東村山が舞台!アニメ「女子高生の無駄づかい」の原作者ビーノさんが来庁されました
更新日:2020年1月16日
令和元年9月までTOKYO MX等で放送されていたアニメ「女子高生の無駄づかい」の原作漫画の作者であるビーノさんが昨年11月に来庁され、渡部市長と対談しました。このアニメは市内の八坂駅周辺が舞台となっており、市内のスポットが数多く描かれています。東村山の魅力再発見や「聖地巡礼」に「女子高生の無駄づかい」の舞台を訪れてみませんか。
ビーノさんに描いていただきました 渡部市長とビーノさん
「女子高生の無駄づかい」とは?あらすじ紹介
ちょっと残念な女子が集う、都立さいのたま女子高等学校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)の3人を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒の学園コメディー。
アニメは令和元年7月~9月まで、TOKYO MX等で放送されていました。原作漫画はWEBコミック誌「コミックNewtype」で連載中で、1月10日には最新刊7巻が発売されました。また、テレビ朝日で令和2年1月24日午後11時15分からドラマも放送されます。
訪れてみませんか アニメ「女子高生の無駄づかい」の世界を紹介します
多摩湖自転車歩行者道
多摩湖自転車歩行者道
登場人物たちが通学路として使用する道です。春には道沿いのきれいな桜も楽しむことができます。
東村山中央公園
東村山中央公園
毎年4月に春の緑の祭典が開催される東村山中央公園は、オープニング・エンディングをはじめ作品の中で非常に多く登場します。
八坂駅
八坂駅
登場人物たちが通う高校の最寄駅です。「八坂駅」という駅名も、実際に作品の中に登場します。
「女子高生の無駄づかい」の作者ビーノさんに聞いてみました
質問この作品を描き始めたきっかけを教えてください。
答えもともと主人と一緒に曲を制作しているのですが、無数の人が曲を投稿するインターネット上の投稿サイトの中で、よりたくさんの人に作った曲を聴いてもらえるようにするために何か自分にできることはないかと考えたときに、伝える方法として漫画と曲をリンクさせた形にしてみようと描き始めたのがきっかけです。
質問どのようなことから東村山を舞台にしようと思ったのですか。
答え漫画ではそれほど細かい舞台設定はしていませんが、アニメになる際に監督から場所のイメージを聞かれ、「東村山をイメージしています」と話しました。以前自分が住んでいて身近だったことはもちろん、多くの人にどこかしら共感できるポイントがあるといいなと考え描いていたので、都会すぎず、田舎すぎず、誰もが共感しやすい場所がまさに東村山なんじゃないかなと思いました。私もアニメで懐かしい場所があんなに精巧に出てくるとは思っていなかったので、すばらしいなと思いました。
質問市内に住んでいたときのお気に入りのスポットはありますか。
答え弁天池公園です。夏場には花火を見たり、住んでいた場所からも近かったので、好きでよく行っていました。
質問個性豊かな楽しいキャラクターがたくさん出てきますが、どのように着想を得ているのですか。
答え私が好きなことをすべて詰め込もうと思いました。
毒にも薬にもならない日常系のゆるい話が好きなので、女の子がたくさん登場する、たわいない日常を描いたコメディー漫画にしてみようかな、と思い始めました。
個性あるキャラクターを出して、読者のかたが「この子は自分に似ているな」「好きだな」「共感するな」と思えるキャラクターが見つかるといいなと思いながら描いています。
質問思わず笑ってしまうようなストーリーや展開は、どのようにして考えているのですか。
答え日々の中で「こういう場面おもしろいな」「こういう人いるよな」「笑っちゃいけない場でこういうことをすれば笑っちゃうよな」ということを、思いついたらなるべく忘れずにメモを取るようにしています。日々の出来事をベースに描いている感じですね。私の中だけでしまっておくのはもったいないから世に出したいという欲求が湧いてくる感じです。
質問好きな言葉や、励みにしている言葉はありますか。
答え「十人十色」という言葉が好きです。作中にもいろいろな個性あるキャラクターが登場しますが、それぞれ自分がウィークポイントやコンプレックスだと感じているところでも、一方でそれが他の人にとっては個性として魅力的に映ったりもするので、前向きに考えられる言葉だと思います。
質問東村山はご自身にとってどのような場所ですか。
答え自分が東村山に住んでいたときに主人と出会い、一緒に住み始めたのが東村山駅の近くでした。漫画も音楽も一緒に住み始めてから一緒に始めたので、まさに「スタートの地」という感じです。東村山に住んでいなかったらこの作品はなかったかもしれないと言っても過言ではないです。
対談の様子
ビーノさんから東村山市民の皆さんへメッセージ
SNS上でも「聖地巡礼」と盛り上がっていて、本当に嬉しく思っています。東村山は新宿などからもアクセスがとてもよいので、アニメから興味を持たれたかたも含め、たくさんの人が遊びに来て、緑豊かな居心地のよいまちを練り歩いて楽しんでもらいたいです。東村山に住んでいないかたは、ぜひ遊びに来ていただきたいですし、市民のかたもおなじみの場所や風景を楽しみながら、引き続き「女子高生の無駄づかい」のホームである東村山を応援していただけたらと思っています。
ビーノ先生直筆のサイン
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