第8回 郷土館からふるさと歴史館へ
更新日:2014年11月14日
平成8年11月に「東村山ふるさと歴史館」が博物館として開館するまで、化成小学校の(諏訪町)前にあった「東村山市立郷土館」で、歴史資料の展示や保管をしていました。
東村山市立郷土館は、市制施行翌年の昭和40年に、多摩地区では最初の博物館の機能を持つ施設として開館しました。この郷土館は、化成小学校の90周年事業として、当時のPTAや卒業生、学校関係者の募金により建設され、市に寄贈されました。市制施行を迎えた当時の東村山は大きく変化していた時期であり、かやぶき屋根の民家がだんだんと減り、貴重な資料が破棄される危機にありました。これらの貴重な資料を収集したのもまた、募金をしていただいたかたをはじめとする地域の方々でした。このように地域のかたのご尽力により誕生した貴重な郷土館だったのです。
市内の小学生は郷土館へ社会科見学に訪れ、さまざまな資料を見学しました。この社会科見学は今ではふるさと歴史館に役割が受け継がれ、市内の小学3年生の子ども達が毎年勉強に訪れます。
このような背景からもわかるように、東村山ふるさと歴史館は貴重な資料とともに郷土館設立当時の想いや役割を受け継ぎ、未来につなぐ博物館なのです。
郷土館
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