東村山50景に準ずる風景 1~12
更新日:2014年10月26日
東村山50景に準ずる風景
1.九道の辻から連なる街道
九道の辻から連なる街道
所在地:江戸街道周辺
江戸街道は、多くの道路が交差する九道の辻(くどうのつじ)を経て萩山町へと続く道。
江戸街道周辺は、富士見町・萩山町周辺の沿道に見られる、豊かな緑と歩道がかつての街道のなごりを感じさせる。
九道の辻周辺は都市化が進み、緑が失われつつある。周辺沿道の積極的な緑化が望まれる。
風景カテゴリー:都市道路空間
2.浄水場のあるまち
浄水場のあるまち
所在地:美住町2丁目 東京都水道局東村山浄水場
まるでUFO?のような浄水タンクは美住町のシンボル。
美住緑道は、この浄水場から伸びる上水管を埋設した道路である。浄水場のある市内にはこのような緑道が多く、市民の生活の中の憩いの場となっている。
風景カテゴリー:都市道路空間
3.緑でつなぐ幹線道路
緑でつなぐ幹線道路
所在地:新青梅街道、府中街道
新青梅街道の街路樹の裏で高くそびえるメタセコイア並木は「まち」の顔だ。その圧倒的な存在感は、東側から車で市内に入ったことをはっきりと体感できる。
新青梅街道と府中街道は東村山を縦横断する幹線道路。この2本が交差する野口橋の交差点はいつも渋滞。
その要因のひとつである西武新宿線の踏切は平成36年ごろには立体交差化が予定されており、並行して府中街道のバイパス機能を持つ都市計画道路の整備も進められている。渋滞だけでなく市内の分断も解消され、行き来しやすいまちになるだろう。
都市計画道路整備の際は、幹線道路東西南北に緑をつなぎ東村山らしさを醸し出したいところである。
風景カテゴリー:都市道路空間
4.子どもと共に公園を育てる風景
子どもと共に公園を育てる風景
所在地:久米川町5丁目 熊野公園
久米川町の熊野公園は、熊野公園ボランティアの会が「公園は地域みんなの財産」という考えのもと地域に密着した公園づくりを目指し、東村山市と協定を結び維持管理を行っている公園で、熊野公園の地域性や特性を活かしたみんなに愛される公園をつくっている。定期的な清掃活動や四季折々のイベントが盛んで、子どもから大人、そしてお年寄りまで世代を超えた交流を楽しんでいる。
風景カテゴリー:都市公園・児童遊園
5.歩きやすいまち アイタウン
歩きやすいまち アイタウン
所在地:本町3丁目 むさしのiタウン・四季の街
むさしのiタウンは、本町都営住宅の跡地約10haを利用した東京都の新しい郊外型モデル住宅地として開発され、平成21年に戸建住宅280戸が誕生した。道路は幅が広く段差もないので、子どもや高齢者にも安全。電柱は地下に埋設され歩きやすい歩行空間が確保されている。生活道路は車がスピードを出せないよう曲がりくねっていたり、回転広場があったり、植栽を施したりして歩行者と車の共存が図られている。また、まち全体を7つのブロックに分け、エリアごとに緑のコモンスペースを設け、花や樹木が植えられ四季折々のまちの表情をつくっている。
風景カテゴリー:まちなかや住宅地の空間
6.天然芝のグラウンドが広がる風景
天然芝のグラウンドが広がる風景
所在地:久米川町2丁目 久米川東小学校他
走ったり、寝転んだり。緑化された天然芝の校庭やグラウンドがある風景。
芝生になれば怪我をしにくくなる、太陽の熱が芝に吸収されて温度が軽減される、土埃が舞わなくなる、地域住民の憩いの場としても使えるようになるなど多くの効果が見込まれる。
風景カテゴリー:まちなかや住宅地の空間
7.光輝く緑のゲート
光輝く緑のゲート
所在地:美住町1丁目 グリーンタウン美住
春は桜のトンネル、初夏は新緑のきらめき、そして晩秋はイチョウの黄葉。
建物計画時に植えられた木々が成長し、豊かな住空間の風景を作り出している。
風景カテゴリー:まちなかや住宅地の空間
8.都市化へのはざま
都市化へのはざま
所在地:市内随所
みどり豊かな風景と都市化の風景の共存。
雑木林のこずえがまちのスカイラインを美しく形成する。
かつて里山の一部を形成していた雑木林は、現在も市内の各所に点在しており、そのなかのいくつかは都の緑地保全地域や市の緑地保護区域に指定されている。
風景カテゴリー:里山緑地
9.あいさつの通い合う畑道
あいさつの通い合う畑道
所在地:市内随所
なだらかな斜面に細くカーブを描くように続く廻田の高台の畑道。
沿道には野花が咲き、まさに農園と呼ぶにふさわしい情景が見られる。
誰かとすれ違ったら、自然とあいさつしたくなるような路である。
風景カテゴリー:農地・農業
10.風の通り道
風の通り道
所在地:市内随所
市街地・住宅地と農地の共存風景。
屋敷林の手前に芋畑が広がり、電線ひとつない大きな空に飛行機雲がたなびく。そして広い畑のうえを風が通り抜けていく。
大きな空と畑の緑と周りの屋敷林の風景の中に、高層の建物や住宅地が溶け込み共存する。
市内のいたるところに存在する、とても東村山らしい風景である。
風景カテゴリー:農地・農業
11.新鮮で美味しい東村山産のある風景
新鮮で美味しい東村山産のある風景
所在地:市内随所
毎月第3日曜日に久米川駅北口のイベント広場において、市内産農産物の朝市「マルシェ久米川」が開催されている。新鮮で安心な農産物を、生産者と直接話しながら購入する風景は、ヨーロッパの広場で行われるマルシェそのもの。野菜や花、市内農産物によるジャムやソースなどの加工品など、品数豊富に取り揃えている。
また、市内を歩けば、農家の近くに直売所や野菜スタンドがあり、農家自慢のとれたて新鮮な農産物が手に入る。季節を感じながら、東村山の農産物をぜひとも味わっていただきたい。
風景カテゴリー:農地・農業
12.そよぐ緑の三重奏
そよぐ緑の三重奏
所在地:青葉町3丁目 大沼田緑地保全地域周辺
農地や雑木林が点々と残る中、東京都の緑地保全地域に指定されている大沼田緑地周辺は、武蔵野を感じさせる雑木林と、東村山の原風景でもあるサツマイモ畑が一体となり、数少ない「面」として緑を残している地域である。さらには空堀川の緑の群生と共に広い緑地帯を形成している。点と点と線が奏でるみどりの三重奏である。保全地域とすることで、自然と調和した良好な地域環境となっている。
風景カテゴリー:農地・農業
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