第7回　市制30周年＋鉄道100周年事業

　平成6年に東村山市は市制施行30周年を迎え、5月14日に記念式典を中央公民館で開催しました。この年は30周年を記念し、ふるさと東村山の再発見をテーマとした「夏休み歩き目です探検隊」の実施、東村山30景や市の鳥「ハクセキレイ」の選定など、さまざまな事業が執り行われました。
　また、平成6年は明治27年の川越鉄道開通（国分寺―久米川仮停車場）から100周年にあたるため、鉄道開通100周年記念事業も合わせて行なわれました。
　鉄道開通100周年記念事業実行委員会は、前年の平成5年9月18日と11月27日に座談会「川越鉄道の思い出」「停車場の思い出」を主催し、東村山駅西口と東口の人々から、明治から昭和にかけての駅周辺の記憶を語っていただきました。東村山駅北方にあった久米川仮停車場の位置や、村山貯水池工事の軽便鉄道などが話題にのぼり、平成6年3月に『川越鉄道開通100周年記念誌「座談会　川越鉄道の思い出」』という本にまとめられました。また、この年の5月21日には記念事業の一環として東村山駅西口にお祭り広場が開設され、ミニSLなどのアトラクションが行われ、屋台などが並びました。
　市制施行50周年を迎えた本年は、川越鉄道開通120周年でもあり、東村山駅西口では10月5日に「てんしゃばフェスタ3」が開催され、多くのかたで賑わいました。

問い合わせ　ふるさと歴史館：042-396-3800（直通）