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医師会コラム

更新日:2023年3月15日

かゆい、かゆい、目がかゆい!

 花粉が飛び始める頃、目がムズムズしたり、ゴロゴロしたりといった症状はありませんか?
 体の外から中に侵入する異物(アレルゲン)に対する防御反応が体内で過剰に起こり、色々な症状が出るのがアレルギー疾患です。アレルギー性結膜炎は、眼の表面でこの過剰な防御反応を起こして発症する結膜炎です。目のかゆみのほか、メヤニ、目のゴロゴロ感、赤目、涙目などの症状があります。幼小児では強い瞬きが続くこともあります。治療は第一にセルフケアです。花粉飛散量に比例して症状が強くなる人が多いことから、アレルゲンである花粉をできるだけ体内に入れないことと室内に持ち込まないことが大切です。外出時には花粉防護めがね・マスクの着用がおすすめです。第二にメディカルケアです。花粉飛散開始2週間前から抗アレルギー点眼薬を開始することで症状を軽くさせる効果があるとされています。毎年花粉飛散時期に目の症状が出る方は「痒くなったら点眼する」ではなく、「痒くなる前に点眼する」を心がけて早めに点眼薬を使用しましょう。 
 日本気象協会では、今春の関東地方の花粉飛散は非常に多く飛ぶとされています。すでに症状が出ている方も用法用量を守って今から点眼開始することで重症化を防ぐことができますので、眼科受診をお勧めします。

                                東村山市医師会

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