東村山市の宣言
更新日:2023年4月1日
東村山市制施行宣言
本日、東村山市制が施行され、地方自治の本旨にのっとりさらに飛躍、発展への新たなる第一歩を踏み出したことを確認し、ここに、東村山市制施行を記念し厳粛に宣言するものである。
今日の東村山市をかく輝やかしくあらしめたものは、住民一人一人のたゆみない努力と創意の結晶であり、幾多先人の熱意溢れた指導の成果にほかならない。われわれは、先人の遺訓を生かすとともに、現代の英知と決断とをもって、日々目まぐるしく変貌する諸種の情勢に対処し、東村山市の歩むべき道を大局的観点から選択し、もって住民福祉の向上と発展に寄与せんとするものであり、平和な文化的都市建設のため、新たなる決意のもとに邁進することを誓うものである。
右宣言する。
昭和39年4月1日
東京都東村山市長 小山林平
平和都市宣言
平和と真実を希求する国民の願いは、また東村山市民の念願とするところである。
本市議会は、憲法に定められた永久平和の確立に寄与することを期し、全市民の英知と決断とをもって平和な文化都市建設に邁進するものである。
上記宣言する。
昭和39年4月1日
東京都東村山市議会
交通安全都市宣言
市民はすべて個人として尊重され、生命及び幸福追求に対する権利は、いかなる場合でも尊重されなければならない。
しかしながら、わが国の産業、経済の進展に伴い、近時交通量は著しく増大し、ために本市における交通事故の発生も増加の傾向にあり、市民生活にとって大きな不安となっていることは、まことに憂慮すべき事態である。
ここに、東村山市議会は、市民の生命と安全を保持し、市民が健康で明るい生活が営めるよう、全市民一体となって積極的に交通事故の絶滅を期するため、東村山市を交通安全都市とすることを宣言する。
昭和42年7月4日
東京都東村山市議会
無火災都市宣言
人間の生命及び財産は、等しくこれを保障されねばならないが、年々多くの尊い人命と莫大な財産が火災の悲劇により、一瞬のうちに失われていることは、真に憂慮すべき事態である。
特に、今日、技術革新の目覚ましい発展により、都市の過密化が進み、危険物の需要が拡大し、消防力の強化にもかかわらず、火災の規模、態様は、益々複雑多様化している。瞬時にして、全てのものを灰燼に帰し、我々の生活の安定を破壊し、生命身体を損傷する火災の脅威は、いわば我々が不断に対決してゆかねばならぬ最も困難な敵である。
よって、市民の防火意識を高め、市民の生命と財産を保持し健康で明るい生活を営めるよう、全市民一体となって積極的に火災の悲劇を撲滅することを決意して、ここに東村山市を無火災都市とすることを宣言する。
昭和46年11月30日
スポーツ都市宣言
わたくしたち東村山市民は、スポーツを愛し、スポーツを通じて、健康と体力の向上をはかり、豊かで明るい東村山市を築くため次の目標をかかげ、ここに「スポーツ都市」を宣言します。
- スポーツを通じて、たくましい心とからだをつくろう。
- スポーツ活動を通じて、多くの友達をつくり、友情と喜びを学ぼう。
- 積極的なスポーツ活動をすすめ、豊かな余暇活動をもとう。
- スポーツを実践して、市民相互の連帯を強めよう。
- スポーツを愛し、広く世界の人々と手をつなごう。
昭和49年10月10日
東京都東村山市長 熊木令次
核兵器廃絶平和都市宣言
地球上には、全ての生命と文明を一瞬にして滅亡させてなお余りある核兵器が存在し、人々はその脅威にさらされている。
世界唯一の核被爆体験を持つ国民として、いかなる地域においても、再び広島・長崎のあの惨禍を繰り返してはならない。我々市民は、核兵器がいかに悲惨なものであるかを、全世界に強く訴えるものである。
東村山市は、瞬時に自然を破壊し、人類の滅亡をもたらす核兵器の廃絶と、人類永遠の平和の願いをこめて、「核兵器廃絶平和都市」であることをここに宣言する。
昭和62年9月25日
東京都 東村山市
助け合い命を守る安心都市宣言
人の命は、何よりも大切であり、かけがえなく尊いものである。
人の命は、何よりも重く、いかなる場合でも守られなければならない。
私たち東村山市民は、誰もが互いの命を尊重し、緊急時には救いの手を差し伸べることができるよう、救急・救命法などの知識、技術を習得し、市民の命は市民が守り、安心して暮らせるまちづくりを推進するため、助け合い命を守る安心都市を宣言する。
平成14年9月9日
東京都 東村山市
いのちとこころの人権の森宣言
かつてハンセン病は、不治の伝染病とされ、患者は国の強制隔離政策と人々の偏見や差別の中で、長く苦しい歴史を歩んできた。
ここ多磨全生園には、故郷を捨てさせられた人々が眠る納骨堂、終生隔離のなかで故郷を偲んだ望郷の丘、苦難の歴史を語り継ぐハンセン病資料館、これらとともに多くの想いがある。
この地を第二の故郷とした人々は、萎えた手足に力を込め、病をおして拓いた土地に、一人一人が想いを込め、一本一本植樹し緑を育てた。
いま、その緑の地は、そこに暮らす人々と東村山市民との百年の交流をとおし、いのちとこころの人権の学びの場となった。
私たち東村山市民は、こころをひとつにし、ここに眠る人々を鎮魂し、この土地と緑と歴史のすべてを『人権の森』として守り、国民共有の財産として未来に受け継ぐことを宣言する。
平成21年9月28日
東京都 東村山市
東村山市イクメイヤー・ケアメイヤー宣言
私は、我が国が人口減少、少子高齢化社会を迎え、同時に家族のあり方も変化するなか、子育てや介護を抱えながら社会生活を送る方々を社会全体で支援する必要性が高まっていることに思いを至し、東村山市長として、改めて、育児や介護を担う方々を自ら率先して応援し支援するイクメイヤー・ケアメイヤーとなることを宣言します。私は、育児や介護を抱えるすべての方にとって、東村山市がより暮らしやすく、より働きやすいまちとなるよう、子育てや介護を支援する施策の充実に全力を挙げて取り組みます。
また、市政推進の原動力となる市職員が、子育てや介護を行う期間においても、職場でいきいきと仕事をするとともに、家庭での生活においても充実した時間を過ごすことができるよう、より働きやすい職場環境の実現に努めます。
1.子育てや介護を担う様々な世代の、一人ひとりの声に真摯に耳を傾け、育児や介護に係る多様なニーズを踏まえ、必要な政策の実現に努めます。
2.待機児童の解消や健康寿命の延伸など、子育てや介護を支援するための環境整備や施策のさらなる充実に努めます。
3.市職員に対しては、育児休業・部分休業や介護休暇・介護時間など育児や介護を支援するための制度を周知し、利用促進に努めます。また、職員の私生活と仕事の両立が的確に図られるよう、定時退庁の取組を促進するとともに、業務のより一層の効率化を進め、時間外勤務の縮減に努めます。
平成29年4月1日
東村山市長 渡部 尚
東村山市虐待・いじめのないまち宣言
子どもたちは、私たちにとって大切な存在であり、その一人ひとりが私たちの未来を託せるかけがえのない存在です。
子どもたちは誰からも脅かされ、侵害されることがあってはならず、私たち大人は子どもの豊かな成長を育み、見守る立場にあります。
子どものいのちと健やかな育ちを守るためには、社会全体で子どもを見守り、支え、子どもたちが安心していきいきと生活できる環境の実現に向けて、子どもに関わるすべての人たちのつながりを強くする必要があります。
また、子どもたち自身が自らの存在を大切にするとともに、他者を認め、互いに思いやりのこころを持つことが望まれます。
東村山市は、虐待やいじめをなくし、すべての子どもたちが笑顔で安心して暮らせるまちの実現に努力することを決意し、ここに、市民、子どもに関わるすべての関係機関、行政が連携し「虐待・いじめのないまち」づくりを進めることを宣言します。
令和2年4月1日
東村山市長 渡部 尚
東村山市わたしたちのSDGs推進都市宣言
この宣言は、SDGsの推進により、まちに笑顔を増やし、一人の笑顔がもう一人を笑顔にするように、笑顔がつながりあうまち、さらにその笑顔が未来につながる「笑顔つながる東村山」の実現に向けて行うものです。
無限の大宇宙に青く輝く地球。人類を含む多種多様な生き物を育む地球は、漆黒の宇宙に浮かぶ「いのちの星」です。
このかけがえのない地球は、今、気候変動、森林破壊や海洋汚染、貧困、格差や差別、感染症の世界的流行、災害の甚大化・頻発化、干ばつや砂漠化、水や食料などの資源不足、そして戦争など、複雑に連鎖する様々な問題に直面し、世界では多くの人々や生き物が生存を脅かされ、豊かな地球環境は存続そのものが危ぶまれるようになっています。
こうした地球や人類全体に深刻なダメージを与える問題を生み出しているのは、他ならぬわたしたち人類自身であり、地球が許容できる範囲を超えて、経済的豊かさのみを求めて地球の恵みである資源を過剰に消費しているからだということを、わたしたちは自覚しなければなりません。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、こうした自覚と反省のもと、「環境」と「社会」と「経済」を調和させながら、かけがえのない地球を守り、多様性が認められ誰もが社会に参画できる持続可能な世界をつくるために、2030年までに達成すべき17のゴールと169のターゲットを定めた人類共通の目標です。
わたしたちのまち東村山には、人権の歴史を刻む「多磨全生園」や共にみどりを守り育ててきた「北山公園」をはじめ、後世に伝え残さなければならない数多くの財産があります。わたしたちは、未来の世代にこの大切な地球と大好きな東村山を引き継ぎ、より良くするため、国連決議「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」及び「東村山市第5次総合計画~わたしたちのSDGs~」に基づき、ここに宣言します。
1 世界の平和や地球環境の保全に貢献するとともに、人口減少や高齢化などの様々な地域課題を克服し、「だれ一人取り残さない」持続可能なまちづくりを進めます。
1 「環境」と「社会」と「経済」の調和を目指して、子どもから高齢者までが、個人としても組織としても、自分のできることから始め、みんなで協力しながらSDGsを推進します。
令和5(2023)年2月24日
東村山市わたしたちのSDGsオープンラボ
東京都 東村山市
東村山市男女共同参画市民宣言
みどり豊かな大地と 人権の歴史に育まれた
お互いを尊重する風土を大切に
わたしたちは 世代や性別を超えて こころを合わせ
だれもがいきいきと自分らしく輝く社会を
ここ東村山市で実現することを 宣言します
1 性別による固定概念にとらわれず多様な生き方を選択し
あらゆる場で個性と能力を発揮します
1 性的指向・性自認にかかわらず
お互いを認め合い 対等にかかわり合い 支え合います
1 暴力やハラスメントをなくし
安心して暮らせる環境をつくります
1 家庭・地域・職場・市政に平等に参画し
意見を出し合い より良い明日を生み出します
令和5(2023)年2月24日
東京都 東村山市
東村山市ゼロカーボンシティ宣言
近年、国内外で大型台風や集中豪雨、記録的猛暑などの異常気象が頻発しています。こうした状況は、地球温暖化の進行により、更に深刻化するといわれており、私たちの生命や健康に大きな影響を及ぼす重大な問題となっています。
この気候危機というべき深刻な状況のなか、令和3(2021)年11月に開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)では、「産業革命以前からの世界の平均気温上昇を1.5℃に抑える努力を追求すること」が合意されました。
我が国においても、この目標達成に向けて、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルの実現を目指す取組が加速しています。
私たちのまち東村山は、武蔵野の美しい面影を残す狭山丘陵や水辺空間に恵まれ、先人に培われてきた歴史的・文化的景観を有する魅力豊かなまちです。
私たちは、この恵み豊かな環境と、安定した気候に育まれた安全・安心なくらしを、未来の子どもたちに引き継いでいかなければなりません。
そのためには、私たち一人ひとりが、今まで以上に気候危機を自らの問題として強く認識するとともに、日々の暮らしの中で出来ることを考え、ライフスタイルや社会経済活動の変革に積極的に取り組んでいく必要があります。
東村山市は、ここに市民・事業者と協働し、「2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティの実現に向けて、地域が一体となって全力で取り組むこと」を宣言します。
令和5(2023)年2月24日
東京都 東村山市
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経営政策部企画政策課
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ファックス:042-393-6846
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