しているが、東村山市の道路整備は、27市で最低水準にあ
 る。道路はまちの骨格であり、その整備に努力したい。
Q委員:まちづくり関して広く考える機会に恵まれた。いろいろな人たちの意見を聞
 くこともできた。社会福祉協議会の立場として、都市づくりとの連携をもた
 らす提案にはつながらなかったが有意義であった。
 今後市民委員の方たちには、市行政に対する目付け役のようにいていただき
 たい。
R委員:最初はハード面のみを考える場のように感じたが、徐々にソフト面も含めた
 議論がなされた。今後の展開にあたってもソフトの重要性を考える。
S委員:保谷市・田無市の合併により、多摩6都が5都になるなど、周辺地域をめぐ
 る状況にも大きな変化が予想される。そうした中、明確なビジョンをもつこ
 との重要性は高まるだろう。
 所管は資源循環型まちづくりであり、行政のみでは実現不可能である。市民
 の皆さんのご協力をお願いしたい。

T委員:20年後のまちの姿をみてみたい。なすべきことは多いが、今回の貴重な経
 験を生かして頑張っていきたい。
U委員:貴重な場に参加できたことが嬉しい。本計画は、作りっぱなしで引き出しの
 中にしまいこむことなく、十分に読み込んで活用していきたい。
V委員:農地所管であるため、その部分に関心が高いが、様々な立場の人たちからの
 意見を聞く機会となり、視野が広がった思いがする。本冊子を手に、柔軟な
 発想で業務を行っていきたい。
W委員:様々な角度からのものの見方を学ぶことができた。感謝したい。
X委員:本計画をロッカーに眠らせることのないように頑張りたい。
 道路所管の立場からは、道路ができてイベント等の活動が可能となる。道路
 整備に邁進したい。
コンサルタント:文京区では、計画策定1年後に計画の進行管理としてレビュー活動
 を行っている。参考までに紹介したい。
○策定委員会解散
委員長:策定委員会規約第5条に基づいて、本委員会を解散する。長期間にわたるご
 協力に感謝したい。
副委員長:立派な冊子ができたことは皆さんの力であり感謝したい。今回のパートナ
 ーシップは今後のまちづくりのモデルとなり得ると思う。実現が今後の仕事
 となる。「ファイナルパーツ」こそが作品完成の重要要素であり、そこに注
 意して今後も頑張りたい。

2 地域別市民懇談会議事録

  • 一般市民の皆さんの意見・要望を聞き、計画へ反映させるため、市民懇談会を開催しました。
  • 平成10年9月から10月、11年5月、9月の3回、市内6ヶ所で計18回開催しました。また、10年11月にはタウンウォッチング(3コース)を開催し、その後懇談をしました。
  • そこで議論された内容を以下に示します。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
1-1回 萩山地域

日時:1998年9月22日(火曜) 午後7時00分から9時00分
会場:萩山公民館
参加者:市民1名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
 (注記)⇒は、市からの答弁
○委員会について
・有識市民の選び方は。学者などを入れてはどうか。市政モニターが2名だが、もっ
 と入れて欲しい。
○住宅地のあり方について
・高層住宅は子どもの精神などに影響があるほか、エレベータが犯罪を引き起こすこ
 ともあるので、4から5階程度に抑えることを検討して欲しい。
○道路について
・車いすで自由に動けるように道路を拡幅して欲しい。
・拡幅できない道路は、一方通行で良いのではないか。
○駐輪場について
・萩山駅では駐輪場が有料化されている。八坂駅・久米川駅でも駐輪場を整備し、有
 料化してはどうか。
○福祉について
・福祉の窓口の対応が良くない。
・アンケートで福祉都市を望んでいる意見が多いのは、逆に言うと現在福祉都市では
 ないからだ。
○緑地について
・市民農園化については農家の協力だけでなく、使う市民の手入れも必要である。
・「恵まれた自然を大切にし、…」と市民憲章の冒頭に出てくるので、緑を大切にす
 ることが最も大切だと考える。
・剪定方法も木によって工夫をお願いしたい。
・樹名板には、名前だけでなく、~科の植物で、どういう特性を持った木なのかを説
 明する文章もつけてはどうか。
○公共施設について
・公民館・児童館の利用者が多く、毎月1日の利用応募の際は行列になるので、改善
 をお願いしたい。
・文化祭を支援する社会教育課の人員が4人と少なく、対応が十分でない。公民館の
 職員も手伝っていただけないか。
・富士見公民館は萩山1・2丁目の人にとっては遠いので、文化祭に萩山・廻田公民
 館も使ってはどうか。
○議会について
・定刻に始まらなかったり、私語をする議員もいるので、改善をお願いしたい。

○市政全般について
・助役の人事についてはどうなっているのか。
⇒理事者の人事権は市長が持っているが、議会の議決を経て決定されるものである。
・「市長と語る会」を年に数回設ければ、市民意向がわかるのではないか。
・予算も厳しいので、何が重点的なのかを明確にして、進めて欲しい。具体的にいえ
 ば教育が大切だと感じる。
・市職員の昇給については市長に聞いてみたい。
○学校給食について
・中学校に学校給食を導入して欲しいと要望する人もいるが、賛成できない。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
1-2回 秋津・青葉地域

日時:1998年9月24日(木曜) 午後7時00分から9時00分
会場:秋津公民館
参加者:市民8名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
 (注記)⇒は、市からの答弁
○地区区分について
・萩山町だけを1町だけで分けたのはなぜか。
⇒青梅街道で分かれており、また、萩山町1町だけでも人口はかなりあることから他
 地域と区分した。
○まちづくりの優先度について
・何が急務なのかを検討しなくてはならない。特に街路の整備が大切だと考える。
・どうあるべきかを考えたプランも必要だが、現実も見据えてできることからやるべ
 きだ。
○住民参加・情報公開について
・まちに住んでいる人の意見を、より多く集める場が欲しい。積極的に意見の言える
 場の設定をお願いしたい。
⇒次回11月ぐらいに予定している市民懇談会では、タウンウォッチングを計画して
 おり、文化財、駅前、都市計画道路などのテーマごとにまちを見学し、意見を聞く
 機会を持とうと考えている。
・市民懇談会はどのくらい開催していくのか。
⇒年3回×6地域を予定。そのうち1回はタウンウォッチングを行いたい。
・より多くの人を集めるために、重要な計画であることを広報などでアピールしては
 どうか。また、自治会を通じてアナウンスしてはどうか。
・意見を聞きに行くという関係団体とはどんなものを予定しているのか。
⇒秋津・青葉地区では秋津まちづくり研究会や、全生園の自治会などを考えている。
・秋水園再生計画推進協議会を通じて「市民参加とは」を考えたが、市民の代表が委
 員で入っていることが市民参加なのか、疑問だと感じるようになった。市民に伝わ
 っているか、みんなの意見が反映されているかが重要である。行政は必要な措置を
 しっかり考えて欲しい。
・聞いて欲しいことがあれば、団体の意見を聞いてくれるのか。
⇒連絡を頂ければ、こちらから出向く。
・ここで出た意見はまとめられるのか。
⇒報告書としてはまとめられないが、意見のまとめは行う。

○秋水園について
・秋水園再生計画は1年半かけて、現況をまとめたり、アンケートもやってつくった
 計画である。この都市計画マスタープランでどう取り扱われるのか。
⇒庁内の各所管課のもついろいろな計画を集めている。秋水園の再生計画も参考資料
 として使っていきたい。
・秋水園が一番気になっている。環境問題、とりわけ子ども達の精神面に強く影響を
 及ぼす環境に関心があり、秋水園の再生計画の作成に関わった者として、実現を強
 く望んでいる。また、ごみの問題を大きく扱って欲しい。
⇒秋津、青葉では強い意見であろうと思う。他地域の方にも知らせていきたい。
・ごみの問題は、市民の皆さんに関係することなので、みんなに知らせて欲しい。
・市民の中には自分たちのごみがどこに行くのかを知らない人もいる。秋津では生ご
 みの堆肥化など、がんばっている。東村山市ではごみ処理の分散化を推進している
 が、処理場が他地域に分散することで、他地域の方にもごみについて知ってもらう
 よい機会になるのではないか。どんどん進めてもらいたい。また市のセールスポイ
 ントになると思う。
○策定委員会について
・自ら委員に応募する人は熱心だと思うので、策定委員会のメンバーに一般応募枠を
 つくって欲しい。これからでも遅くはないので、検討して欲しい。また、できれば
 半分くらいを公募の委員として欲しい。
⇒事務局としては、今回のメンバーで進めさせていただきたい。
・委員会の開催頻度は?
⇒2、3ヶ月に1回である。
・委員会の傍聴はできるのか。
⇒事務局としては、傍聴可能なように委員会に要望していきたい。
・もし傍聴ができるのなら、広報で今月の○○委員会といったように委員会開催一覧
 を載せて欲しい。策定委員の名簿の一覧も広報にはなかった。情報公開も大切だ。
○言葉づかいについて
・「都市マス」などの略称を使われても、一般の市民は分からないので、わかりやす
 い言葉で説明して欲しい。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
1-3回 本町・栄町地域

日時:1998年9月27日(日曜) 午後2時00分から4時00分
会場:市民センター別館
参加者:市民11名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
 (注記)⇒は、市からの答弁
○策定委員会について
・委員をどう選んだのか教えて欲しい。
⇒団体の推薦ではなく、団体の構成員の中から地域のバランスを取りながら事務局で
 選任した。
・団体の構成員などの実績のある方は、ほかにも意見を述べる場があると思うので、
 その人たちだけに偏らないで欲しい。
・素晴らしい委員を選ばれたようだが、公募の方法も考慮して欲しい。
⇒今回については公募方式を採れず、申し訳なかったが、スケジュールの中で最大限
 の事をやらせていただいた。
・議会から委員は入っているのか。
⇒議員は入っていない。
○アンケートについて
・回収率39.2%に当たる約800人の7割(560人)が「東村山に住み良い、
 どちらかといえば住み良い」を選択しているということだが、2,000人からみ
 ると4分の1の市民しか満足していないという捉え方もできる。
・なぜ票数を2,000人としたのか。
⇒回収数が少なくては意味がないので、人口の概ね1%ぐらいをめどにしている。
 また、他市の事例も参考にしながら設定した。
・望ましい将来像について尋ねている設問があるが、福祉都市、住宅都市などの概念
 はどのようにわけたのか。また、福祉都市でありながら住宅都市でもあることも可
 能ではないのか。
⇒設問としては、「病院や老人福祉施設等が集積し、高齢者や障害者などが安心して
 住める健康・文化・福祉都市」や「街並みが整備された住宅都市」といった選択肢
 の中から選んでいただく形式をとったため、短くして「福祉都市」「住宅都市」と
 いった様なまとめ方としている。
⇒アンケートは様々な市民の意見を聞くことができるという利点がある反面、文章な
 ので、設問の意図が伝わるように設問を工夫することが難しい。

○市民懇談会について
・進行のレジュメも欲しい。
・今後もこのやり方で進めるのか。出席者の中にも知識に差があるので、6回あれば
 その都度やり方を変えてもよいのではないか。
⇒どこに出られても同じ内容が聞けるように、同じ事をひととおり、同じ内容で進め
 ることを考えている。
⇒第2回市民懇談会では、各論的に考えるために、都市計画道路を実際に見るなどの
 タウンウォッチングを予定している。
○情報公開について
・委員会の傍聴と会議録の公開をして欲しい。
⇒会議録をできるだけオープンにする。傍聴については委員の方に決めていただく。
・傍聴が可能ならば、日程等の広報をお願いしたい。
○将来都市像について
・東村山の将来都市像「緑あふれ、暮らし輝く都市」について、言葉遊びをするより
 も、住み続けたいことを小学生にも分かる言葉で表現して欲しい。失業者もいる世
 の中なのに、白々しい。
⇒平成8年2月に策定された総合計画で出てきた目標である。
・抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で表現して欲しい。
⇒分かりやすくしていきたい。
・市民憲章は分かりやすい。単刀直入に物事を進めていく時代である。
⇒将来都市像が抽象的だという意見があるが、これらの懇談会、委員会を踏まえて、
 最終的には具体的なものとしていきたい。
○他の計画について
・総合計画策定の際、市民フォーラムに参加した。これらの既定計画との継続性は図
 られているのか。
⇒総合計画は15年先を見据えた市政全般についての計画だ。この計画をふまえてい
 るが、都市計画マスタープランは、その中に述べられている事業でも、吟味し、進
 められること、いつまでにどの様な事業を進めるのかという計画だ。
 書けることもあれば、書けないこともある。
・(都の計画等)上位計画が東村山をどう位置づけていて、どういう計画を持ってい
 て、また進捗状況はどうなのか、教えて欲しい。

○道路について
・新青梅街道・府中街道などの幹線道路の整備の進捗状況及び計画について教えて欲
 しい。
⇒東村山市では、都市計画道路を22路線計画している。延長は40,684mであ
 る。多摩6都の平均の整備率は、22.6%である。(多摩全市平均43.1%)
 現在の府中街道(新青梅街道から九道の辻まで)の拡幅は平成13年までに終わる
 予定で、幅員22mになる。また、3・4・26号線、3・4・27号線の用地買
 収や整備が始まっているが、これらが終わったと仮定すると、15%が終わったこ
 とになる。
⇒幹線道路よりも生活道路が必要だとする意見もあるが、私個人としては生活道路の
 整備は建物補償が多くかかり、お金がかかるように思う。
⇒道路の位置づけが一番大切であると考えている。今後は、道路を利便性だけで捉え
 るのではなく、気持ちよい道路のあり方も考えていくことが必要ではないか。まち
 の作り方で人の気持ち、意識も変わる。そういった面を考慮しながらまちづくりを
 考えていく必要があるだろう。
○電柱地中化について
・電柱埋設の最低限の幅員も考慮されているか。 
⇒既に八坂から久米川駅間の道路は幅員8m(1.5m+1.5m+5m)で地中化し
 ている。
⇒また、総合計画では3.4.27号の地中化を計画している。東京電力との折衝で
 は、1m当たり30万から35万円の費用のうち、6割市が負担する必要があり、
 800mすべて地中化するとなると、800m×20万=1億6千万円かかってし
 まう。現在更地の部分の電線を地中化し、将来のために寝かし資産とするのもよい
 が、家が建つとまた引き込みでお金がかかってしまうこともあり、既に市街地化さ
 れている部分のみ地中化することとなった。
⇒言葉の説明だけでは分からない方も居ると思うので、次回の懇談会では現地を実際
 に歩き、道路の整備状況をみていただき、各論の意見をいただくことを予定してい
 る。

○住宅について
・都営住宅はどう整備されていくのか。
⇒東村山市では都営4,556戸、市営91戸、住都公団1,969戸、都住宅供給
 公社1,270戸で、公営住宅は合計57ヶ所、856,869平方メートル、7,886戸
 が計画されている。栄町、廻田町の面積がそれぞれ79万平方メートルぐらいであるので、1
 町分が公営住宅ということになるイメージである。
⇒本町の都営住宅の建て替えが進んでいるが、建替えにより1.4倍程度の戸数にな
 る。都営住宅の整備は影響が大きいため、都と調整しながら進めている。
○青いパンフレットについて
・産業や経済の活性化は、開発のイメージである。これと緑との調和は、矛盾してい
 るのではないか。また、具体的な対策があるのなら教えて欲しい。
⇒道路の整備をとって説明すると、道路の整備の際は歩道を広く取り、そこに木を植
 えていくということが考えられる。そのように開発の際も緑化に配慮しながら進め
 ていくことで、将来像・スローガンを実現していきたい。
 また、東村山市は緑被率が37.6%(平成5年)であり、1人あたりの公園緑地
 面積も6.4平方メートル/人と、多摩6市の小平市(4.4平方メートル/人)、保谷市(0.8平方メートル/
 人)などと比較しても多い。また東村山市は、緑が公有地化されている割合が多い
 ので、未来にも残っていく。
・緑は守ることによる、良い面だけを表現しているが、マイナス面も載せるべきでは
 ないか。
⇒お金があれば買収して公有地化ができるが、民有地では相続税が発生した際に切り
 売りされる等のマイナス面がある。そのような、様々な制度、財政などの制約があ
 るなかで、進めていることをご理解いただきたい。

○庁内の策定体制について
・緑と開発の調整はどこでやっているのか。
⇒特に部署を決めて調整をすることは考えていない。市民懇談会で出されたの意見は
 策定委員会、検討小委員会にも出し、調整していきたいと考えている。
・縦割りでないとすると、横の連絡の体制づくりはどうなっているのか。
⇒検討小委員会では19名の係長級の職員が集まり、連絡、調整を行っている。また
 委員会にも6名の部長が入っている。
⇒場所によっても緑と開発のバランスは違う。市民の意見を反映して計画をつくって
 いきたい。
○事務局の体制について
・事務局の今日見えている人で全員なのか。若い人が多いのでホッとしている。いい
 プランをつくって欲しい。
・秋水園再生計画はコンサルタントにお金をたくさん使っていた。外に出さずに役人
 がプロになって進めて欲しい。そのために同じ部署にとどまるような人事の刷新を
 お願いしたい。
○都市計画マスタープランについて
・ハードの計画をするものなのか。
⇒従来の道路・公園だけではなく、さらに福祉などのソフト的な視点などを盛り込ん
 だまちづくり計画であると理解していただきたい。
○表現について
・「基本方針」と「マスタープラン」は同じなのか。横文字はなるべく使わないで欲
 しい。
○大型店について
・都市計画道路3・4・27号線が拡幅され、府中街道が整備されるということだが、
 大型店の出店計画はあるのか。
⇒今のところは把握していない。
○踏切について
・警察の所の踏切をどうにかして欲しい。
⇒立体化する。

○予算について
・市の事業計画、財政は危機的状況だろう。子どもの夢もよいが、財政面も考慮する
 必要がある。予算はどのくらい取れるのか。
⇒まちづくりは市民の方にボランティアでお願いする部分もある。優先順位付けは来
 年度に進めていきたい。
・市の財政状況を不安に思っている人が多い。将来都市像のスローガンとの認識の違
 いがある。市には危機意識がないのではないか。道路拡幅などやって欲しくない。
⇒財政状況に危機意識を持っている。その中でよりよいまちづくりを考えている。委
 員の中にもいろいろな意見を持った方がいるので、一つの意見として受けたい。
⇒お金がかかることについては、これはやめようという計画もできる。それが都市計
 画マスタープランの意義だと思っている。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
1-4回 富士見・美住地域

日時:1998年9月29日(火曜) 午後7時00分から9時20分
会場:富士見公民館
参加者:市民8名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
 (注記)⇒は、市からの答弁
○ベッドタウンとしてのまちづくりのありかたについて
・昼間には多くの人が市外に流出してしまう、寝るだけの町といることであり、そう
 した中、将来像をどのように考えるかが重要である。
⇒今後在宅ビジネスが増える可能性はあるが、現在は都心方面に通勤する方が多い状
 況である。従来の総花的な事業展開から、重点的に展開すべき事項を絞り込む必要
 があると考える。それが何かを、皆さんと共に考えていきたい。計画づくりのプロ
 セス自体も今後変えていきたい。
○重要施策について
・アンケートに「重点施策」に関する質問があるが、これらは全て重要であり、どれ
 かに偏ることなくお願いしたい。
○公共住宅建て替えと合わせたまちづくりについて
・多く立地する公共住宅の建て替え等には、都との連携により、市民にとって望まし
 い環境づくりをお願いしたい。
⇒公営住宅の建替えに伴って、これまでは施設整備を中心とした要請を行ってきた。
 現在は、地域の道路整備についても要望を行っている。
○全生園について
・全生園は、緑に恵まれたところであるが、高齢化も進行しており、今後土地利用転
 換が起こり得るのではないか。情報があれば知りたい。
⇒全生園については、患者さんの高齢化が進んでいるが今後も緑を残していきたいと
 言われている。具体的な土地利用転換計画についての情報は聞いていないが、動き
 があってからの対応では遅いため、今のうちから基本的考え方は明確化しておきた
 い。
⇒全生園の名誉園長さんには、委員会委員になっていただいている。緑の保全につい
 て積極的であり協力し合っていきたい。かつて、皇室関連からのお金を周辺土地の
 購入にあて開墾を進め、緑を増やしていった経緯があるようである。それだけに全
 生園の緑の保全は重要テーマであると思う。

○富士見のまちづくりについて
・富士見町の特徴や将来像をどう考えるか教えていただきたい。
⇒富士見町については、中央公園があり、道路幅員もまずまずの状況にある。今後、
 道路ネットワークの強化が必要であると思う。公共施設も集中化の行き過ぎも望ま
 しくないことから、一定の分散を支えるネットワークが必要である。
⇒富士見町は、かつて官有地が多く、文教地区とも呼ばれていた。通産省研究所が移
 転した後は、その色彩は薄れてきたいるため、快適な住宅地としての整備がテーマ
 であるかと思う。
○緑の保全について
・緑の保全は非常に重要であるが、将来にわたって行政の拘束力により担保され得る
 ものと、相続時に失われてしまいがちなものとがある。それらを考えた上での保全
 をいわないとムードだけに終わる恐れがある。
⇒緑については、別途「緑の基本計画」でも検討しているが、その中でも位置づけし
 たい。通産省跡地の緑の保全は、緑を守る市民協議会等、市民活動に行政が後押し
 することでなされた。
⇒緑に関する市民の方々の意識が変化してきているのを感じる。道路づくりについて
 も、交通機能の向上だけではなく、そこにやすらぎの機能が不可欠であるようにな
 っていきている。緑についても重要である。東村山市の緑被率は周辺市に比較して
 それほど変わらないが、公園緑地面積比率は相当高い。これは公有地が多いためで
 ある。さらなる公有地化は困難な面があるため、すでに行われている東京都の歴史
 環境保全地域の指定による将来の買い取り担保等の手法を駆使していきたい。
○市の核や交通軸の形成について
・市役所付近は、東村山駅と久米川駅の中間にあるため、相互の連携が必要であると
 思う。
⇒総合計画においては、東村山市の核を東村山駅周辺とし、副次的核として秋津・新
 秋津駅、久米川駅周辺を位置づけている。市役所は、東村山・久米川の間に位置し
 ており、道路交通網の充実が必要である。交通の軸としては、各核間を結ぶ道路整
 備が必要であると考えている。都市の顔の形成の観点からは、別の角度からの議論
 が必要かもしれないと思う。

○西武線の立体化について
・西武線の駅数は多く便利かもしれないが、踏切問題は深刻である。長期計画として
 西武線の地下化を是非盛り込んで欲しい。
⇒考え方は提起されたことがあるが、新青梅街道との取り付きや、多くの枝線の路線
 変更の困難さ等により、現実は極めて難しいと認識されている。
○公共空間のデザインについて
・公共空間のデザインについて、地域らしさの感じられないことが多い。自分の業務
 でも、そのまちならではのデザインに留意しているつもりでも、地域住民には唐突
 な場合がある。住民参加によって、それらが見出し得ることにもなるため、努力し
 て欲しい。
⇒公共デザインについては、例えば区画整理済みの地区に魅力が感じられるかという
 と、必ずしもそうではない。都市計画道路沿道の不整形な残地についてポケットパ
 ーク化する等して、規格化されていない変化ある空間を生み出す努力が必要である
 と考える。空堀川については、拡幅により、ゆとりある空間が生み出されつつある
 と思う。
○論文絵画募集事業への応募者による自己作品の紹介
(1)昼間に都心方面に勤めにいった人達が、東村山に帰ってきて、やすらぎを感じられ
 るような雰囲気づくりをコンセプトとしたモニュメント提案である。市の緑や自然
 といった資源要素を活かす工夫を行った。地域風土に根ざした物語が作られるよう
 な姿が望ましいと思う。地域ならではの空間デザインの必要性を示したかった。市
 内の具体的場所をイメージしているのではないが、本市にふさわしいニュアンスの
 ある作品を選び再構成したものである。
(2)経済・利便性・機能性を重視した従来のまちづくりから、いたわりがあり人に優し
 い空間づくりにシフトしていくことが重要であるということが言いたかった。各所
 の空間がそのように作られていくことで、真に住みやすい町となると思う。

○バリアフリーのまちづくりについて
・エコロジーとバリアフリーが重要な視点である。バリアフリーとは、単なる高齢者
 対策ではなく、生まれた時から安全で使いやすいまちづくりである。例えばプラッ
 トホームの誘導ブロックについても、身体障害者にとっては危険であったりする。
 総合的視点をもって考えていく必要がある。
○自転車のための空間充実について
・東村山市は、高低差が少なく、自転車移動に適した町である。自転車による安全快
 適な移動を可能とするまちづくりを推進して欲しい。
○広報について
・広報について、より有効な方法をお願いしたい。
○既存資源の有効活用について
・既存の資源の活用が重要であると思う。高齢社会に向けた公共施設の充実も必要で
 あろうが、例えば既存の学校を活用するなど既存施設の有効利用を考えて欲しい。
○地域区分について
・地域別構想策定単位を、6地域に区分しているようであり、それなりに妥当である
 とは思う。しかし、既存の福祉計画等の地域区分と異なるものであり、計画毎に区
 分が異なることに問題はないか。アメリカやイギリスにおける市民活動は、しっか
 りしたコミュニティがあって根付いている。日本においても、地域住民の力を活か
 すのであれば、整合が必要ではないか。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
1-5回 久米川・恩多地域

日時:1998年9月30日(水曜) 午後7時00分から9時00分
会場:市民スポーツセンター
参加者:市民10名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
 (注記)⇒は、市からの答弁
○委員会の運営方法等、今後の進め方について
・委員会の委員は公募なしで選定したとのことであるが、形式的な決定の場となるこ
 とを危惧するため、しっかりとした検討の場として欲しい。
・委員会に、オブザーバーとして参加可能か。
⇒今回の委員会は、現体制で進めさせていただきたく思っている。オブザーバーにつ
 いては、策定委員会の場で意見を述べていただくということは考えていない。
・20年先のまちづくりを考えるのに、委員に若い人がいないのは問題である。都市
 計画は、50年から100年の計に立って行うものである。
⇒検討小委員会では、職員であるが、若手を中心としている。しかし、残念ながらア
 ンケート等の回答者については、若い人が少ない状況にある。
・今後の策定方法として、団体ヒアリング等をどう考えているか。
⇒防災関連や緑関連等、いくつかの団体については、こちらからヒアリングをお願い
 していきたい。その他の団体についても、ご要望があれば随時場を設定していきた
 い。
・今日、論文作文のファイルをざっと拝見したが、今後丹念に読める機会はあるか。
⇒最終的にはまとめをおこなって、図書館等で閲覧可能なようにする予定である。市
 民産業祭でも展示したい。優秀作品については、広報紙でも紹介したい。
・非常に貴重な意見が出されているため大切にして欲しい。特に若い人からの意見反
 映の重要性が先程指摘されたが、その意味でもこれを十分に活用することを望む。
・応募した方々を一つのグループにして、意見をいただくこと等も検討していただき
 たい。

⇒昨日は、そのうちの3名の方が参加し、各作品について紹介をいただいた。今後意
 見収集についても検討していきたい。
・2回目の懇談会が11月といわれたが、3回目は。
⇒次回は11月終わり頃にタウンウオッチングを企画している。その次は2月頃を予
 定している。
・自治会には集会場をもつところもある。そうした場所の活用は考えていないのか。
⇒こちらからは考えていないが、呼びかけていただければ場の設定を考えたい。
○市のイメージ向上のための検討の必要性について
・課題認識等はおおむね妥当であると考えるが、今回はイメージプランをいかに戦略
 的に考えるかが重要である。埼玉県では「彩の国」というコピーを作ったが、評判
 は良くない。東村山にしても、志村けんのイメージ程度しかもたれていない状況で
 ある。シンボルとして大宮ソニックシティを建設し、イメージアップに努力した例
 等もあり、本市でも努力すべきである。
・数年前、府中街道から二中に裏へ抜ける道路の拡幅計画が説明され、住民の反対運
 動が起きた。通学路に通過交通を入れてしまう計画であり、問題となった。生活し
 ている人のニーズを的確に捉えた公共投資を真剣に考えるべき時代となっている。
 考慮をお願いしたい。
⇒イメージプランの重要性は私共も、強く認識している。
・都市計画の実行にはお金がかかるが、経済的に厳しい状況にある。そうした中で、
 税収を増大させるためには、イメージプランづくりが重要である。埼玉県では、
 「グリーンテクノ構想」として、既存の緑を活かしながらの活性化策を打ち出して
 いる。本市でも「緑あふれ」との目標があるため、その考え方を踏まえつつ、イメ
 ージ向上のためのまちづくりを考えたい。
 施設誘致のための戦略づくりが必要である。
・全国のまちを考えても、まちづくりの方法は概ね大同小異である。「グリーンロー
 ド」とか「グリーンタウン」といった統一イメージを打ち出し「小さいが光る町」
 を目指すべきである。差別化が勝負である。

○建築違反の問題について
・個人的な話となるが、恩多町の我が家の敷地に隣接して違法建築が行われている。
 袋小路で接道義務を果たしていないのにも関わらず住宅建設を行い、建築確認もと
 っている。その後も転売が繰り返されている。弁護士にも相談したが、時効になる
 恐れもあるという。どうしたらよいか。
⇒大変恐縮ですが、建築確認業務や河川の管理道路については、都の事務となってお
 り、お答えできない問題となってしまう。
⇒申し訳ないのですが、個人的問題のため、懇談会後にお伺いさせていただきたい。
○他の会場での懇談会の状況について
・今回の一連の市民懇談会では、他にどんな意見がでたか紹介いただきたい。
⇒広報の問題等、市の対応のまずさを指摘する意見もあったが、都市計画に関連して
 は、「都営住宅の高層化に対する疑問」「都市計画道路や生活道路整備の遅れの指
 摘」「財政状況を考えたまちづくり推進の必要性」「環境重視のまちづくりの重要
 性」「将来像としての福祉都市や住宅都市といった区別の意味のなさ」「自転車の
 ための空間づくり」「ハコモノ整備からの脱却」「全生園の緑の保全」「西武線の
 地下化」「市の顔づくり」「公共空間づくり」「万人にとってのバリアフリーのま
 ちづくり」等の意見をいただいた。
⇒私自身は、「道路整備か緑の保全」かという二者択一でない「緑地としての道路形
 成」や、「自転車利用も考えた幹線道路整備」「ハコモノ中心からの脱却」等が重
 要であると考えている。
・各懇談会への参加人数は。
⇒残念ながらそれほど多くはない。台風の影響もあり、萩山で1人、秋津で8人、市
 民センターで11人、富士見で8人、今日が10人である。
・懇談会の参加人数が少ないことについては、くつろぎたい時間帯であり、熱心な人
 以外は参加しにくいということがある。時間帯等、検討いただいてはどうか。
⇒昨日も参加人数については指摘されており、方策を検討中である。
・私たちのみの意見で作ることの危険性も感じているため、検討をお願いしたい。

⇒地方分権が進むと市の責任も重くなり、自立ができるか否かが重要となると認識し
 ている。そのため、人口問題についても十分考えて施策を考えていきたい。「人が
 町を造り、町が人を変える」ということもある。真剣に考えていきたい。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
1-6回 廻田・多摩湖・諏訪・野口地域

日時:1998年10月2日(金曜) 午後7時00分から9時00分
会場:廻田公民館
参加者:市民4名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
 (注記)⇒は、市からの答弁
○緑の基本計画について
・緑の基本計画をこの計画にどう反映させるのか。また、庁内の連携はとってもらえ
 るのか。
⇒同じ都市整備部で緑の基本計画をつくっており、また、委員にも緑の関係団体の人
 が入っている。既存の緑を保全していくことはアンケート結果等でも重要だと認識
 しており、緑の基本計画の中で謳われているもので、取り入れられるものは積極的
 に反映していきたい。
・水循環についても盛り込んで頂きたい。
⇒循環型社会にむけて、水循環を含め幅広く捉えて計画に盛り込んでいくことになる
 が、個別計画があるものについては、あまり細かい点にまで入り込まず、都市計画
 マスタープランでは基本的な考え方を載せていきたい。
○道路について
・東村山駅の北の大踏切を立体交差化するなどして、安全性の面で改善して欲しい。
・歩道に段差があったり、幅が狭かったり、車いすの人が通りにくい所がある。全体
 を一度に整備することはできないと思うので、毎年確実に進めて欲しい。
・カーブミラーがないと苦情が出るので、設置をお願いしたい。
・府中街道の渋滞がひどい。
⇒東京都の中でも南北道路は重要であり、府中街道は新青梅街道から八坂のガードま
 では平成13年までに整備が終わる予定である。
・買収はほぼ終わっているのか。
⇒ほぼ100%終わっている。
・ほかの都市施設に先行投資がされており、既に府中街道のバイパスをつくることは
 不可能なので、府中街道を拡げるしかないのではないか。
○前川の整備について
・前川の川沿いには、きれいに植栽しているところもある。このように地元の発意で
 花や木を植えていけるようになると良い。以前と比べて水質も良くなり、コサギや
 カモなどもみられるようになった。

○駅前の開発について
・東村山駅西口の広場の整備計画があるようだが、なるべく早く整備して欲しい。
・東村山を活性化させるには東村山駅を中心とした都市計画道路整備が必要だろう。
 南に立川、北に所沢といった商業都市を控えているので、ほっとするような空間の
 形成、歴史・文化のまちの形成が必要である。
○公共集会場について
・野口町には都営住宅の中に集会場があるが、使用に際して自治会と折衝しなくては
 ならず、使いにくい。集会場は各町丁にひとつぐらいずつ欲しい。
○循環バスについて
・市内循環バスをお願いしたい。ここから市役所まで行くには、東村山駅までバスで
 行き、そこから歩かなくてはならない。また、スポーツセンターにいくには、長い
 距離を歩かなくてはならない。ふるさと歴史館等もできたので、必要性のあるとこ
 ろから便利にして欲しい。
⇒先日検討小委員会の中でも、循環バスについての問題提起があった。
・九道の辻、久米川辻など従来の道路網体系のままでは、循環バスも非効率になって
 しまうので、道路網整備が必要であろう。
○緑地の保全について
・緑地が多いのはいいことだが、将来は減っていってしまうのでは。
⇒個人の雑木林が減っていってしまう一因には、税法の問題もあるだろう。市に財力
 があればできる限り買収して保全する努力をしているが、保全に対する相続税の軽
 減措置も検討している。
 また、野火止歴史保全地域(相続が発生した際、東京都が買ってくれるという条件
 付きの地域)を4万平方メートル以上指定している。
○防災について
・多摩湖の堤防は地震の際は安全か。
⇒狭山湖の堤防を整備したあと、多摩湖の堤防の整備を行うと聞いている。
・今回応募した論文は、東村山の歴史を重点に置いてまちづくりを考えてみた。江戸
 時代、東村山は天領地であった。そのため殿様が民を救うということがなく、自分
 たちで助け合っていく互助制度が発達した。そういう土地柄のため、救いがなけれ
 ば緑地も宅地化されてしまう。緑を残すには市が買収するしかないのではないかと
 思う。

○ごみステーションについて
・歩道をごみ置き場にしている所もあるが、永久的に必要な施設なので、ごみステー
 ションをつくるようにして欲しい。
○地形・都市施設について
・また、地形(谷)を活かした住宅都市としての整備も必要である。また、風水の思
 想を活かして、南に設ける場所をつくってはどうか。
 浄水場は迷惑施設ではないが、東村山市にありながら他市の役に立っている施設に
 もなにか補助がもらえないだろうか。
○地域別のまちづくりの理念について
・6地域に分け、6地域で懇談会を開いているのだから、それぞれの懇談会でその地
 域のまちづくりの方向性を統一するため、まちづくりの理念を持つとよいのではな
 いか。この地域では前川、歴史館、八国山、北山公園、正福寺などの資源を活かし
 ていくことであると思うので、例えば前川の川沿いに桜を植え、憩いの場となって
 いるなどの既成事実をつくってしまえば、たとえ切る切らないの議論となったとし
 ても残るのではないか。
⇒今年は全体計画について検討を進め、来年度は6地域に分けた地域別計画を検討し
 ていきたいと考えている。事務局でも、本地域では緑や歴史・文化を重視したまち
 づくりを考えている。6地域がみな顔を持つまちづくりをしていきたい。
○市民意向の把握について
・例えば西口の活性化を考える際には、現在の車社会や、小売業そのものの低迷に加
 え、ライフスタイルの変化、財政的な問題など様々な原因が絡んでおり、20年先
 を見通すことは難しい。市民は自分の理想に基づいて、アンケートや懇談会で好き
 勝手なことを言うが、様々な問題を総合的に考えなければいけないと思う。アンケ
 ートを採って、理想とするまちを設定し、そのための線引きを行うという方法で、
 良いまちができるのか不安である。
○市民懇談会について
・今回の懇談会は総勢何名ぐらい集まったのか。
⇒42名である。次回は11月終わり頃にタウンウオッチングを企画している。その
 次は2月頃を予定している。11月の懇談会のお知らせは、応募を受けた絵画や作
 文を市報に載せ、その一角に掲載することを考えている。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
2回 市内タウン・ウォッチング

日時:1998年11月29日(日曜) 午前9時00分から午後2時00分
スケジュール:
 9時00分- 9時30分 進行(都市計画課長)
 挨拶(都市整備部長)
 コース説明(都市計画課長補佐)
 9時30分-正午00分 タウンウォッチング
 正午00分-午後1時00分 昼食
 午後1時00分-午後2時00分 意見交換
タウン・ウォッチングコース:
 (1)「東村山市の都市整備の現状を歩く」
 (駅前広場・都市計画道路・都営住宅建替現場など)
 (2)「東村山市の川辺を歩く」
 (野火止用水・空堀川など)
 (3)「東村山市の歴史文化・みどりを歩く」
 (正福寺・北山公園・八国山・ふるさと歴史館など)
懇談会会場:市役所西庁舎 会議室
参加者:市民9名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
 (注記)⇒は、市からの答弁

○コース説明、感想等
A氏((1)都市整備コース):
・東村山駅東口の土地区画整理事業の場所を見たが素晴らしい。
・本町都営住宅が整備中だが、世帯の増加に対応したコミュニティづくりが課題とな
 るのではないか。
・空堀川には釣りをしている人がおり、親しめる川になった。
・3.4.26号線の整備によって周辺が様変わりするだろう。
・久米川駅の南口の西友前には違法駐輪たくさん見られる。
・久米川駅の商店街は電線地中化されており、すっきりしているが、変電設備が美し
 くない。
・府中街道拡幅により歩道が拡がると良い。
・車いすでタウンウォッチングしたり、今回で6回目になるが、新たに気付くことが
 ある。
B氏:日頃の視点とは別で、勉強になった。
C氏((2)河川・水辺コース):
・近隣市との市境で、整備の仕方が異なる道路が見られた。近隣市との話し合いや、
 調整が大切だ。
・野火止用水では、場所によってはふたを掛けているが、ポケットパークが出来てい
 て感じの良いところもあった。フタを掛ける、掛けないの二元論だけでなく、有効
 に使えるような整備を考えて行くべき。
・水車苑では、何か拠点的な整備をすればまちの活性化につながるのではないか。
・万年橋の周りが汚くなっていて、訪れる人はがっかりするのでは。
・3.4.26号線の整備が進められているところでは、近所の方のお話を聞いた。
 新たに道路を造るだけではなく古い道路を整理してはどうかという意見をおっしゃ
 っていた。
・このように、コースの時間の配分が分かるのであれば、1日タウンウォッチングに
 参加する時間がない人でも途中参加が出来て意見が言えるよう、コース中に地域の
 人の意見を聞く時間を設定してはどうか。
・空堀川と野火止用水ではイメージがずいぶん違う。治水機能、親水機能を、どうや
 って整理していけばよいか。

D氏((3)歴史・文化・みどりコース):
・盲人信号の青時間が短い。
・公民館裏が区画整理されており、できればこのようにまとめた整備を願いたい。
・東村山駅東口はマンションが立地し、業務がうまく集積しない。
・東村山駅西口は下駄屋などがあり、昔ながらの雰囲気がある。また、ターンテーブ
 ルを残したらどうか。街並みを残しながら現代的な開発を。
・駅から大踏切までの道は狭い。また、大踏切は市外の人は慣れていないので危険で
 ある。
・自主的に川沿いに桜を植える活動をしている市民がおり、すばらしい。
・弁天池は地下水脈の関係で2回ほど枯れたそうだが、残していって欲しい。
・前川はコンクリートをはがして親水公園化を図ってはどうか。
・八国山は階段を木で作るなど、必要なところだけを整備し、それ以外は自然のまま
 残している。今後も自然を残した整備を。
・諏訪町の区画整理事業された住宅地を見たが、道も整っており、いい感じだ。
・北山緑道は散歩に良い道である。市内にもっとできればと思う。
・北川はコンクリート三面張りの所もあるが、護岸が生態系に配慮されていて良い所
 もある。
・今日歩いた歴史・文化のコースは住民だけでなく、観光地として来訪者もくる場所
 だろう。
E氏:永く市内に住んでいるが、新しい発見があった。今後も新しい目でまちが見ら
 れると思う。

○意見交換
B氏:府中街道は途中から現道とは異なる線形で整備されるということだが。
⇒通過交通を計画道路に、現道を生活道路の機能にしたい。府中街道は踏切の立体交
 差のため、工事に時間がかかりそうだが、秋津方面から役所に来る3・4・27号
 線を東村山の骨格の道路として優先して整備したい。
B氏:3・4・27号線の整備イメージが分かる、イラストのようなものがあれば分
 かりやすいのでは。また、周辺の環境も考えた整備をお願いしたい。
⇒庁内でも議論しているが、車優先の道路でなく、自転車・歩行者の道にしたいと考
 えている。この会議での意見を参考にして整備イメージを考えていきたい。
⇒前回の市民懇談会で、東村山にはシンボルがないという意見も市民から出された。
 シンボルロードとしての整備ができればと思っている。
F氏:特色のある道路づくりをして欲しい。
G氏:委員会で討議されているが、実際にまちを歩くことも大事である。歩きやすい
 歩道の整備を計画に盛り込んで欲しい。電柱を無くすと視覚障害者は目印がなくて
 歩きにくくなる。信号の電波を感知する機械があるが、利用できないか。自分がど
 こを歩いているか分かるシステムの開発を。
 また、ペンキだけで歩道を作っている所があるが、改善を検討してほしい。
 さらに、歩道を拡げるのなら、歩くのに目安となるよう、統一した施設整備をお願
 いしたい。
⇒大事な意見だと思う。今後は福祉に配慮したまちづくりを目指したい。今後もハン
 ディキャップを持った人の意見を聴く場や機会を設けていきたい。
G氏:農協前の歩行者用信号は青の時間が短かすぎる。
B氏:車を運転する側が快く待っていられる気持ちになってくれればいいのだが。
⇒「近代都市計画」は合理主義的な側面がある。今後は多様な価値観をまとめる「ま
 ちづくり」を考える時代である。当事者間が話し合い、多数の利害の調整が必要に
 なる。議論をするプロセスを大切にしていきたい。
E氏:市民も参加しないので悪いが、多数参加していただけるような方法を検討して
 欲しい。

⇒市民懇談会は今後も開催を予定している。また、策定委員会は1月中旬を予定して
 いる。この会議は公開しているので、事務局に開催日を訊ねて欲しい。
A氏:「都市計画マスタープラン」という名称は堅苦く感じてしまう。今日の体験談
 が市報に載ると、市民も身近に感じられるのではないか。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
3-1回 秋津・青葉地域

日時:1999年5月11日(火曜) 午後7時00分から9時00分
会場:秋津公民館
参加者:市民11名
 市職員7名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○これまでの経過と今後の予定説明(事務局)
(A氏)総合計画と異なる計画のようだが、この計画の目標年次はどの程度か。
(事務局)総合計画は2010年であるが、本計画は概ね20年先、2020年とし
 ている。
(B氏)シンボル軸の着工と完成はいつ頃か。
(事務局)相当期間を要すると考えられる。本計画の内容が全て20年後に完成する
 とは限らないが、少なくともその頭出ししておく考え方である。
(B氏)シンボル軸自体の完成時期が知りたい。
(事務局)可能な限り早期に完成したい。時期については明言できない状況にある。
(C氏)実現時期がいつなるのかわからないのでは不安を感じる。
(事務局)『都市計画道路整備の現状を壁図で説明』

○地域別現況資料について説明(事務局)
(A氏)歴史文化資源を考えるにあたっては、戦災被害に関する調査して欲しい。
 現在市の所有地である柳瀬橋の停留所付近で多くの人が亡くなっているとい
 う。市の文化財とすべきである。
(事務局)所管部署に伝えたい。
(A氏)すいすいプラン完成により渋滞が減少した。所沢街道や恩多街道(都道22
 6号線)等、その他の地点でも実施して欲しい。バス停留所の整備も望みた
 い。小平から36M道路が整備されると聞くが東村山での考え方は。 
(事務局)すいすいプラン等は東京都に要請していきているが、財政問題がある。小
 平からの都市計画道路(府中街道)については、決定はしていないが、36
 M程度の道路にしたいと検討している。
(D氏)最近市に関することに興味がわき、問題点も認識されるようになった。河川
 について、具体的にどういうことをしていくのか現在のところ明確でない。
 空堀川は、多自然型の改修がされていても水質は極めて悪い状況にある。市
 として何ができるか検討して欲しい。
(事務局)市報発表後に同様な意見をいただいている。こうした意見を今後も多く掲
 載していきたい。そのことによって他自治体等に影響を及ぼすことが可能で
 あると思う。

(B氏)雨水・汚水排水図関連の資料はないか。空堀川に雑排水が流入している等の
 状況が知りたい。
(事務局)本町の都営住宅が建て替え中であるが、建て替え前の住宅からの排水流入
 があるのが事実である。下水道に接続されていないお宅もある。
(B氏)改善する見込みはあるのか。
(事務局)下水道施設自体は完成しているため、改善すると考えている。
(E氏)交通量実態調査を実施したところ、秋水園西交差点から秋津新道へ流入した
 車両が、秋津幼稚園に達する前に小学校横へ進入している。通学路でもある
 ことから、交通安全対策が必要である。
(事務局)所管に伝えたい。
(A氏)柳瀬川の上流の水質が悪く、所沢に対する対策要望が必要である。循環バス
 導入が望まれるが、導入にあたっては狭あいな道路がネックになっている。
 例えば志木街道から読売新聞付近への区間を拡幅するなどの取り組みが必要
 であると思う。

○地域別構想について意見記入と発表
(F氏)隅切りの確保等、住宅建設にあたって行政の考えを明確に示し、行政指導を
 行う必要がある。
(G氏)秋津駅前は、交通動線が錯綜しているため、業務者以外の車は通行止めにし
 休憩の場やトイレの設置、電柱の地下化を。柳瀬川の改修にあたっては、溢
 水防止の考え方に加えて近自然工法の採用を。全生園や青葉3丁目の緑と地
 域の特徴である屋敷林の保全に努めるべき。歩行者優先の生活道路整備を。
 武蔵野線の側道は、電線を地中化し街路樹を植栽することで、景観が改善さ
 れると思う。
(E氏)秋水園にかかる負荷増大を抑止するため、施設分散化が重要である。秋水館
 の建て替えが基本計画段階にあるが、これまで受忍を強いてきた経緯から、
 立派な建物への建て替えを望みたい。
(H氏)所沢街道の「さえき」「ちゃんこ」間から秋津橋に向かう道路は、幅が狭く
 緊急自動車が通れない状況である。火災発生時の危険性が高いと思う。交通
 量増大は困るが拡幅が必要であるのではないか。秋津駅の農協近くの変則十
 字路は、人と自転車の動線が錯綜しており、対策が必要である。武蔵野線の
 上部にふた掛けすることで、自転車置き場が作れないかとも思う。
(I氏)秋津3丁目のお茶屋近くの一方通行の道路は、狭く自転車で通るのに危険で
 ある。拡幅を望みたい。所沢街道についても、車道ではなく歩道を拡幅して
 欲しい。
(C氏)マスタープランは、示されている方針分野の順序のまま開発が行われること
 に不安を感じる。道路整備が中心で人間が忘れられているのではないか。
 福祉や環境が後回しになっている。道路づくりを考えるのなら、自転車や徒
 歩、車椅子などで安全に通れるものとすべきである。福祉や弱者を中心に考
 えたまちづくりをお願いしたい。

(J氏)読売新聞販売店から志木街道までの道は通学路であるが、非常に整備が遅れ
 ている。対策を望みたい。秋水園の運営に工夫をお願いしたい。「トトロの
 森」は、宮崎氏の寄付によるが氏の思いが生きていない。ふるさと再生基金
 を投入するなどして、充実拡張を考えるべきである。秋津の公衆トイレ整備
 に関する要望書を商店街として提出している。早期の建設を望みたい。
(K氏)秋津駅と新秋津駅の間について交通規制を考えてはどうか。自然環境につい
 ては、現在あるものを保護していくべきである。秋津神社付近の湧水や雑木
 林など、大切にしていくべきだ。
(L氏)地域のことを知りたくて参加した。柳瀬川と西武線の交差したあたりに住ん
 でいるが、市役所に行くのが不便である。秋津駅西側の西武線の踏切が最近
 拡幅されて感謝している。
(B氏)道路の隅切りが確保されいない所が多い。費用はかからないため確実に実行
 させるべきである。武藤氏とパチンコ屋の所が良い例である。
(A氏)本市は、他市と比べて喘息の患者の割合が最大となっている。府中街道など
 の幹線道路の整備は交通量の増大を招くため、急ぐべきではないのではない
 か。緑が減少し大型店ばかりになることも懸念する。より日常生活に密着し
 た道路整備が重要であると思う。所沢街道からお茶屋に曲がった所で、隅切
 りがなく問題がみられる。駐車場部分の買い取り等で隅切り確保ができない
 か。所沢から東村山駅にバス路線があるが、市役所までの乗り入れを希望し
 ている。秋津駅からいなげやに向かう道路の武田病院付近を拡幅すればバス
 乗り入れが可能とも聞く。行政と事業者の話し合いにより実現を望みたい。
 新秋津駅には、エレベーター・エスカレーターを設置すべきである。自立支
 援センター・老人障害者憩いの家等の施設も拠点に必要であると思う。
(F氏)自然保護が大切である。そのために秋津神社近くの湧水の活用をすべきであ
 る。緑地については、生産緑地も大切だが、トトロの森など、里山といわれ
 る緑を大切にしていくことが重要である。

(A氏)災害用に柳瀬川の水を飲料水にしてはどうか。水辺に下りられるような河川
 とすれば災害時にも有効である。
(M氏)道路整備と公害の問題は両立するのではないか。市の現状から考えると、道
 路整備を立ち遅れており整備の必要性は高いと思る。自動車進入を規制する
 べき道路もあるが、幹線道路の整備により歩行者と自動車の分離も可能とな
 る面もある。自動車自体も改善されるかもしれず、道路整備の重要性を訴え
 たい。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
3-2回 廻田・多摩湖・諏訪・野口地域

日時:1999年5月13日(木曜) 午後7時00分から9時00分
会場:廻田公民館
参加者:市民11名
 市職員6名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○これまでの経過と今後の予定説明(事務局)
(A氏)11月に市民懇談会に出席したとき、障害者との懇談会を開いていただける
 ことになったが。
(事務局)遅れており申し訳なく思っている。できるだけ早く行っていきたい。
○地域別現況資料について説明(事務局)
○地域別構想について意見記入と発表
(B氏)歴史・自然を活かし、自然な土地利用を。東村山駅西口の開発も奇抜なもの
 でないほうがよい。高層ビルは不似合いである。また、歩行者が快適に歩け
 る空間を。緑・歴史文化をイメージした地域になればいいと思う。
(C氏)残された自然を活かしていければ。具体的には、前川を親水公園として整備
 していければ良いのではないか。また、北山公園の自然や周辺の史跡を活か
 し、それらを廻って散策が出来るようになれば良いと思う。
(D氏)この地域を、東村山のを安らぎの場として整備して欲しい。その観点で7つ
 意見を述べたい。
 (1)歴史的な資源を活用した観光。(2)緑の並木づくり。道路ごとに植樹を指定
 して。(3)八国山など丘陵を利用した整備。展望台をつくる。(4)前川、北川な
 ど河川の整備。(5)街並み整備。家の屋根の色を統一できないか。(6)道路整備
 (7)住環境の整備(防犯上)。
(E氏)電線の地中化推進を。また、都水道局の用地や、物納された大蔵省用地の有
 効利用が必要ではないか。
(F氏)以下の8点を考えた。
 (1)東村山駅西口は大規模開発ではなく、野口町らしさを活かしたものに。
 (2)地域性を活かして緑を守る、育てる、創る(農地も含める)。(3)循環する
 システムづくりを。(4)歩行者優先の視点で、安全に歩ける道づくりを。(5)名
 産物産販売所を。(6)環境教育の一環として、環境を体感できる場づくりを。
 (7)文化・緑のネットワークを。(8)景観を重視した開発を。
(G氏)安らぎ、ほっとするような場を残し増やしていければと思い、以下の5点を
 挙げた。

 (1)デイキャンプ場を市が公有地化し、保全していく。(2)北川、前川の自然工
 法による復元。(3)歴史的建造物、自然と駅とを結び、安心して歩ける遊歩道
 の整備を。(4)市民農園の整備。(5)東村山駅西口の再開発について買い物公園
 のような、自動車が入れないような空間として整備できれば。
(H氏)東村山駅西口活性化協議会の役員としてやっている。菖蒲祭りは他市からも
 大勢人が来る。
 商店街として来た人にサービスしているが、それは東村山市の宣伝にもなる
 と思う。役所も窓口を作るなど協力していただき、良い活性化の循環が出来
 ればと思う。細い道でも安心して歩けるようにして欲しい。さらに、ボラン
 ティアの方々の協力により、北山公園が他の草花も楽しめる空間になればと
 感じている。
(I氏)東村山駅西口は、大正時代に栄えた場所であり、その景観を残した再開発を
 して欲しい。
 また、武蔵野の平野にあって、八国山などの丘陵は景観資源として貴重であ
 る。切り崩さず、残すべきである。先程、物産店の話が出たが、東村山の料
 理紹介やこんなお店があるといった紹介をやってもいいのではないか。
(J氏)生活道路の整備を優先してやってほしい。道幅が狭く、車がすれちがえない
 所を特に先行的に、安心して歩けるように整備して欲しい。市民も参加し、
 そのような危険箇所を一緒になって指摘していければと思う。
(K氏)この地域は、歴史、自然を壊して近代化をはかる場所ではない。自然と歴史
 の散策コースを定めて安全で快適な道づくりをしたらよいのではないか。東
 村山駅西口から狭山公園まで、八国山緑地、下宅部遺跡、ふるさと歴史館を
 めぐるような散策コースを考えたい。西口は、東口の都市計画道路と対比し
 た形で整備をしてみてはどうか。

(A氏)自分は視覚障害であるが、信号をいつ渡って良いか分からない。
 また、幅32m道路ができると、それを渡る際に果たしてまっすぐ歩けるの
 か心配だ。また、農地も点在しているものを残すだけでなく、一つに集約し
 ていくことも必要ではないか。さらに、先程から、緑のことについて議論に
 なっているが、緑を植えることによって毛虫が出て、近所に迷惑をかけるな
 どの苦情が出ることもあり得る。植物の種類も考えなければならない。
(L氏)多摩湖町に住んでいるが、起伏に富み景観がよい。この様な自然景観を活か
 してまちづくりを進めて欲しいと思う。また、高齢化社会を考え、道路、生
 活道路を整備していくべきであると感じる。
(M氏)文化財を回れるような自転車道、遊歩道の整備をして欲しい。また、都市計
 画道路は的を絞って整備して欲しい。例えば、都道128号線は歩きにくい
 ので、通過交通を流す3・4・9号線の早期整備を考えて欲しい。さらに、
 道路の整備に伴い、必要な商店についてはその形成を進めて欲しい。
(N氏)自然や農業、うどんづくり、だんごづくりといった郷土の文化を子どもたち
 に引き継ぐ方法、そしてその郷土の文化を外部にPRしていく方法を考えて
 いかなければならないと感じる。正福寺、下宅部遺跡を見に行きたい人のた
 めに、西武園駅や東村山駅西口に分かりやすい案内を設置すべきである。
 現在市は財政的に厳しいはずである。今あるものを活かして、住民の意向を
 踏まえた整備をして行く必要がある。また、八国山は子どもが自由に遊べる
 ような場所にして欲しい。
(O氏)魅力ある、活力のある街にするためにも、若者に目を向けてもらう必要があ
 ると感じる。そのためには、緑の祭典、バザーを定期的に開催していったら
 いいのではないか。歴史・文化に加え若者の力で魅力のある街にしたい。

(P氏)都市マスタープランは、20年先を見越して計画を立てている。100年そ
 こそこで世の中が変わってきている。例えば、ライト兄弟が空を飛んでから
 100年立たないうちに、アポロが月にいった。これから先、20年という
 月日の間にどのようなことが起こるか分からない。
 また、商店街について言えば、最近元気のないところが多いと感じる。商店
 街がなくなると地域の祭りがなくなり、つまらない街になってしまうため、
 商店街の活性化が重要だと感じる。緑も守って行くだけではなくなってしま
 う。創っていくことも必要ではないか。
(F氏)土地利用方針で、「自然・歴史文化保全の地区」として検討して欲しい。
 また核の構成概念図があるが、この地域も地域生活核に入れて欲しい。
(D氏)東大和市側の3・4・9号線が現在整備中である。東大和市の計画との整合
 を図って欲しい。
(C氏)駅周辺では、踏切が閉まると、渋滞が発生する。これは、通過交通が多いた
 めであると感じる。通過交通を流すことを最優先に考えるべきである。
(N氏)18年前の抜け道が今、メインの通りになってしまった。競輪場の終了時、
 土日の西武遊園地から帰宅する時間帯、西武ドームで野球が終わった時に決
 まって、西口に渋滞が発生する。幹線道路にきちんと抜けられる道路が整備
 されてこそ安心できる街ができる。
(A氏)競輪終了後、多摩信用金庫裏の一方通行の道が抜け道になり、渋滞する。
 特に化成小学校の近くなどでは通過交通を規制するなどの対策が必要なので
 はないか。

(J氏)道路にはそれぞれ役割がある。通過交通を流す道路、生活に必要な道路、そ
 れぞれしっかり整備する必要があると感じる。片側2車線道路は最悪。1車
 線が駐車スペースになってしまうからだ。それを考えると、片側1車線の道
 路の方が確実である。交差点部だけ右、左折レーンをつければ良いと思う。
 よって、鷹の道は2車線にする必要はなく、交差部のみ拡幅することにより
 遙かに安く実現ができる。
 買い物に関して言えば、駅前のヨーカ堂に自動車を使って買い物に行くから
 渋滞が発生するわけで、自動車で買い物に行かなくても済むように、家から
 高齢者でも歩ける範囲に小さな拠点をつくっていけばいいのではないか。ま
 た、シンボルロードはなぜ造るのか。通過交通対策としては意味がないので
 はないか。
(事務局)都市計画道路は主に広域交通を円滑に通すことを目的として整備するもの
 であるが、このシンボルロードは東村山市内で完結する道路であり、通過交
 通を流す道路として考えてはいない。また、特に秋津・青葉の人にとっては
 市役所等の市の中心部に行くために一度埼玉まで出なければならず、整備の
 要望が高い。さらに、農地などの今後開発が期待される場所を通るために、
 沿道では今までとは違った土地利用の可能性が考えられ、大変有効であると
 感じる。歩道も4.5mの幅員を持ち、人に優しい道であるだけでなく、街
 路の景観等の面で、良好な歩行者空間を生み出す事を計画している。
(F氏)トトロの森、前川、北川、多摩湖自転車道、野火止用水などをネットワーク
 とした、歩ける街にするのも面白いのではないか。
(C氏)現在、東村山駅西口の再開発案が示されているが、その背後にあるまちづく
 りの理念や将来像は示されていない。一方で、この都市計画マスタープラン
 で地域のまちづくりの考え方が示されようとしている。両者の関係はどうな
 るのか。また、再開発ビルと後背地との関連はどのようにしていくのか。
 今のままでは1、2階に商店街の人たちに入ってもらえないのではないか。

(事務局)まちづくりには利害関係があり、それを地域の人同士で話し合っていかな
 くては、本当のまちづくりはできないだろう。現在の再開発案は、あくまで
 も例示として示した案である。
 実際は、再開発ビルの賃料の問題など様々な問題が出て来るであろうが、現
 在そこに住んでいる人たちが、住み続けられるようなまちづくりを目指して
 いる。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
3-3回 本町・栄町地域

日時:1999年5月18日(火曜) 午後7時00分から9時00分
会場:市民センター別館
参加者:市民15名
 市職員7名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○これまでの経過と今後の予定説明(事務局)
○これまでの経過と今後の予定説明(事務局)
(A氏)長期的な構想を練る前に、もっと緊急にすべきことがあると考えるが。
(事務局)日常的な業務を確実に進めることが当然重要であるが、それに並行して将
 来のまちづくりも考えていこうというのが趣旨でありご理解いただきたい。
(A氏)緊急施策に力を注いでもらいたい。
(事務局)20年間そのままではなく、適宜見直しもしていきたい。
(事務局)バブル崩壊後、かつてない社会の変化を経験している。こうした中、まち
 づくりは市民と共に進めることが必須となってきている。今言われたような
 ご意見をいただくことがまさに必要であり、今後も多くいただきたい。一方
 通行化や右折車線の設置により渋滞解消を目指すように、お金をかけないで
 すむ方法もご指摘いただいており、こうした市民の方々のアイディアが重要
 になる。そのための場が本懇談会であるとお考えいただきたい。
(A氏)3・4・26号の整備が進んでいるが、菊水のところで止まっており、それ
 が問題となっている。良い面・悪い面の両面があると思う。
(B氏)かねてより3極構想が提示されているが、一般市民が提案しても、地元地権
 者等の利益に動かされる面があり、結果として中途半端になってしまうので
 はないか。
(事務局)後程の地域別構想の検討時にもご意見をいただければと思う。

○地域別現況資料について説明(事務局)
○地域別構想について意見記入と発表
(C氏)府中街道がいつも渋滞している。拡幅により、通過交通を流していく取り組
 みが重要であると思う。3極のうちの2極を抱え、市役所もある市の中心的
 地域として基盤整備が求められる。
(D氏)府中街道の整備がやはり危急の課題である。
 夢も含めて言えば、空中にある電線を地中化することを望みたい。
 鉄道と道路の交差は、平面交差は危険で渋滞を招くし、立体交差は地域分断
 につながる。地下化も含めて考えていく課題であると思う。
(E氏)東村山駅近くに顔となるようなものが欲しい。西武新宿線の各駅が変わりつ
 つある中、現状は寂しい。
 電柱に貼られた捨て看板は、モラル上問題があるし、歩行の妨げにもなって
 おり対策を講じるべきである。
(F氏)東村山浄水場の信号での右折車の問題を指摘したい。府中街道が野口橋まで
 は拡幅されたが、3車線ある区間より先が問題である。拡幅が必要である。
 新青梅街道から所沢方面に直接抜けるような地下道路のようなものが考えら
 れると思う。商工中金から野口橋に至る区間に鉄道があり抜けられない。西
 武線をくぐる道路が必要である。
 空堀川に魚が戻ってきたというが、釣りができるような整備を望みたい。
(G氏)東久留米から自動車で通勤しているが、栄町1丁目の交差点と野口橋で渋滞
 する。この2つの交差点の立体化が必要ではないか。本町都営住宅が建替中
 であるが、久米川駅方面への歩道の充実が求められる。

(H氏)久米川駅の周辺は、商業エリアとしての位置づけが妥当である。その意味か
 ら、モザーク、ウイングのように西友の南側も整備するべきであると思う。
 商業活性化につながる。
 マクドナルドの所の踏切りは利用者が多いが、狭く危険である。踏切りの整
 備を含めた北口周辺の計画が必要である。
 府中街道の拡幅には相当期間かかるため、郵便局の所に右折レーンを設置す
 る等が当面の取り組みとして必要であると思う。
 東村山の鉄道は東西が中心で南北線がない。武蔵野線の新駅を久米川駅近く
 に設置することで南北の足が確保される。
 空堀川の釣り堀計画には賛成であり進めるべきである。
(I氏)久米川駅の北口・南口は一体的に考えていくべきであり、その観点から橋上
 駅化等も検討されるべきである。
 駅前広場は、自動車中心から歩行者中心に、人が集れる場所としていくこと
 が必要である。
 農業の生き残る道として、土地を手放さずに維持していく方法を考えるべき
 である。神社・仏閣や名産のうどん等を生かしていくと良い。
 空堀川沿いには、歩行者と自転車のための道のネットワークを整備し、自動
 車で通勤しないでもすむ町にしたい。道路については、細い道路をうまく利
 用することを検討するべきである。
(J氏)東村山周辺のまちづくり研究会に参加しているが、活動として、前川の掃除
 を行っている。お金を出して桜の苗木を植えることもしている。
 まちづくりは底辺をまちづくりの種、高さを行政と市民の努力とした三角形
 の面積であると思う。資源がなくとも努力があればよいし、その逆もある。
 野火止用水は、地域の活性化の種となると思う。
 市庁舎付近を改善すると、魅力的な区域になる。
 鉄道による地域分断を解消する取り組みが必要である。
 新青梅街道に道の駅を作って地域の活性化につなげていくと良い。
(K氏)本地域には3駅があるものの、主要道路は慢性的に渋滞している。原因は右
 折レーンの未整備と踏切りにあると思う。立体交差化が必要である。 

(L氏)空堀川の通水式が間もなくあるそうだが、水質が悪く臭いが強い。生活雑排
 水が流入しており、禁止すべきであると思う。基本的な事である。
(M氏)人口密度の高い地域であり、今後も久米川の乗降客数は増加すると考えられ
 る。道路の混雑もひどくなると予想されることから、再開発が必要である。
(B氏)踏切りゼロを目指す考え方があると思う。
 空堀川には、夢を与えるようなデザインの橋を考えてはどうか。
(N氏)市の核となる駅の周辺の開発は、東村山らしく個性的にすべきである。駅前
 に土の部分や畑があっても良い。
 道路については、せめて消防自動車が入れるように拡幅するべきである。
(O氏)特に夕方、自動車が萩山方面から新青梅街道に抜けるのに、商店街に進入し
 てくる。抜け道とならないようにすべきである。
(P氏)「各駅にエレベーターやエスカレーター設置」とあるが、久米川駅の現状は
 スロープ対応となっていおり改善には時間がかかる。当面はマクドナルド横
 の踏切りの拡幅を望みたい。釣りのできる空堀川整備は私も希望したい。
(Q氏)勤務地が市内のため参加させていただいている。
 4年前に転勤してきた時、汚い川に鯉が泳いでいるのを見つけた。そしてそ
 れならば努力すれば憩いの場とすることも可能ではないかと思った。甲府に
 住んでいた時には神社の近くで子どもと魚にえさをやっていたが、本市でも
 実現したい。空堀川も、ベンチを置くなどの工夫で、人と川の境界をなくし
 ていくべきである。
 駅近くの放置自転車の問題を感じる。視覚障害のある方にとって特に問題で
 ある。再開発の時には、地下駐輪場の整備など、福祉を十分考えていくべき
 である。
(R氏)特に発言はない。
(S氏)久米川駅の開かずの踏切りは、人と車が錯綜しており非常に問題である。
 捨て看板に関するご意見があったが、町会として毎月警察と共に撤去作業を
 やっている。電話をいただければすぐに対応したい。

(T氏)府中街道の拡幅により交通量が増加するため、歩行者・自転車の空間の確保
 と、安全に横断できるような工夫が欲しい。
 人口密度の高い地域として、大きな公園が欲しい。市役所や商店街等の周辺
 に、憩える空間があるとよい。
 久米川駅の周辺は、通勤客と買物客の駐輪場を分けて設置することも検討さ
 れたらと思う。
(U氏)道路のバリアフリー化が重要であると思う。自転車と歩行者のための道路づ
 くりが求められる。そのためにスクランブル交差点や音声付き信号の設置が
 必要である。郵便局近くから商工中金方面の道路は一方通行化するとよい。
 駅前広場については、中心地から駅を離して設置していた昔とは状況が変化
 してきている。高齢社会にふさわしい駅前広場のあり方を考え、例えば川越
 や仙台のように2層化するなどの検討をすべきである。巣鴨の地蔵通りも参
 考になる。
(A氏)久米川駅周辺が混雑しているが、それであれば踏切りの手前でバスがUター
 ンできればよいのではないか。
 多摩ニュータウンは、道路は整備されているが町に活気がない。整備され過
 ぎである。将来に東村山が同じ道をたどって欲しくない。
 高齢社会に向かって、のんびりと歩ける散歩道の整備など、ゆったりとした
 まちづくりを進めるべきである。

(F氏)20年後に批判されないような計画づくりをしたい。
 久米川駅付近は地形が高くなっていることから、西武線の久米川から東村山の
 間を地下化して踏切りをなくしてしまうこともあり得るのではないか。
(事務局)実現に向けて難易度の高いものもあるが、意見をいただき委員会に報告し
 ない限り実現しない。是非ご意見を。
(F氏)事業費はどの程度になるのか想定しているのか。
(事務局)本計画にのせられることが前提で、次の段階で優先順位を決め、事業化を
 図っていくことになる。その観点から、現在総事業費を算定しているもので
 はない。
(S氏)今後人口が増えるのは久米川の北口側であり、その意味からは北口の駅前広
 場こそが重要であると思う。
(P氏)実現性が見えにくい。亀戸のサンストリートを見てきたが、非常に繁盛して
 いる。久米川は盆踊りさえ警察との協議に苦労する状況である。夢は持ちた
 いが。周辺市とも費用を分担し合って進めるものがあってもよい。
(I氏)20年後を予測をすると、高齢社会が到来して、現在の車社会には変化がみ
 られるかもしれない。現在は確かに立体交差化は必要かもしれないが、将来
 はどうだろうか。
 世帯構成についても多様化が進み、行動も複雑化してきている。鉄道や徒歩
 の必要性は変わらないことを見据えた計画づくりが求められると思う。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
3-4回 久米川・恩多地域

日時:1999年5月20日(木曜) 午後7時00分から9時00分
会場:市民スポーツセンター
参加者:市民5名
 市職員5名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○これまでの経過と今後の予定説明(事務局)
(A氏)市報に「現時点で確認された事項」とあるが、(2)の道路・交通網整備方針に
 ある「路面電車」は確認事項なのか。市民意見として載せているのならわか
 るが、行き過ぎなのでは。
(事務局)現時点でのまとめであり、これで決定しているわけではない。これについ
 ても意見を頂きたいため、載せている。
(B氏)策定委員会と検討小委員会との関係は。
(事務局)本市民懇談会での意見を、検討小委員会、策定委員会に出して、計画への
 反映等を行う。
(事務局)本計画は最終的には都市計画審議会で審議する。そこに諮る前に、市民の
 意見、検討小委員会の意見、策定委員会の意見を集めている。
(A氏)市報に意見が載っているが、どこでどういう意見が出たのか。
(事務局)各委員会・市民懇談会の席上から、及び市民・委員・小委員・議会・市民
 団体にヒアリングシートを配り、回答のあった意見・提案を、事務局でまと
 めた。それを市報に載せている。紙面の都合で省略しているものもある。
(A氏)よりきめ細かく知りたい。

○地域別現況資料について説明(事務局)
○地域別構想について意見記入と発表
(C氏)本地域は農地が多い。都市農業としての利用を維持し残していくところと、
 区画整理を行い、有効利用していくところを分けていくことが必要である。
 3・4・27号線(シンボルロード)が整備中である。整備されれば、スポ
 ーツセンター付近は便利になる。また、実現化は難しいかもしれないが、武
 蔵野線の駅ができれば、核になるのでは。
(D氏)検討小委員会では、恩多や久米川では観光農園等の資源が多く、活かしてい
 ければという意見が多かった。本地域は梨、ぶどう、キウイの生産が多い。
 それらで人を呼べるようなものができれば。また、PRをすればいいのでは
 ないか。東村山市花卉研究会では、恩多、久米川の人が多く、結束が強い。
 花のまちづくり等でそれらを活かせれば。
(B氏)3・4・28号線については反対している。
 また、農業の後継者を育てる環境をぜひ作ってほしい。ぶどう園は賑ってい
 て良い例である。
 事務局案のAからC案が示されているが、C案が出てくるのは疑問である。
 商店、地域、後継ぎがいなくて潰れるところもある。市民に密着した商店が
 育たなければ、郊外のスーパーに負けてしまう。C案にはしないでほしい。
(事務局)現在B案を中心とした、A案が良いのではないかと策定委員会などで話し
 合われている。検討経過をお示しするために載せているものである。
(A氏)栄町は、南は住宅であるが、北は畑、林が残っている。きめこまかく見て、
 北の農地を残してほしい。(8)市街地活性化の一方針として、農のある街づく
 りを柱にしてほしい。
 恩多辻のところに、既存の家をこわし7軒も家が建った。密集が進み、防災
 上危険なのではないか。

(E氏)栄町に住んでいるが、3・4・28号線には自治会で反対している。
 都営住宅についてだが、40年前は住宅事情も悪く、建替え前の都営住宅でも
 バラ色だったが今はスラム化してしまっている。現在の高層化した都営住宅
 も50年先はスラム化するのではないか。東村山市にこれ以上都営住宅の誘
 致はやめてほしい。民間のマンションは空室が多い。
 地球にやさしい材料を使って家を建てたが、固定資産税が高い。
 農地、防風林がある昔の東村山の景観は良かった。しかし、農地の相続税が
 高く、手放さなければならなくなったため、緑が減った。東村山を昔のよう
 なメルヘンチックな街にしたい。
 犬によって公園のつつじが荒されている。空堀川の河原の一部を、犬の散歩
 ができるような場所にしては。
(F氏)公民館の活用。もっと市内で音楽が聴けるようにしてほしい。
 高齢化に対応して、市内の駅にエレベーターを。
 中高生のいる場所がない。コンビニの前にたむろしている。
 ミニバス(武蔵野市のムーバスのような)みたいなものができれば。秋津の
 人が富士見文化センターに行くのが大変。低床、低公害のバスを。
 乳幼児が市立保育園に入りにくくなっている。何とか受け入れるようにして
 ほしい。
 秋水園再生計画を実現して欲しい。「脱焼却」「脱埋め立て」「分散化」を
 一番言いたいが、市報では表現が弱められている。
 車優先ではなく、安心して歩けるように歩道を整備して欲しい。車の速度を
 落とすため、ハンプなどを使った道路にしてはどうか。
 農家の人が、農地を手放さなくても良いように税制を考えて欲しい。
 高齢者のための介護の充実を。空いている部屋を利用したりして、グループ
 ホーム、ミニデイサービスなど各町に充実できればと思う。

(G氏)屋敷林や農地が減っている。税制面の優遇などの保全策を。
 高層建築は、風、電波障害、日照など、近隣への影響が大きい。5階以上は
 やめてほしい。
 川崎公害訴訟で明らかなように、車は害である。歩いたり、自転車で通れる
 ような、段差のない道を。
 秋水園の計画の表現が薄められている。そのまま実現するとなると160億
 円もかかってしまうが、市民がごみの減量をすれば処理の経費も少なくてす
 むことをもっとPRして欲しい。生ごみを100%堆肥化することを目標に
 してもいいと思う。
(H氏)3.4.27号線をスポーツセンターまで早期に整備する必要がある。
 鷹の道の渋滞は、全部拡幅しなくても交差点改良で対応できるのでは。
 農業振興を含めた中で、雑木林の保存を盛り込んではどうか。
(I氏)通過交通の存在はやむをえないが、地域への進入は防がねばならない。道路
 形態を含めた方策を検討する必要がある。その意味では3・4・27号線は、
 秋津方面への利便を高めるため必要ではないか。その際、高齢化に対応して
 人にやさしい道路とすべき。歩行者、自転車が安心して通れるように。
(J氏)皆さんの意見を伺って、本地域に多い空地を残していくこと、車優先から、
 人優先の道路にしていくことが大切だと感じた。これを一歩進めて、単なる
 歩道をつくるのではなく、緑を植えた歩道にしていければと思う。
(E氏)ごみについては、市民も努力が必要である。ごみの収集を有料化にすれば、
 市民も努力するようになるのでは。トレイの回収は、白いものだけである。
 メーカーに柄の入ったトレイを使わないように市から指導をして欲しい。
(B氏)ごみ処理について、行政が持っている情報を市民に知らせることが重要。
 恩多の集会場は都営住宅の規模から、規模が小さくなってしまった。本町の
 都営住宅に併設される集会場は規模が未定だそうである。市の規模からする
 と、中央公民館ホールの500席では小さい。1,000人以上入れるホー
 ルをお願いしたい。

(A氏)現在東久留米市の柳泉園に建設中の煙突は、東村山にも影響があるのではな
 いか。他市ではあるが、意見を言っていくべきである。
(B氏)秋水園の表現など、市報に市民の意見と確認事項が載っているが、表現が違
 っている。ここで出た意見も充分反映を。
(事務局)秋水園の計画は所管の環境部で進めていくものである。都市計画マスター
 プランは総合的な計画であるということをご理解していただきたい。
(G氏)再生計画の反映ではなく、できやすいものを取り上げただけではないのか。
○各計画の体系を説明(事務局)
(A氏)ごみは生活に密着している。ごみを柱としてまとめてはどうか。
(事務局)行政が一方的に決定してしまう計画ではなく、市民との対話というプロセ
 スを一つ一つ踏んでいきまとめたい。ごみの有料化など市民同士で利害対立
 があるであろうが、地域で議論して進めることが大切であろう。
(G氏)所管同士のコミュニケーションをいっそう密にして欲しい。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
3-5回 富士見・美住地域

日時:1999年5月25日(火曜) 午後7時00分から9時00分
会場:富士見公民館
参加者:市民14名
 市職員6名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○これまでの経過と今後の予定説明(事務局)
(A氏)都営住宅の高層化による影響を受けている地域に住んでいる。このマスター
 プランと都営住宅建設計画との関連はどうなっているのか。協議の結果とし
 ての建て替えならば、市にも責任があると思う。以前は富士山の見えた町と
 して残念である。
 また、河川区域への街灯の整備についても、法律の限界を理由に拒否される
 など、市の窓口の対応にも問題を感じる。
(事務局)これまで市には、まちづくりに関する総合的な計画がなかったため、この
 機会に基本的な考え方を整理しようとしている。この計画が完成して、例え
 ば、ある区域を低層住宅を中心としていこうという方針が盛り込まれれば、
 その後は、高層住宅の建設を抑止できる可能性が生まれてくる。
(A氏)都営住宅建て替え計画の変更の可能性はないのか。
(事務局)既に建設中であり、それを変更することは困難である。
(事務局)議会の特別委員会にもご意見の趣旨は伝えたい。
(B氏)東村山市には様々な特性や魅力があると思い意見を述べたいが、現在提示さ
 れているものは、結論なのか、見直しの余地はあるのか。
(事務局)現在のものはあくまで策定経過である。

○地域別現況資料について説明(事務局)
○地域別構想について意見記入と発表
(C氏)江戸街道や鷹の道は、歩道を整備し安全性を高めるべきである。江戸街道は
 九道の辻近くに右左折レーンの設置を考えてはどうか。
 美住商店街について、高齢者にとって利用しやすいものに再整備する必要性
 を感じる。
 自転車や車椅子で安心して通れるルートを、サイクリングロードから中央公
 園に接続して欲しい。
 本地域は、低層住宅を中心とした地域にしていきたい。
 空堀川は、魚がいて人の集まれる空間にしたい。
(D氏)新しい都市計画法の理念をよく考えて、地方自治体としての力を発揮して欲
 しい。
 府中街道の拡幅についても、都や国に訴訟を考えても市の考え方を訴えてい
 くべきである。
 空堀川は水量が少なく悪臭がある。雨水浸透により水量を確保すべき。
(E氏)福祉施設の多い地域として、それらへのアクセスルート整備が必要である。
 本地域の道路整備は比較的進んでいるが、各々の役割分担を明確にすべきで
 ある。緑道整備も、福祉のまちづくりの一環と考えて進めるべきである。
 3世代の交流の場も欲しい。
(F氏)富士見町に住んでおり、福祉マップ作成に参加した。その立場からいうと、
 歩道の切り下げは弱者にとっては危険で問題がある。
 他市であるが、ブリヂストン工場からの悪臭の問題もある。
 こうした懇談会等の情報が一般市民に伝わるように工夫して欲しい。
(G氏)やはり福祉に関与しているが、江戸街道は狭く危険であり対策が必要。
 市営住宅の中に、人の集まれる場が欲しい。
 全体方針は総花的で将来イメージがわきにくい。個性的な計画にしていくべ
 きである。
(H氏)「農」を大切にしたまちづくりを望みたい。ビルが建っても都市農業は継続
 されているのであり、共存することを重視すべきである。
 全生園を市民のために利用する方策を考えるべきである。
(I氏)東村山浄水場の有効利用が必要である。市西部には運動公園がないこともあ
 り、公園空間としての利用が考えられる。
 江戸街道の危険性の高い区間の改善を急ぐべきである。

(J氏)都市計画道路は、計画決定後数十年を経ているが、本当に事業化するのか。
 沿道に建物が建ってしまう。
(事務局)事業化を考えたいが、財政問題により長期間に渡ってしまう現状にある。
 優先順位等を本計画で検討していきたいと考えている。
(K氏)富士見町近くでの空堀川整備計画はどのようなものか。府中街道についても
 既存の遊歩道とのネットワークをつくるとよい。富士見町のコミュニティゾ
 ーン計画と本計画との関連について教えて欲しい。
 本計画の策定にあたっては、さらに町単位の意見も聞いて欲しい。
 シャトルバス等も活用した福祉のまちづくりを望みたい。
(事務局)『空堀川の計画について説明』
(L氏)東京街道団地から空堀川の中橋方面にかけての水道道路が、新青梅街道でス
 トップしてしまっているが、多摩湖線方面まで連続すると歩行者にとって望
 ましい。
 美住町の道路は、所沢方面から富士見町へ抜ける通過交通が多い。自動車が
 スピードを落とすような工夫をした道路整備をすると良い。
 都市計画道路の整備が遅れているのはある意味では幸いであるといえる。住
 宅都市として変わらないであろう本市では、人が主体となる道路と車のため
 の道路を、近隣を含めたネットワークとして検討・明確化すべきである。
(M氏)渋滞がひどい鷹の道を横切り、路地を通って通勤している。道路を機能区分
 すること、自動車にとって不便なまちづくりをすべきではないか。東松山市
 等で前例がある。
 地域おこしの種として緑や水を活用すべきである。私自身は、前川で清掃や
 植樹等を行っている。
 「暗い部分の反対側は明るい」のであって、価値観は多様である。様々な意
 見を整理して良い計画としたい。
(N氏)福祉施設や学校が多い地域で、比較的緑にも恵まれているため、保全に努め
 ていくべきである。
 浄水場の有効利用を検討すべきである。

(O氏)中央公園は、夜間の照明等、防犯面も考えるべきである。
(B氏)地域区分については鷹の道・府中街道で4区分するのが妥当であると思う。
 これにより各々の特色が明確化される。
 富士見町の場合には、ライシャワー記念館の存在を大切にしたい。
 青葉地域の商店街がさびれてしまっており、高齢者にとって楽しめる商店街
 にしていくべきである。
 シンボル道路は、桜のオーナー制度や歩道に市民の手型を残すなどの工夫を
 したい。
(P氏)新青梅街道の国分寺線のガード下が狭く危険である。
 地域区分は柔軟なものとするとよいと思う。
 近隣レベルではまちづくりに関する話題は豊富であるが、こうした場への参
 加が少ないことが残念である。
(事務局)地域区分については柔軟に考えていきたい。
(Q氏)都市計画道路3・4・28は、現在どういう段階にあるのか。
(事務局)総合計画で「事業を進める」と位置づけているが、時期は未定の状況にあ
 る。(その他都市計画道路の現状説明)
(Q氏)着手前には早めに連絡をいただきたい。
 犬による問題について、管理もお願いしたい。
(R氏)都市計画道路3・4・28号線の拡幅整備にお風呂屋がかかっているが、高
 齢者にとって大切な施設であり、存続に努めるべきでる。
 都営住宅の入居割合はどの程度になっているのか。高層住宅はゴーストタウ
 ン化しているし、出入りは自動車ばかりである。都営住宅に関連する道路に
 より地域が分断されることも問題である。
 駅にエレベーターやエスカレーターが必要である。西武鉄道に働きかけるべ
 きである。
 武蔵野線の新駅は、スポーツセンター付近ではなく久米川駅近くに設置すべ
 きである。
 犬の問題への対処も重要である。飼い主自身による費用負担等を考え事項す
 べきである。
 保存林の保全のため不法投棄対策

(A氏)都市計画道路3・4・26号線が途中までとなっている。新青梅街道までの
 開通の目途はいつ頃か。
(事務局)800m計画中であり、90%買収済みである。『その他都市計画道路の
 現状説明』
(S氏)市のまちづくりについて考える良い機会となった。
(T氏)ざりがに・どじょう・かぶと虫等、様々な生き物がいた東村山にはメルヘン
 があった。
 高齢社会を迎え自動車のための道路整備は不適切である。車にとって不便な
 まちづくりを望みたい。
 相続等で雑木林を物納することを可能にして欲しい。ロンドン郊外のような
 メルヘンあるまち、自然を大切にしたまちとしたい。
 武蔵野線の新駅をスポーツセンター付近に設置するのは私も反対である。
(B氏)東村山のキーワードは「水」であると思う。浄水場は、当面研究所、将来は
 水の国際会議場にしてはどうか。
 青葉町は、高齢者のための遊び場にすると良い。
 志村けんをマイナスイメージでとらえるのではなく、むしろ活用し、大衆芸
 能の拠点づくりを考えてはどうか。スポーツセンター付近に劇場を作る考え
 もある。市の支援で劇団員を育てたり、CD制作を可能にする等、ソフト面
 の工夫も行えば成功すると思う。ロケにも向いた地域である。
(T氏)高齢者のため、商店街の活性化を望みたい。個人商店には過剰包装をしない
 良さもある。
(H氏)畑を含めた緑を大切にしたい。
 全生園は市民の手により大切にしていきたい。
(P氏)米不足以来、千葉との契約栽培を行っている。生産者と市民とを結びつける
 工夫が大切であると思う。
(事務局)今日いただいたご意見は、策定委員会・検討小委員会に報告し活かしてい
 きたい。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
3-6回 萩山地域

日時:1999年5月27日(木曜) 午後7時00分から9時00分
会場:萩山公民館
参加者:市民6名
 市職員4名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○地域別現況資料について説明(事務局)
○地域別構想について意見記入と発表
(A氏)野火止から萩山駅への道は狭いが交通量は多い。一方通行にしてはどうか。
 高齢者の多い地域でもあるので、整備を進めている萩山公園は高齢者・障害
 者の利用しやすいバリアフリーの公園に。
 武蔵野線の萩山駅ができれば。
(B氏)2丁目は袋小路になっているため、防災上危険である。小平霊園などに抜け
 られるようにしてほしい。
 萩山公園はあまり人工的でないほうがいい。
 多摩湖自転車道は誇れる道である。おしゃれな雰囲気のカフェテラスがあれ
 ば。萩山には庭も多い。庭のコンテストをしてもいいのでは。市の花である
 つつじをもっと人の目に触れるようにしてはどうか。
 自治会に声をかければ、この懇談会にももっと人が来るのではないか。
 不燃ごみが増えているので、プラスティックごみを減らす働きかけを市でし
 てほしい。
(C氏)ノーマライゼーションの考え方に基づき、学校教育でも統合教育を。
 ダイオキシンの調査が昨年市報に掲載された。小平霊園も高い値がでた。柳
 泉園の影響ではないか。その調査をお願いしたい。
 3.4.22号線は小学校や中学校を通る。計画時と状況が異なるので、見
 直しも必要ではないか。
(D氏)静かな地域として遊歩道を活かして。
 萩の木を公園に整備しては。
 小平霊園を公園的にして、皆が集えるように。
(E氏)本地域は小平市に突き出しているという地形的特徴がある。小平市とまちづ
 くりを密接に行なっていくことが必要。
 トンボが回遊できるような、また、子どもが遊べる親水空間を。
 住宅地としての本地域は、庭は表現の場である。ブロック塀を生垣などに替
 えていければ、緑豊かな良い街になると思う。

(F氏)小平霊園は東村山市としてのスペースが多いので、より活用が図れないか。
 秋津の平和観音をシンボルに。
 庭造りに関して、外国には何も資源がないが花だけで観光を振興している市
 がある。
 青葉町1丁目から全生園にかけては歩道がほしい。
(G氏)萩山は線路で分断されているかわりに、通過する車もないので、安全で静か
 である。あまり通過できる道を作ってほしくない。
 公番からポストまで誰も通らない。良い生垣を引っ込めてほしい。
 萩山駅西側の踏切には、車の一旦停止標識を設置してほしい。西武新宿線を
 またぎ小平霊園へ通じる跨線橋があると、防災性の向上につながる。ただし
 常時通行できるのではなく、緊急時のみ通行可にするなどの工夫ができない
 ものか。
 ごみの分別をしない人がいる。アパートの管理者に住民を教育することを義
 務付けてはどうか。
 萩山公園は、雑木林を保存しながら整備して欲しい。
 ブリヂストンから臭いに対する税をとれないものか。
(H氏)本地域は鉄道により、3分割されているという特徴がある。
 都市計画道路の話が出ている。車用の道も必要だが、通学などに利用する人
 が安全に歩ける道も大切である。
 バス網がないため、市の中心部に行く際、小平市を通らねばならない。歩行
 者・自転車が安全に通れるネットワークが整備できれば、市の中心部にも行
 きやすくなる。
 久米川病院のあたりが一番標高が高く、出水川にかけて低くなっていく地形
 である。水処理に関して注意するとともに、水に親しめる施設ができればと
 思う。

(I氏)空堀川は昔は洪水が多かったが、拡幅されて管理用の歩道もできた。
 自分の地域の懇談会には出席できなかったが、他の地域の意見が聞けて良か
 った。
 高層住宅はビル風や電波障害、景観などの問題がある。都営住宅については
 住民にやさしい建物を建てて欲しい。
 3.4.28号線が計画された時点から、環境が変わっている。都営住宅の
 建替えにより交通量が増加することが考えられるが、住宅地の中を通すと大
 気汚染などの問題がある。
 高齢者が増えるので、環境にもやさしい市内循環バスがあれば。
 コストはかかるかもしれないが、武蔵野線の新駅が久米川駅近くにできると
 環境面や利便性の面で良くなると思う。
 空堀川沿いに公園を作っていただけたが、犬の放し飼いや、夜遅くまで子ど
 もがたむろするなどモラル、マナーが守られていない。
 吉祥寺のようにセンスあるまちづくりを。
(事務局)『川・下水について壁図にて説明』
(F氏)多摩川へ下水が流れていることを知った。下流に対して責任を持たなくては
 と思う。
 空堀川は環境が良くなってきた。今まで棲んでいなかった鳥も見られるよう
 になってきた。
(G氏)犬の放し飼いの件については、市で条例を作って規制しては。また、川魚の
 管理のために釣りのルールも作ってはどうか。
(H氏)現在はまだ雑排水が入り込んでいるが、公共下水道の基幹部分が整備された
 ので、数年で安心して遊べる水辺ができるのではないか。しかし、涌き水が
 減っているため、出水川の水量が心配である。
(C氏)空堀川の旧河川の利用についてはどうなるのか。
(事務局)『経緯説明』
(F氏)空堀川に菜の花を植える運動をやっているものもある。花と田園の東村山で
 人を呼べるのでは。
(J氏)東村山市全域での都市構造図を市報で見たが、東村山らしいい将来のまちの
 姿が見えてこない。東村山駅を中心として環状のネットワークがあるといい
 のではないか。
(事務局)『萩山公園の整備について説明』

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
4-1回 久米川・恩多地域

日時:1999年9月10日(金曜) 午後7時00分から9時00分
会場:市民スポーツセンター
参加者:市民3名
 市職員6名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○都市計画マスタープランの役割と策定経過の説明(事務局)
○地域別構想策定に向けて 資料説明(事務局)
○グループ毎に話し合い
○意見発表 
(A氏)屋敷林を保全するような方策が必要ではないか。本地域の特徴である、農住
 共存を維持してほしい。また、生産研究地区を充実して、今後も残しておい
 てほしい。
 この地域にはコンビニエンスストアの倉庫などがあるが、大地震の際は、そ
 こから食料などを分けてもらうことも考えられるのではないか。
 空堀川の親水化は大賛成である。水辺として楽しめる施設が欲しい。また、
 川の水面と側道にレベル差があるところは、人が水面に近づけるような工夫
 が必要になるであろう。
 3・4・26号線の整備に際しては、歩道、街路樹のスペースを確保してほ
 しい。
(B氏)3・4・27号線はゆったりとした歩道が整備されている。今後整備する部
 分も歩道確保をしていくとよいのではないか。
(C氏)空堀川の水質はよくなっているが、水量が減っているので確保できないか。
 また、側道が広くてよいが、街灯を整備してほしい。さらに、川沿いの広場
 には高木が欲しい。
 車道と歩行者の道の調和が必要であると思うが、現在の計画では都市計画道
 路の整備に重点が置かれていて、車寄りの計画なのではないか。
 循環バスなど公共交通を充実して、あまり車に頼らないまちづくりをしてい
 くべきではないか。
 また、全生園の緑を保全し、大学なども誘致してみてはどうか。
(D氏)本地域は3核に出やすい場所ではあるが、アクセスのための道が整備されて
 いない。人・自転車のための道があればよいのではないか。できれば、車と
 自転車を分けた道なども整備してほしい。また、その際は駐輪場の整備が必
 要である。

(E氏)スポーツセンターが新たな核と示されている。東村山市はスポーツ都市宣言
 をしているし、健康づくりの核として位置づけ、マラソン大会のスタート地
 点とするなど、これまでの核とは異なるイメージにしてはどうか。
(F氏)3・4・27号線を秋津駅まで早く整備してほしい。現状では久米川1丁目
 から東村山駅まで行くのにストレートにいけないため、不便である。秋津に
 住んでいる人にとっても27号線は便利である。私も含め近所に3から4軒農
 家があり、敷地が計画路線にかかるが、協力したいといっている。
(G氏)27号線が整備されれば、スポーツセンターを新たな核として、27号線の
 空間を利用して市民祭をしても面白いと思う。活性化するのではないか。 
(H氏)恩多5丁目交差点にも、渋滞解消のため右折レーンが欲しい。
 また、都道226号線のイーストビレッジの辺りは危険である。危険箇所の
 改修も必要なのではないか。
(I氏)久米川4丁目付近は、鷹の道と府中街道の抜け道になっている。幹線道路が
 出来るとよくなるとは思うが、何年先になるか分からない。そのため、現状
 の道路をいかに人・自転車と車のバランスをとっていくかが大切である。
 3・4・27号線の歩道は、ゆとりがあって、景観的にも良くなった。この
 沿道を住宅にするのか商業地にするのかがポイントではないか。単なるマン
 ションだけの道になってしまうとつまらない。このまま放っておくとマンシ
 ョンだけになってしまうのではないか。府中街道とは違う、ゆったりと買い
 物ができるような、人の歩く道にしてほしい。
(I氏)川は昔から変わらないし、今後も変わらないだろう。川を大事にしていくこ
 とは大切である。
(A氏)水と親しむことにより気持ちが和むことがある。先日おじいさんとお孫さん
 が並んで川に足をつけているのを見ていて、気持ちが和んだ。川を東村山市
 のまちづくりの柱にしても良いのではないか。ただし、川にごみが捨てられ
 ている。川をきれいにしていくことも必要である。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
4-2回 秋津・青葉地域

日時:1999年9月14日(火曜) 午後7時00分から9時00分
会場:秋津公民館
参加者:市民25名
 市職員3名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○都市計画マスタープランの役割と策定経過の説明(事務局)
○地域別構想策定に向けて 資料説明(事務局)
○質疑
(A氏)空堀川の水源地がないようであるが、将来は水源地を設置するのか?
(事務局)武蔵村山市の野山北公園が水源となっている。空堀川の流量復活のため、
 雨水の浸透等に努めていきたい。国分寺の野川等もモデルとしていきたい。
(B氏)野火止用水はどういう現状か?
(事務局)昭島市にある広域下水処理場で処理した水を、玉川上水に引いて流し、そ
 の後、野火止用水と多摩川に分流している。空堀川の水とは異なる。
(C氏)現在、空堀川の管理はどこが行っているのか?
(事務局)河床部分は東京都が管理し、一部区間は東村山市が借りているため市が管
 理している。
(C氏)遊歩道付近の管理は?
(事務局)場所により、都と市の管理に分かれている。
(D氏)示された構想の実現には多額の費用が必要となる。事業費を示して欲しい。
(事務局)マスタープランは長期的計画であるため、別途総合計画の中に、中期基本
 計画及び実施計画を設けており、その策定に向けて準備を始めている。
(事務局)総合計画は平成8から22年を3区分しており、そのうちの中期基本計画の
 準備をはじめている。その中で優先施策を明らかにすることとしている。
(E氏)防災では「水の確保」が重要であるが、秋津町に不足している現状を認識し
 て欲しい。
(事務局)運動公園にも応急給水層がある。詳しくは、後ほど議論いただきければと
 思う。
(F氏)武蔵野線沿いに湧水がみられるため、貯留し防災に活用すべきである。防災
 課に述べたこともある。
(事務局)それらも含めて、これから検討・議論いただきたい。
(E氏)各地域の20年先を見越した計画というが、例えば秋水園再生プランは10
 年計画である。本計画には、10年経った後の内容を記述するのか。
(事務局)今後おおむね20年先までを含んだ計画内容となる。

○グループ毎に話し合い
○意見発表
(C氏)秋津駅の周辺は「にぎわい」というよりも「混雑」というべき状況である。
 周辺の道路整備が必要である。市で今からでもできることをお願いしたい。
   また、都道の幅が狭く、秋津駅から三恵病院へ向かう道路で木の根も張り出
 すなど、危険である。工事後に水たまりができる問題もある。
 アンケートで、道路が問題であるという意見が多くを占めたこともあり、重
 視して欲しい。
(B氏)地域の活性化のために、青葉商店会の中央通りの整備が必要である。一方通
 行化と合わせて、車道を狭め歩道を広くとってはどうか。
(A氏)碁盤の目状の地域のため迂回路がとりやすく、一方通行化はし易いと思う。
(G氏)空堀川沿いに遊歩道が整備されたが、暗い所があり危険である。照明を設置
 して欲しい。
 巡回バスの導入も望みたい。
(H氏)同じ意見である。
(I氏)バス通り(都道226号線)と鷹の道の歩道が狭く危険であるため、拡幅整
 備を。
(J氏)秋水園の推進プラン’98には、身近な問題から長期的問題まで盛り込まれ
 ている。「その内容の尊重」等を明記して欲しい。
(事務局)まちづくりの基本的考え方など複数箇所に記述しており、尊重したい。
(J氏)ごみの問題は秋津のみの問題ではないと思う。
(K氏)広域での巡回バスが必要である。所沢への野球観戦や買物などに便利になり
 東村山の活性化につながる。
(L氏)道路が、ヤマザキパンの工場付近までは改善されたが、その先が未整備で危
 険である。
(事務局)詳細は不明であるが、東京都が整備する計画があると聞く。確認したい。
(L氏)新秋津駅にエレベーターやエスカレーターの設置を。JRは乗り気である。
(M氏)市役所へ行くのも不便であり、道路整備は必要であるとは思う。しかしこれ
 以上緑が喪失するのも問題でありバランスを考えるべきである。
 淵の森から八国山方面への散策路整備を特に優先して欲しい。
 秋水園でのごみの分別が、秋津地域・美住地域以外ではうまくいっていない
 らしい。皆で気を付けていき、町の中に目を向けるようになって欲しい。

(N氏)道路づくりなどは明確に示されているが、それらが本当に生活を向上してい
 くのかどうかが不安である。住宅が無限に広がる将来像は疑問である。
 柳瀬川沿いにも空堀川のような遊歩道があれば良い。
(B氏)全生園は当然だが、老人ホームや医療センターの緑も保全されるように、市
 からの指導もお願いしたい。
(E氏)「公益施設の機能保全」とあるが、秋水園は資源化センターとしての機能へ
 転換すべきであり、「保全」ではいけない。環境センターとしての位置づけ
 も検討して欲しい。
 「駅前トイレの設置」については、ギャラリーやインフォメーションセンタ
 ー機能など、楽しめる施設との複合化を考えるべきである。
(事務局)現在は骨子であるが、文章化の時点で反映させたい。
(P氏)シンボル道路がスポーツセンター付近で止まっている計画のようであるが、
 延伸に関する計画の状況は?
(事務局)事業決定されている区間は早急に整備される。その先についても重点整備
 路線として位置づけているので、早く着手していきたいと考えている。
(P氏)同じ意見である。
(Q氏)20年後にすべての計画を実現できない。シンボル道路については急いで欲
 しい。
(D氏)道路の拡幅整備と段差解消を、計画でなく実践して欲しい。
 防災に関する施策は、20年後ということでなくすぐ実行すべきである。
 事業費が一人当り、どの程度になるのか示して欲しい。
(事務局)現在策定中であり、明示はできないことをご理解いただきたい。
(コンサルタント)本書は、行政のみが行う計画をまとめたものではなく、市民や事
 業者の力で取り組む内容も含んでいる。行政の努力の必要性を軽視するわけ
 ではないが、本書の役割は、まちづくりの理念と基本的方向性を明示するこ
 とにあるとご理解いただきたい。
 また、事業化については、別途中期基本計画がその役割を担うことになる。

(R氏)新秋津駅へのエレベーター・エスカレーター設置を、中期基本計画に掲載し
 て欲しい。
 武蔵野線の蓋掛けによる駐車場の整備や、バスの乗り入れ等によって交通問
 題の解決を図るべきである。
 駅前トイレの早期設置、電線の地中化、道路へのベンチ設置、防災への井戸
 水の活用、簡易トイレの整備、雑木林の公園化なども進めて欲しい。
 空襲を受けた地として、戦災を記録するモニュメント整備も望みたい。
(S氏)秋水園の推進プラン’98を尊重して欲しい。ごみリサイクルの場を分散す
 る等して、収集車の数を減らす取り組みを優先して進めるべきである。
(T氏)島崎氏のメモを代読する。
 ・空堀川は、多自然化工法で整備し、水辺に親しめる空間づくりを。
 ・小中学校に生ゴミの堆肥化装置の設置を。
 ・学校の余裕教室を活用して保育室を整備。
 ・バス通り(都道226号線)に歩道整備を。
 ・3・4・26号線の整備は凍結に。
(T氏)3・4・27号線の早期完成が必要である。
 全生園と老人ホームの緑の保全と有効活用を望む。
(U氏)おおむね5年毎に、計画に基づいた事業の進捗がわかるようにするべきであ
 ると思う。
 「良好な住宅地の保全と育成」とあるが、戦後の建築基準法の改悪で、建ぺ
 い率制限が緩和される等して、住宅地の環境悪化が進行してきたのが実情で
 ある。これらを放置して住環境の方針を記述するのでは意味が薄い。具体的
 な住宅地像を示す必要がある。
 大地震の発生時の被害想定や危険度調査は行っているか? 地震対策は重要
 なテーマであると思う。
(V氏)特にない。
(W氏)大地震時に、狭山湖や多摩湖といった貯水池の崩壊の危険があり、山津波の
 発生が心配される。近隣に居住している者として不安である。市として対策
 を示して欲しい。大雨時の洪水対策も重要であり、対策を望みたい。 
 生ゴミの堆肥化装置の普及も課題である。再生プランでの目標は20%程度
 の控えめの目標であるが、それを上回る普及を考えたい。公園や都営住宅等
 に設置してはどうか。

(X氏)市長の諮問機関として検討された「秋水園の推進プラン」が反映されていな
 い。「ごみの減量化に貢献する」というのは消極的表現ととれる。「実行し
 ていく」という文章を明記できないか。
(事務局)ここでの結果は、検討小委員会や策定委員会に報告し検討を行っている。
 本日の結果についても伝えたい。前回の素案より徐々に反映されてきている
 と考えている。
 なお今後も、市報やシンポジウム等の機会に素案を周知・広報を行い、更に
 市民意見の反映に努めていく予定で考えている。
(M氏)検討小委員会は非常に重要な役割を果たすものであると思うが、懇談会にも
 出席するべきである。
(事務局)全員がいずれかの地域には出席している。
(コンサルタント)小委員会が解釈した結果のみが委員会へ上申されるということで
 はなく、事務局が互いの橋渡しをしつつ、有機的関係を保つように工夫して
 いるところではあり、ご理解いただきたい。
(M氏)そうであれば、市長の答弁通り「再生プラン」の反映もすべきではないか。
 反映するのか否かが明確でないと思う。
(事務局)事務局として判断してしまうことを避けていることをご理解願いたい。
 小委員会 ⇒ 委員会 ⇒シンポジウム ⇒ 原案づくり ⇒ 都市計画審議会と
 いう流れになるため、本意見についても報告していきたい。
(X氏)策定委員会の傍聴は可能か?
(事務局)可能である。期日を問い合わせのうえ、是非傍聴いただきたい。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
4-3回 本町・栄町地域

日時:1999年9月17日(金曜) 午後7時00分から9時00分
会場:市民センター別館
参加者:市民14名
 市職員7名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○都市計画マスタープランの役割と策定経過の説明(事務局)
○地域別構想策定に向けて 資料説明(事務局)
○グループ毎に話し合い
○意見発表 
(A氏)生活道路の途中で歩道がなくなったり、狭くなったりするところがある。
 東村山駅、久米川駅など、車や人、自転車が集中する場所では、どうしても
 混雑する。歩道の設置を推進して欲しい。
(B氏)都営住宅の中の道路を、現在車が通っているが、この道路を廃止しようとし
 ている。この道路を走っている車はどこを通るようになるのか。この状況を
 市としてはどのように考えているのか。
 市役所通りは朝夜かかわらず車がよく通り、大型車が通ると家が振動する。
(C氏)車が走るためだけの道路がほとんどである。道路はなくてはならないが、た
 だ作るだけではいけないと思う。都市計画道路は30年前の計画である。色
 々な手段を用いて市民の声を聞き、根本的な見直しを図って欲しい。
(D氏)安全で快適に走れる、歩ける道路にして欲しい。
 見直すべきところは見直す体制を作る必要があるのではないか。

(E氏)都営住宅はアンタッチャブルな地域になっている。以前の説明では、都の計
 画を市が事後承諾した感じを受けた。人工的なまちになってしまったのであ
 れば人工的な車が通るのは仕方のないことではないか。
 自然とかけ離れているにもかかわらず、緑の散歩道の緑の点線で囲んでいる
 事も意味がよく分からない。
 都営住宅が出来ることで、周辺住民が被害を受ける形になっている。都に対
 して東村山市がしっかりと交渉して欲しい。
 川は洪水の心配がなくなり、また、釣りのメッカとなるなど景観的にも良く
 なった。しかし、栄町1丁目周辺は水辺の町となっているにもかかわらず、
 計画道路の路線は変更されない。橋ばかりができ、滑空距離が不足すると、
 鷺などが着水しづらくなる。人工的なもののために自然が失われていくよう
 では、「水辺の町」という呼び名はふさわしくないのではないか。
 都市計画道路は、30年も前に計画されているようだが、実際の生活者の立
 場に立って再構築して欲しい。
(F氏)東村山を知るために、あちこちまちを回ってみたが、不便だと感じた。移動
 に関して一貫性が感じられなかった。
 まちづくりは、器を作ることでなく、人間の気持ちが大事ではないか。具体
 的には川がきれいになっても、河川道路で犬を散歩させている人のマナーが
 悪かったり、子供が夜も花火などで騒ぐようでは好ましくなく、精神的な成
 長の必要性があるのではないか。
(G氏)東村山駅周辺、久米川駅周辺、市役所周辺では特色付けがされているが、そ
 の間の沿道複合地区のところ、例えば平和塔公園や多摩みどり幼稚園付近で
 は、線路と道路に囲まれてしまい中途半端な位置づけに思われる。
(H氏)20年以内の早期に都市計画道路3・4・27号線を完成させたい。それに
 より鷹の道を歩行者優先の道に出来れば良いと思う。
(I氏)廻田町ではバス通りを拡幅している。道路が出来ることにより街並みも変わ
 る。都市計画道路も大切であるが生活道路の整備にも力を入れるべきでは。

(J氏)府中街道の整備方法によって東村山自体が随分変わっていくのではないか。
 西武線の立体化については、トーンを強めて表現し、インパクト与える事が
 必要ではないか。
 都営住宅の問題について、車を通す道、通さない道をはっきりさせていく事
 が必要ではないか。
 久米川駅前北口整備によって恩多地区、都営住宅周辺が住みよいまちに変わ
 るだろう。それらを考慮して整備を行って欲しい。
(K氏)西武線の立体化について、検討するという表現でなく、はっきりした強い表
 現をして欲しい。20年先の夢を描くつもりで表現して欲しい。
(L氏)府中街道の野口橋から東村山駅の間の歩道が狭く、歩行者同士や自転車との
 すれ違いが困難である。拡幅を検討して欲しい。
 都営住宅周辺は人があまり歩いておらず、にぎわいに乏しい。大きなコミュ
 ニュティセンターを作って、地域の人が寄れるように整備をして欲しい。
 久米川北口前の道路は歩道が狭く、車いすの人を連れてはとても歩けない状
 況である。拡幅整備は急務ではないか。
 久米川ボウル脇の野火止用水沿いの道が、緑の散歩道と表現されているが、
 現状では交通量が非常に多い。新青梅街道を渡る手前のように歩道を設置し
 て欲しい。
(M氏)鉄道をまたぐ道路の高架化を早期に実現して欲しい。
 久米川駅、特に南口の八坂駅までの通りは東村山随一の商業集積であると思
 われるが、北口ではバランスが崩れている思われる。これらの商業集積同士
 の相乗効果を狙った整備が出来ないか。
 久米川駅から東村山駅にかけて、もっとのんびりと歩きたい。歩く人を中心
 に考え回遊性を高め、安心して歩けるように整備して欲しい。美住町も含め
 た回遊道路の検討を行って欲しい。
(N氏)都市計画道路3・4・27号線や久米川北口周辺の整備に、どのようなイメ
 ージをを持って整備していくかを考える必要があるのではないか。
(O氏)久米川駅にペデストリアンデッキ等の建設を考慮してはどうか。
 仲良し広場、児童遊園はあるが緑が少ないため、集約させてまとまった大き
 な公園が欲しい。

(P氏)都市計画マスタープランは市民の生活を中心に考えて欲しい。特にダイオキ
 シン対策が重要で、住みよい都市づくりに欠かせないだろう。
 20世紀はエネルギーの時代であったが、21世紀は食料の時代になるだろ
 う。市の自給率に着目し、農業地域の強化拡大を図って欲しい。
 東村山の良さを未来に残せるように、計画の目玉をはっきりさせていくべき
 ではないか。
(Q氏)都市計画道路の3・4・28号線に反対である。
(N氏)都市計画道路3・4・28号線は、ここしばらくは見送りだと聞いた。
 東村山市では、シンガポールのような便利であるがやや冷たい整備をするの
 か、タイのバンコクのように、道路整備は立ち後れているが人間的な温かさ
 があるまちにして行くのか、非常に興味がある。
 個人的には、自動車の道路よりも自転車道路が完備しているまちにして欲し
 いと思う。
 昔は市のイメージであった雑木林が減って来ている。農地の所有者にとって
 は、固定資産税が高く、土地を持ちあぐねていくようであり、雑木林を市で
 買い取るなどして残して欲しい。緑を維持するために、草引きなどのボラン
 ティア活動を喚起して欲しい。
(R氏)皆さんと同じような意見なので、発言は遠慮させて頂く。
(S氏)道路でも重点路線・項目が示されており良いと思う。
 久米川駅は降りて67m行くとすぐに新青梅街道で、それまでに、上り下り
 を繰り返さなければならず、高齢者には負担である。清瀬駅のように、ペデ
 ストリアンデッキを設置して欲しい。

(T氏)若者に期待している。若者は、私たちが今まで行ってきたまちづくりを見て
 きているため、それらを踏まえて、良い町にしてくれるのではないか。「く
 らし輝く都市東村山」のために、まず話し合いをする必要があるだろう。
 東村山の良い点といえば、自然であろうが、足元の自然に着目するのか、大
 規模な緑地を意識していくのかを話し合っていくべきではないか。
 東村山市単独では成り立っていかない。近隣市とを結ぶ幹線道路は必要であ
 ろう。但し、通過交通の幹線道路だけでなく市内での生活を考えた道路も必
 要であろう。
 小田急沿線など中央線以南の鉄道沿線は、居住を望む若者が多く、魅力ある
 街になっている。まちづくりのために西武鉄道にもう少し力を入れてもらう
 必要があるのではないか。また、線路でまちを分断されているため、鉄道を
 地下に通す案も良いのではないか。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
4-4回 萩山地域

日時:1999年9月21日(火曜) 午後7時00分から9時00分
会場:萩山公民館
参加者:市民5名
 市職員4名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○都市計画マスタープランの役割と策定経過の説明(事務局)
○地域別構想策定に向けて 資料説明(事務局)
○グループ毎に話し合い
○意見発表
(A氏)萩山周辺の道路は複雑で覚えられないため、わかりやすくする必要がある。
 3丁目から1丁目に引っ越したが、小平霊園が遠くなり、近くには子供が遊
 べる空間が不足している。
(B氏)小平霊園を活用して、明るいイメージの地域にしたい。
 「小平霊園への跨線橋整備」という内容があるが、橋は障害者等にとって使
 いづらいという問題がある。大きなバリアとなっている西武線は小平駅あた
 りから地下化するのが理想的である。
 久米川病院前の道路を歩いたが非常に危険である。安心して歩けるように整
 備が必要である。
(C氏)萩山駅前の利用方法を検討してみたらと思う。
 府中街道の歩道拡幅が進んでいるが、周辺とのつながりをもたせたい。
 久米川病院前の道路の整備は、地域の人たちと話し合い改善を進める必要が
 あると思う。
(D氏)都市計画道路の整備によるのが良いのかどうかという問題はあるが、線路で
 寸断されている地域として、道路整備が重要であると思う。特に南北方向の
 動線が不足している。萩山通りは狭く、野火止通りや江戸街道との交差点付
 近は特に改善が必要であると思う。今日も交通事故があった所である。
 萩山は出水川の上流部にあたるため、例えば久米川駅東住宅地内に、水源地
 としての親水公園を整備してはどうか。
(E氏)行き止まり道路は3丁目にも多く、地域全体の課題であると思う。既存道路
 を少しづつ整備しながら住環境を改善していく必要がある。
 「みどりの散歩道」は、エリアの端のみならず、地域内部にもネットワーク
 化するべきである。

(F氏)懇談会への参加が少ないのは、現状にある程度満足しているためという話し
 合いがあった。落ち着いた住宅地として、あえて大きな改造は必要ないのか
 もしれない。
 とはいえ、萩山通りの問題解決は重要であり、例えば、北向きの一方通行化
 して歩道を確保すること、自動車は3・4・3を通って萩山公園方面へ流す
 ことを検討すべきと思う。
(G氏)久米川東住宅に居住しているが、高齢者が増加していきている。
 小平方面から自動車で市内に入った途端に道路事情が悪くなるのがわかる。
 都市計画道路の整備が重要であると思う。。
(H氏)仲よし広場は、ブランコやすべり台ではなく、原っぱにしてはどうか。
 久米川病院の前の萩山通りの危険性については同感である。
 3中近くの踏切も人と車の動線が交錯しているが、開渠部分に蓋掛けをして
 拡幅してはどうか。
 サイン表示に、面白みやインパクトをもたせることも考えたい。
(I氏)病院前の通りは、一方通行化して広めの歩道整備をするべきである。自動車
 通過はむしろ不便にすべきではないか。
 多摩湖自転車道へよく行くが、さらに八国山方面へのネットワーク化がされ
 ると良いと思う。そのためのロードマップを作成し、実際に利用してみて案
 を出し合ったらどうか。徐々にマップも道路も充実していける。
 農産物の直売所が、萩山地域にあってもいいと思う。
(事務局)比較的住みよい地域ではあるが、道路整備は重要であるという意見が多か
 った。
 小平霊園の保全・活用や、歩行者や自転車道のネットワークの必要性等も指
 摘された。
 萩山通りの一方通行化の可能性等について議論していただきたい。
(D氏)萩山通りの自動車交通は、北方向へ向かうものが多いだろう。風呂屋の前の
 道が逆方向への交通処理をしていると思う。
(事務局)萩山地域 ⇒ 久米川駅周辺 ⇒ 新青梅 ⇒ 所沢というルートを通る自動車
 交通は相当多いと聞く。
 市でも府中方面への出張の際には、国分寺経由が早いため、萩山地域内を通
 ってしまう。
(C氏)一方通行化は良い考えであると思う。
(D氏)一方通行化は、地元が反対する場合があり賛成できない。

(事務局)青葉地域で議論されたように、逆に地域に望まれることもある。本計画へ
 どの程度記述できるのかは、今後の検討課題としたい。
(D氏)都営住宅内の道路から風呂屋の前にかけて、迂回路を整備する方が可能性は
 あるだろう。
(E氏)一方通行化にあたっては、遠回りとなる人たちもでるため、地元の理解が必
 要であり簡単ではないだろう。
(D氏)3・4・3号線の用地買収に40億円もの費用を要すと聞いたことがある。
 萩山通りの拡幅にも同程度の事業費がかかるだろう。検討してもらいたい。
(事務局)市民と行政の協力による解決を検討していきたい。
(D氏)平常時には問題は少ないかもしれないが、道路幅が足りず、火災や地震の発
 生時には消防車も進入できないことを危惧する。
(H氏)3中の前付近にJR武蔵野線の新駅を設置するという考え方があるようであ
 るが、具体的にはどうなっているのか。
(事務局)具体的動きまでは至っていないが、市民要望は強くなっている。膨大な事
 業費を要することもあり、長期的な課題とはなるが、本計画には検討を継続
 していくことを明記しておきたい。
(D氏)久米川駅の北口の市民からの声は強い。小平霊園へのアクセス道路も生まれ
 ることから、ポテンシャルはあると思う。
(事務局)新青梅街道沿いの久米川東住宅には、メタセコイヤなどの緑もみられ、紹
 介していきたい。
(D氏)萩山駅には、小平市のマップはあるが、東村山市の案内マップが貼られてい
 ない。是非設置の努力を。
(C氏)八坂駅にも、小平市の市報だけが置いてある。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
4-5回 富士見・美住地域

日時:1999年9月24日(金曜) 午後7時00分から9時00分
会場:富士見公民館
参加者:市民4名
 市職員5名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○都市計画マスタープランの役割と策定経過の説明(事務局)
○地域別構想策定に向けて 資料説明(事務局)
(A氏)美住・富士見地域以外の質問はできないのか。
(事務局)他の地域に関する事柄でもこの場で述べていただいてもいいし、これから
 のグループでの話し合いの中で触れていただいてもいい。
(A氏)都市計画マスタープランにはハード面に関することは書いてあるが、福祉行
 政や情報化についての記述がないが。
(事務局)それらに関する基本的な計画としては、地方自治法に基づいた基本構想の
 もとに「東村山市総合計画 Let’s2010東村山」が別にある。
(A氏)縦割り的な個別マスタープランでは意味が無いのではないか。
(事務局)都市計画マスタープランは、都市計画法に基づき策定が義務づけられてお
 り、ハードが中心となる計画ではあるが、健康・福祉などの切り口からみた
 まちづくりについても盛り込んでいる。
(A氏)CATV網を張り巡らせたり、公民館に情報端末を設置することなども表現
 できるのではないか。
(事務局)市の全般的な基本計画は総合計画である事を理解していただきたい。
(A氏)情報化に資する道路整備も考えられるのではないか。また、今後の医療を考
 えると、予防医学の観点から病院との情報ネットワークも大切ではないか。
  11月25日のシンポジウムはこの都市計画マスタープランが対象なのか。
 また、総合計画への市民参加は考えているのか。
(事務局)前回の総合計画は、町別フォーラム・地域別フォーラム等の市民参加を重
 ねて策定した。今回策定する総合計画中期基本計画も、市民フォーラムを6
 地域で開催するほか、市民アンケートを通じて市民の意見を収集し、策定し
 ていきたい。

(A氏)市民としてはどの機会に情報が得られ、意見を述べることができるのか。
(事務局)市報等にて広報していくので、意見をいただきたい。
(A氏)東村山に今後も住み続けていきたいと考えており、市民に開かれた行政とし
 てして欲しい。
 昨年度の情報化にかかった費用が2.5億円ということであるが、もっと安
 くできるシステムがあると思う。藤沢市ではネット上で会議が可能となって
 いる。東村山でもできないかと市役所に尋ねたところ、予算が無いため難し
 いと答えられた。
 また、東村山のホームページがあるが、情報が少ないと思う。また、双方向
 に情報がやりとりできる形になっていない。
(事務局)ホームページは立ち上げたばかりで完璧なものにはなっていないが、将来
 的には双方向になっていく。
(B氏)ご指摘の通り、情報ネットワークも必要だと思うが、担当者に直接意見を言
 ってもよいのではないか。
 また、地域福祉計画などの個別計画が他の部署にもある現在の行政のスタイ
 ルからいうと、他分野についてどこまで踏み込んで書けるのかが課題ではな
 いか。部署間の連携を密にして、行政がスムーズに進むようにすることが大
 切だと思う。
(事務局)我々の部署は、都市計画の立場にはあるが、関連する他分野の内容を取り
 込みながら、検討をすすめている。
(事務局)都市計画の範疇は別として、東村山市として承らなくてはいけない意見だ
 と考えている。
 この場には都市計画マスタープランの検討小委員の他、総合計画のワーキン
 ググループの職員が参加しており、総合計画策定に活かせるのではと考えて
 いる。
(A氏)今後、コンピュータを利用した市民への情報提供も重要になると思う。
(事務局)情報共有化がまず必要で、現在進めているところもある。
(事務局)現在、庁内情報化計画に基づいて、庁内の電算機導入等を進めているとこ
 ろである。今後は市民、地域に向けた情報化を進める、地域情報化計画を策
 定する予定である。、広く広報されていくと思う。
(A氏)右折レーンの設置が記述されているが、同時に左折レーンも大切なのでは。

○グループ毎に話し合い
○意見発表
(B氏)浄水場を、運動公園として多角的に利用しているところもある。
 久米川駅南口の八坂小までに歩道を設置してほしい。
 河川の遊水化、親水化をもっと考えていく必要があるのではないか。
 生産・研究の核については、企業が来たいと思う必要条件はなにかを話し合
 った。そのためには都市計画道路、情報化を考えていく必要があるのでは。
 コミュニティづくりをするための場づくりが必要なのではないか。中央公園
 にデイキャンプ場が欲しい。
(A氏)市民が公園の維持管理までを行える体制づくりを進めて欲しい。
 また情報化として、各公共施設で情報を得られるようなものをつくってはど
 うか。
(C氏)少子高齢化が進むこれからは、人の動きが大事になってくると思う。そのた
 めの道路整備や、鉄道のあり方を考えていく必要があるのではないか。
 活性化というよりも、コミュニティ形成のため、まず住民同士仲良くまちづ
 くりを考えることができればよいのではないか。
(D氏)サイクリングロードから中央公園へのアクセスが2本しかない。足の不自由
 な人にとっては来づらい。障害のある人とも空間を共有するために、スロー
 プなどのアクセス路が2本ぐらい増やせないか。
 鷹の道の整備についても、安全面、バリアフリーなどから検討が必要なので
 はないか。
 計画道路の整備を進めるとともに歩く人のための道も必要である。住民が高
 齢化していく中で、身近なところで買い物ができるよう美住商店街、らぶら
 通り等の活性化策も重要である。
(E氏)富士見1から2丁目には、小学校から高校、福祉施設まで整っているので、教
 育・福祉のまちづくりを考えていってはどうか。
 富士見町4丁目と美住2丁目は、新青梅街道で分断されているため、それぞ
 れ富士見町・美住町としてのつながりが希薄になっていると思う。
 地域コミュニティを育成していくためには、町丁界を見直すことがあっても
 よいのはないか。

(F氏)防災まちづくり関連の情報であるが、中央公園の中に応急給水拠点があり、
 6万トンの水が溜められている。災害時に管が復旧するまでは、この水を利
 用することになっている。 
 10月初旬には、3自治会合同で試験利用の予定である。また、毎年9月1
 日には小学校で訓練している。このように地域の自治会で協力していくこと
 により官民一体となった防災体制が確立できるのではないか。
 都心方面への道路が多く、環状道路が少ない。3.4.38号線が早期に整
 備されていくと南北交通がスムーズになるのではないか。それにより都心方
 向への渋滞も減るのではないか。
(B氏)3.4.38号線は、整備していくのか。
(事務局)先ほど説明した9路線を優先していきたい。
(B氏)地域のコミュニティづくりが大切だと感じている。学校の催しや地域の催し
 があると出かけて行くので地域を知ることにもつながる。それらの催しの情
 報が検索できるといいのではないか。
 福祉施設、浄水場、サイクリングロードなど、本地域に施設は沢山あるので
 それらを有効活用するために情報提供をもっとしていくべきではないか。
(C氏)若者は、いい感性を持っていると思う。教育の中で、彼らを良い方向に導い
 ていくのも我々大人の役割だろう。
 学校に関して言うと、小学校の先生も含めて、地域に溶け込んでくれればよ
 いと思う。また、市民体育祭に自分は出ていないが、それではいけないと思
 っている。

東村山市都市計画マスタープラン
地域別市民懇談会議事録
4-6回 廻田・多摩湖・諏訪・野口地域

日時:1999年9月28日(火曜) 午後7時00分から9時00分
会場:廻田公民館
参加者:市民8名
 市職員5名
事務局:都市整備部都市計画課
議事概要:
○都市計画マスタープランの役割と策定経過の説明(事務局)
○地域別構想策定に向けて 資料説明(事務局)
○グループ毎に話し合い
○意見発表 
(A氏)野口町に公共の集会所が欲しい。東村山駅の西口開発にあたっても集会所設
 置の検討を行って欲しい。
(B氏)民家園が焼失してしまい非常に残念に思っている。人を集めていた施設であ
 るため、今後復興に向けての方策を考えていきたい。
(C氏)西武遊園地から八国山、さらには東村山駅に至るまで、楽しめる歩行動線の
 整備をすべきである。地域の活性化にもつながると思う。
 緑をこわさない工夫をしながらの取り組みを望みたい。
(D氏)市の財政支出は増えるが歳入はなかなか増えない状況にあるが、こうした中
 で、いかに税収を増大させるのかを工夫することが重要であると思う。
 例えば利便性と環境は矛盾する面があるが、思い切って、心のやすらぎに重
 点を置いて緑道整備に注力するという考え方もあるのではないか。
(E氏)点ではなく面で地域を捉えるべきである。地区特性を生かして、めりはりの
 ある用途分化を考えたい。より大きな夢を描くべきかもしれない。
 まちづくりには多額の費用を要するが、行政を中心とした仕掛けづくりに工
 夫を求めたい。

(F氏)特に道路の問題を感じる。新青梅街道から金山神社を通り、所沢方面へ向け
 て地下道を抜き通過交通を処理してはどうか。
 民家園が焼失してしまって残念であるが、今後復興するのであれば、小金井
 公園のように、複数棟を作る考えもある。遺跡の保存も考えたい。
 将来、高齢者の比率が3分の1近くになると聞くが、高齢者の運動ための場を
 整備する必要がある。寝たきりでなく運動が可能となるようにすべき。
 住宅を取り壊す際に、庭の樹木も捨てられてしまう現状はもったいなく感じ
 る。これらをストックして、緑のリサイクルの制度を作ってはどうか。
 ごみについては、他市に出さず市内で処理できるようにすべき。廃材のビニ
 ールを加工して、菖蒲園の丸太等に転用することも考えられないだろうか。
(G氏)東大和市方面から3・4・9号線、3・4・10号線の早期整備を望む。
 市の東部へのアクセスが改善されることになる。
 緑が多い地域特性を生かしたまちづくりが重要である。八国山や狭山緑地の
 緑は、20年後にもなくならないようにしたい。
(H氏)本市の平らな地形を考えると、遊歩道の充実が望ましいと思う。例えば正福
 寺を訪れたり、川沿いを快適に歩けるように整備していってはどうか。
 まちづくりには、専門的なキーマンを見つけだすことも重要であると思う。
(I氏)財源が限られている中、既存の資産を確実なものにするのが有効であると思
 う。そして、多額の費用を必要としない取り組みもあり得る。
 例えば、東村山駅の西口で、地域の案内板を充実してはどうか。地域を観光
 地として考えるのであれば、重要な施策であると思う。
 前川についていえば、例えば清掃や桜の植樹など、市民が関わりをもちなが
 ら親水空間化していってはどうか。
(J氏)富士見から美住、そして野口に引っ越してきたが、本地域は、かぶと虫とり
 ができるように素晴らしい。内外にアピールすべきであると思う。
 担税力のある特に若い人たちを呼べるようなまちにしたい。

(K氏)アピールについては、市の広報担当として大きな課題であると考えている。
 本地域には、都市計画道路整備のニーズは、それほど高くないと思う。むし
 ろ歩道や自転車道の充実が求められると思う。
 地域性を生かした整備を進めていくべきである。小平市のグリーンロードの
 模倣ではいけないが、頑張りたい。
(L氏)久米川町から多摩湖町に引っ越してきたが、久米川よりも緑に恵まれている
 と思う。今後は、緑を結ぶ軸線を増やしていくべきであると感じる。
 長期的には幹線道路づくりや核づくりもあるだろうが、財政も厳しい中、当
 面は緑の道づくりに注力すべきだろう。
(M氏)八国山や狭山公園等の緑、北川や前川の水に恵まれ、東村山らしい地域であ
 る。これらに加えて、歴史的資産を生かしたまちづくりができればと思う。
 特に緑道整備が重要であるが、所管している駅前再開発にも生かしたい。
(事務局)緑・水・歴史資源を保全・活用しネットワーク化すること、人を呼び込む
 ために案内板等を充実すべき等が提案された。意見交換をお願いしたい。
(C氏)緑道の充実に合わせて、東村山駅の前にレンタサイクルショップを作り、他
 の駅に乗り捨て可能としてはどうか。大規模施設を作らなくとも、地域の活
 性化につながると思う。
(A氏)東村山駅西口の再開発構想の現状を知りたい。
(M氏)4.9haについて再開発の区域を指定しているが、そのうちの1.2ha
 について、駅前広場を含む再開発を重点的に行っていきたいと考えている。
 一昨年に地権者に対する説明会を実施し、現在東京都等の関係機関と協議中
 の段階にある。区域変更もあり得るため、権利者の方々には近いうちに説明
 したい。

(I氏)市のまちづくりに大きな影響を与える府中街道も128号線も都道である。
 本地域には都議会議員もいることから、広域的見地からの事業推進に向け、
 上部機関へのはたらきかけが必要である。
(事務局)市長から国への要請等は積極的に行っているところである。
(事務局)広域交通網の意義は、通過交通を処理すること、物流や我々自身の市外へ
 の移動のルートとなること、災害時に広域的な連携による救援活動を可能と
 すること等、多岐にわたると思う。
 各々のしつらえは、個別に検討していくべきであるが、地域のためのコミュ
 ニティバスのルートともなるこれら9路線について、整備に向けた議論を深
 めて行ければと考えている。

3 団体との懇談会議事録

  • 市内の各種団体(東村山市商工会・障害者団体)と懇談会を持ち、意見交換などを行いました。
  • その際の議事録を以下に示します。

東村山市都市計画マスタープラン
東村山市商工会理事会との懇談会(第1回)
議事録

1.日時:1999年6月9日(水曜) 午後8時20分から9時40分
2.会場:東村山市商工会館
3.参加者:東村山市商工会 会長 山中 氏
 理事 約20名
 事務局 約5名
 事務局:都市整備部都市計画課
4.議事概要:
(1)開会・挨拶・司会進行(商工会長)
(2)「東村山市都市計画マスタープラン」策定についての説明(事務局)
 (1)都市計画マスタープランとは
 (2)東村山市における取り組みと策定経過報告
 (3)市民懇談会等からいただいた主な意見
 (4)今後の進め方
(3)質疑応答および意見交換(A:事務局)
Q1 都市計画マスタープラン策定後、具体的にまちづくりを実行していくことにな
 るようであるが、策定の翌年から事業化するようになるのか。
A1 都市計画マスタープランの策定後、その考え方に基づいて、各事業所管を通し
 実施計画に載せ、予算化し、その後事業化されることになる。
Q2 決定したプランの内容について、変更がなされる可能性はあるのか。あるとす
 れば、それは“行政的な事情により変更する”ものなのか、“市民からの要望に
 より変更する”ものなのか。
A2 市としては、今後の社会経済情勢に応じて、必要により適宜内容の見直しや改
 正ができるプランであるとしている。見直しの理由には“行政的な事情による”
 ものもあれば、“市民からの要望による”もあるだろう。いずれにしても見直し
 をおこなう際には、「市民参加のまちづくりの理念のもとに、市と市民との協働
 作業や合意形成の場を設ける」という、策定時と同様の過程を要するので、市の
 都合だけで簡単に変更できるものではないと考えている。

Q3 大店法を含めた「まちづくり三法」との関係は。また、環境アセス等をクリア
 させて、来年6月までに青葉町内に進出を予定している大型店があると聞くが、
 都市計画課としては、こうした店舗の進出をどの程度把握しているか。
A3 大店法を含め、「まちづくり三法」との関係は話題としては出ている。この都
 市計画マスタープランを地域の市民のみなさんと共に考えながら、「今後、この
 地域はこういう用途、高度に高めていこう」とか、「この地域はこういう用途、
 高度に抑えよう」という意見をたくさんいただきながら、市の方針を固めたい。
 例えば住居系の地域においては用途を変えずに置くことで、高層建築や大規模店
 舗進出を抑えることができると思う。
 また、都市計画課においては、開発指導の担当があり、開発を伴う物件の申請
 があがってくれば、現場や建築物の規模を把握することができる。しかしながら
 現時点では大型店の進出や建築については詳しい情報を得ていない。むしろ産業
 振興課のほうが、話を聞いていたり情報を得ていたりするのではないか。今後、
 確認しておきたい。
Q4 昭和37年に計画決定された“都市計画道路”について、市内には何本も線を
 引かれているところがあるが、一体いつ頃つくるのか。都市計画道路の線さえな
 ければ、とっくに店の建て替えをしているという人もたくさんいると思うが。都
 市計画マスタープランの策定で、都市計画道路の廃止や見直しをすることができ
 るのか。
A4 この問題については、たいへん多くの指摘とお叱りをいただいている。残念な
 がら都市計画マスタープランをもっても計画決定された都市計画道路の廃止や見
 直しをすることができない。市としてはできる限り早期に着手していきたいと考
 えているが、財政事情や地権者との用地交渉を含め、事業には長い時間がかかっ
 ている。
 ただ、本都市計画マスタープランの中では、数ある路線のうち、どの路線から
 重点的に進めていくかという優先順位を明らかにしていきたいと考えている。

Q5 本町にある14階建ての都営住宅について、高層住宅であることから、周辺の
 住宅にとっては日照、ビル風、景観等の影響を受けている。あれだけの面積のあ
 る土地に建物を建て直すのに、東京都に対しては20から30mもの高さの建築物
 を許しておいて、周辺に住む東村山市民に対しては10mで抑えろというのはど
 ういうことか。市の中心部として、逆に10mから20mに高度を上げていく地
 区にするべきではないのか。このことは、地域の経済活性にも繋がると思うが。
A5 本町都営再生については、東京都だけで決めたわけではなく、市でも特別委員
 会等を設けて検討した結果、計画化された。したがって現在進行中の、この計画
 をとりやめたり、見直したりすることはできず、その意味では、これから策定す
 る市の都市計画マスタープランも間に合わなかったというのが実状である。
 ただ、この本町都営についての問題点や課題についても、都市計画マスタープ
 ランに対して、多数の意見や提案が寄せられているので、東村山市内における今
 後の都営住宅づくりについての検討をおこなう際には、周辺の住宅地や市民生活
 を尊重しながら、東京都へも訴えかけていけることになると思う。
Q6 市内で工業を営んでいる一人である。「生産研究機能の核」と示されていると
 ころをみると、現在の準工業地域を指しているのではないかと思われる。昨今は
 準工業地域内でのマンションの建設が非常に多く、我々のほうが先から工場経営
 をしているのもかかわらず、後から来たマンション住人に“住環境がどうの”と
 言われ、肩身の狭い思いをしている。本日出席している経営者の中にも同様の考
 えの人がいると思うが、東村山市では、こうしたマンションの進出を抑え準工業
 地域内にマンションが乱立しないような法律や条例をもつことができないのか。

Q7 市は“工場の誘致”を考えているのか。これまでのまちづくりをみていると、
 「商工業や生産業を増やしていこう」という声が少数だったので、いろいろな計
 画まで届いていなかったのではないか。
 このマスタープランの策定委員にも、こうした見識を持つ人がいないのではな
 いか。(いや、逆に商工の見識を持っていない人を選んでいるのではないか。)
Q8 まちづくりでは、「農・商・工」のバランスが大切であると考える。東村山市
 では税収の70%ぐらいは、この農・商・工からではないか。こうしたバランス
 をとるためにも“純粋な生産研究機能の核”を充実していくことを望む。今後の
 税収や経済の活性化にとっても有益だと思う。

A6,7,8 準工業地域内でのマンションの建設については、ご指摘のとおりと察
 する。これが工業専用地域ということであれば、まちづくりの上も明確に誘導、
 規制ができるが、現在の準工業地域というのは、建ぺい率、容積率が比較的高い
 上に、用途として曖昧な面もあるので、指摘されたような現状を生み出している
 と考える。
 これからの東村山のまちづくりにおいては、この都市計画マスタープランの基
 本的な考え方に基づき用途地域の改正等をおこなっていくことになる。特に“用
 途の純化”は、目指すべき重要事項である。
 例えば、久米川町内の工業団地をつくったところの用途は準工業地域だが、都
 営住宅を建ててしまった。このことは用途の純化に反し、工場地と住宅地の混在
 を生むような失策ではなかったのか、というご批判をいただいており、市として
 もこの状況を受け止め、今後のまちづくりで是正したいと思っている。開発事業
 者が東京都であったとしても、このマスタープランをもって市の声を上げていき
 たい。
 そのためにもプラン策定の過程で、今のようなご意見を多数賜りたいと考えて
 いる。と同時に、市としても、こうした意見交換や検討の場を今後も継続的に開
 いていきたい。
 また、用途の純化を含め、「生産研究機能の核」で示している商工業の拡充や
 誘致については、より一層検討をしたい。青梅市の都市計画マスタープランのシ
 ンポジウムでの学者の話によれば、いくら緑の多い住宅都市であっても、将来的
 なまちの発展を考えると、“働ける場所”を市内に持っておくことが大切で、経
 済発展にも繋がる、と指摘していた。
 東村山市のまちづくりとして、生産研究機能の核づくりにおける商工業の拡充
 や誘致について、今後も皆様からのご意見を賜りたい。
Q9 東村山市の人口は現在、14万人であるが、これを50万人ぐらいまで伸ばし
 ていこうという考えを市はもっているか。
A9 50万人ぐらいまでとは考えていない。17万人ぐらいだろう。
 ((注記)商工会長談)

Q10 東村山駅東口から延びた都市計画道路について、スポーツセンターまで貫くと
 いう話だったが、途中で一部途切れている。多くの市民が利用する道路として、
 あのように前後の整備が出来ていながら、1人で頑固島のように反対している者
 に対して、市はどのように考えているのか。成田空港のように、行政が強硬手段
 に出たことに対する反発ならば理解できるが、あれはそうではない。非常におか
 しい。
A10 市のシンボルロードと位置づけている都市計画道路3・4・27号線について
 は、確かに1件未買収地があり、ご迷惑をおかけしているとともに、市としても
 苦慮している。地権者にとっては、昭和37年当時に行政が人の土地に勝手に線
 を引いたのではないか、という感情もあることを察するが、なにぶん地権者の財
 産を市が買わせていただくことであるので、用地交渉に時間がかかっているが、
 今後も継続的に交渉させていただきながらできる限り早期の開通を目指して努力
 する所存でいる。
Q11 市職員の人事異動について、市役所の中では担当職員が何年かで異動するよう
 だが、用地を買収するような長い年月を要する事業の担当職員は、2から3年で簡
 単に動かすべきではない。地権者との交渉ごとなどは、お互いの信頼関係の上に
 進めるべきであるし、担当から担当への引き継ぎで生じる問題もある。市民も長
 い目でまちづくりを見ろというのであれば、担当職員も長い目で見て取り組むべ
 きである。
A11 ご指摘のとおりである。この話を持ち帰って、是非とも上に伝えたい。

Q12 先日、市民センターで行われた本町・栄町地域の市民懇談会に出席した。本町
 都営の話が出ていたが、同じ現場に対しても市民懇談会の席上と本日の理事会で
 は正反対の見解が見受けられる。したがって、この都市計画マスタープランの策
 定について、今後もいろいろな地域、職業、年齢層の人たちに考えてもらう必要
 性を感じる。20年後に人が住めないまちになっていたのでは、今の時期から将
 来を考えて決めるこのプランのもつ意味がない。
A12 市としても、できる限り多くの市民のみなさんとより良い計画をつくっていき
 たいと考えている。各地域や年齢層はもちろんのことであるが、市民懇談会に出
 席していただくことを望んでいる。市内にある各方面の団体に対しても説明をさ
 せていただきたいと思っており、近々、障害者の方たちと福祉的な観点からまち
 づくりに対するご意見を賜る話し合いの場を予定している。また、本日のように
 携わっている職業の違いによる各方面からまちづくりに対するさまざまなご意見
 ご提案も引き続き賜りたい。

Q13 「生産研究機能の核」のくくり方は、現状の準工業地域を示しただけのものと
 なっているが、このようにおざなりな計画では疑問である。
 多摩ニュータウンの計画の失敗は、住む場所と建物だけをつくり、働けるとこ
 ろを地域の中や近くにつくらなかったことである。こうした失敗をしないために
 も、おざなりな用途地域の抱え込みではなく、働ける場所を確保することが重要
 である。
 また、策定委員に生産研究機能についての見識が深い人がいないということは、
 この分野についての話は出てこないということだ。これでは将来の東村山は偏っ
 てしまう。
A13 ご指摘のとおり、現段階では、生産研究機能についての論議が浅く見受けられ
 るかもしれないが、いまは策定の過程であり、決定しているものではない。商工
 などの産業の面においては、策定委員として秋山さんにご協力を賜っており、市
 からも産業振興の担当部長として市民部長がいる。また、検討小委員にも担当職
 員が入っており商工会やまちづくり研究会等の各方面からご意見をいただきなが
 ら、検討を重ねたいと考えている。
Q14 東村山駅周辺の商業地域の外周は、近隣商業地域と指定されているが、この近
 隣商業地域となっているエリアは非常に狭く、その先の府中街道沿いが第一種住
 居地域、その外側が第一種中高層住居専用地域と第二種中高層住居専用地域へと
 急激に用途が下がる。今後、府中街道の拡幅も予定されているし、それにあわせ
 て、ある程度の幅員が確保された道路の沿道は、用途を上げていくようにしても
 らいたい。府中街道沿い等は、せめて近隣商業地域に指定してもらわないと、店
 がやっていけない。
A14 都市計画マスタープランでは、東村山駅周辺における“核の形成”を検討中で
 あるが、今後よりきめ細かい地域別構想をたてる中でも、20年先をみた地域の
 まちづくりを示すことになる。こうした中で、将来の用途のあり方を考慮しなが
 ら計画をたてたい。
 策定後は、都市計画マスタープランで定める基本的な考え方に基づき、地域の
 実状にあった用途改正を考えていきたい。

Q15 商業・建設業・工業との意見交換の場を持ったのは、今回が初めてであるか。
A15 策定過程においての経過報告や、意見聴取のやりとりはさせていただいてきた
 が、直接説明させていただき、ご意見を伺ったのは初めてである。
 市としても本日の商工会理事会にお招きいただいて、たいへん嬉しく、有意義
 な会議であると思っている。本日いただいたご意見、ご提案を事務局で整理し、
 策定員会、検討小委員会に上申していきたい。
 今後も商工会の各部会の皆さんに対しても機会をつくりたい。お招きいただけ
 れば市が出向いてくることもやぶさかでない。
(4)閉会挨拶(商工会長)
 話は尽きないが、時間となったので、今回はこれにて締めたい。また、今後と
 も理事会、各部会を含め、商工会全体として、この都市計画マスタープランの策
 定について継続的に検討会議を開いていきたい。
 本日はたいへんありがとうございました。

東村山市都市計画マスタープラン
東村山市商工会理事会との懇談会(第2回)
議事録

1.日時:1999年7月14日(水曜) 午後8時40分から9時40分
2.会場:東村山市商工会館
3.参加者:東村山市商工会 会長 山中 氏
 理事 約30名
 事務局 約5名
 市職員:市民部次長
 事務局:都市整備部都市計画課
4.議事概要:
(1)開会・挨拶・司会進行(商工会事務局長)

(2)「東村山市都市計画マスタープラン」策定についての補足説明(事務局)
 (1)都市計画マスタープランとは(復習)
 ・平成4年に都市計画法が改正され、用途地域の細分化(8地域が12地域に、
 東村山市では11地域)と「都市計画に関する基本的な方針(都市計画マスタ
 ープラン)」を各市町村単位で住民の意見を反映させながら策定することが義
 務づけられた。
 ・「都市計画マスタープラン」とは、都市計画に関する“基本的”、“長期的
 (概ね20年)”、“総合的”な方針である。
 ・「都市計画マスタープラン」は、“全体構想”と“地域別構想”をもって構成
 する。
 ・東村山市における地域区分は、6地域(本町・栄町/久米川・恩多/秋津・青
 葉/萩山/富士見・美住/廻田・多摩湖・諏訪・野口)であり、現在、地域別
 構想素案の基となるまちづくり方針を立案するため、6つの各地域で“地域別
 市民懇談会”を実施中である。
 ・これまでの高度成長やバブル期と違い、今は長びく不況、景気の低迷期となっ
 ているが、「都市計画マスタープラン」は、こうした経済状況や、少子高齢者
 化などの社会的状況や環境の変化に合わせて、今後改めて市民参加により見直
 しをおこなう可能性を持つ。
 (2)前回の理事会(6月9日)以降の取り組みと策定経過報告
 ・6月9日の商工会理事会での議事録を、理事者、策定員会、検討小委員会、庁
 内関係各所管課に配付し、特に“商工業”に関する内容についての意見が多数
 挙がっていること、及び同件に関する更なる検討が必要であることを各者に伝
 える。
 ・7月14日(本日)市内の障害者団体との懇談会を開催し、肢体障害、視覚障
 害、内部障害をもつ人々にとって、これからの東村山の福祉のまちづくりはど
 うあるべきか、多数の意見や提案をいただいた。厳しい意見もあったが、障害
 の種類や程度によって、まちづくりへのニーズが異なり、複雑多岐に及ぶこと
 を痛感した。

 (3)今後の予定(進め方及びスケジュール)
 ・7月23日(金曜)、商工会工業部会との懇談会を予定。本事業を委託している
 コンサルタントも同席するので、忌憚の無いご意見をいただきたい。
 ・7月28日(水曜)検討小委員会開催。
 ・8月1日号市報にて、「いつまでも残したい東村山の風景」「私の好きなとっ
 ておきの場所」をテーマに、東村山らしさや地域の魅力を“写真、絵画”にし
 て寄せていただくという内容で作品募集をおこなう。(後に産業まつりやシン
 ポジウムで展示したい。)
 ・8月10日(火曜)策定委員会・検討小委員会の合同委員会開催。
 ・9月に第4回地域別市民懇談会を6つの各地域でおこなう。
 ・概ね11月までに「東村山市都市計画マスタープラン素案」をまとめる。
 ・11月15日号市報にて、素案の公表をおこなう。
 ・11月25日(木曜)夜、中央公民館ホールにて「まちづくりシンポジウム」を
 開催する。是非、商工会からも多数の参加をお願いしたい。
 ・なお、本日の理事会での内容に関するご意見は、8月10日までに事務局へお
 寄せいただきたい。

(3)質疑応答および意見交換(A:事務局)
Q1 5月1日号市報での「(3)環境まちづくり方針」の中で、「みどり豊かな空間づ
 くり,(3)遺跡跡公園など、地域毎に個性ある公園の整備を行うこと」とあるが、
 多摩湖町に出土した下宅部遺跡について、東村山のまちづくりにどのように活か
 していくのか、市の考え方を聞きたい。
A1 多摩湖町の下宅部遺跡は、((注記)縄文時代から弥生時代までの)貴重な遺物が多
 数出土したことで有名になり、調査中の現在も市内外から大勢の見学者が訪れて
 いる。特に当時の木製建材が実際に発見されたことなどにより、同時代の遺跡で
 ある青森県三内丸山遺跡の遺物との比較においても、歴史的な価値が非常に高い
 遺跡として注目されている。
 また、多摩湖町を含む廻田・諏訪・野口の市北西部は、“緑・歴史文化”に恵
 まれているという特性を持ち、市民のみならず市外からの来訪者にも散策などで
 親しまれている地域であり、市では、このような環境の中で発掘された下宅部遺
 跡を、北西部の“歴史文化”の特性を育む新たな資源として、また、市全体にと
 っても地域の活性化が図れるような拠点として保存、整備していく意向を持って
 いる。整備は、都営住宅の建て替えに伴うものであり、東京都住宅局が事業主体
 であるが、市は、遺跡の一部を公園化するよう都に対し要請をし、現在、遺跡保
 存と公園整備について具体的に協議を進めている。
 この下宅部遺跡が公園として整備された際には、東村山市の歴史文化創出、市
 民にとっての公園として、市のまちづくりに資することは勿論であるが、北西部
 に訪れる市外からの来訪者にも積極的にPRしていきたい。狭山公園管理事務所
 の報告によれば、現在、多摩湖周辺を訪れる人は年間約80万人にのぼるが、八
 国山・北山公園・正福寺などと同様に、こうした人々を東村山市内に誘引するこ
 とにより、地域の活性化が図れるのではないかと考えている。

Q2 私は、多摩湖町に住んで約30年である。“緑・歴史文化”に恵まれてきた多
 摩湖町でも、最近の乱開発をみると非常に危惧する。
 確かに「文化」とはたいへん良い言葉であるが、まちづくりの中では、“歴史
 文化”だけではなく“消費文化”も考えなければ成り立っていかない。私は、緑
 が多く残っている地域でも商業集積が必要である、と13年前にも訴えたことが
 ある。
 昔に比べると大分減ったが、現在も多摩湖町には約40件の商店がある。この
 ような商店にとっても営業面からいえば、都営住宅の建て替えにより600世帯
 が一時移転したことで今もなお苦しい状況が続いている。下宅部遺跡が出たこと
 は喜ばしいことであるとはわかっているが、地元にとっては住民が団地に戻って
 くることも大切なことである。
 このままだと、やがてゴーストタウンになってしまう。
A2 地域別市民懇談会においても参加された市民から同様の意見((注記)団地の建て替
 えなどにより地域内の居住者が減り、商店街が打撃を受けている状況)をいただ
 いている。
 地域内での市民の消費活動が低迷していることについては、その苦しい状況を
 察する。こうした厳しい状況であるからこそ、今後のまちづくりにおいては地域
 住民に対してのみならず、地域外・市外にも積極的にPRしながら人を誘引する
 ことが重要であろうと考える。
 例えば、“お年寄りの原宿”といわれて有名な、巣鴨駅からとげぬき地蔵の間
 の商店街((注記)地蔵通り)では、かつてのように観光目的に来訪する高齢者ばかり
 でなく、地域の住民や若い世代による日常的な利用・消費も増え、賑わいを生み
 出している。その理由として、ほとんどの商店や銀行までもが、椅子やベンチな
 どホッと一息つけるスペースをつくり、客にお茶を入れるなどのサービスに努め
 ている。
 このように、地元住民と市外からの来訪者の両方を積極的に引き込む工夫と努
 力が必要なのではないかと考える。

Q3 現在、((注記)北川の)河川清掃やせせらぎとみどりの散歩道づくりなど、清流復
 活や川のネットワークづくりに対して、市がおこなう仕事としてだけでなく、市
 民のボランティア活動が活発になってきている。我々も地元自治会として参加す
 る機会があるが、汚水のタレ流しやごみの投棄、ユスリカの発生など、地元にと
 って川の問題はまだまだある。かつてはきれいな生きた川だった...。
 市には是非ともこうした地域の現状を歩いて見てもらいたい。そして住民運動
 と結びつくような、実際に地についたマスタープランをつくってほしい。
A3 是非ともそのようにしていきたい。
Q4 私は廻田町の準工業地域内に住み、営業して30年になる。
 これまで市がつくってきたプランには、市民の声が反映されたことが無く、ま
 た、我々の声が市に届いたことも無かった。今までのようなやり方では、市民が
 納得する良いプランがつくれる訳が無い。今回の都市計画マスタープランが初め
 てであり、プランに対して意見を言うのも初めてである。
 市が東大和市のように、昔からきっちりと土地を確保し道路を引いて用途地域
 を上手に区分しておけば、現状のようにはならなかったはずである。準工業地域
 内にマンションやモーテルばかり乱立し、調和のとれないまちづくりをみている
 と、行政は一体何をやっているのかと思う。
 この都市計画マスタープランをつくるにあたっては、策定委員会が設置されて
 いるが、どのような人が委員になっているのか。委員の中に準工業地域内で発生
 している問題について、理解している人がどれだけいるのか。また、この問題に
 ついて策定員会では議論されているのか。

A4 策定員会の構成については、前回もお話させていただいており、本日も必要で
 あれば委員名簿を持参している。
 先ず、平成9年度の発足当時に市職員のみで構成されていた策定員会を、法の
 主旨に基づき平成10年8月に、市民12名、市職員7名(助役(策定委員長)
 及び関係部長6名)の合計19名に再編成した。市民である12名の各委員は、
 市内各地域から、建築設計、駅前まちづくり研究会、みどり、農業、福祉、消費
 者などの各分野から選出されており、商工会からは秋山委員さんにお願いしてい
 る。また、時間的制約の中で公募ができなかった関係で、市制モニター2名にも
 入っていただいている。その他、検討小委員会などの組織や事務局においては、
 市職員ではあるが、産業や用途地域に関係する者が出席している。
 ご指摘のとおり、準工業地域内における問題点も含め、工業分野のまちづくり
 については、議論が弱く更に検討の必要があるとの指摘がされているところであ
 る。こうしたことへの対応として、前回・今回の商工会理事会及び今後の工業部
 会との懇談会、さらに9月の第4回地域別市民懇談会などを積み重ねながら、検
 討を補完していきたいと考えている。
 7月23日の工業部会との懇談会では、都市計画マスタープラン策定事業を委
 託しているコンサルタントも同席する予定でいるので、更に多くのご意見・質疑
 などをいただくようお願いしたい。

 この商工業の発展と用途地域(特に準工業地域内における問題)については、
 東村山市だけの問題でなく、各地のまちづくりにおいて地域活性と関連し、非常
 に複雑かつ難しい問題であると認識している。市も、都市計画マスタープランの
 策定を通してお寄せいただいた意見や提案などを議事録にし、「商工会や市民か
 らこれだけ強い声が挙がっていますよ」という旨を理事者や策定員会、関係各所
 管課などにきちんと上申している。
 また先ほど、人を誘引してくる方策や河川における市民活動などに関するご意
 見もいただいたが、それらを含め、東村山市が活気のあるより良いまちづくりを
 実現するため、「“まちづくり条例”を制定したらどうか」という提案も市議会
 から受けている。
 いずれにしても、法改正により市民参加で都市計画マスタープランを策定する
 ことが義務づけられたこともあり、今後の用途地域の見直しの際には、このプラ
 ンが大きな影響力を持つであろうと考えている。と同時に、このプラン自体も将
 来の社会・経済情勢の変化に伴い、必要に応じて適宜見直しする場面も出てくる
 であろう。
Q5 用途地域の見直しについては、これまでは5年毎に説明会が開かれる程度で、
 行政が決めてきていたが、そういう意味でもこの都市計画マスタープランは大事
 なものとなるのであろう...。市がしっかりと舵取りをやってくれることを強
 く望みたい。
 “商業集積・商店改変”と“いまの川には未来が無い”と、帰庁したらしっか
 り伝えてほしい。
A5 ご指摘の点を含め、今後も皆さんのご理解とご協力をいただきながら取り組み
 たい。

Q6 5月1日号市報での「(7)歴史文化創出まちづくり方針」の中の各方面からの主
 要意見で、下宅部遺跡、正福寺、徳蔵寺、トトロの森、多摩湖、北山公園、八国
 山緑地などが列挙され、市内には観光名所がたくさんあることを認識しているよ
 うであるが、市でこれらの施設の案内をしているのはどこの課なのか。産業振興
 課か、ふるさと歴史館か、公園課か...
 それぞれがバラバラで、一本化できていないように思えるが。
A6 ご指摘の内容については、こうした観光資源についての市の窓口はどこである
 のか、ということであろうと察する。また同様に、市はトータル的に掴んでいな
 い、PRが下手である、という声も他から挙がっている。市民懇談会からは、観
 光課のような担当所管を設けて市の名所を把握し、全市的に積極的なPRをおこ
 なうべきである、との意見もいただいている。このことについては、継続して検
 討していくつもりでいる。
Q7 これだけのプランをきちんとつくろうとするのであれば、情報案内の窓口を一
 本化する等の組織化も含め、実現させるための体制もつくっていくべきである。
A7策定内容の最終には、「計画の実現化方策」を盛り込む予定となっている。現在
 もその素案を検討中である。

Q8 “武蔵野線の新駅設置”の議論は、都市計画マスタープランに大きく関係する
 と思われる。乗客を新秋津駅から小平や国分寺に直にもっていかれないためにも
 市内に新駅を設置するべきである。乗客を市内に誘引することは、地域の活性化
 につながるはずである。
A8 “武蔵野線の新駅設置”については、市民の皆さんからの要望だけでなく、策
 定員会や検討小委員会など、多くの場で検討されてきている。これまで論議され
 た内容としては、東村山市内の公共交通網の不足している久米川町、青葉町、恩
 多町に配慮し、スポーツセンター周辺に設置し、市民の利便に供するという考え
 方と、久米川駅の東(西武バス車庫付近)に設置し、西武線との連絡や広域的な
 利便に供するという考え方の大きく2つに分かれている。最近は、乗り換えの利
 便性に加え、商店街との連携や地域の活性化も配慮し、久米川駅周辺に設置する
 のが妥当ではないかという声が強い。
 西武及びJRの調査に基づく市の統計によると秋津・新秋津駅の乗降客数は、
 市内にある駅の中では、圧倒的多数で1位である。

(注記)東村山市内の駅別乗降客数
(平成9年度 西武鉄道(株)・東日本旅客鉄道(株)調べ)
単位:人

東村山市内の駅別乗降客数

新秋津駅(JR) 秋津駅(西武) 東村山駅(西武) 久米川駅(西武)
乗客数(1日) 32,518 32,503 20,735 17,558
降客数(1日) 32,518 32,546 20,690 17,835
65,036 65,049 41,425 35,393

 もともと開通当時の国鉄は、貨物用路線として武蔵野西線を整備したので、1
 市に1駅しかつくらないという考えを持っていた。市も鉄道に対し新駅設置に向
 けての要望を出したことがあるが、JRに民営化されてから、その実現はなお困
 難になった。
 新秋津駅と新小平駅の丁度中間地点は、麻の実幼稚園付近であることから、新
 駅の設置場所についての話は、ご案内の2箇所に対し集中してきた経過がある。
 地価の高騰などを経た現在、鉄道駅を新たに設置することに掛かる費用は、約
 300億円といわれている。しかもほとんどが地元負担である。したがって新駅
 設置の要望は多いものの、経済の低迷や財政状況の悪化などにより、結論が出て
 いないのが現状である。
 また、新駅の設置については、単に鉄道駅だけ新設するというだけでなく、駅
 のための用地の供出に係る区画整理や再開発等の面整備や、新駅のアクセスに関
 連する幹線道路などの基盤整備、さらに市民や利用者の利用形態に即した駅周辺
 の土地利用の調査検討が当然必要になる。したがってこの問題は複雑多岐に及ぶ
 重要な問題として、時間を掛けた論議が必要になってくると考えている。
Q9 “外から市内に人を呼ぶ”ことについては、「多目的な文化施設」の建設整備
 に関する住民要望があったはずである。中央公民館のように中途半端な大きさの
 ものや、文化センター用に各地域に小さいものをいくつもつくるのではなく、集
 客力のある大きなホールをつくることにより地域も活性化するし、市民も納得で
 きるのではないか。
 道路や駅前の整備のような計画も大事だが、これからは地元が“うるおい”を
 感じるような施設整備も大事である。そういうことを盛り込めば、計画として短
 絡的で絵に描いた餅にならないのではないか。
Q10 また昔から、この周辺には“火葬場がない”といわれつづけている。第3セク
 ターなどにやらせる方法も含めて考えるなどの計画は無いのか。地元に金も落ち
 るはずであるが。

Q11最近、新青梅街道沿いのブリヂストン寮の跡地に墓地ができた。利用価値の高
 い土地であるうえ、すぐそばには住宅地がある中に墓地がつくられるということ
 は、市にとってどんな価値があるのか。行政に相談はなかったのか。
A11 墓地の開発については、市にとっては微妙かつ困難な問題であった。先ず、根
 拠となる法律によるところでは、東村山市内で発生する建築確認に関する事務は
 小平合同庁舎内の建築指導事務所、墓地に関する事務は多摩東村山保健所という
 ようにいずれも東京都が広域的に管轄している。したがって今回の墓地に関して
 も、判断や決定の権限は保健所長にあり、市が直接的に口を挟んだり対応すると
 いう立場にないものである。しかしながら、周辺住民の方々を含め、市民や議員
 など各方面から心配されている旨や相談などの問い合わせを多数いただいた。市
 としてもこの問題が“東村山のまちづくり”においてどうあるべきなのかという
 内部検討を経て、“事業者は住民との合意をとるように”という内容で多摩東村
 山保健所長に上申するとともに、市民から寄せられた心配ごとを伝えてきた。
 行政同士とは言え情報公開絡みもあり、事業(手続き)の最中において、都か
 ら市に対する詳細情報はなかなか伝わってこなかったが、最終的には、事業者と
 周辺住民の間において10項目の約束事が取り交わされ、概ね合意の上で現在に
 至っているとのことである。

Q12 先日、地域にとって長年の懸案であった“学校の多目的利用”が可能となり、
 久米川東小学校においても空き教室の施設修繕や設備工事などを経て、市民が教
 室を使えるようになった。しかし、実際に利用してみると非常に使い勝手が悪く
 制約も多い。このことについては、教育委員会や学校側が、前もって市民からの
 意見や利用者からの声を聴いてこなかったがためにこのようになってしまったの
 だ、との不満が地元で挙がっている。学校に問い合わせても先生からの返答は、
 利用者から直接市役所に言ってもらった方が施設が良くなるとのことだったが、
 金をかけて改装したばかりの空き教室は、しばらくの間手を加える予定がなく、
 せっかくきれいにしても誰にも使われない施設になっている。何故同じ投資をす
 るのに、市民や利用者の意見を聴いてから計画しないのか。
 都市計画マスタープランは“市民の意見を反映させる”とあり、実際にこうし
 て地元まで出向いてくれているが、他の行政、他の事業でも市民の声を聴いたう
 えで計画をたてるよう、体制を統一してもらいたい。

A12 理事者をはじめ市として“パートナーシップによるまちづくり”を提唱してい
 るが、各計画や事業を通して具体的な市民参加の手法をとってきた例はまだまだ
 少ないと言える。
 都市計画マスタープランの策定も、新たに改正された法的位置づけをもって、
 市民の皆さんの意見の反映に努めているが、その手法については手探りで進めて
 きた面もある。
 しかし、市民の皆さんが日頃から考えているまちづくりに対するお考えを直接
 的な参加を通して得るということは、厳しい面があるにせよたいへん有意義であ
 り、事務局としてもこうした取り組みや経過を理事者を含む庁内や東京都等、内
 外へアピールしている。
 いまでは東村山のまちづくりにとって良い経験として少しずつ評価されるよう
 になってきており、手本になるかどうかはわからないが、この都市計画マスター
 プランでの手法が、庁内にも浸透していけば、さまざまな場で、できるだけ早い
 段階から市民の皆さんの意見や提案を聴き、反映させながら計画策定や事業運営
 を進めていくように変わっていくのではないかと期待している。
(4)閉会挨拶(商工会会長)
 毎回話は尽きないが、時間が来たので今回もこれにて締めたい。また23日も
 工業部会との勉強会を予定しているところであるが、“東村山市はこれ以上も都
 営住宅を誘致するのか”とか“相続等で土地を切り売りしなければやっていけな
 い地主の事情”など、今後も継続的にこの都市計画マスタープランの策定につい
 て商工業者の声を挙げていきたい。
 本日はお忙しい中ありがとうございました。
 ((注記)・・・事務局編集者注)

東村山市都市計画マスタープラン
東村山市商工会会員との懇談会
議事録

1.日時:1999年7月23日(金曜) 午後7時00分から9時05分
2.会場:東村山市商工会館
3.参加者:東村山市商工会 工業部会部会長 井上 氏
 工業部会副部会長 木村 氏
 会員 約30名
 事務局 約5名
 事務局:都市整備部都市計画課
 コンサルタント:パシフィックコンサルタンツ(株)
4.議事概要:
(1)開会・挨拶・司会進行(商工会工業部会副会長)
(2)都市計画課事務局・コンサルタント自己紹介
(3)「東村山市都市計画マスタープラン」策定についての説明(事務局)
 (1)都市計画マスタープランとは
 (2)これまでの取り組みと策定経過
 ・策定委員会・検討小委員会の設置経緯、メンバー、活動について
 ・市民アンケート、市民懇談会、まちづくりへのアイディア募集などの取り組み
 について
 ・市報による公表や意見募集について
 ・障害者との懇談について
 ・これまでの主要意見について
 (3)今後の予定(進め方及びスケジュール)
 ・現在事務局で策定中の全体構想素案と地域別構想素案骨子を、8月10日の策
 定委員会
 ・検討小委員会合同会議で検討する。
 ・その結果を踏まえて、9月に市民懇談会を開催する。
 ・11月15日の市報で素案の概要を示す。
 ・11月25日には、中央公民館ホールで「まちづくりシンポジウム」を開催し
 とりまとめに向かっていきたい。
(4)部会長挨拶(商工会工業部会部会長)
 先日の理事会で、市民意向の反映が重要であるという説明があったが、商工会と
 しても重要な計画づくりであると考え、今日の場を設けた。
 本日お集まりの会員においては、積極的な発言をお願いするとともに、市にも挙
 がった意見をお聞きいただき、計画に反映させていただくようお願いしたい。

(5)質疑応答および意見交換(A:事務局)
Q1 用途地域の細分化が行われるということであるが、その意義を十分に踏まえて
 用途に沿ってきちんとまちづくりをしていく必要があると思う。
A1 平成4年度に細分化が行われたところである。工業地域への住宅立地を抑制す
 るべきとのご主旨であると思うが、準工業地域に住宅はいらないと考えるのか、
 住宅と共存すべきと考えるのか、いずれの市民意向が強いのかによって計画に書
 き込むニュアンスも変わってくることになる。
 都市計画法は、まちづくりにあたって私権を制限する唯一の法であることもあ
 り、重用な問題点である。今後も多くのご意見をいただきたい。
 準工業地域の指定は、東久留米市にあるように、そこに用途の混在状況がすで
 にあることから、現状追認型の指定を行うことからなされる。中心市街地の活性
 化など、まちづくりの目標を定めて、それを実現するために指定のあり方を考え
 ていくべきものである。
 用途の純化を促進させるためには、単に現状を追従し用途地域の見直しや変更
 をするだけではなく、地域性に沿って理想的な用途地域へと誘導するためにも、
 区画整理等の面整備や道路整備をすることを視野に入れることが非常に重要であ
 る。例えば住居系の地域のための面整備や道路整備は、住環境を向上させ住宅供
 給を促進させる。また工業系の地域のための面整備や道路整備は、物流・交通機
 能を高め工場等の経営にふさわしい立地条件を生み出す。このように、基盤整備
 の実現から用途地域を変更するという考え方もある。
 青梅市や羽村市の工業地域は、区画整理後に指定されたものである。もととな
 る考え方が整理されて用途地域の指定もなされることになる。都市計画マスター
 プランの中では、基盤整備も含めて方針をたてるべきであろう。

Q2 国立市では、用途地域のみでなく、文教都市を目標にしてモーテル禁止などを
 定めた条例を制定している。条例は法律にかなわず、裁判になれば敗訴する可能
 性が高いらしいが、望ましいまちの実現のためには、条例を制定すること自体に
 意義があると思う。東村山市でもまちの発展のため、やわらかい表現でも構わな
 いので、工場地への住宅の無秩序な立地を制限するような、条例制定を考えるべ
 きである。あくまで請願であるが検討をお願いしたい。
 日本人の悪さである“なあなあ”を改め、まちづくりのルールとしての厳しさ
 も必要なのではないか。
A2 これまでに、市議会等、他の場でも条例制定の必要性が指摘されている。理念
 的なものにとどまる可能性もあるが、本計画策定の並行して条例制定に向けた検
 討をすすめていきたい。

Q3 私はデザイン会社を営んでいる者である。将来都市構造図で拠点が示されてい
 るが、各々のスケールが過小であると驚いている。例えば緑の核の形成を目指し
 たとしても、隣接市との協調がなければ担保されない。日本各地で広域行政など
 の取り組みが常識化している現在、このような小さな行政区域だけでの計画では
 無力である。もっと大きな単位で考えないと、将来の市のまちづくりを限定し縛
 ってしまう恐れを感じる。
 東京23区に対抗できるように、多摩地区もひとつの大きな勢力として計画づ
 くりを行うべきである。土地も豊富にある強みを活かすことが重要と考える。乗
 降客は多いのに、新宿や池袋に客をとられている現状を深刻に受け止め、大きな
 スケールで考える必要がある。
A3 ご指摘の面もあるが、今回の法改正の主旨は、市町村独自の計画づくりを行う
 べきという点にあった。多摩六都という広域行政単位もあるが、現在の段階では
 まず市単位で策定し、互いに整合させていくという考えである。
 策定委員会でも、広域の議論の必要性が指摘されており、その視点からの議論
 は深め、東村山市としても近隣市との整合に配慮し、検討をすすめたい。
 これまでは、整備・開発又は保全の方針という計画が、都市計画区域単位で都
 市計画を考えるうえでの基本となっていた。今回、都市計画マスタープランが完
 成した時には、東京都とともに各市が広域道路などに関する広域調整を行ってい
 くことになる。東村山市内の道路でも広域的な幹線道路や市民のための生活道路
 など、それぞれの路線の役割をより明確にし、一方、鉄道については、近隣市と
 の連携により連続立体化をするという検討もすすめている。また多摩の心の整備
 に関する検討も行われる予定であり、そうした手法でご指摘に応えていきたい。
Q4 萩山町で工場を経営している。
 今後20年先を考えると、合併などにより行政区画も変わっていく可能性が高
 いと思う。その流れを意識して計画づくりをお願いしたい。
 萩山地域のまちづくりに関していえば、都市計画道路3・4・1の拡幅がされ
 ると、自動車の増加が懸念される。8割が住宅と緑の地域に、このような道路を
 計画するのは不適切であると思う。憩いの家や通学路もあり、危険でないか。
A4 相当先のこととなると考えられるが、何らかの整備は行うことになる。ただし
 将来は車中心の道路ではなく、歩行者を大切にした作り方を行う可能性もある。
 こうした要望が強まれば、その考え方ですすめたい。
Q5 栄町に住んでいる。東村山に来てから30年以上になるが、当時7万の人口が
 現在は、14万人を超えている。その間、住宅は建てたが道路の整備は追いつい
 ていかなかった。
 用途地域にしても建築基準にしても本来の目的があったはずである。しかし個
 々の対応がなされていない。狭あい道路に面した敷地での壁面後退についても、
 一時的に行って、後に元に戻すような例も多い。こうした建築違反者がいるとい
 う現状から起こる問題に対して有効な対策を打ち出せない現状で、マスタープラ
 ン策定に意味があるのかとも思う。
 準工業地域に関する問題についても同様である。準工業地域だけが、再三にわ
 たって狭められてきて、土地の有効利用がされていない現状をどう考えるのか。
 長期ビジョンをたてるのであれば、住宅先行とならないようしっかりした対応を
 明記すべきである。
 基盤整備があって住宅ができるように努力して欲しい。まちづくりの現状は手
 遅れの末期ガンのようである。対症療法でなく先手を打って欲しい。
A5 建築行政と都市計画マスタープランの関係に関するご指摘であると思う。これ
 までは別個にすすめられていたきらいがあったが、地方分権の流れの中、建築確
 認事務についても徐々に各市町村への分権化がなされてきている。これが進むと
 両者が一体化していくことにはなる。ただし、そのための人的体制が十分でない
 面もありご理解いただきたい。

Q6 市内への集客に関連して意見を述べたい。6月には菖蒲園が市内外からの人で
 にぎわいをみせる。道路の整備がなくとも、イベント・呼び物があれば人は集ま
 るのではないか。
 そのため、例えばバラ園などを作って、四季を通じて楽しめる名所が複数生ま
 れれば、活性化が期待できる。「東村山の顔づくり」が重要である。菖蒲園につ
 いていえば、駐車料金がまちまちであるという問題がある。500円の所がある
 一方で800円の所もある。休憩所もない。これでは二度と本市に来てくれない
 だろう。より多くの人を呼ぶ工夫が重要である。「花の東村山」として市民の協
 力を得ながら、あちこちに花を植えたり、輪島の朝市的なイベントを行うなどし
 て、よそに対しても自慢できるような活性化を目指したい。
A6 東村山市らしさを打ち出すべきとの指摘は、多方面からいただいている。受け
 身や単発的でなく相乗効果をもつようなネットワーク化や多角的まちづくりを考
 えたい。積極的なアピールの方法や広報のあり方も含めて、是非本計画に反映さ
 せたい。

Q7 府中街道の拡幅について、計画幅員は36mとか25mとか諸説ありはっきり
 しない。怠慢によるせいで東京都に対して市の声が届かなかったとも聞く。積極
 的な事業を望みたい。
A7 当初は幅員20数m計画であったが、環境アセスメントの関係で30m以上必
 要ということになり、西武線との立体交差部分については40m以上必要となっ
 た。現計画では、市役所方面へのアクセスが遠回りになるという問題が生じるこ
 とから、庁内での検討と東京都と協議を行っているところである。そのため事業
 が遅れている現状である。踏切の問題が深刻であることも考えると、連続立体化
 も含めて検討が必要となっている。
 現在都市計画決定されている幅員は24mであるが、「東村山地区センター構
 想」等の調査では倍近い幅員の計画も検討されている。多摩地域の都市計画道路
 整備については都と市の役割分担があるが、府中街道は都の事業となっている。
 前期事業化路線として平成17年度までには少なくとも着手するような位置付け
 がなされ、市からの要望も挙げている。
 ただし埼玉県からの飯能所沢線の受け入れ問題との関連もあって複雑な状況と
 なっている。
Q8 行政の考える基本的ビジョンがどこにあるのか、東村山らしさを行政としてど
 う考えるのか、明確にする必要がある。商工としてだけの論理のみではなく、一
 般生活者の論理もあるだろう。それぞれのベクトルはどこを目指しているのだろ
 うか。原資がないからインフラ整備が進まないと言われ続けてきているが、今回
 の計画が現状分析の延長となってしまうことを危惧する。
 都市計画マスタープランの位置付けは、都市計画決定にどう影響するのか、都
 市計画道路のあり方の見直しも含めた本質的議論が必要である。
 法制化を受けている消極的な面を感じる。トップダウンで変われないのならば、
 市民を躍らすことのできるよう、より積極的に行政が指針を示して欲しい。
A8 非常に難しい問題である。今回の計画策定は市としても初めての経験であり、
 正直模索している現状にある。今回は、行政と市民が話し合いながら徐々に明確
 化していくものであると考えている。

Q9 都市計画道路の問題について、本計画で見直しは可能なのか。コミュニティの
 分断を招くなど、道路1路線で、地域のあり方は大きく変わってくる。
A9 現段階では、総合計画での位置付けを受けており、計画区域内の人達の私権を
 制限してきたこともあって、変更はできない。ただ長期的には、見直しのきっか
 けとなる可能性はあると考えている。路線自体はそのままで性格を変えていく可
 能性はあると思う。
 広域的な幹線道路については見直し困難である。市内レベルの道路で、幅員な
 どを変更することは、立川市などに先例がある。
Q10 この計画はハードを扱うのか。ソフト面を扱うのか。マスタープランであるの
 にもかかわらず都市計画道路の見直しはできないという。マスタープランとなり
 得るのかと思う。また、意見を反映するとのことであるが、厚生省のようにホー
 ムページの活用を望みたい。
A10 本計画は、ハード面を主に扱うが、関連するソフト面も記述することになる。
 ホームページについては非常に必要性が高いと思っている。インターネット導入
 に向けての要望は、都市計画課からも庁内の各方面に対して挙げているところで
 ある。
Q11 近年では、コンピューター利用者の多くが高齢者であるという。東大和にはバ
 ーチャルモールもある。情報化を考えて欲しい。
A11 ご指摘の通りであり、市でも情報化をすすめたい。

Q12 財政が厳しいのは事実だろうが、それを乗り越えるための工夫が本計画策定に
 必要である。この場に出席している会員にとっては、市内でいちばん税金を納め
 ているのは商工業者であろうと自負している。企業のサイレント・マジョリティ
 ((注記)声を出していない、出せない多数意見)も考え、意見を大切にして欲しい。
Q13 地方自治法が変わり独立採算の色彩が強まる。そうした中、固定資産税の入ら
 ない都営住宅や公団住宅の問題も考えていくべきである。総合計画も策定された
 が実現していない。まちづくりの優先施策など、具体的な方策を明らかにして欲
 しい。
A13 東京都からの交付金はあるが、固定資産税よりは少額な状況にある。税お多少
 のみで考えてはいけないが、集合住宅であれば良質な民間住宅にシフトすること
 等も検討していきたい。
(6)コンサルタントから
 今回の計画策定は出発点であり、今後の具体的な取り組みにも力を貸していただ
 きたい。
(7)閉会挨拶(商工会副会長)
 様々な意見がでたため、市には是非活かしていただきたい。商工会としても市に
 協力していきたいと思うので、是非「決めたら実行」とあってほしい。

東村山市都市計画マスタープラン
障害者団体との懇談会
議事録

1.日時:1999年7月14日(水曜) 午前9時30分から11時30分
2.会場:市民センター別館
3.参加者:障害者団体関係者10名
 東村山市身体障害者患者連絡協議会(雨宮 実・関口昭八)
 国際障害者年をすすめる東村山市民の会(河邑晶子・平沢保治・
 視覚障害者友の会(島崎秀五郎・鈴木節子) 千葉叶)
 視覚障害者の自立を考える会(榎本正吉・手賀清春)
 ガイドヘルパー(小澤道子)
 市職員8名
 保健福祉部(槇島福祉課長、福祉総務課 今井計画係長・水木主事)
 政策室 (総合計画担当 原主事)
 都市整備部(室岡部長・市川課長・飯田課長補佐・東村主事)

4.議事概要:
A氏: 「21世紀に生きる人に遺産を残していく」という観点からの議論が必要で
 ある。駅が9つある東村山では、駅ごとのバリアフリーとともに、駅と駅とを
 結ぶ線を誰もが使いやすいものとしていくことが必要である。
 すでに策定されている障害者プランとの整合性をもった都市計画マスタープ
 ランとして欲しい。また将来の人口増についても考慮することが必要である。
 昔からの伝統を大切にしたまちにして欲しい。全生園は残してきた土地であ
 り、全生園を将来どうしていくかは、東村山の大きな課題であると思う。
 防災対策を含めた、バリアフリーを進めて欲しい。その際、障害者だけでな
 く、高齢者が増えていることを考慮すべきであろう。星ヶ丘は道路が複雑であ
 り、障害者が住んでいたら災害時に大変な事態になるだろう。
 聴覚障害の方は、今日出席されていないようだが、情報が入りにくいことか
 ら、災害時の不安を強くもっている。
事務局:今日の参加はないが、聴覚障害の方からファックスをいただいている。そこ
 には、聴覚障害は見た目には障害者であると認識されにくいため災害時の情報
 が伝わりにくいことへの不安や、文字での救援情報の表示や誘導への要望など
 について書かれている。
事務局:全生園の緑を大切にしていくことについては、東村山市だけでなく、北多摩
 六市としても運動を進めている。
A氏: 財政状況厳しい折でもあり、国から市へ払い下げがあるとは考えにくい。購
 入時には坪当たり15から30銭だった土地も現在では50万程度するのではな
 いか。全生園患者自治会としても国立医療センターとしての活用はどうかとい
 う構想ももっている。また、以前病院を誘致しようとした動きや、北多摩六市
 の障害者センターを、という要望もある。
 都市計画マスタープランでも緑の保全だけではない跡地利用についても考慮
 してはどうか。

B氏: 広々とした道は視覚障害者にとっては歩きづらい道になる。また、標識があ
 っても視覚障害者にとっては分からない。20年先には技術が進んで、音声に
 よるガイドシステムが発達すると考えられる。それらを積極的に活用したまち
 として欲しい。
 また、農地を集約化することはできないか。駅周辺は商業、その周辺は住宅、
 その外側は農地や緑というようにしてはどうか。農業で生計を立てられないな
 らば、農地としての魅力がないのではないか。
C氏: 音声による標識のシステム関連資料をお渡しする。
 警察署の職員は策定委員会に入っていないのか。交通は都市計画にとって大切
 であるので、信号機等を所管している警察を入れてはどうか。
事務局:策定委員会には警察の職員は入っていない。都市計画審議会には防災関連と
 して、消防署長さんに入っていただいているが、警察署長は入っていない。
 しかし、先般都市計画審議会に警察署長を入れて欲しいという要請があり、
 他自治体でもメンバーに入っているところもあるので検討をしたい。
B氏: 府中街道の拡幅整備により段差がなくなったが、点字ブロックもないため、
 知らないうちに交差点に入ってしまうことがある。
 都の基準では段差は2センチメートルと決められているが、その程度だと杖で叩いても分
 からない。杖で確認できる歩道をお願いしたい。また、押ボタン式の信号機も
 ボタンの位置が分からない。
 点字ブロックも人の流れを考慮した配置として欲しい。現在は斜めに人が歩
 くところでもブロックは直角に並べてあって、人の流れを2回も横断すること
 になってしまっている。
 同じ障害者でも車椅子の人と視覚障害者では求めているものが異なる。車椅
 子の人には点字ブロックは必要ない。点字ブロックはなくても、歩道の端に杖
 でたたけるものがあれば、視覚障害者も利用しやすくなる。
 また、道の端にものを置くのは一般の人からするとじゃまにならないと思い
 がちだが、我々は道の端を歩くので逆にじゃまである事を理解して欲しい。

D氏: 他の先進市と比べると駅や公共施設での音声チャイムが不足している。
 できれば福祉課だけでなく、ほかの役所の窓口の方にも出張で来ていただき
 たい。
 立川市では、点字ブロックがよくできている。またタッチパネル式の切符の
 自動販売機では、視力のない人には使えない。キー式の自動販売機も残して欲
 しい。
 西武新宿線はエスカレータ、エレベータの設置されている駅が増えてきてい
 るが、東村山市内は1つもなく遅れている。
 また、駅トイレの手洗いが、栓をひねったときだけ水が出る方式になってい
 るが、片手が不自由な場合には非常に不便である。手をかざせば水が出る方式
 のものにできないか。
 地域センターを一町にひとつぐらいできないだろうか。
E氏: 肢体障害者に重点が置かれ、目や耳、内部障害の人がなおざりにされがちで
 ある。
 液体洗剤等を買ってきても、視覚障害者には、区別がつかないことが多い。
 行政としても商品に点字などを付けるようメーカー側に指導をして欲しい。商
 店によっては区別できるように工夫されているところもある。
 災害時に、呼吸機能障害などの内部障害者の人には不可欠な酸素ボンベが供
 給されなくなってしまったら、大変なことになってしまう。命に関わる事を優
 先に行って欲しい。
 急に都市化が進んだためであろうが、一部はよくてもトータルとして整備さ
 れていない施設がみられる。市民センターも2階にあがれないため、エレベー
 タの設置を要望していたが、ようやく別館が整備され上がれるようになった。
B氏: 緑や公園の配置よりも命に関するものを優先して、計画をまとめて欲しい。
 自宅の近くに桜を植えられたが、落ち葉や害虫の管理等の問題があると思う。

F氏: 地域福祉計画との整合をはかって欲しい。その中で謳われた福祉のまちづく
 り条例を策定して欲しい。また、地域福祉計画は平成13年までの計画である
 ので、それ以降のことも盛り込んでいただきたい。
 財政状況もあるので、全駅のエスカレータ、エレベータ設置は難しいかもし
 れないが、スロープでもよいので、9駅すべての改善をお願いしたい。
 駅前に駐車が多く、障害者が止めたくても止められない。計画的に駐車場を
 考えて欲しい。また、障害者用の駐車場に一般の人が駐車していたりすること
 がある。モラルの改善となんらかの対策を講じて欲しい。
 地域生活核は各町にひとつずつぐらいほしい。徒歩10分以上の距離だと、
 車でないと行けない人がいることを考えて欲しい。
 幹線道路の整備が遅いため、循環バスなどの計画があっても、うまく機能し
 ない。金沢市では高齢者・障害者のための交通計画を策定し、それに基づく道
 路整備を進めている。東村山市でも、移動困難者を念頭に置いて道路整備を考
 えて欲しい。
 全 生園は総合福祉センターをつくるなどして、憩いの場として観光名所に出
 来るのではないか。
 また、下宅部遺跡や正福寺などの名所を巡れるようにしてはどうか。また、
 秋津の空襲について記録としてまとめるほか、碑などを建てていただきたい。
事務局:秋津の空襲については、先日の検討小委員会に参加している歴史館の職員に
 その旨を伝えてある。
G氏: 呼吸機能障害を持った人は災害時に避難している時は酸素ボンベの供給が受
 けられるか不安である。命に関わるので、酸素ボンベの供給を受けられる避難
 場所を確保して欲しい。
D氏: 幅の狭い歩道でも車が出入りする場所は歩道の切り下げを行うため、歩道が
 斜めになっており、車椅子などが通行するのに危険である。歩道をなるべく平
 らにして欲しい。
E氏: 電柱は車椅子の人にとっては邪魔である。電線地中化が進められているが、
 今後の計画はどうなっているのか。

事務局:東京電力の方の問題もあり、まちがある程度整備されてからでないと地中化
 を推進することは難しい。1mあたり30数万かかるといわれている。現在で
 も、栄町・本町の一部など、既成市街地に限って進めている。今後整備すると
 すれば東村山駅東口などが考えられる。
A氏: 道路などの整備事業の際、整備が始まってからではなく、図面の段階で市民
 の意見を聞く場を設けて欲しい。
B氏: 同じ障害でも、障害の重軽で意見が異なる。例えば、全盲と弱視では意見が
 異なると思う。それぞれの団体で話し合う事が必要ではないか。
 また、その際に行政側の考えも聞きたいと思う。道路や施設整備の前に意見
 を聞いて欲しい。改善の余地はいくらでもあるので、使いやすいものに整備し
 て欲しい。
C氏: 障害の重い人のことを優先して整備を進めると、軽度の人や一般の人にとっ
 ても使いやすいものになるのではないか。
 市民憲章に高齢者についての記述があるが、障害者も含めて欲しい。
 今日の会議はハード中心の議論が多かったが、ソフトにも重点を置いて考え
 ていくべきではないか。

東村山市都市計画マスタープラン
視覚障害者団体との懇談会
議事録

1.日時:1999年10月27日(水曜) 午後1時30分から
2.会場:市役所 602会議室
3.参加者:障害者団体関係者10名
 視覚障害者の自立を考える会(榎本正吉・手賀清春)
 ガイドヘルパー(秋氏、小沢氏、沢崎氏)
 市職員8名
 保健福祉部(福祉課槙島課長・小山課長補佐・今井福祉総務課係長)
 政策室(総合計画担当 高草木主幹・原主事)
 社会福祉協議会(新井主事)
 建設部(武田部長・宮川課長・飯田課長補佐・東村主事)
 都市整備部(市川課長・飯田課長補佐・東村主事)
4.議事概要:
(1).開会・挨拶・司会進行(都市計画課 市川課長)
(2).出席者、市職員、事務局自己紹介
(3).「東村山市都市計画マスタープラン」策定についての説明(事務局)
 (1)都市計画マスタープランとは
 (2)これまでの取り組みと策定経過
 (3)今後の予定(進め方及びスケジュール)
(4).参加者挨拶
会長: 先日、東村山市都市計画マスタープランを策定することに伴い、「障害者団
 体との懇談会」が開かれたが、今回は特に視覚障害を持つ立場から、一歩踏み
 込んだ論議ができたらと思い、本懇談会をもっていただくよう、団体側から要
 望させていただいた。
 市側も都市マス担当事務局だけでなく、建設部、保健福祉部等、関係各所管
 に対応していただき、感謝申し上げたい。
 現在、我々のように障害を持つ市民は、200名を超えている。本懇談会で
 の意見・要望は、個人のものとしてだけでなく、多くの視覚障害者からの声と
 して受け止めていただきたい。
手賀: 市がおこなうまちづくりで、障害者との話し合いをもったのは、前回と今回
 の懇談会が初めでである。障害者の立場に立った、あるいは障害者の視点を活
 かしたまちづくりの実現、さらに、まちづくりのために障害者との話し合いを
 もち意見を踏まえることの重要性は、改めて言うまでもない。
 障害者も市民である。市も一般市民もこれらの重要性を再認識し、徹底して
 真のまちづくりを実行していくべきである。
 障害者を含めた市民参加のまちづくりについて、「私の世代で種を蒔き、根
 をつかせたい」そして、「次の世代で花を咲かせたい」と、切に願う。

(5).意見交換
A氏: まちづくりは、道路から始まる。道路は最も大切なものである。現代社会で
 は、自動車は増えることはあっても減ることはない。自転車の駐輪も道路を塞
 いでいる。
 こうした中での、歩きやすい道路とは何か。歩きやすい道路を考える際には
 「利用者のマナー」に代表されるソフト面と、「整備のしかた」に代表される
 ハード面の両方を考える必要がある。
 最近はガイドヘルパーさんの付き添いにより、障害者も外出ができるように
 なってきたが、それにしても視覚障害者、聴覚障害者、車椅子の者は特にたい
 へんな思いをしている。
 以下は、経験に基づいた東村山市内の道路の実態である。
 ・まっすぐな道路が少ない。
 ・歩道車道の区別が無い、わからない。白線1本で区別がつくはずである。
 ・幹線道路以外の細い道路が、自動車の裏道(バイパス)になっている。
 ・府中街道及び東村山駅西口のバス通りでは、“どぶ板”の上が歩道になっ
 ている。
 ・道路の交差部に角切りが十分とられていないので、見通しがよくない。
 ・歩道上に、電柱、自動販売機、プランター等が置かれ通行の支障である。
 ・「プランターが置かれ避けるのが恐い」と申し出ると、「不当に自動車が
 入って来ることのないように置いてある」と逆に言われる。
 ・信号の横断時間が非常に短い。(府中街道、市民センター・JA間)
 ・夜間、無灯火の自転車が非常に多い。しばしばぶつかりそうになるので
 「危ない!」というと「どっちが危ないんだ!」と言われる。
 ・歩道上の放置自転車につまづき転倒する。
 ・ガードレール内側や電柱のボルトに引っ掛かり、服は破れ、身体には傷を
 負う。
 ・犬の散歩は、歩いて行えば問題無いが、自転車に乗りながら犬を散歩させ
 る人が増えている。自転車と犬との間の綱に、障害者が巻き込まれる。

A氏: こうした現状に対し、市(交通対策課)に何らかの策を講じるよう、若しく
 は警察と連携をとって是正してほしいと申し出ても対応されない。個人で行く
 と軽くあしらわれる。現実的にできることがたくさんある。いまからでも即実
 行すべきである。
 交通安全週間で、市報等によるPRや呼び掛けに対し、市民や関係者が実行
 しているとはとても思えない。また、交通安全協会は機能していると言えるの
 だろうか。
 視覚障害者は、命懸けで歩いているのである。市内の路上で常に「ごめんな
 さい」と言わなければならないのは障害者側なのか。本当に「ごめんなさい」
 と言わなければならないのは、道路のつくり方のほうではないのか。
 東村山市の全人口14万人のうち、障害者人口は200以上、0.1から
 0.2%である。市民憲章の中でも、障害者のことは取り挙げられているが、
 障害者に関する記述は無い。是非、一般市民にもこの現状に目を向けて理解し
 てほしい。
 事故が起これば、裁判という場ではじめて障害者の声に耳を貸してくれる。
 しかし、それでは“時既に遅し”なのである、と私たちは考えている。したた
 かな根性ぐらいはもって「言いたいことを言って死のう」と思うが、本当は
 「東村山市民として東村山市に住んで良かった」と思いたい。また、そういう
 まちであってほしい。
B氏: 道路の設計、管理をおこなう行政に、20年後の道路の在り方、道路の形の
 イメージを伺いたい。
事務局:基本的な考え方としては、道路・交通網整備方針の中で、「高齢者、障害者
 等、歩行者の誰もが障害なく移動できる「バリアフリー化」の視点を重視して
 いくものとします」とし、歩行空間の確保の実現に向け努力したい。
 現在、道路の形状・構造は、東京都の標準構造仕様に基づいている。さらに
 「東京都福祉のまちづくり条例」に基づき、整備マニュアルを設け、設計に反
 映している。

B氏: 具体的に以下の事項を提案したい。
 ・歩道と車道の分離
 ・歩道と車道の段差は20cmから10cmに
 ・歩道の幅員を広く
 ・切り下げ、切り開きの段差は2cmに
 ・点字ブロックの設置
 ・ガードレールの設置(杖で探ることができるよう)
 ・グレーチング設置が必要な箇所においては、杖の先が入ってしまわないよ
 うに、網目の細かいものに(青葉町バス停等)
 ・交差点、横断歩道等、信号設置箇所に音声案内を
 (現在134箇所中、5箇所)
 ・視覚障害者のための、無線による発信機・受信機の整備
 ・鉄道踏切の立体化

B氏: 道路の形状・構造については、東京都の条例や仕様を破ってでも東村山市内
 を歩きやすくするべき。都仕様の決定機関には障害者が入っていないのが実態
 である。現在の「福祉のまちづくり条例整備マニュアル」では、道づくりのイ
 メージを車椅子による利用を中心に考えられているが、これは、外出すること
 ができる車椅子の人口が、外出することが困難な視覚障害者よりも多いという
 イメージから優先され捉えられててできたに過ぎない。
 障害にもさまざまな種類と程度があることを認識すれば、いろいろな障害者
 の声を聞いた上で現実に即した判断するべきである。
 「誰に合わせて設計・整備をおこなえば良いか」の答えは、「障害の重度を
 優先させ、それを満たす仕様で設計・整備をおこなえば良い」のである。つま
 り、重度障害者が利用できる施設は、必ず一般市民にも使いやすいものである
 はずなのである。
 現在は、市役所が道路をつくり、警察が信号を設置している。日頃より両者
 の間に縦割り意識が大きいことを感じる。今後はこれを是正するよう意識され
 たい。
 例えば、信号が設定しているの横断時間について、府中街道の市民センター
 からJA間は、以前8秒、現在14秒、駅前30秒。なぜこうも違うのか。
 道路拡幅を予定している路線では、歩道を広くとることは勿論のこと、交差
 点や横断で横断することに対しても、信号・音声案内等の誘導装置を設置した
 歩道り、横断時間を長めに設定すること等が必要になってくる。今までと同じ
 交差点では意味が無い。
 これまでのような市街地開発の在り方にも反対である。新宿、池袋等、広い
 道は車のため、狭い歩道に人が多い、平面交差を避け歩道橋や地下通路等の空
 間利用の立体化が進み、スロープ・エレベーター・エスカレーターには遠回り
 しないと辿り着けない、どこもごちゃごちゃである。
 屋内外の施設における点字案内や押しボタンについても、高所に設置すると
 車椅子で利用できない。低所に設置すると、高齢者や身体障害者は、腰を曲げ
 ないと利用できない。よく検討し、設計することが望まれる。

C氏: ガイドヘルパーとして障害者と外出するときだけでなく、一市民として感じ
 ることは、行政は、計画ができた後や工事が完了した後のケアをするべきでは
 ないかということである。
 例えば、久米川駅南口の商店街「モザーク久米川」は、段差の少ない良い歩
 道をもつきれいな商店街となったが、逆に乗り上げ駐車も多くなった。せっか
 く大きな段差や不必要な車止めが無くなっても、駐車が増えるのは無意味であ
 る。できた後の指導も含めた配慮が必要であり、教訓を次に活かしてほしい。
D氏: 今回の計画にも「バリアフリー」「ユニバーサルデザイン」に関する記述が
 されている。今後、具体的に実行されていく中で、学校教育にある交通安全の
 カリキュラムで、「バリアフリー」「ユニバーサルデザイン」を含め、安全対
 策に関する教育をもっと進めるべきではないか。
 障害者に対する災害発生時の安全確保についても計画の中で語られるべきで
 ある。まちづくりの計画でも防災の計画でも構わないが、内部疾患を持つ障害
 者に対し、酸素供給などの十分な対策は講じられているのだろうか。公園等に
 設置されている防災備蓄倉庫に配備されるべきものである。
 また、市民のマナーやモラルを見直す点で、例えば夜間の無灯火自転車運転
 者からは罰金を徴収し、交通安全対策費に充当する等できないものか。
E氏: 府中街道や鷹の道等でよくある、歩道に乗り上げて通行する原付等もしかり
 である。放置自転車も撤去はしているようだが、障害者をはじめとする市民の
 生命を考えると対応が甘いのではないか。

F氏: 歩道の段差や凸凹である状況は、障害者だけでなく、一般市民にとっても非
 常に危険なことである。
 高齢者の増加に伴う社会の在り方として、利用者の多い公共施設や駅におけ
 るエレベーター・エスカレーターの設置は、今や当然の義務であると考えられ
 る。東村山市も9駅を有しており、一刻も早い設置が望まれているにもかかわ
 らず、対応が遅れている。
 信号の在り方も、所沢市の航空公園駅・市役所間のスクランブル交差点にあ
 るように「分離方式」が望ましい。自動車と歩行者が同時に動くのと違い、歩
 行者にとっても、運転者にとっても安全、安心である。
A氏: 今回、この場で出た、視覚障害者のための、無線による発信機・受信機に関
 する資料、先進自治体における実践に関する資料を持参した。今後、福祉・都
 市整備・建設等の庁内だけでなく、都や警察等との協議を通し、実現に向け導
 入されたい。
B氏: 市行政について、まちづくりについて、市民サービスについて、全庁的にも
 個々の事業においても、あるいは関係機関との連携・調整等を含めて、今後も
 今回のような障害者との話し合いの場をもつことを継続してもらいたい。
事務局:現在から近い将来にかけて、高齢化率25%から30%となる社会状況を考え
 ると、市民の3人から4人に1人は高齢者となるわけであるから、ノーマライ
 ゼーションやバリアフリーの考え方はもはや他人ごとではない。
 今後は実現化に向けた具体策の検討を進めるようになるであろう。その点で
 非常に参考になる意見交換であった。
 公共事業の主体者として、これまで、市民の誰もが「都市を構成するさまざ
 まな施設に行く(入る)ことができる」ということ、また「施設を利用するこ
 とができる」ということに最低限の条件整備や保障を目指してきたつもりでは
 あるが、今後、さらに必要な部分における具体的な整備を進めていきたい。
 これからの東村山市のまちづくり計画策定において、非常に有意義な懇談会
 であった。今後も、こうした機会を設けながら、「都市計画マスタープラン」
 に反映することに努めるとともに、都市整備・建設等の具体的な事業につなげ
 たい。

(6).閉会挨拶(建設部長)
 障害をお持ちの市民のみなさんの参加によるまちづくり計画の策定は、今回が出
 発点であり、冒頭のご挨拶にもあったとおり、「私たちの世代で種を蒔き、根をつ
 かせ、次の世代で花を咲かせる」よう、引き続き取り組んでいきたい。また、「で
 きることから実行に移していきたい」と考えているので、今後も力をお貸しいただ
 くよう、お願い申し上げ、閉会としたい。

4 まちづくりシンポジウム議事録

  • 一般市民の皆さんへの計画の周知、意見・要望の聴取などを目的として、「まちづくりシンポジウム」を開催しました。
  • 「まちづくりシンポジウム」は平成11年11月に、中央公民館で開催し、都市マスクイズやパネルディスカッションの後、客席との意見交換などが行われました。
  • シンポジウムのチラシ及び議論された内容を以下に示します。

東村山市都市計画マスタープラン
「まちづくりシンポジウム」
議事録

1.日時:1999年11月25日(木曜)
 午後6時00分開場 午後6時30分開会 午後9時30分閉会
2.会場:東村山市立中央公民館 ホール
3.参加者:約350名
 事務局:都市整備部都市計画課・政策室総合計画担当

パネルディスカッション関係者
コーディネーター 浅 野 良 明 東村山市都市計画マスタープラン策定委員会副委員長
パネラー 新 井 高 次 前東村山市消防団団長
パネラー 小 町 幸 生 アーバンデザイン東村山会議役員
パネラー 三 島 悟 北川かっぱの会代表
パネラー 三 輪 千 夏 早稲田大学大学院
パネラー 山 中 清 一 東村山市商工会会長
パネラー 岡 田 洋 パシフイックコンサルタンツ株式会社

4.議事概要:
【第1部:パネルディスカッション】
浅野: これから「みんなで作ろう21世紀の東村山」についてパネルディスカッシ
 ョンを始めたい。このシンポジウムを通して少しでも東村山のまちづくりのヒ
 ントが見えることになればと思う。まずは、各パネラーの方が取り組まれてい
 るまちづくりについて5分ぐらいずつお話を頂こうと思う。
小町: ひらがなで書く「まちづくり」は、従来の「街づくり」・「町づくり」に人
 間的な部分を加味した言葉として、1970年代後半あたりから使われ始めた
 と思う。
 子どもの頃、友達と一緒に北川で川をせき止めて魚を捕ったりした記憶や、
 農家の納屋で遊んでいて、豊かな空間を味わったことが、今の建築設計の仕事
 につながっている。遊びの中で、育まれた空間に対する興味が私の原点になっ
 ている。
 私の生まれたころの市の人口は昭和20年に1万4千人、50年後の現在、
 14万人と10倍に増えているが、これからの20年ではそんなに増えないだ
 ろう。
 街と人の構造は似ていると思う。道路や鉄道が骨格、交通手段が血液、商店
 などの施設は臓器にあたり、福祉や教育などが神経であると思う。それらがバ
 ランスよく機能していることが健康な状態であり、病気の予防策として都市計
 画マスタープランがあるのだと考えている。
 久米川駅北口まちづくり研究会で勉強させてもらっているが、まちづくりの
 中での駅の位置づけが変わってきつつある。今後も一層商店の人たちと共に考
 えていくことで、まちづくりに関わっていきたいと考えている。

三島: 35年ほど前に東村山に移り住んだが、当時は非常に田舎で、中学生の頃は
 映画館や喫茶店にあこがれ街に出たくて仕方がなかった。しばらく都心に住ん
 だ後、15年ほど前にかえってきたが、非常にほっとする街であると思うよう
 になった。職場が港区だが、東村山に帰ってくると、都心との気温の違いで自
 然の多さを実感する。
 北川かっぱの会は、清流復元を目指して、週末川掃除をしたり、川遊びをし
 ながら楽しんで活動している。4年ほど前に10人ほどで結成したが、今では
 200人になろうとする勢いである。昨年には『未来の川へ』という復元プラ
 ンも、行政に提案したところである。
 2002年から小学校のカリキュラムとして、総合学習という環境や福祉な
 どの地域の問題について地域の人から学ぶという授業が始まるが、化成小学校
 がそのモデル校となっている。その一環として授業に仲間4人と行ったが、非
 常に楽しかった。川の水質や魚類の調査をして、その結果自体も今後経年デー
 タとして蓄積していけば貴重な財産といえるが、その授業の中で子どもたちか
 ら、「この川で泳ぎたいな、この川で魚を釣りたいな」という積極的な意見が
 出てきたことに期待している。これは、次の世代につながる大きな財産だと思
 う。今後も我々の活動が地域の子どもを育てる環境学習の一助になればと思っ
 ている。
 単なるボランティアとしてではなく、行政も一般の市民も巻き込みながら豊
 かな環境をどうやって残していくかというシステムづくりが、具体的な課題と
 して現れてきていると感じている。北川の川掃除は9回目になるが、たち上げ
 の際から行政からの押しつけでなく、パートナーシップで進めてきた。そのた
 め行政と市民の信頼関係が構築できたと感じている。どんな事業を進めるにあ
 たっても、今後はパートナーシップが大切になってくると思う。

山中: 東村山の活性化のために、商業、産業振興、雇用促進を目指したまちづくり
 を実現したいと考えているところである。
 わがまち東村山に鉄道が開通してから105年ほどである。その駅周辺に、
 商店街が自然発生的にできた。現在市内に28の商店街があるが、活気がある
 のは久米川駅南口から八坂駅までの3つの商店街だけであると思う。それに付
 け加えるなら、秋津駅と新秋津駅を結ぶ商店街だが、道路が狭あいなため、拡
 幅整備がまたれるところである。
 平成10年6月に、通産省から大型店と地域社会との融和を促進するために
 地元の判断を尊重した、まちづくり三法が制定された。
 改正都市計画法では、12種の用途地域を踏まえて、市町村が独自に特別用
 途地区を定められるようになった。3・4・27号線を早期に開通させ、その
 際、沿道の街並み形成を図るため商業地域では商店街を中心に中小商店の集積
 を図り、それ以外の立地を制限して頂きたいと思う。
 また、準工業地域は、建ぺい率、容積率が高いうえ、用途の制限が緩い。用
 途の純化をお願いしたい。
 大規模小売店舗立地法では、大規模店舗立地による周辺生活環境への影響を
 調査することになっている。主体は都道府県・政令都市ではあるが、手続きの
 過程で当該市町村の意見を必ず聞くこととなっている。相談いただければお手
 伝いしたいと考えている。
 中心市街地活性化法では、1市町村1箇所が原則ではあるが、基本計画にも
 とづき事業を進めることが示された。市街地の整備改善と商業の活性化は車の
 両輪であると考えている。
 商工会としては、都市計画マスタープランを踏まえて、タウンマネージメン
 ト機関に働きかけを行い、夢のある商店街づくりを進めていきたいと考えてい
 る。

新井: 最近、トルコ、台湾など各地で大きな災害が発生している。3年前に東京都
 のコンピューターシミュレーションにより、多摩直下型地震における、東村山
 の被害想定が出ている。33,567棟の家が東村山にはあるが、阪神大震災
 レベルのマグニチュード7.2で、半壊が4,918棟、火災が10件起きる
 だろうと予測されている。そのうち7件は消火可能で、2件が自然消火、残り
 1件は燃え広がる恐れ有りとなっている。その1件の延焼拡大により、24時
 間の焼失戸数は1,142戸、48時間放っておくと、1,807戸と想定さ
 れ、最終的には東村山の5.4%が灰になり、死者25人、負傷者1,118
 人という数字が出ている。その被害想定をもとに消防団・消防署、自主防災組
 織等で話し合いが行われているところである。
 また、大雨の被害も心配である。現在の行政の想定は、時間雨量が50ミリ
 であるが、今年は各地で100ミリを超える雨が降っている。浸水や洪水の心
 配もある。
 消防団でも装備と技術の充実を進めているが、全市をあげて取り組むことが
 大切だと思う。自主防災組織は現在17組織であるが、市では1町丁に1隊に
 あたる53組織を目指している。自分の街は自分で守るという気持ちが大事で
 ある。市民の皆さんにも防災に対する知識を一つでも身につけていって頂きた
 いと思う。
 農業についてだが、農地は20年前は335haあった。10年前には、
 285ha、現在では215haになっている。1年に10haのペースで減
 少が続けば、20年後にはなくなってしまう。東村山は緑があふれたまちとい
 われているが、現在の農地の割合は12.5%しかない。我が家の温室もマン
 ションの日陰になり、他市に引っ越そうかとも考えている。
 若者が安心して農業を続けられる環境づくりが大切だと思う。防災上も重要
 な空地としての機能をもつ農地や、市民の命の綱である農業を行政と市民が保
 全するという気持ちであれば、20年後も守られていくと思う。

三輪: 市民参加により都市計画マスタープランが策定されてきている。市民にも世
 代・属性など多種多様であるが、私は子どもに注目している。子どもは忘れが
 ちであるが街の成員である。注目している理由としては、地域に密着した生活
 を送っていること、それから20年後のまちづくりの本格的な担い手であるこ
 となどである。また、法律も変わり、自分たちで街を作れるんだということを
 子どもたちに感じ取って欲しいと思っている。現在7中でまちづくりに関する
 授業を行っているが、これは先進的な取り組みだと思う。
 市内の小中学校にお願いしたアンケートによると、小学生は「遊び場」「公
 園」「学校」などに興味がある。それらの使いやすさについての評価やアイデ
 アは大人ではなく、彼らが持っていると言える。また、中学生では、通学路、
 駅及び周辺環境などに興味がある。また、消費行動に伴って、商店に対し、男
 子では売っているものやできることなどのサービス自身に対して、女子では店
 の雰囲気や空間に対して興味を持っているということが分かった。現在彼らは
 街に落とす単価は低いが、高校・大学と進むとともに可処分所得は高まること
 が考えられ、周辺環境やまちの雰囲気を重視する視点はまちづくりに対する大
 切な意見だと思う。
 また、子どもが望む街を訊いたところ、自然がある街、きれいな街、便利な
 街であった。中学生は自然だけでなく建物のデザインにも関心がある。また少
 数意見ではあったが、みんなが仲良しの街というのを何人かの小学生があげて
 いた。まちづくりは人づくりであるという都市計画の先生もいるが、みんな仲
 良くいろいろなことが話し合えて、その中から意見が出てくるようになると、
 夢を持ったまちづくりにつながるのではないかと思う。その意味では小学生が
 一番分かっているのかもしれない。

岡田: 都市計画コンサルタントとは、あまりなじみのない職業であろう。体の調子
 が悪いと医者にかかるように、都市、まちが問題を抱えているときに、何らか
 の提案をしていくという仕事である。
 昔の都市計画は、権力者などによって決定されてきた。最近では複雑化した
 社会の中で、一部の人間の独断で決めていいのか、様々な人の意見を聞く必要
 があるのではないか、ということになった。我々都市計画コンサルタントは、
 様々な意見を持つ人々の調整を行う、通訳のような役割が求められている。
 今回広報にまとめてある案は、私の意見も入っているが、役所の方の意見、
 策定委員・検討小委員をはじめとして多くの方の意見を聞きながらいてまとめ
 たと自負している。載せられなかった意見がたくさんあるが、一つ挙げると、
 道路網整備に関して斬新な提案を行っている。
 都市計画道路は、主に自動車を通すために計画された、地域外の多くの人に
 も関わる、公共性の高いものである。しかし、主要な都市計画道路以外では、
 将来的には歩行者優先という整備の仕方もあるのではないかという提案を行っ
 ている。
 今日の議論が、楽しいカジュアルな感じで継続されればと考えている。
浅野: これからパネラー同士でディスカッションをしていただきたいと思う。テー
 マはいろいろあるが、この時間は楽しいまちづくり、元気の出るまちづくりと
 いうものをキーワードとして話していただければと思う。
三輪: 先ほどの続きであるが、公園の維持管理についての参画意識を調査したとこ
 ろ、小学生の6、7割の生徒が公園の清掃や花壇の整備に参加したいと思って
 いる。ところが中学生では、時間がないのでできないということになってしま
 う。三島さんから話のあった総合学習を活用し、学習の場にまちづくりの要素
 を入れていって欲しい。
 また、小学生の意識の高さを尊重するためにも、行政・学校・地域の方に連
 携していただき、ぜひ実現していただけるようにお願いしたいと思う。 

三島: 4年ほど前から、北川を堰き止めて、カヌーなどを楽しむというわんぱく夏
 祭りをやっている。以前は生物が住めない水質であったが、下水道が整備され
 て水質が良くなった。そうすると魚が戻ってき、鳥が戻ってきた。それととも
 に子どもも同様に戻ってきた。
 先ほど楽屋で市長とも話したが、子どもの頃に北川で泳いでいたと聞き、驚
 いた。市長を含め昔の子どもは様々な場所で自然を体験していたと思うが、今
 の子どもたちは、自然を元にした体験をする場所が全くない無いのではないの
 ではないか。
 家庭が閉じていて、親が地域の子どもをみれなくなってきている。そこで子
 どものコミュニティーも崩れてきている。将来のまちづくりは、次代の子ども
 に託したい。そのためには小中学校での環境教育・環境学習が大切だろう。自
 分の体験にあわせて考えると高校生ぐらいになると街にあこがれるようになる
 が、それはしょうがない。また戻ってきてもらえばいいのだと思う。
小町: 私も若者に期待したいと考えている。駅前についても、車の時代になってか
 らできた駅前広場がこのままでいいのかという論点になってきている。特に久
 米川駅南口だが、現在はバスとタクシーのための面積が多くを占めているが、
 そこが広場になったらどうなるのか。駅前広場については、商店の人、利用す
 る人が一番知恵を出し合いやすいのではないかと思っている。

山中: 駅に降りて、すぐタクシーやバスに乗ってしまうのでは、商店はもたない。
 もう少し、まちを歩いてもらって、バス・タクシーに乗ってもらいたい。歩く
 ことは健康にも良いので、駅前広場は単なるバス・タクシーの発着場や駐車場
 ではなく、イベントなどに使ってはどうか。
 特に東村山駅西口では、駅ができて100年ほどになる。後背地には、都内
 唯一の国宝をもつ正福寺や北山公園・将軍塚などがあり、歴史・文化ゾーンと
 して位置づけられている。そこでは逆に大きな建物を建てなくてもいいから、
 横に専門店がつながる商店街を目指すことにより、生き残れるのではないかと
 考えている。
 ただし現在の環境では後継者が育たない。土地利用のみならず、相続税など
 の問題の解決も必要だと考えている。
浅野: 現在全国の商店街が元気のない状態になっている。商店街は地域のお祭りの
 下支えをしていることが多く、その商店街がなくなってしまうと地域の祭りな
 ども無くなり、文化のないさみしいまちにってしまう恐れがある。
岡田: 元気のいい商店街・元気のいいまちに再生したところでは、先生と呼ばれる
 ような人が意見を言ったから成功しているわけではなく、普通の人たちが、楽
 しみながら、熱意を持って知恵を出し合っている。まちづくりを堅苦しく考え
 ずに、自分の家をデザインするような感覚で、自分のまちについても知恵を出
 し合えば、東村山も良くできるのではないか。

新井: 人ごとに子どもの頃にあの川で泳いだ、あの山でチャンバラごっこをやった
 という体験を持っている。しかし商店の発展や産業の誘致を進めると、農地が
 減っていく。下水道の整備を進めると空堀川の水はなくなってしまう。街は発
 展しない方が、想い出は残るのではないか。十二段の滝で泳いだ人は多いと思
 う。またそこで泳ぎたい、その思いの中に東村山の将来があるのではないか。
 農地は農地、商店街は商店街とはっきり分けて頂き、農業者を守って欲しい。
 皆さんの想い出は農地から始まっていると思う。私には4歳の孫がいるが、畑
 の中では半日ぐらい放っておいても遊んでいる。体を泥だらけにして遊んでい
 る。現在北山公園が注目されているが、昔は東村山全体が北山公園のようだっ
 た気がする。農地を守るべく行政にお願いしたい。
小町: 人の感性を育てないと、まちは育たない。感性を育てるには、思い出づくり
 が一番だが、思い出をつくるには、新井さんがおっしゃったように自然にふれ
 ることだと思う。自然にふれることができないとあきらめるのではなく、自然
 にふれるためにはどうすべきかをみんなで話し合うことが大切だと思う。農地
 は農家の方に任せるのではなく、みんなでアイデアを出し合うことが必要であ
 る。
 もう一つ、自動車の社会についての意見が欲しい。少子高齢化により、車の
 利用は増加すると思うが、その対策を立てないとまちの安全など確保できない
 のではないかと思う。

岡田: 将来を予測することは難しいが、電気自動車などが実現していることから考
 えると、騒音や排気ガスなどの公害も軽減し、将来的には幹線道路のそばに静
 かに住むと言うことも考えられるのではないか。そうすれば20年前は駅前、
 今は郊外の幹線道路沿いにある街の中心が、20年後は全く違うところにある
 かもしれないということも考えられる。
 今回の計画には地域生活核という考え方を示している。地域の人が徒歩や自
 転車で集まれる距離に、コンビニエンスストア、銭湯、幼稚園や老人ホームが
 付随しているような様々な機能を持った空間ができないかという提案である。
 お年寄りと子どもがふれあうことにより、双方に良い影響があるといわれてい
 る。いろいろな世代、感覚をもった人が集まれるような空間を作っていくこと
 を目指している。
浅野: ここで第1部を終わるが、子どもたちにつなげる教育が大事だということは
 パネラーの皆さんに共通していたのではないか。
 切り口は違っていても、同じベクトルに向かっていくことが楽しい、元気な
 まちづくりにつながるのではと思う。

【第2部:会場とのディスカッション】
浅野: いくつかの分野に分けて、会場の方から頂いた意見をご紹介したい。おおむ
 ね次のような基準で選ばせていただいた。意見の多いもの、東村山の将来に向
 けて重要と思われるもの、前向きなもの、である。
会場(山中):昨年度の論文募集の際にも提案させていただいたのだが、府中街道・
 鷹の道・大踏切など、西武線の踏切が多く、渋滞の発生が見られる。可能かど
 うか分からないが、久米川駅から化成小学校までを立体交差するなど、検討し
 て欲しい。
岡田: 都市計画マスタープランには、夢のある意見を下さるようお願いしてきては
 いるが、実現性という壁にぶつかり、最終的にはおとなしい計画になることも
 ある。
 鉄道の立体交差については、全国に待っているところがたくさんあり、必要
 性が高いと思われるところから順に、補助金が出て、実現している。ただし、
 無理だと考えて計画に載せないと、いつまで経っても実現はできない。そのた
 めに鉄道の立体化について長期的な課題として計画に盛り込んでいる。
 実現に向けて、行政ももちろん努力すべきだが、市民の皆さんにその必要性
 を様々な場で説いてもらい、世論を形成することも大切である。
浅野: ハード面の話であったので、ソフト面の意見として、7中の高橋先生から意
 見を頂いている。

会場(高橋):7中の選択授業として、三輪さんも含めて早稲田大学の中川先生の研
 究室の方に来ていただいている。まちづくり教育に関わってみて、人と人のつ
 ながりの大切さ、地域が人をつくるということ、人との関わり方などを私たち
 も子どもたちと一緒に学んでいる。
 便利さだけを享受していて、まちについて考えるのがめんどくさいという意
 見も出ていたが、そう考えないように私たちも教育して行かなくてはならない
 と感じた。子どもがこれからの未来をつくっていくのだから、まちづくり教育
 は大切な部分になっていると思う。今はその出発点であると感じている。
 総合学習の中で、地域の専門性のある方に授業をしていただき、お父さん・
 お母さん・おじいちゃん・おばあちゃんがともに学習できるようになればと思
 っている。地域の人が参加していろんなことに参加したり、議論することは、
 直接ではないが、まちづくりに関わってくるのではないか。
浅野: 次に環境に関連して、空堀川の意見が出ている。
会場(田中):10月に空堀川の一部が干上がった。治水は都の建築事務所で行われ
 ているが、推量の確保まではできない。今回の計画にJR武蔵野線の湧水を保
 存・活用することが示されている。そこで空堀川の水量確保に活用できないか
 と考えている。
三島:下水道が完備することによって、水量が減っている。水域の湧水を保全する
 ことはもちろんだが、雨水浸透桝を各家庭が設置したり、道路を透水性の舗装
 にするなどにより、水量の確保をしていかなければならない。雨水によって水
 量を確保すれば、それらが水質の浄化にもつながる。
 雨水浸透は地球温暖化にも抑制効果があるといわれている。緑化とも絡んで、
 中長期的な課題として取り組んでいかなくてはいけないと思っている。
新井: 川は消防水利にもなっている。空堀川沿いには住宅の密集している地区もあ
 る。それを考慮すると、いつでも消防に使える程度の水量は確保してほしい。
浅野: 会場の平沢さんから意見が出ているので、代読する。全生園の緑の保存をお
 願いしたい。また、公共施設のバリアフリー化を進めてほしい、という意見が
 出ている。

新井: 緑に関連して、お願いしたいことがある。緑は夏の間は涼しいから苦情を言
 う人はいないが、秋には落ち葉になるため、行政にも苦情が多く寄せられる。
 しかし、まちの至る所に緑があるからこそ、空気の良い東村山になっているこ
 とを理解して欲しい。どうぞ緑を大事にしつつ、落ち葉を掃ける幸せを感じて
 いただきたい。
浅野: 熊本では、県庁のたくさんの落ち葉で困っていたが、細川知事の時代に、金
 色の落ち葉の中で演奏会をやったら素敵ではないかという市民の声で、資源と
 して活用したということも聞いている。
 会場の佐々木工業さんからの意見を代読する。東村山のまちづくりにおける
 準工業地域のあり方と、今後の工業に発展ついての考え方を聞かせて欲しい、
 という意見である。
山中: 想像するに、工業を営んでいるそばに、住宅ができて、騒音等の公害が問題
 になっているということだと思う。ご記憶の方も多いと思うが、相続が発生し
 たことにより準工業地域の倉庫のあった場所に、都営住宅が建設されてしまっ
 た例もある。先ほども申したのだが、用途地域の純化をすることが必要だと考
 えている。
 また、工場アパートについては、最長12年まで契約できるが、なるべく早
 期に育ってもらい、そこから羽ばたいていって、準工業地域を形成して欲しい
 と思う。景気の低迷が予想以上に長期化しているが、がんばって欲しいと思っ
 ている。
浅野: これからは会場の自由な意見を頂きたいと思う。
会場(手賀):バリアフリーという言葉は頻繁に出てきたが、障害者についてどう考
 えているのか。道づくりについて興味があるが、20年後は障害者の歩きやす
 い道になるのか。
浅野: 東京都では福祉のまちづくり条例が制定されている。私は保育園の建築設計
 に携わったこともあるが、段差の規制などがきっちり法律で決められている。
 他にも市でつくる道や公園について、従来とは違うものが今後できると思う。

会場(手賀):東京都の条例どおりにつくると、車椅子用になってしまう。すると、
 視覚障害者の私には、不便になってしまう。段差がないということは、視覚障
 害者にとっては歩くための目安となるものがないということである。東村山独
 自の条例があっても良いのではないか。
岡田: 誰でもやさしい都市基盤づくりについては計画に盛り込んでいる。ただし、
 障害にも様々な種類があり、一方の障害を取り除くと、ある人には不都合にな
 ってしまうということで、誰に対してもやさしいバリアフリーというのは実際
 的には難しい。
 この計画で道路設計基準までを定めることは難しいが、そのことを問題とし
 て認識し、議論の場に立とうということはこの計画に記述している。今までそ
 のようなことに気づかずに進めてきたことも多いので、どんどん情報や意見を
 頂いていきたいと考えている。
会場(小林):空堀川についていくつか意見を述べたい。
 空堀川には河道内調整池が5つあるが、河川改修に伴い将来その機能が弱ま
 るか無くなってしまうのではないか。雨水は流出抑制すべきであるという国・
 都の指針があることから、旧空堀川の水量調整機能も残していくべきである。
 空堀川に定量の維持水がなければ、防火用として機能しないのではないか。
 旧空堀川は地域に残された貴重な水辺空間である。また、生物生息のためにも
 大切である。人の集まるところとしていくべきだと考える。旧空堀川の河川敷
 は、憩いの水辺空間として残していくべきである。
 都市計画マスタープランには、将来の夢を書くものであるので、旧河道は安
 易に埋め立てたりせず、散歩道・水辺等に活用して欲しいと思う。
三島: 行政がお答えした方が良いと考える。空堀川は、都の管轄になるが、市が管
 理している河川との比較して話していただければと思う。

市(武田建設部長):練馬で時間雨量100ミリを超える降雨が観測されたりするな
 ど、川は治水用としても大切であるし、水辺空間としても大切であると考えて
 おり、様々な議論を続けているところである。水がなければ、川ではないとの
 指摘はその通りであると思うので、これからの空堀川を皆さんと考えていく必
 要があると思う。
会場: 素案をつくる上で、20年後の人口はどれくらいに想定しているのか。その
 他のまちづくりについても、数字的なデータを考えているのか。仲良し広場・
 児童遊園の数が、地域によってばらつきがあるが。
岡田: まちづくりの調査を進めるには、まず現状の把握・分析をせねばならない。
 策定委員・検討小委員の方には人口・土地利用・産業などさまざまな現状のデ
 ータを集めて、お見せし、解釈していただいた。
 ただし人口の予測をたてて、道路率を割り出したりするというようなことは
 していない。将来人口を、用途地域から機械的に算出することは可能だが、強
 制移住ができるか、それが必要かということを考慮すると、将来人口の算出が
 現実的な意味を持つかどうかは疑問である。将来人口を想定して計画をつくる
 のではなく、逆に将来のあるべき姿を描いてそれに伴い人口変化が生じると考
 えて頂きたい。
 また、後でご紹介があるかと思うが、今後5年間の施策を明らかにする総合
 計画も現在検討中である。そこでは財源等を明らかにする必要があり、想定人
 口を推計している。
会場(手賀):立ち退きにあう人たちのことはどう考えているのか。
浅野: 私どもは行政ではないのでお答えできかねるのだが。
 最後にパネラーの方から、一人ずつまとめの話をお願いしたい。
岡田: この計画の完成は、まちづくりの出発点である。都市計画マスタープランと
 は、長期的なまちづくりに関する総論をまとめたものであり、まちづくりの憲
 法をつくるようなものであると理解して頂きたい。
 身近なまちづくりを進めることも大事だが、長い目で見れば若い人たちに興
 味を持ってもらうまちづくり教育も大切である。今日の話を踏まえて、家庭な
 どでいろいろ議論していただければと思う。

三輪: 教育の現場では、授業中にもかかわらず歩き回ったり、外に出たりする生徒
 がおり、日本の将来はどうなっていくのか不安になることもある。このままで
 は、まちづくりに関して法的な制度はあるし、行政もがんばっているが、市民
 は何もしないということにもなりかねない。
 市民参加のまちづくりには、子どもの教育が大切であると思う。
新井: 人それぞれに、不満があるだろう。しかし、少しずつ我慢をして20年後も
 現状のままの東村山が残せたら、素敵な贈り物になるのではないか。東村山で
 農業をしていきたいと思う若者もいる。そんな熱意が東村山の発展につながる
 と考えている。
山中: 東村山駅西口で昭和21年に火事があったが、それでも駅前は変わらなかっ
 た。現在の市長に替わって初めて、100年の歴史の中で、西口を変えていこ
 うという行政側の動きが見られた。そういうきっかけができて良かったのでは
 ないか。20年後といわず、早期に取り組んでいただければ、いいまちができ
 ると思う。
三島: 岐阜県の長良川の上流にある郡上八幡というまちでは、子どもたちが川遊び
 をしているのをよく見る。高学年になるほど高い位置から川に飛び込んでいる
 が、大人たちはそれを見守ることで危険を防ぎ、自分たちは釣りを楽しんでい
 たりする。昔からその地域に伝わった役割が川を通して自然な形で引き継がれ
 ているのだと感じる。しかし、そういった姿が高度成長期を境に日本中からな
 くなっている。
 建設省も多自然型川づくりということを考え始めている。そのような姿を地
 域からつくっていくために、大人も子どもも考えていかなければならないと思
 う。

小町: 以前テレビ番組で見たのだが、川は自然と蛇行するそうである。直線よりも
 蛇行することで、水辺に生物の生息空間ができ、自然はすばらしいシステムで
 あると感心した。
 建物の設計をしていて感じたことだが、世帯あたりの人口が減っているが、
 3世代の住宅を設計することになったとき、人と人のつながりがとてもあたた
 かいと感じたことである。我々はいままで挨拶がなくても、隣の人を知らなく
 ても、住めればいい、その方が楽だということを選んでいたのではないか。
 ところが、その温かさがまた懐かしくなった。挨拶をするのは面倒かもしれ
 ないが、そのことにより人柄もわかり、子どもの病気など万一の時に生活の知
 恵を授けてくれる人も増える。周りにそんな人がいることは宝だと思う。
 障害者の方からも意見が出たが、スピードの異なる車と自転車と歩行者の道
 を分けていくことが必要だと思う。相手の立場を理解した上で都市計画を進め
 ていくことが大切だと思う。
浅野: 今日のディスカッションで有意義な提言や意見を頂いた。計画への反映を進
 めて頂き、さらによいマスタープランになるようお願いしたい。
 大きな問題を解決するには大きな力がいるが、これは大きな楽しみだと考え
 ればいいのではないか。まちづくりは現実と理想(夢)に橋を架ける事業だと
 思う。
 今日集まって頂いたこともその作業に参加していると思う。今後も小さな作
 業から皆さんと一緒に進めていきたい。

市民参加の資料

5 計画策定の体制

計画策定にあたっては、市内在住・在勤の市民12名、助役・部長職7名の計19名からなる「東村山市都市計画マスタープラン策定委員会」を設置し、計画案の検討をしていただきました。

また、一般市民の皆さんに対して、市報等を通じて随時経過報告を行ったほか、「地域別市民懇談会」を6地域、計18回開催し、計画案の説明と、ご意見の聴取を実施しました。
さらに、「市民アンケート調査」や「絵画・作文・論文募集」「写真募集」を行い、計画策定の参考にしました。
その他、「まちづくりシンポジウム」を中央公民館でおこない、約350名の方に参加をしていただきました。
最終的には、諮問機関である、「東村山市都市計画審議会」の議を経て、市長の名のもとに計画の決定を行いました。

6 都市計画審議会議事録

  • 東村山市都市計画審議会には、随時報告を行いました。さらに、平成12年2月から3月にかけて、原案が審議され、市長への答申をいただきました。
  • 都市計画マスタープラン関連の議題が審議された際の議事録及び諮問文・答申文を以下に示します。

平成10年度第2回東村山市都市計画審議会 議事録
「東村山市都市計画マスタープラン」について

1.日時:平成10年11月25日(水曜) 午後2時30分から
2.会場:市役所本庁舎6階 第2委員会室
3.出席者:(会長) 町 田 茂 委員
 (委員) 清 水 雅 美 委員
 罍 信 雄 委員
 伊 藤 順 弘 委員
 佐 藤 貞 子 委員
 木 村 芳 彦 委員
 荒 川 純 生 委員
 野 崎 一 重 委員
 小 川 靖 郎 委員
 小 町 佐 亨 委員
 小 山 武 光 委員
 肥 沼 和 夫 委員
 内 海 浩 委員
 山 本 英 和 委員
 石 井 仁 委員
 (事務局)池 谷 隆 次 助役
 武 田 哲 男 都市整備部長
 市 川 守 都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 都市整備部都市計画課長補佐
 当 間 一 則 都市整備部都市計画課都市計画係長
 志 村 春 夫 都市整備部都市計画課都市計画係技師
 東 村 浩 二 都市整備部都市計画課都市計画係主事
4.欠席者 (委員) 清 水 雅 美 委員
 (事務局)澤 田 泉 東村山市助役
5.議事概要

【開会】事務局
【助役挨拶】
 平成9年度より検討作業を進めている「東村山市都市計画マスタープラン」の策定
について、経過報告をさせて頂くとともに、お互いの勉強の場としたい。
 最終的には平成11年度末、本審議会において、市長からの諮問に対する答申を賜
りたく、今後ともお願い申し上げたい。
【策定経過報告、内容説明】事務局
(1)「都市計画マスタープランの定義等」
 から別紙資料のとおり説明。
(A委員)道路交通網の整備については、各地域の分断を避けたいし、歩行者等への
 安全性重視から、道路を広げることばかりではどうかと思う反面、市民の利
 便性や渋滞解消等、交通の機能を追求が必要であり、市にとって本当に大き
 な課題である。
 都市計画マスタープラン策定過程における議会との関係は。
(事務局)これまでに進めてきた検討内容、及びこれから進める予定等については、
 逐次建設水道委員会に対し報告をさせていただいていると同時に、質問や意
 見もいただいている。
 また、建水委員以外の議員の方々に対しては、議会の一般質問等を通じ、
 経過報告の機会とするとともに、策定に関する資料やニュースを交換便で配
 布している。
 本都市計画審議会においては、逐次の経過報告・質疑応答・意見交換を経
 て、最終的には市長から計画素案を諮問ことになるので、今後の経過及び最
 終答申に至るまで、ご理解とご協力を賜りたくお願い申し上げたい。
(2)地域区分結果
 から別紙資料のとおり説明。

(B委員)6地域の区分のし方について、このように分けたことの根拠は何か。
 また、このように分けたことで無理はないのか。
(事務局)都市計画における地域区分のし方については、一般的に鉄道や道路等の交
 通軸や緑地や河川等の景観軸などにより線を引いている。また、コミュニテ
 ィの形成上、各地域の面積や構成人口も重要な要素となるので、これらあら
 ゆる面を総合的に配慮しバランスを考えた上でこのように区分した。
 特に都市計画マスタープランを考える上では、基礎的なデータの取り扱い
 上、各地域におけるあらゆる分野の単位をできるだけ統一していきたいので
 各地域を構成する各町丁目を崩さないようにした。
 確かに、これまで市が策定してきた総合計画や福祉関係の計画または学区
 域などとは多少の違いがあるが、都市計画マスタープラン策定のためには、
 このかたちがベストに近いものであると考えている。
(C委員)萩山町地域は、1町だけの区分となっているが、萩山町の特徴をどのよう
 に考えているか。
(D委員)萩山町は居住地としての土地利用が多く、駅や商店街等の利便性も良い。
 また多摩湖自転車道や小平霊園等の緑にも恵まれ、住宅地域としてある程度
 完成された町と言えるのではないか。
(3)都市計画マスタープランの策定状況
 から別紙資料のとおり説明。
(E委員)新青梅街道及び府中街道における通過交通量の割合は、どのくらいか。
 説明の中では、全体の交通量のうち通過交通量が大半であるとのことであっ
 たが、であるならば、通過交通を流す方策として、道路の高架化や地下化を
 考えなければならないのではないか。まちの中心部が分断されてしまうだけ
 では、市にとってのメリットが無いのではないか。
(事務局)通過交通量については、事務局で調べ次回に回答させていただきたい。
(事務局)新青梅街道の東村山市内の部分については、小平霊園・団地が沿道に立地
 するほか、西武新宿線・国分寺線・多摩湖線の立体交差があるため、東大和
 市のような沿道発展は望めないのではないかと思っている。
(F委員)現在、都市計画道路3・4・26号線整備が進められているが、この事業
 の今後の予定は。

(事務局)本事業については、道路整備特別交付金事業として、東京都が事業費を負
 担し、東村山市が都に代わって事業を進めており、整備状況としては、現都
 道226号線の渋滞解消を目的に、この路線のバイパスとして、新青梅街道
 から補助道3号線までの区間において工事中である。
 しかし、この特別交付金制度が10年度限りで廃止となることが決まって
 おり、これに代わる制度として「まちづくり・みちづくりパートナー事業」
 へと移行する。
 今後はこの新制度により、補助道3号線から都市計画道路3・4・5号線
 及び都道226号線までL字型に約440mの整備を進めていきたいと考え
 ている。
(G委員)久米川町・恩多町地域は、将来的に空間を残す地域とあるが、これらの空
 間のほとんどは農地であり、生産緑地指定を受けているのが実状である。
 私自身も農業委員として、相続等による農地の減少、さらに宅地開発の現
 状を見て、これらの問題を痛切に感じている。空間として残すのであれば、
 行政が必ず買い取るなど、地域内の生産緑地は未来に渡って残すというため
 の措置が必要ではないか。
(事務局)生産緑地の問題を含め、何らかの規制を法改正等によって措置していくこ
 とが必要な課題はいまも多数抱えている。
 都市計画マスタープランは、その計画の中で個々の方策までは決められな
 い。しかし、今後、地域別構想を検討していく中では、生産緑地の問題も含
 みとして捉えておかなければならないと考えている。
(A委員)出水川の暗渠化は、不要なのでないか。野火止用水も昭和40年代に栄町
 内の一部が暗渠化されてしまったが、現代においては、そのような短絡的な
 方策ではなく、川や水路は基本的には蓋かけをしない整備をおこなっていく
 方が良いと考える。それよりもむしろ、前川の治水対策や親水化等の整備の
 必要性が高いのではないかと思う。
(事務局)この件も含めて、今回提示させていただいた内容は検討中の事項であり、
 既に決定した、あるいはこのまま決定していくというものではなく、あくま
 で検討経過の報告をさせていただいたということでご理解願いたい。

(C委員)最後にひとつ、意見というよりお願いがある。
 栄町はこれまで都市化が進んできてはいるが、反面、住環境の面などから
 もまだまだ課題がある。
 今度、11月29日に市内でタウンウォッチングを予定しているそうであ
 るが、きれいに整備されているところばかりでなく、現状がもつ課題も考え
 てもらえるように配慮された内容にしていただきたい。
(事務局)ご指摘の通りであると思う。是非、現状と課題を踏まえた上でまちづくり
 を考えていただけるよう、企画したい。

平成10年度第4回東村山市都市計画審議会 議事録
「東村山市都市計画マスタープラン」について

1.日時:平成11年3月29日(月曜) 午後2時から
2.会場:市民センター別館2階 第4会議室
3.出席者:(会長) 町 田 茂 委員
 (委員) 罍 信 雄 委員
 伊 藤 順 弘 委員
 荒 川 昭 典 委員
 佐 藤 貞 子 委員
 木 村 芳 彦 委員
 荒 川 純 生 委員
 野 崎 一 重 委員
 小 町 佐 亨 委員
 小 山 武 光 委員
 肥 沼 和 夫 委員
 内 海 浩 委員
 山 本 英 和 委員
 石 井 仁 委員
 行 田 身 也 委員
 (市長) 細 渕 一 男 東村山市長
 (事務局)澤 田 泉 東村山市助役
 武 田 哲 男 都市整備部長
 市 川 守 都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 都市整備部都市計画課長補佐
 当 間 一 則 都市整備部都市計画課都市計画係長
 柿 沼 敬 子 都市整備部都市計画課都市計画係主事
 志 村 春 夫 都市整備部都市計画課都市計画係技師
 東 村 浩 二 都市整備部都市計画課都市計画係主事
 (コンサルタント)岡 田 洋 パシフィックコンサルタンツ株式会社
 室 井 仁 パシフィックコンサルタンツ株式会社
4.欠席者 (委員) 清 水 雅 美 委員
 小 川 靖 郎 委員

5.議事概要
【開会】事務局
【市長挨拶】東村山市長
 本日は、お集まりいただきありがとうございます。委員の皆様には、常日頃から
 まちづくりのためご尽力いただき心より感謝申し上げます。
 本日は、前回1月13日に報告し、ご意見をいただいた「東村山市都市計画マス
 タープラン」について、その後、議員・市民懇談会参加者・一般市民・庁内各課の
 個人、団体より約80件のご意見を頂き、これらを「まちづくりの方針」として公
 表していく前段として委員各位からご了解を頂くため、審議会を開催致しました。
 よろしくお願い申し上げます。
 また、都市計画道路3・4・27号線につきまして、一部の未買収地があります
 が、青果市場より市道363号線の1までの区間が、来たる4月3日より利用でき
 るようになりました。これも地権者をはじめ関係者各位のご理解、ご協力のお陰と
 改めて感謝する次第です。
 いずれにせよ、まちづくりは本委員会委員はじめ、多くの市民のご協力を頂かな
 ければ進みません。 これからもご意見等、よろしくお願い申し上げます。
【会議成立報告】都市計画課長
 本日の出席委員、14名のうち12名、2分の1以上のご出席を頂き、東村山市
 都市計画審議会条例第6条第2項の規定に基づく会議の成立をご報告致します。
 なお、本日の欠席委員は、清水委員さん、小川委員さんです。
【会長挨拶】都市計画審議会会長
 委員の皆様には大変ご多忙の中ご出席いただきありがとうございます。
 本日は、前回1月13日以後の「東村山市都市計画マスタープラン」の策定経過
 について、報告を受けご審議いただきますが、本プランは平成11年度中にまとめ
 なければならないものです。どうぞご協力のほど、よろしくお願い致します。

【開会】都市計画審議会会長
【議題】
 「東村山市都市計画マスタープラン全体構想策定に係るまちづくり方針」について

(事務局)前回1月13日の第3回東村山市都市計画審議会以降の「東村山市都市計
 画マスタープラン」の策定経過について説明したい。なお、1月までの経過
 については、資料の「都市計画マスタープラン策定経過」をご参照いただき
 たい。
 本プランは、平成9年度から11年度の3か年で策定することとなってお
 り、9・10年度で全体構想の素案をつくることで準備を進めてきた。しか
 し、素案までは終わらないまでも、素案の基本となる、「まちづくり方針」
 の立案までは可能であろうとの認識にたち、1月までの検討内容について事
 務局でまとめ資料提示させて頂いている。
 本日までに「都市計画マスタープラン全体構想素案」の基となると考えら
 れる「まちづくり方針(案)」を事務局でまとめ、それをたたき台として、
 再度市民各層から意見を聴取させていただいている。
 進め方等の詳細については、1月までの成果としてまとめた内容を、市議
 会議員・庁内各課・検討小委員・市民提案応募者・市民懇談会参加者・まち
 づくり研究会・農業委員会・商工会・市民団体等々、約150の個人、団体
 に配付し、80の個人・団体から回答を得たところであり、その内容は予め
 配付した別添資料「東村山市都市計画マスタープラン策定に係る意見聴取」
 のとおりである。
 これにより得た80のご意見集を含め、事務局で再度とりまとめたものを
 資料3ページから11ページに提示している。策定委員会、検討小委員会で
 は既に検討をいただき、ご意見も頂戴している。
 本審議会においても、この場でご検討、ご了解いただき、集約された内容
 を「東村山市都市計画マスタープランまちづくり方針」として、5月1日号
 市報にて公表していく予定である。
 なお、資料1ページに残されたいくつかの問題については、状況を知って
 いただき、またご意見等を頂ければとの考えから掲載せさせていただいてい
 る。1つ目は、市の「中心核」をどう考えるか、2つ目は、都市計画道路の
 沿道イメージをどう考えるか、3つ目は、全生園のあり方をどう考えるか、
 であり、東村山市のまちづくりの基本に関わると思われるこれら事項につい
 て、委員各位のご意見をいただきたい。

(会長) 前回の審議会における意見をたたき台にして、各方面からの意見を集約し
 たものが3から13ページとの説明であったが、内容についてご意見を願う。
(A委員)国有地である全生園に対し、東村山市として将来のまちづくりにおいて、
 どこまで利用できるのか。
(事務局)全生園は約35万平方メートルあり、みどりを守る市民協議会が春には中央公園で、
 秋には全生園でみどりの祭典を開催している。入園者にも今のまま残してほ
 しいとの希望が有るが、市として明確な方針は出ていない。しかし、将来的
 には今のままの緑地を公共利用ができるかたちとして残せればとは思う。
(B委員)緑地として残せればいいが、厚生省側に、全国のハンセン氏病関係施設を
 統廃合して、施設として充実している全生園に一本化するような考えがある
 としたら、払い下げは期待できない。もしもそのような時は厚生省に、全体
 は無理でも3分の1でもいいから払い下げの働きかけを。
(C委員)今まで国、厚生省から市に対する打診があったかどうか。もしあればその
 内容は。
(D委員)緑を残した中で、東久留米、清瀬と一体となって利用できる火葬場があれ
 ば、市民にも喜ばれるのでは。市内では1日約6件の葬儀があると聞いてい
 る。ただし、迷惑施設との見方もありますが。

(事務局)東村山市民の思いとしては、先ほどの都市整備部長の答弁のとおりだと考
 える。しかし、制度的には、B委員さんの発言のとおり、全国に11箇所あ
 るハンセン氏病施設をどう整理していくかが課題である。事実、全生園の患
 者さんも年々減ってきており、全国的な傾向として、あるいはハンセン氏病
 に係る法改正により国サイドではそのような議論もあろうかと推定される。
 市から国への働きかけは、とのご意見があったが、過去に国会議員を通じ
 状況を確認するも返事が無かった。10年位前に全国の国立療養所をどうす
 るか、その延長上にハンセン療養所があるが、結果として、その内容は明ら
 かにされていない。
 昭和42年の国有地の使用計画があり、筑波研究学園都市移転をめぐり、
 東村山市では通産省機械試験場跡地が中央公園となったこともひとつのいい
 例である。これは、国と都道府県、市町村と地元、民間企業の3分割法案に
 より有効展開した成果である。会計的には国の法律の中で、特別会計を設け
 処分した代金をもって筑波移転費用に充てる内容であった。
 全生園の場合は、この点が重要と思っている。市が持つ情報としては、一
 旦は普通財産として扱うとも聞いており、現時点では、機械試験場跡地と全
 生園の処分のあり方は違ってくるだろうと思われる。
 したがって、東村山市民が何らかのかたちで全生園を緑の場所として、あ
 るいは福祉のまちづくりのため残そうとするならば、処分のあり方を含め、
 国等へ要請していく必要がある。
 またもう一つ関連して、田無にある東大農場の問題がある。こうした国有
 地をめぐり地元自治体の思いや動きが若干出ているが、これについて国は、
 今要望書を持ってきても、どう受け入れて、どう整理するかはっきりしてい
 ないので、簡単には受け入れない、との状況である。したがって、思いとし
 ての行動は可能であるが、具体的にどのようにするか、私たち市職員として
 は把握していない、把握しかねる状況である。

(会長) さらに質問は。
(A委員)国が何を考えているのか、また国と東村山市の考えが違うようであれば、
 東村山市としては全生園の緑を残さなければ、これからのまちづくりが成り
 立たないと強力に働きかける必要がある。もし国が、緑に対し消極的である
 ならば、21世紀の高齢社会に向け、福祉のまちづくりのため、特別擁護老
 人ホームをつくるとか、具体的に示さなければならないのではないか。
 ただ漠然と今のまま残すと言うことであると、国を説得できない。
(会長) 他にご意見等は。
(E委員)可能であれば、都道226号を延長し、全生園の中に清瀬に向かう路線と
 して、道路整備をおこなうことも考えられるのではないか。
(会長) マスタープランをつくる上では、国と市の話し合いを積極的に進める内容
 を位置づける必要があるとのご意見が出ていますが、その点について事務局
 いかがか。
(事務局)東京都との雑談では、東村山市単独では無理、例えば東大農場等を含め都
 と北多摩広域6市で取り組む方法とか、しかしこのような土地状況の中にあ
 って、国もそ簡単には動かないだろうとの話である。
 したがって、回答にはならないが、運動を徐々に展開していく以外に無い
 ように思う。
(A委員)そうだとすると、このマスタープランの中に全生園に関する課題をどう位
 置づけていくのかはっきりしない。
(会長) いま出ている意見は、何らかの形で全生園の位置づけをしてもらいたいと
 いうことだと思う。
(B委員)いろいろ意見も出て議論されているので、この審議会として全生園をどう
 していくのかをはっきり決めなければ事務局も困ってしまうだろう。
 今、4つの意見が出ており、うち、小山委員の道路を通す意見には反対で
 あるが、この場で決められなければ今日は意見を出し合い、後で事務局が集
 約し方針を示してもらえればと思う。
(会長) 休憩致します。

(会長) 再開致します。
 全生園のあり方については、種々ご議論あったが、既に全体構想策定案の
 中に、関係案を載せてあり、このような進め方で良いのでは、とのことであ
 るが、よろしいか。
(全員) 異議なし
(会長) 次に「都市計画道路の沿道イメージをどう考えるか」について、ご意見を
 願う。
(F委員)全生園と同様に既に案が示されているので、同じ扱いでいいのでは。
(会長) 他にご意見は。
(G委員)相続等による都市計画道路用地の先行取得について、何か良い案は。
(事務局)大変厳しいご質問であるが、市内には22路線の都市計画道路があり、す
 べてに渡り先買いは無理である。
 街路整備事業は進めているが、他市に比べ道路整備はまだ遅れている。昭
 和39年以降に毎年1校づつ学校をつくるという事情も整備が遅れた理由の
 1つである。
(H委員)まちづくり研究会のように、都市計画審議会に講師を招いて、まちづくり
 の勉強会を開いてはどうか。
(会長) 議会の建設水道委員会で以前、「屋根のある町」の視察ということで春日
 井市に行ったが、都市計画道路の沿道はすべて同じ勾配の屋根のある建物が
 並び、美しく大変すばらしかった。
(A委員)沿道もある程度の規制誘導が必要では。個人住宅、商店も一定の緑の確保
 を義務けるとか。
(C委員)景観もいいが、沿道の活性化とは何かを勉強する必要がある。
(I委員)沿道には商店がいいか住宅がいいか、という意見が出ているが、私にはど
 ういうまちになるか良くわからない。例えば東久留米南口では、歩行者にや
 さしい一休みできる工夫がガードレールにされているが、そのようにして欲
 しい。
(H委員)沿道イメージとして、緩やかな規制は考えてもいいのでは。
(事務局)用途地域等、できあがった時のイメージをもった上で、事業認可が取れれ
 ばと思うが現状は難しい。
(D委員)都市計画決定の際は、用途地域に絡めて、想定できる業種を決めておき、
 業者が誘導、進出できるよう検討を。
(会長) 他にご意見等無いようであれば、5月1日号市報の内容について説明願い
 たい。

(事務局)資料22ページから25ページに、市報原稿イメージを提示させていただ
 いている。本日いただいたご意見等も勘案したいと考えている。
 また、市報の内容は素案ですので、本審議会はじめ市民の方々からもご意
 見をいただきたいと考えている。
(会長) ただいまの市報に関する説明について、本審議会として市報に掲載するこ
 との了解を、とのことであるが良いか。
(全員) 異議なし
(会長) ご異議無いようなので、よろしく願う。
 次に、その他として、今後の日程について説明があるようなので説明願う。
(事務局)昨年8月に募集した「まちづくりについてのアイデア募集」による応募作
 品について、現在、作品集を印刷中である。
 また、11年度は、全体構想の素案について、引き続き検討していくとと
 もに、地域別構想の素案を検討していく。11年度の第1回市民懇談会は5
 月の毎週火・金の6回を予定している。11月頃を目途に「全体構想素案、
 地域別構想素案」を策定し市報にて公表した上で、これをテーマに、関係者
 と一般市民が一堂に会する「まちづくりシンポジウム」を公民館ホールで開
 催することを予定している。
 さらに、11年度の策定委員会は6回程度の開催予定しており、本都市計
 画審議会へは開催の都度ご説明し、ご意見ご協議をいただくとともに、策定
 時の節目には「都市計画マスタープラン」を議題として、審議会の開催しま
 すので、よろしくお願いいたしたい。
 「都市計画マスタープラン」の本審議会への諮問は、12年3月頃を予定
 しており、12年度のできるだけ早い時期に答申をいただいた後、成果の公
 表を考えているので、重ねてお願いいたしたい。
(会長) 何かご質問は。
 無いようであれば、市長の挨拶にもありました都市計画道路3・4・27
 号線の開通・供用開始について、またその先の事業認可後の経過について詳
 細な説明を願いたい。

(事務局)都市計画道路3・4・27号線については、青果市場の角に信号機が設置
 置され、4月3日に点燈式がおこなわれる。
 区間延長390メートルで、一部未買収地があるが、部分的に利用できる
 ようになる。
 また、その先の新たな事業認可区間については、関係者と折衝中であるが、
 新年度予算によるものとなるのでご理解いただきたい。

平成11年度第3回東村山市都市計画審議会 議事録
「東村山市都市計画マスタープラン」について

1.日時:平成12年1月26日(水曜) 午後1時30分から4時00分
2.会場:市役所本庁舎6階 第1委員会室
3.出席者:(会長) 町 田 茂 委員
 (委員) 鈴 木 茂 雄 委員
 荒 川 純 生 委員
 丸 山 登 委員
 木 村 芳 彦 委員
 田 中 富 造 委員
 小 川 靖 郎 委員
 小 町 佐 亨 委員
 行 田 身 也 委員
 丸 山 清 委員
 金 子 一 男 委員
 小 山 孝 作 委員
 (市長) 細 渕 一 男 市長
 (事務局)澤 田 泉 助役
 武 田 哲 男 都市整備部長
 市 川 守 都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 都市整備部都市計画課長補佐
 当 間 一 則 都市整備部都市計画課都市計画係長
 志 村 春 夫 都市整備部都市計画課都市計画係技師
 志 村 浩 二 都市整備部都市計画課都市計画係主事
 (コンサルタント)岡 田 洋 パシフィックコンサルタンツ(株)
4.欠席者:(委員) 伊 藤 順 弘 委員
 野 崎 一 重 委員

5.議事概要
【開会】事務局
【委嘱状交付】細渕市長
 学識経験者委員の任期満了に伴い、町田委員・小川委員・小町委員・野崎委員
 (欠席:事務局が受け取り代行)・行田委員に委嘱状を交付
【市長挨拶】細渕市長
 厳しい変革の時期であるが、市の重要計画である都市計画マスタープラン原案に
 ついて慎重にご審議・ご指導いただくよう委嘱挨拶
【新事務局員紹介】市川課長
 武田都市整備部長、パシフィックコンサルタンツ(株)岡田が自己紹介
【会長選出】
(事務局)会長の互選をお願いしたい。
(A委員)事務局に一任したい。
(一同) 意義なし。
(事務局)事務局としては、これまでに引き続き、町田委員にお願いするのがよろし
 いと考えるが。
(一同) 異議なし。
(事務局)今後の審議会の会長は、町田委員にお願いすることとしたい。
【休憩。この間、会長と事務局が進め方について協議】 
【会長挨拶】会長
 委員の方々の協力に、より良い計画としたい旨、就任挨拶
【会議成立報告】事務局
 事務局より、過半数の出席により本日の審議会が成立したことを報告
【開会】会長
【都市計画マスタープラン原案の諮問】市長
【策定委員会会長より経過報告】助役
 市民を含めた委員会で熱心な検討をいただいてきたこと、1月24日には、浅野副
 委員長から市長に対する答申を渡したこと、その際に市民・行政が協力したまちづ
 くりの必要性を指摘する意見をいただいたこと等を報告
【都市計画マスタープラン(原案)を説明】事務局
 これまでの経緯・全体構想の概要を説明
 休憩の後、地域別構想・実現化方策の概要を説明

【討議】
(会長) 次回以降に内容の議論を行いたい。本日の時点で必ず質問しておきたい事
 項はあるか。
(一同) 特になし。
(会長) 助役は、都市計画マスタープラン策定委員会の委員長でもあることから、
 次回以降の審議会にも可能な限り出席いただきたい。
【報告事項】事務局
 来年度当初より、これまで地方自治法に基づいて設置されていた都市計画審議会
 が、都市計画法に基づく審議会に変更されることになる旨、報告。
 今後の都市計画審議会を、2月22日、3月23日、3月29日に開催する旨、報告。

平成11年度第4回東村山市都市計画審議会 議事録
「東村山市都市計画マスタープラン」について

1.日時:平成12年2月22日(水曜) 午後1時30分から4時00分
2.会場:市役所本庁舎6階 第1委員会室
3.出席者:(会長) 町 田 茂 委員
 (委員) 鈴 木 茂 雄 委員
 荒 川 純 生 委員
 丸 山 登 委員
 木 村 芳 彦 委員
 田 中 富 造 委員
 小 川 靖 郎 委員
 小 町 佐 亨 委員
 野 崎 一 重 委員
 行 田 身 也 委員
 丸 山 清 委員
 金 子 一 男 委員
 小 山 孝 作 委員
 (事務局)澤 田 泉 助役
 武 田 哲 男 都市整備部長
 市 川 守 都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 都市整備部都市計画課長補佐
 当 間 一 則 都市整備部都市計画課都市計画係長
 志 村 春 夫 都市整備部都市計画課都市計画係技師
 東 村 浩 二 都市整備部都市計画課都市計画係主事
 (コンサルタント)岡 田 洋 パシフィックコンサルタンツ(株)
 室 井 仁 パシフィックコンサルタンツ(株)
4.欠席者:(委員) 伊 藤 順 弘 委員
5.議事概要
【挨拶】助役
 お忙しい中、ご出席いただきましてありがとうございます。
 前回、「都市計画マスタープラン」にかかわる総体的な説明をさせていただき、
 本日より本格的にこの中身についてご審議いただく。
 本プランの策定は、より良いまちを目指して、市民のご協力をいただきながらこ
 れまで進めてきた。
 当審議会においては、たいへんボリュームの多い中身ではあるが、将来の東村山
 市を語るという意味も含めて、活発なご意見・ご審議をいただきたい。
【会議成立報告】
(事務局)過半数の委員の出席により、本日の審議会が成立したことを報告する。
【挨拶】会長
 「都市計画マスタープラン」策定は、たいへん重要な課題である。今は事務局か
 らの説明が終わった段階であるので、これより委員の方々からの忌憚の無いご意見
 とご審議をいただきたい。
 今回は説明に対する質疑が中心となる、次回は3月23日に予定されているが、
 これについては、本日の審議の進捗状況をみて、後ほど相談させていただきたい。

【開会】会長
 これより、第4回東村山市都市計画審議会を開会する。
【事務局補足説明】
(事務局)本日の配付資料について、前回諮問させていただいた「原案」を、事務局
 を含め庁内各課で再点検し、その中で出た訂正、修正、追加などを一覧とし
 てまとめさせていただいたものである。
 都市計画審議会での審議を尊重したいと考えており、この場、この時点で
 配付させていただいた。これをもって修正箇所を読み替えていただきたい。
 なお、原案中の図表については、今後の編集の段階で最新のものに差し替
 えを行う。また、漢字・送り仮名等の使用については統一していきたい。
(会長) ただいまの補足説明に関する質疑はあるか。
(一同) なし。
【討議】
(会長)原案に関する意見を受けたい。
(A委員)2020年までとしている本計画は、東村山市の財源力で本当に実現可能
 か。具体例として久米川駅付近のJR新駅の設置であるが、実現すればよい
 と思う一方、請願駅となると膨大な予算がかかる。また、東村山駅北の西武
 線と立体交差する3・4・10号線の費用はどうするのか。
 これらすべての事業を市単独事業で実現するのは難しい。国庫補助がない
 と実現できないのではないか。その見込みはあるのか。
 都市計画道路事業や河川事業などは、市の事業にすべきか、それとも都事
 業にすべきか、という振り分けをどのように考えるのか。
 久米川駅周辺は界隈性があると表現されているが、実態は客がいない。本
 当に界隈性があるのか。むしろ界隈性を創り出す手だてをしていくのかが課
 題では。
 緑の保全とまちづくりは実際は相反するものと考えている。道路整備と緑
 地の保全などをどのように両立させていくのか。まちづくりが進めば進むほ
 ど緑が無くなってしまうというような矛盾はないか。

(事務局)まず、市民参加により策定した計画案として、市民から出された意見が盛
 り込まれていることをご案内したい。
 都市計画マスタープランはまちづくりの理念を示すものであり、財源は総
 合計画、実施計画で詳細に示す予定である。ただし、膨大に費用がかかるこ
 とは盛り込んでいないつもりである。
 本計画は20年で全部終わるとは考えていない。20年先にようやく事業
 着手をすることもあるだろう。20年先にもこの考え方をもってまちづくり
 を実現できればということを表現している。
 秋津に新秋津駅ができ、乗降客数が市内で一番になった。久米川のにぎわ
 いを創り出すためにも新駅の検討余地はあると考えている。また、新駅設置
 の効果・費用負担は東村山だけでなく、北多摩6市の広域レベルで超長期的
 に考えるべきである。
 都市計画道路22路線のうち10路線の整備に重点を置く考え方を示して
 いるが、そのほとんどは都施工である。厳しい市の財政をできるだけ圧迫し
 ないように、都への要望をあげていきたいと考えている。
 3・4・10号線については、北西部の住民から、西武新宿線や府中街道
 よりも東側へ来るのに道がないので改善してほしいという強い要望があり、
 それに応えたいという考えで盛り込んでいる。したがって3・4・10号線
 の整備は全区間ではなく鉄道との交差部の一部区間を、都道のつけ替えとし
 て都施工で進めていきたいと考えている。
 バブルがはじけた後、昔のにぎわいがない久米川だが、かなりの商業集積
 がある。そのため、界隈性という表現を使った。文章表現については、ぜひ
 ご提案をいただきたい。
 緑の保全とまちづくりに関しては、具体的には久米川・恩多地域等を農住
 共存地域にしていくなど理念を示している。この理念を含めて都市計画マス
 タープランを市民に公表し、理解をして頂きたいと考えている。理念だけと
 いわれるかもしれないが、何もやらないよりは「緑を残していこうという考
 え方」をしっかりと持ちたいと思っている。

(A委員)実施計画等の中で、国庫補助等を見込んだ上で財源を組まないと、市民の
 要望といえども夢に終わってしまうのではないか。夢を盛り込むことは大切
 であるが、実現性の面からみて、総合計画の中にどの程度盛り込んでいける
 のか。
 久米川駅周辺について、今後賑やかにしていこうというのならばよいが、
 界隈性というと新宿駅のような感じがする。表現は現実に合わせて変えたほ
 うがいいのではないか。
 緑の保全について、全生園に都市計画道路がぶつかるので緑が減少する。
 矛盾のないように都市計画のあり方を変えられないか。最近でも、青葉町で
 住宅開発が進んだため緑が減っている。本当の意味で緑を保全するために公
 的な仕組みをつくってはどうか。
(事務局)誤解があるようだが、全生園に都市計画道路はほとんどかからない。また
 全生園入園者自治会では、全生園の全部を緑地にするのではなく、有効な土
 地利用のため、「田の字」の旧道を復活させても良いのではないかという意
 見が出ている。策定委員会の成田先生もそういう意見であった。
 通産省試験場跡地を中央公園にした経過においても、そのすべてを公園化
 したわけではなかった。こうしたことから、夢物語ではなく現実的に全生園
 の緑地保全をしていくためには、基本的に緑を残すが全てでなくても良いの
 でないかという考えを事務局ではもっている。

(事務局)財政フレームについてだが、都市計画マスタープランは20年先まで見据
 えた計画であるため、財政の実際を理由にこの事業はできないととは言えな
 い。したがって市民がこんなまちにしたいという思いをまとめるのが都市計
 画マスタープランであり、その実現に向けて市民・議会・行政がそれぞれ努
 力するという主旨をご理解頂きたい。
 また、逆にこれに掲載していないと、将来計画に載っていないということ
 で、国、都から補助対象事業と認めてもらうことができないケースもあり得
 ると考えている。
 久米川駅は昭和50年に南口の駅前広場を整備した。現在、北口の駅前広
 場整備を計画中であり、市道部分を含め、すでに60%の用地買収が済んで
 いる。この駅前広場についての今後のあり方について、まちづくり研究会と
 ともに検討中であるが、昭和37年に計画した広場は交通動線上問題がある
 と認識しており、地域の皆さんも警察も現計画ではいけないと感じている。
 こうした動線問題を解決するために、都市計画決定の内容についての変更を
 することを前提に、事業者、地権者を含めた市民の皆さんに説明会を開き協
 議したところであるが、その中では地下駐輪場の設置の提案をはじめ、南北
 の連続性や界隈性創出のため橋上駅化した方が良いという意見も出ている。
 所管では、地域の界隈性創出のためには道路整備等の都市基盤整備が切り
 離せないと考えており、久米川駅北口広場についても都市計画道路3・4・
 26号線、3・4・5号線の整備延長と合わせた計画化に力を入れて進めて
 いるところである。
 これらの整備により、にぎやかさの回復をはじめとする地域や市民の財産
 としていきたい。

(A委員)都市計画マスタープランは市民参加のプランで、夢をもった計画というこ
 とだが、国庫補助事業で実現していかないと無理でなないか。財源の見通し
 を考える必要があるだろう。
(助役) この「都市計画マスタープラン」をどのように考えるかという位置付けに
 ついては、基本的な問題であるといえる。
 都市計画は明治からの流れを継続してきており、その延長上で昭和37年
 に都市計画決定がなされた。この決定に対する期日は、いつまでにやりなさ
 いという指定はされていない。その一方で、平成4年の法改正では、一定の
 期限を定めて、市民参加による計画づくりやまちづくりを進めていくことの
 必要性が盛りこまれた。
 その点を考慮すると、都市計画マスタープランは、現在の市民が、現在の
 市民生活において、現在不足しているものごとについて、将来どのようなま
 ちづくりを望むか、ということが基本となる。
 また、このまちづくりを将来的にどのように推進していくのかという点に
 ついては、市民参加型で推進すること、年次計画等一定のスケジュールをた
 て事業化すること、これらの結果として財源を確保することである。事業が
 無ければお金はついてこない。つまり、特定財源は、事業をどのような計画
 に基づいて、どのようなスケジュールで進めるかによって、現行制度の中で
 確保されるものである。
 さらにこのプランの上に整理されているのは、既に策定されている市の基
 本構想であり総合計画であるといえ、これは2010年までである。 この
 2010年までの基本構想、総合計画の延長上に、2020年までの都市計
 画マスタープランを策定することについては、10年間における内容をどの
 ように考え整理するかという課題が残っている。
 しかし、グランドマスタープランとしては、すべての内容にそれぞれの財
 源までを明確化することは主旨ではない。
 したがって、都市計画マスタープランは、市の目標、願望を含め、その実
 現のために汗を流していこうという、東村山らしいまちづくりを市民参加型
 で実現するための、市民の思いを結集した計画であると言えるだろう。

(B委員)配付資料の修正箇所一覧の34番(P4-10)に、「歩行者と自転車の
 共存する」が「歩行者と自転車が共存する」と記されているが、本文では
 「歩行者と自動車の共存する」となっており、これを訂正する必要がある。
(事務局)ご指摘のとおり、「歩行者と自動車の共存する」を、「歩行者と自動車が
 共存する」に修正したい。
 また同様に、修正箇所一覧の59番(P4-35図中)に、「東村山31
 景」とあるが、間違っているので「東村山30景」に修正したい。
(B委員)この計画に掲載していないと、国・都から補助金がもらえないという話が
 あったが、都市計画道路3・4・28号線についての記述がどこにも出てい
 ない。計画の見直しはあるにせよ、これまでは3・4・28号線の整備を行
 うという表明をしていながら、しかも用地の先行取得をしているが、どうな
 るのか。3・4・28号線の整備は入れておかないとまずいのではないか。
 「短中期」という表現があるが、どのくらいの期間を目安としているのか。
 例えば、道路拡幅や踏み切りの改善等について、こういう表現で出ると、市
 民感覚ではすぐにやってくれるものと思われるのではないか
 4-11ページに自転車と歩行者の平面分離型利用についての記述がある
 が、交通安全の面からすると、本来、歩道を通行すべきではない自転車が車
 道では危険な現状であり、歩道上では人が危険である。歩道と車道の間に自
 転車道をつくり、それぞれを分離させる必要があるのではないか。
 4-31ページの福祉分野には「公共空間完全バリアフリー化プロジェク
 ト」として、バリアフリーという表現があるが、道路等の分野の中には書か
 れていない。交通安全上も高齢社会を向かえるにあたっても、重要であるの
 で、バリアフリー化が基本的な考え方として表現するべきである。

(事務局)一昨年の市民懇談会で都市計画道路22路線の整備を進める方向で説明し
 たが、財政面で全部を進めるのは無理ではないか、という意見が多くの市民
 から出された。そのため、全路線の中で重要性の高い路線から順次段階的に
 整備を進めていく方が良いのではないのかということで、優先路線を10路
 線に絞り位置付けを決めたという経緯がある。その検討の中で3・4・28
 号線はもれはしたが、計画を凍結してしまったわけではない。
 また整備の方法も、自動車中心の道路として整備するとは考えていない。
 建設省からも自転車道整備の補助金が出る状況もあるので、今後、自転車道
 としての都市計画道路もありえるのではないかという意味で、その様な表現
 も盛り込んでいる。
 恩多町の交通利便性は、3.4.28号線の代わりに、3・4・27、
 3・4・5、3・4・26号線の整備により、改善できると考えている。
 道路のバリアフリー化については、ご指摘のとおり道路・交通網整備の方
 針の中にも盛り込みたい。
 短中期というのは10年ぐらいの期間であると考えていただきたい。この
 期間に準備を整え、都などの関係機関に要求していきたい。
(B委員) 3・4・28号線は、3・4・26号線から空堀川を渡り都営住宅内の
 「しの字の道」との結節点まで、都営住宅建替関連で都施工により進めるこ
 とであったはずである。その先3・4・27号線までの区間を整備すること
 については新たな課題かもしれないが、事業用地の先行取得をした路線が重
 点路線として載っていないというのは問題ではないか。抜け落ちてしまって
 いる3・4・28号線を盛り込むことは大したことではないのでは。
 また、「短中期」という表現だと、市民はすぐ整備が進むものだと思って
 しまうので、今の段階で表現を考え直してみては。
(会長) 休憩致します。

(会長) 再会致します。
(事務局)3・4・28号線については再検討したい。
(C委員)このマスタープランは、市民をはじめとするみなさんの努力により、たい
 へんすばらしい計画となっていることを感じる。
 今後、この計画の見直しの頻度は何年に一回ぐらいなのか。
 また、今年の4月から地方分権一括法で、都市計画やまちづくり、また財
 政に関する市長の権限が増す。例えば国庫補助も事業ごとではなく一括補助
 になるが、その変化をどのように考えるのか。
 また、道路整備に関して「適正な受益者負担」という表現があるが、具体
 的なイメージをどのように想定しているのか。
 「まちづくり公社」はどういう考え方なのか。さらに「NPO育成支援」も
 大切だと感じているが、まちづくりにおいてどのように支援していくのか。
 多摩市のように支援センターをつくるのか。
 「PFI」は、日本では規制があり、進んでいないがどのような形で行って
 いくのか。これらの考え方について聞かせてほしい。
(D委員)本計画の策定に伴い、まちづくりの理念や精神が審議され、夢のある将来
 を描いていることは大いに価値があり評価している。
 各まちづくり方針でも、行政の役割、事業者の役割、市民の役割が明記さ
 れており、市民参加でまちづくりを進めていくことを基本としているが、こ
 の一方で、計画を進めるにあたり私権の制限の問題がでてくるだろう。特に
 13のゾーニングがあるが、ゾーニングに合わない開発のケースがありえる
 と思うので、これらが発生した場合どう調整していくのか。今後の土地利用
 において、虫喰い状態にならないよう心配している。

(事務局)都市計画マスタープランは、従来の行政単独でまとめた計画とは違う計画
 である。行政計画を市民に押しつけるのではなく、協働しながらつくってい
 く計画とお考えいただきたい。そのため6-1ページに示すように適正な役
 割分担にも触れ、行政の役割も「市民と共に考え市民を支援していくこと」
 としている。
 確かに、まちづくりを進めるにあたり、私権を制限することもあるが、今
 後は都市計画マスタープランで示した理念を「まちづくり条例」として条例
 化し、広く市民・事業者の理解をいただきたいと考えている。また、「まち
 づくり懇談会」など、市民との意見交換の場を継続的に設けていくことがで
 きれば、実現化に寄与するのではないかと考えている。
(助役) ご指摘の内容は、実現化のための手法や手段をいま考えられる範囲でどれ
 だけ駆使するか、ということであるだろうと考える。また「公から民へ」あ
 るいは「公と民で」協働するまちづくりをどのように進めるかでもある。
 PFIに関する課題は、整理するのに若干の時間がかかると思うが、これに
 ついてもしかりである。
 都市計画の分権化については、都市計画決定や都市計画事業認可について
 も一定の範囲で基礎自治体におりてくる。
 まちづくりを進めるにあたっては、合併・広域連合を含めて「まちの規模
 をどう考えるか」が大きな問題であろうと考える。都市計画においては、今
 後、この規模でいいかどうかが議論になっていくと思うが、現状の規模にお
 いては、近隣市との調整をしながら、都市計画を決定していくことになる。
 これに基づいて東村山市を考えると、13町のまちづくり、地域区分、
 22路線の都市計画道路整備など、整理の難しさはあるが既定計画に沿って
 現実を踏まえながら、それぞれをどう特徴づけ将来に向けてより良いものを
 つくっていくかということである。

 その中で、都市計画法第18条の2による「みんなでつくるまち」とは、
 「市民のまちという共有財産」のことであり、市民にも協力いただけること
 はしていただくという、受益者負担の考え方を取り入れていくことになる。
 また、都市計画マスタープランとは、今後20年間のまちづくりにおいて
 何をどのようにしたいのか、できるのかというキャパシティの問題であり、
 その事業実施の手法のひとつとして、地方自治法や地方財政法を越えた財政
 計画に、公社の活用が考えられるということから、「まちづくり公社」につ
 いての記述を盛り込んでいる。
 トータル的に整理すると、現状でなし得るいろいろな手法を、行政事業に
 還元しながらまちづくりを進めていく、という考え方である。
(E委員)今回の都市計画マスタープランは市民の意見が反映された夢のある計画と
 いうことでたいへん良い。
 これらの意見が集約され、地域別のまちづくりの課題、方針が整理されて
 いるが、重点課題についてはどのように整理したのか。
 例えば5-6ページでは本町・栄町地域に、「サテライト勤務の場(SO
 HO)づくりの検討」がまちづくり方針として挙げられている。一方、
 5-35ページの廻田・多摩湖・諏訪・野口町地域には、SOHOが重点課
 題として挙げられている。
(事務局)5-6ページの本町・栄町地域のSOHOも、5-35ページの廻田・多
 摩湖・諏訪・野口町地域のSOHOも、市街地活性化まちづくり方針として
 掲載させていただいてるが。
(E委員)間違いであった。改めて、地域別のまちづくり方針と重点課題について、
 どのように整理したのか伺いたい。
 5-3ページで本町・栄町地域で緑を新たにつくり出す視点が重点課題と
 なっているが、都営住宅の関係を考えると、これは町としてそれぞれ特色を
 出していく意味で重点課題としているのか。

(事務局)市民懇談会で、この地域は他町に比べて緑が少ないという多くの意見があ
 り、それを改善していくことを課題として盛り込んでいる。基本的にどの地
 域でも特色を活かす視点で重要課題とするものもあるが、ここでは現在欠け
 ている点を課題とし、それを解決する方向性を示している。
 例として、本町・栄町地域における商業・業務の活性化や廻田・多摩湖・
 諏訪・野口町地域の自然資源や文化資源の保全に代表される特色である。逆
 に本町と緑とはかけ離れた印象があるかもしれないが、各地域の中での良い
 点は伸ばしていき、足りない点は創り出す、改善するという意味で重点課題
 としている。
(E委員)方針と重点課題の関係はどう捉えているのか。方針は実現可能で、重点課
 題は時間が掛かることなのか。
(事務局)現状からみた課題の中で特に重要なものを重点課題とし、その実現化や解
 決策の考え方を示したものをまちづくり方針としている。
(E委員)SOHOについては、方針として明確な位置づけができるのか。いくつか
 の地域で記されているが、むしろ東村山駅東口などにおける重点課題として
 位置づけた方がよいのでは。
(事務局)三鷹市など、中央線沿線ではSOHOについての施策が進められている。
 ここでは東村山駅や久米川駅の周辺にSOHOを集めたビルをつくっていき
 たいという方針を述べている。
(E委員)5-33ページの土地利用の方針に「生産研究地区」についての記述があ
 る。今後、仮に事業所が移転した際、新たな生産研究施設を積極的に誘致し
 ていくということだと考えるが、それはその場所が生産研究に適しているか
 らなのか、それとも単に従来から生産研究施設が集まっていたからなのか。
 位置づけをどのように考えているか。

(事務局)基本的に準工業地域としての用途の指定があるところを、生産研究地区と
 して位置づけている。商工会との意見交換をした際、「緑の保全ばかりでな
 く、商工業の事業所を守り活性化を支援する土地利用も必要であり、また用
 途の純化が基本であり最重要である」という意見があった。
 準工業地域内で従前より操業している事業所側からみれば、後からマンシ
 ョン等の住居系建築物が増えることにより、操業環境の悪化を生んでいると
 いう。このようなことを極力無くしていこうということが、ここで述べてい
 る主旨である。
 したがって、今後も生産研究に適した地区として、現在の工場立地を基本
 的に保全し、産業施設の集積を目指していく。
(会長) 休憩致します。(この間、事務局と次回以降の進め方について協議。)
(会長) 再会致します。
(F委員)緑や農地に関するお願いごとになるが。
 4-2ページに、農地の保全についての記述があるが、現実としては相続
 発生の際、生産緑地の買い取りを国、都、市に請求しても買ってもらえず、
 民間業者が買収して開発してしまう状況がある。
 5-9,10ページの久米川・恩多地域のまちづくり方針があるが、生産
 緑地の積極的な保全ということから、また、Uターンして農家を始める人に
 門戸を広げる意味でも、生産緑地の追加指定ができるように都に働きかけて
 いただけないか。
 また、故障等の理由で生産緑地の指定解除する際、全面解除ではなく、一
 部解除もできるように、計画に盛り込んでいただきたい。
(事務局)現行の制度では追加指定は難しいが、意見を盛り込んでいく方向でまとめ
 ていきたい。また、故障の場合、一部解除もできるということで第2回都市
 計画審議会の際、説明をさせていただいている。

(G委員)用途地域の中に準工業地域として指定されているところはたくさんある。
 準工業地域は現実には何でも建てやすい。しかし既存の工場周辺にマンショ
 ンを建てられると、工業を守るには困ってしまう。産業活性や雇用確保上の
 問題もある。実際、恩多町の準工業地域内に都営住宅が建ってしまった。あ
 のような例においては、本来、大手の工場などを誘致して、周辺に住む人を
 増やすべきであると思う。準工業地域を工業地域に見直すなどの規制・誘導
 をしてはどうか。
 また、東久留米の例だが、準工業地域内に周辺に一般住宅が建ったことで
 用途の指定が住居地域にされてしまった。そのため、周辺の工場が建替えを
 することができなくなってしまったというケースもある。今後の見直しの際
 には、そのような追認行政がないよう徹底した指導をお願いしたい。
(事務局)ご指摘のように、今までの用途指定はやや追認的なところがあった。今後
 は用途の純化を図っていくためにも、市民、事業者、行政が認識を深める必
 要があると考えている。そのために本プランでは土地利用のゾーニングを決
 め、さらには先程述べた「まちづくり条例」や「まちづくり懇談会」を進め
 ていくことが大切であると考えている。こうした取り組みにより用途の純化
 を進めていきたい。
(会長) 意見が出尽くしたようなので、ここで質疑応答、審議を打ち切りたい。
(会長) 休憩致します。
(会長) 再会致します。
(会長) 既に都市計画審議会の予定表が配布されていることと思うが、本日の審議
 会において意見が出尽くしたようなので、3月23日に開催予定であった都市
 計画審議会を中止し、3月29日に意見を集約したものを答申したいと考える
 がどうか。
(一同) 異議なし。
(会長) なお、次回の1週間前には本プランの修正案を配付いたしますので、よろ
 しくお願いしたい。
 事務局から他に何か連絡事項等はあるか。
(事務局)なし。
(会長) 3月29日の開催案内はあらためて出すように。

平成11年度第5回東村山市都市計画審議会 議事録
「東村山市都市計画マスタープラン」について

1.日時:平成12年3月29日(水曜) 午後1時30分から
2.会場:市民センター別館2階 第2会議室
3.出席者:(会長) 町 田 茂 委員
 (委員) 鈴 木 茂 雄 委員
 荒 川 純 生 委員
 丸 山 登 委員
 木 村 芳 彦 委員
 田 中 富 造 委員
 小 町 佐 亨 委員
 野 崎 一 重 委員
 行 田 身 也 委員
 丸 山 清 委員
 金 子 一 男 委員
 小 山 孝 作 委員
 (会長) 細 渕 一 男 市長
 (事務局)澤 田 泉 助役
 武 田 哲 男 都市整備部長
 市 川 守 都市整備部都市計画課長
 飯 田 弘 都市整備部都市計画課長補佐
 当 間 一 則 都市整備部都市計画課都市計画係長
 志 村 春 夫 都市整備部都市計画課都市計画係技師
 東 村 浩 二 都市整備部都市計画課都市計画係主事
 (市職員)大 野 廣 美 環境部長
 北 田 恒 夫 環境部施設課長
 諸 星 伊久男 都市整備部市街地整備課長
 粕 谷 裕 司 都市整備部市街地整備課
 比留間 正 誼 都市整備部みどりと公園課長
 (コンサルタント)岡 田 洋 パシフィックコンサルタンツ株式会社
 室 井 仁 パシフィックコンサルタンツ株式会社
4.欠席者(委員) 伊 藤 順 弘 委員
 小 川 靖 郎 委員

5.議事概要
【開会】市川課長
【挨拶】市長
 委員の皆様には、ご多忙中、ご出席いただきありがとうございます。本町都営住
 宅の桜も咲き始め、まさに春が近づいてまいりました。
 本審議会には、去る1月「東村山市都市計画マスタープラン原案」を諮問させて
 いただき、ご審議をいただいておりますが、本日は、この答申をいただけるとのこ
 とで、よろしくお願いいたします。
【会議成立報告】都市計画課長
 本日の出席委員、14名のうち12名、2分の1以上のご出席を頂き、東村山市
 都市計画審 議会条例第6条第2項の規定に基づく会議の成立をご報告致します。
 なお、本日の欠席委員は、伊藤委員さん、小川委員さんです。
【挨拶】会長
 委員の皆様には大変ご多忙の中、特に市議会推薦の委員の皆様は、昨日まで3月
 定例議会という本当にお忙しい中、ご出席いただきありがとうございます。
 本日は、1月に諮問を受けました「東村山市都市計画マスタープラン原案」につ
 いて、答申いたしたいと思いますので、よろしくお願い致します。
【開会】会長
【議題】
 それでは、早速ですが、議題1「東村山市都市計画マスタープラン原案」につい
 て、前回2月22日の第4回都市計画審議会での説明に加えて、補足がありました
 ら、事務局より説明を願います。

1.「東村山市都市計画マスタープラン原案」についての補足説明
(事務局)前回2月の第4回審議会でご審議いただき、その中で出された内容につい
 て、事務局で整理してきた。本日はこの内容でご審議いただければと考えて
 いる。
 今回の配付資料(その1)ついては、前回の審議で出された意見5点を左
 側に箇条書きにまとめ、これを踏まえた修正予定文章を右側に示している。
 1点目は、A委員さんより4-3ページ下から15行目の表記について、
 「久米川周辺は界隈性があるとは言えない状況にある」とのご意見でだった
 が、この「界隈性」について、策定委員会、市民懇談会等でも大事にしたい
 とのご意見をいただいており、『久米川駅の周辺は、一時の界隈性が薄れつ
 つありますが、近隣地域でも有数の飲食店の集積地である現状を活かしなが
 ら』と修正をしたい。
 また、地域別構想の中、5-6ページ下から5行目についても、同様に、
 『久米川駅の周辺は、魅力ある商店街となっていますが、一時の界隈性が薄
 れつつあります。これまで育まれた魅力を活かしながらも、新たな魅力を創
 出すべく、商店街を再整備し、さらなる商業の活性化を目指します。』と修
 正したい。
 2点目は、B委員さんより「都市計画マスタープランでは優先整備する都
 市計画道路を10路線示しているが、3・4・28号線が含まれていない。
 先行投資している部分もあり、載せる必要があるのではないか。」とのご意
 見をいただいた。したがって『なお、従前の計画において、道路用地を一部
 先行取得している「3・4・28」「3・4・31」については、本町都営
 住宅の建て替え事業の進捗状況や東村山駅西口整備事業の計画内容等を熟慮
 しながら、その整備を進めます。』とし、追加文章のうち「3・4・31」
 については、B委員さんにご意見をいただいた後に、東村山駅西口整備事業
 を所管する市街地整備課より、「東村山駅西口整備は、面的整備を考慮しな
 いと、東京都補助金等の得難さがあることと、同様に一部先行取得している
 箇所がある。」と提起され、合わせて追加した。

 3点目も、B登委員さんより4-8ページ10行目「道路・交通網整備方
 針の中にも、バリアフリーについての記述を入れるべき。」とのご意見をい
 ただき、基本的考え方の最後に『なお、こうした道路や交通網の整備にあた
 っては、バリアフリー(障害なく移動できるようにすること)の視点を重視
 していくものとします。』という文章を追加した。
 4点目は、C委員さんより、4-38ページ下から4行目「SOHOの記
 述がはっきりしていない。」とのご意見があり、これを『職住近接と昼間人
 口の増大を目指して、東村山駅周辺などに、新たな業務の場を作る「SOH
 Oビル建設プロジェクト」を進めます。』に修正したい。
 5点目は、農業委員会推薦の丸山委員さんより、4-15ページ下から6
 行目の記述に対し「生産緑地地区の追加指定を可能に」とのご意見を受け、
 『相続の発生などで失われつつある「生産緑地地区」についても、その緑地
 としての価値に着目して保全に努め、さらには追加指定の可能性を検討して
 いきます。また、解除せざるを得ない場合にも、全部解除ではなく一部解除
 により、少しでも多くの農地が残るように努めていきます。市民農園として
 の活用も行っていきます。』に修正をするよう考えている。
 事務局としては、前回の審議における以上5点の意見に対し、このような
 修正および新規追加文章を考えているが、これについての審議を引き続きお
 願いしたい。

 また、資料(その2)については、前回確認された原案修正予定箇所であ
 る。さらに、資料(その3)については、前回の審議以降に事務局が字句の
 訂正等を追加した原案修正予定箇所である。
 この中で、12番目に示す「交通不便地域の存在に対する考慮」について
 は、前回の審議以降にD委員さんより書面および直接説明を受け、事務局で
 再検討し、5-10ページ22行目(4)の後に『恩多町1・2丁目など、公共
 交通利用の不便な区域では、都市計画道路「3・4・5」の整備や、それに
 合わせたバス路線の拡充に努めていきます」という文章を新たに追加した。
 以上、前回の審議会における意見に対する修正、および審議会以後に事務
 局で気づいた点における精査・修正・追加箇所の説明を終わりたい。
 よろしくご審議願う。
(会長) 説明を終了する。ただいまの説明に対し、または新たに気づいた点など、
 ご質問・ご意見等なかろうか。
(全員) 無し。
(会長) ご意見等、無いということでよろしいか。
(全員) 異議無し。
(会長) それでは、本「東村山市都市計画マスタープラン」についての答申(案)
 の作成、内容について検討したいので休憩する。
(会長) 再開します。
 ただいま委員の皆様に「東村山市都市計画マスタープラン」答申(案)を
 配付したので、各自お目通しいただきたい。
(会長) このような内容で答申したいと思うが、いかがか。
(全員) 異議無し。
(会長) それでは、市長に答申したい。

【答申】会長(答申文を読み上げ、市長に手渡す。)
 「11東都審発第3号、平成12年3月29日
 東村山市長 細渕 一男 殿、東村山市都市計画審議会会長 町田 茂
 『東村山市都市計画マスタープラン」について(答申)』
 平成12年1月26日付、11東都都発第102号にて諮問のあった
 「東村山市都市計画マスタープラン原案」について、本審議会では鋭
 諮問された「原案」が、21世紀における「東村山市のまちづくりに
 関する基本的な方針」を示すものであると確信をいたしますが、下記
 のとおり一部を修正し、「東村山市都都市計画マスタープラン」とし
 てまとめられるよう、ここに答申します。
 また、今後この計画が、東村山市のまちづくりにおける、基本的・総
 合的・長期的な計画として、市民・事業者・行政に共有されるよう、
 あらゆる方策を講じ、関係者に周知されるよう要望します。
 記
 1.「原案」の修正箇所は、別紙、平成11年度第5回東村山市都市
 計画審議会資料の内容とされたい。
 なお、修正に当たっては、他に影響を与える部分も考えられるので、
 これらについても慎重に精査し、修正をされたい。
 2.資料・写真等は、記載されたものにとらわれず、最新の情報を有
 効に活用し、親しみやすく、解かりやすい計画書とされたい。
 3.表記等に統一性を欠いている部分が見受けられるので、これらを
 精査し、修正をされたい。 以上」
(会長) 答申いたしましたので、市長より一言ご挨拶いただければと考える。

【挨拶】市長
 委員の皆様には、この間、慎重に審議を重ねていただき、ただいまご答申
 をいただきました。たいへんありがとうございました。
 地方分権により、今後ますます都市計画審議会の果たす役割が大きくなる
 と考えます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
(会長) 続いて、都市計画マスタープラン策定委員会委員長である澤田助役より、
 一言ご挨拶をお願いしたい。
【挨拶】助役
 どうもありがとうございました。本「東村山市都市計画マスタープラン」
 には市民の願いが凝縮されておりますので、どう活かしていくかが今後の課
 題となります。この間のご審議、感謝申し上げます。
(会長) 以上をもって「東村山市都市計画マスタープラン」についての答申を終わ
 ります。長時間に渡り、ありがとうございました

7 市報掲載,市民アンケート,絵画・作文・論文・写真募集

市報掲載

一般市民の皆さんへの計画の周知、意見・要望の聴取などを目的として、市報による情報提供を行いました。

平成9年12月1日号市報 都市計画マスタープラン策定着手
及び市民アンケート協力依頼
平成10年5月15日号市報 市民アンケート結果公表
平成10年8月1日号市報 まちづくりについての意見・アイデア募集案内
平成10年9月15日号市報 市民懇談会開催案内
平成10年11月15日号市報 絵画・作文・論文等優秀作品発表
及びタウンウォッチング開催案内
平成11年1月1日号市報 策定経過報告
平成11年5月1日号市報 策定経過報告、全体構想素案策定に向けた
「まちづくりの8方針(案)」
平成11年8月1日号市報 「わたしの好きな場所、いつまでも残したい風景」
写真・絵画募集案内
平成11年9月1日号市報 市民懇談会開催案内
平成11年11月15日号市報 「都市計画マスタープラン特集号」
素案公表、まちづくりシンポジウム開催案内
平成12年1月1日号市報 「まちづくりシンポジウム」報告
平成12年7月15日号市報 「都市計画マスタープラン特集号」
(都市計画マスタープラン概要版として公表)

市民アンケート

市民アンケート調査は、15歳以上の市民2,000人を対象に平成10年2月に実施し、40%近い回収率がありました。

調査の実施概要

  • 調査対象・対象数 15歳以上の市民2,000人
  • 抽出方法 住民基本台帳からの無作為抽出
  • 調査方法 郵送配付・郵送回収法式
  • 回収数 784票
  • 回収率 39.2%
  • 調査時期 1998(平成10年1月29日から2月28日)

まちづくりの意見・提案募集

平成10年8月にはまちづくりについての絵画・作文・論文募集、平成11年8月には写真募集(わたしの好きな、とっておきの、後世に残したい風景)を開催し、175点の作品と、41点(7名)の写真が応募されました。市報等に優秀作品を掲載したほか、東村山産業まつり・市民懇談会・シンポジウム等でも掲示を行いました。

絵画・作文・論文については、平成10年度末に『ぼくたち、わたしたちがすみたいまち 東村山市都市計画マスタープラン 小学生絵画・作文・一般論文 作品集』、写真については、12年度に『東村山市都市計画マスタープラン別冊 市民参加記録集』としてまとめています。

まちづくりの絵画・作文・論文募集

経過

  • 平成10年8月1日市報で、小中学生の児童・生徒を対象にまちづくりに関する作文や絵画を募集、また一般成人からのまちづくりに関する論文を募集
  • 9月の地域別市民懇談会の会場に絵画掲示、作文・論文の回覧・9月29日検討小委員会、10月8日策定委員会にて絵画の優秀作品を選定
  • 10月15日市報で優秀作品を掲載
  • 11月7,8日の産業祭で絵画掲示

募集時期

  • 1998年8月から9月

応募作品数

  • 応募総数 175点
  • うち小学生作文 40点
  • うち小学生絵画 126点
  • うち一般成人論文 9点

まちづくりの写真募集

経過

  • 平成11年8月1日市報で「わたしの好きな、とっておきの、後世に残したい風景」を募集
  • 9月の地域別市民懇談会の会場に写真掲示
  • 10月4日検討小委員会、10月15日策定委員会の会場に写真掲示

募集時期

  • 1998年8月

応募作品数

  • 応募総数 41点

このページに関するお問い合わせ

まちづくり部都市計画課
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3
電話:市役所代表:042-393-5111 (内線2711~2714)  ファックス:042-393-6846
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