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空堀川の水量確保に関する意見書

更新日:2014年12月18日

 空堀川は、源を武蔵村山市に発し、東大和市から東村山市中央部を縦断し、清瀬市で柳瀬川に合する延長約15キロメートルの一級河川で、東村山市内を流れる川としては最大の川です。現在の主な水源は、東大和市の食品工場の工場排水を高度浄化したものとなっています。
 空堀川は、以前は水質が都内でワースト1でしたが、水量は現在よりありました。現在、空堀川で問題となっているのは水量の減少です。東村山市内の瀬切れ(川の水が途切れること)は、以前は西武新宿線の下流だけでしたが、下流から上流に向かって進行しており、今年は東村山浄水場付近まで瀬切れの状態が生じました。時期も、以前は夏季だけであったものが、冬季にも瀬切れが発生するようになっています。
 年々水量が減少しており、このままでは来年には東村山市内の空堀川は平常時全く水が流れてこなくなり、水のない川になってしまいます。
 一方、東村山市民は、東村山市内の空堀川に、次のような恩恵を受けております。
(1) 管理通路の散策・サイクリング・ジョギング・休憩、バードウォッチング(カワセミ、カルガモ、コサギ、カモ等)、釣り(オイカワ、モツゴ、フナ、コイ等)、川の中に入っての魚取り・川あそび、小中学生の野外体験学習、写真撮影・写生等で市民に親しまれています。水が流れ、魚・鳥がいることを楽しみにして歩いている市民が多くおります。水のない川では、この楽しみはありません。
(2) 平常時に水が流れることにより、ヒートアイランド化の防止に役立っております。
 実際に気温を測った結果では、空堀川の近くでは他の場所に比べ夏季に1~2℃の気温の低下が見られ、これが近くの住宅地にも流れています。他の河川・池でも同様な効果が見られています。目黒川では、1~2℃、井の頭公園・石神井公園・関町公園では、2~4℃が観測されています。
(3) 地震時等で停電した時にも、空堀川の水を消火用水として使えます。なお、東村山浄水場は、停電すると約30%しか送水はできなくなります。
(4) カヌー遊びや魚の放流などで人気が高い川まつりが開催できます。
 空堀川の川まつりは、空堀川の浄水橋までの改修完了を記念して平成11年に通水まつりとして行われました。翌年からは川まつりとして行われ、現在はNPO法人空堀川に清流を取り戻す会・東京都北多摩北部建設事務所・東村山市・4自治会7団体の共催で毎年5月の最終日曜日に美住町のからぼり広場で開催されています。今年で第16回を数え、正確な数字は分かりませんが例年2,000人以上の人出があると言われています。
 空堀川・川まつりは、4月の桜まつり、6月の菖蒲まつり、八坂神社他の例大祭、11月の市民産業祭・どんこい祭、11月の正福寺地蔵まつり等と並んで東村山市民に親しまれております。
 今年の川まつりでも、渡部市長は「川まつりも第16回を迎え、市民に親しまれております。空堀川は水量が減っており、来年も川まつりが開催出来るよう水量の確保をお願いします。」と挨拶されています。
 東村山市民は、来年以降川まつりが開催できないのではないかと心配しています。
 東村山市議会は、当市のキャッチフレーズ「人と人 人とみどりが響きあい笑顔あふれる 東村山」を実現するためにも、次のことを実現する様強く求めます。

                                                    記

空堀川の水が降水のない時にも流れるよう十分な対策を講じて、これからも下記に必要な水量を確保してください。
1.川まつりが実施できるようにしてください
2.魚などの水生生物・鳥が生息できるようにしてください

以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

平成26年12月18日 
東村山市議会議長 肥沼 茂男

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