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歯科医師会コラム

更新日:2023年9月27日

むし歯と歯周病の共通点

 
 歯を失う大きな原因はむし歯と歯周病ですが、どちらの病気にも共通する特徴がふたつあります。
 ひとつは、「気付かないうちに進行する」ということです。むし歯も歯周病も初めのうちは痛みがなく、病気の存在に気づくことが出来ません。ほとんどの方は痛みが出てから歯科医院を受診するかと思われますが、痛みが出てきたときにはかなり進行している状態です。
 むし歯の場合、歯が痛むときは歯の中の神経にまで進んでしまっていることも多く、神経をとって被せ物をしたり、場合によっては抜かなければならなくなります。
 歯周病で痛むときは、歯を支えている骨が溶けてかむ力を支えられなくなり、やはり場合によっては抜かなければならなくなります。
 そしてもうひとつの特徴は、「元に戻らない」ということです。むし歯で溶けてしまった歯も、歯周病で溶けてしまった骨も、治療をしても病気になる前の状態には戻りません。治療は「これ以上進行しないようにする」ことと、「病気で失われた部分を人工的に補う」ことになります。
 知らない間に進行し、気が付いた時には元に戻すことが出来ない状態になってしまう、といった事が起こらないよう、定期検診でお口の状態を調べ、病気を未然に防ぎましょう。
                       東村山市歯科医師会

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