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医師会コラム

更新日:2021年9月12日

のどの異物について

 外来診療の中で処置に苦労する疾患の1つに咽頭異物がありその多くは魚の骨です。魚を食べる機会が減っているため、もしくは切り身を食べていることが多いために、魚の骨を上手に避けて食べることができなくなっているのかもしれません。ウナギの骨、鮭、鯛、鰯・・・。また、子供では学校の給食に出るアジフライで骨を刺す症例も多くみられます。

 魚の骨がのどに刺さりやすい場所は2か所あり、のどの扁桃腺(口蓋扁桃)の下部と舌の付け根の奥(舌喉頭蓋谷)です。のどの扁桃腺の下部で鮭等のように骨が太く見つかりやすければ地元の耳鼻咽喉科でも摘出できる場合がありますが、舌の付け根の奥付近ではなかなか見えないことに加え、「オエッ」と咽頭反射が出てしまうため摘出出来ないことが多く、その場合特殊な機具を常備する病院で行います。

 昔から「のどに骨が刺さったらごはん丸呑みしてみて」と言われますがその成果は定かではありません。また放置してそのうち取れるのでは?という方もいますが、最悪な例では残っていた異物で喉が化膿し入院して手術という例もあり、明確に異物を自覚できるなら放置しない方がいいでしょう。嚥下して喉がチクチクするなら必ず1度は耳鼻咽喉科で咽頭の確認をお勧めします。

 高齢化社会の現代、義歯(入れ歯)も異物になる要素があります。グラグラしたものがあれば早めに歯科医 にも相談して下さい。

東村山市医師会

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