「下宅部遺跡」が東京都指定文化財に指定されました
更新日:2015年2月12日
下宅部(しもやけべ)遺跡の史跡指定
都文化財保護審議会の答申を受け、平成27年2月12日、都教育委員会は「下宅部遺跡」を東京都指定文化財に指定しました。また、下宅部遺跡の史跡指定にあわせ、遺跡から出土した漆を塗った土器や漆液を入れた容器などの関連品も追加指定されました。
出土品等は「八国山たいけんの里」に展示していますので、縄文時代の生活をのぞきに、ぜひお越しください。
- 「史跡」とは、遺跡のうち歴史的・学術的価値の高いものを指します。文化財の種別のひとつとして文化財保護法に規程され、国や自治体によって指定されます。
今回指定された史跡
東京都指定史跡として「下宅部遺跡」が指定されました。
「下宅部遺跡」は縄文時代後期の漆工(しっこう)生産地だった場所で、多摩湖町から発見された低湿地遺跡です。現在は「下宅部遺跡はっけんのもり」として保存されています。
史跡に指定された範囲
現在の下宅部遺跡(多摩湖町4-3)
ウルシ木杭出土状況
水場遺構
追加指定された出土品
「下宅部遺跡」からは工芸的にも優れた漆製品が多数出土していて、下宅部遺跡の史跡指定にあわせ、下宅部遺跡漆工関連出土品203点と、これに関連する縄文土器16点が追加指定されました。
等間隔に傷を付け漆樹液を採取していました
非常に質の良い漆が塗られている土器
漆液を入れていた容器
関連情報
下宅部遺跡について学んでみましょう。
出土品の実物がご覧になれます。
さまざまなイベントや展示を行っています。
東京都の関連ページです。
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