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令和2年新春対談「上村知佳選手(車いすバスケットボール選手)×渡部尚(東村山市長)」

更新日:2019年12月30日

市報1面表紙

 明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 市報1月1日号では、本年に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を迎えるにあたり、パラリンピックの女子車いすバスケットボール競技に過去連続5大会出場し、シドニー大会では銅メダルを獲得した上村知佳選手(東村山市在住)との対談をお届けします。対談では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、車いすバスケットボールのこと、障害者を取り巻く環境などについてお話しいただきました。パラリンピアンならではの対談をぜひご覧ください。
(注記)令和元年11月24日の対談を再構成しています。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて-その先の共生社会を目指して-

市長上村さんには、昨年(平成31年)2月に車いすバスケットボール(以下、車いすバスケ)の啓発イベントにゲストでご出演いただきました。それ以前にも産業まつりでの車いすバスケのデモンストレーションなど、パラリンピックの気運を盛り上げていただき、感謝しています。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会

市長今年(令和2年)はいよいよ東京2020大会が開催されます。過去パラリンピック大会に出場し、銅メダルを獲得された上村選手としては大会へどのような思いをお持ちですか。
上村選手(以下、上村)今年は海外からたくさんの選手や観客が来ます。特にパラリンピック期間はこれまで以上にさまざまな障害を持ったかたが来ますので、皆さんには多くのかたと接する機会を持っていただきたいです。テレビでも放映されるので、オリンピックだけでなくパラリンピックの競技も見ていただき、生で見たいと思ったらぜひ会場にも足を運んでください。競技を知り応援してくれれば、選手はすごく頑張れます。実はロンドン2012大会が過去のパラリンピックで一番成功したと言われており、会場も満員でイギリスでもパラリンピックや障害者スポーツの考え方が進んだと言われています。東京での大会もロンドン2012大会に近づいてほしいです。
市長上村選手自身は東京2020大会をどのように迎えられる予定ですか。
上村今の選手がよい環境でプレーができるように、裏方として頑張りたいです。2020年の大会で終わりではなく、その後のパリ2024大会以降も続きますから、次の世代の選手が車いすバスケを始めやすいように、ジュニア育成をしています。小・中学校の子どもを中心に、車いすバスケの教室を行っています。

車いすバスケの魅力

市長上村選手は今でも車いすバスケの選手として活躍されていますね。私は初めて車いすに座ってボールを投げた時に全然飛ばないものだと体感しました。昨年2月の車いすバスケのイベントでは、選手のスピードや迫力に圧倒され、私も徐々に車いすバスケの奥深さや楽しさを感じていますが、上村選手の視点で観戦のポイントは何ですか。
上村日本人は車いすバスケを「障害者のための特別なスポーツ」と捉えてしまいがちです。海外では足が悪いかたでも健常者でも、車いすに乗れば同じ土俵でゲームができるという感覚です。競技用の車いすは、ただの道具でしかありません。皆さんにも車いすバスケの固定概念を外して観戦していただきたいと思います。

渡部尚市長

上村知佳選手

多磨全生園がセレブレーション会場に

市長東京2020オリンピックの聖火リレーでは、多磨全生園がセレブレーション会場として決定しました。
上村昨年6月28日の「ハンセン病家族訴訟」において、ハンセン病元患者だけでなく、その家族等関係者への賠償も認める判決が出されました。多磨全生園がオリンピックの聖火リレーのセレブレーション会場に選ばれたことは驚きましたが、とても有意義なことだと思います。

多様性を認め合う社会へ

市長ハンセン病に限らず、日本の障害者に対する施策や国民の意識も変わってきていると思います。障害を持つかたの視点で、今の世の中をどのように感じていますか。
上村施設等のハード面は整ってきましたがソフト面、つまり人の考え方が追い付いていない部分があると思います。例えば先日、あるかたが「車いすのかたには優しくしなければならない」と言っていました。でも本当は障害者にも健常者にも平等に優しくするべきだと思います。また、海外でも日本でも街で車いすに乗っていると、子どもが近寄ってきて車いすに触ってきます。でも日本では保護者が子どもに「触っちゃだめ」とか「危ない」と言うことが多いです。そう言われたら、子どもは車いすを危ないもの、触れてはいけないものと思い、心にバリアーを作ってしまいます。日本では日常で車いすの人を見かけることも少ないです。車いすのかたと接する機会が少ないから、接し方が分からずこのような態度を取ってしまうのかもしれません。
市長東京2020大会は、1964年の大会とは異なり、ハード面の豊かさを追い求める時代から、ソフト面、つまり違いを認め合う多様性を尊重する社会に転換するいい機会だと言われています。
上村そのためには、自分と異なる方々を受け入れることが必要です。自分の「これが当たり前」という固定概念を「本当にそうかな?」と1回疑ってみて、異なる方々がいたら徐々に固定概念を外していかなければ、本当の共生社会は生まれないと思います。
市長世の中には障害を持っていて苦しんだり悩んだりしているかたもいるかと思います。ご自身の経験から、どのように障害と向き合えばよいのでしょうか。
上村ひとりですべてを解決することは難しいので、相談できる人を1人でも多く作る必要があります。一歩を踏み出すにはすごく勇気がいりますし、失敗するかもしれません。でも失敗した方が人間は学習できます。ですから失敗を恐れずに前に進んでほしいです。

今後の活動

市長当市では、パラリンピックのレガシーとして、今後も障害者スポーツを多くの人に知ってもらえるよう、取り組んでいきたいと思います。上村選手の今後の抱負は何ですか。
上村昨年の2月には市内で車いすバスケのイベントを実施しましたが、今まで車いすバスケをメインにしたイベントを市で実施したことはなかったので、とてもうれしかったです。「東京2020大会が終わればイベントも終わり」ではなく、2020年以降もぜひ続けていきたいです。車いすの人が暮らしやすい社会は、子どもにとっても、お年寄りにとっても、誰にとっても暮らしやすい社会なんですね。車いすバスケの普及を通じてそういうことも伝えていければと思って活動しています。それが私にとっての恩返しだと思っています。
市長今日は貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。今後もますますのご活躍をお祈りしています。

上村選手のサイン
上村選手からサインをいただきました

上村選手と家族の絆

厳しくも優しいお母さんとの思い出

18歳のときに事故で車いす生活になるまでは、活発なスポーツ少女だった上村選手。事故当時は「もう自分は何もできない。生きていてもしかたがない。」と自己否定をし、絶望感を覚えたと言います。そのときにお母さんからの厳しい言葉や接し方が上村選手を奮い立たせてくれたそうです。また、その後も上村選手がいろいろな賞やMVPを取っても「てんぐになるんじゃないよ。その賞をもらえたのは誰のおかげ?自分じゃないでしょう?」といつも戒めてくれたと言います。
 そんなお母さんが最初で最後に「おめでとう」と言ってくれたのがシドニーパラリンピックでの銅メダル獲得のときだったそうです。上村選手は「パラリンピックで銅メダルを獲得できたのは、母のおかげ」とおっしゃっています。

7歳離れた妹さんの存在

 シドニーパラリンピックで銅メダルを獲得した直後に最愛のお母さんを亡くされた上村選手。あまりのショックに車いすバスケの練習をやめてしまっていました。しかし実家に戻ったときに妹さんから「今のお姉ちゃんを見たら、お母さんは悲しむよ。」と言われ、そこからまた車いすバスケに向かうことができたそうです。
 また、妹さんが大人になって選んだ職業は重度身体障害者施設のケースワーカーだそうです。上村選手は「自分の活動が妹の職業選びに影響を与えていたのかもしれません。」「妹と自分、お互いがお互いの人生に影響を与え合っています。」とおっしゃっています。

上村選手の笑顔
ご家族のお話を、嬉しそうに語っていただきました

上村知佳(うえむらちか)選手プロフィール

東村山市在住の車いすバスケットボール選手
昭和41年2月27日 石川県金沢市生まれ
18歳のときに事故で脊髄を損傷し、車いす生活となる。その2年後、車いすバスケットボールに出会い、練習を始める。
ソウルパラリンピックに出場 5位入賞
バルセロナパラリンピックに出場 6位入賞
アトランタパラリンピックに出場 5位入賞
シドニーパラリンピック大会に出場 銅メダルを獲得 同大会で得点王とリバウンド王の2冠に輝く。同年、東村山市民栄誉賞を受賞
アテネパラリンピックに出場 5位入賞
現在は選手として活動する傍ら、車いすバスケットボール普及のための体験会や講演会を行っている。

上村選手のユニフォームや写真を展示しています

上村選手がシドニーパラリンピックで銅メダルを獲得した際に着用していたユニフォームや写真パネルを展示しています。ぜひご覧ください。

日時

1月31日(金曜)までの午前9時~午後10時30分
(注記)1月3日(金曜)までは午前9時~午後8時です。

場所

スポーツセンター(久米川町3-30-5)

問い合わせ先

市民スポーツ課(電話:042-393-9285)

ユニフォーム等
写真はイメージです

このページに関するお問い合わせ

経営政策部秘書広報課
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 (東村山市役所本庁舎3階)
電話:市役所代表:042-393-5111(内線 秘書係:2013~2015 広報広聴係:2016~2018)  ファックス:042-393-9669
この担当課にメールを送る(新規ウィンドウを開きます)
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