更新日:2023年4月1日
特別支援教育とは、従来の特殊教育の対象の障害だけではなく、LD等を含めて障害のある児童・生徒の自立や社会参加に向けて、その一人一人の教育ニーズを把握して、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な教育や指導を通じて必要な支援を行うものです。
東村山市の特別支援教育では障害の有無にかかわらず、すべての子どもたちが豊かに暮らすことのできる社会の実現を目指すことを基本理念にしています。
学識経験者・医師・臨床心理士・指導主事・相談員・都立特別支援学校教員などの専門家が学校からの依頼を受けて、市内小・中学校を巡回し、特別な教育的支援を必要とする児童・生徒に対しての支援方法等の指導・助言を行っています。
特別支援教育コーディネーターと特別支援学級設置校の教員で構成される委員会です。特別支援教育の推進と充実を図り、教育環境の向上を目的としています。
市内全ての小・中学校における通常の学級に配置しています。
教育に関する知識をもったサポーターが担任を支援することで、児童・生徒が授業に取り組みやすい環境を整えます。
知的な発達に遅れがある児童・生徒に、少人数の学級で個の能力や可能性に応じた教育を行います。
知的な発達に遅れがなく情緒的に課題のある児童に、少人数の学級で個の能力や可能性に応じた教育を行います。
知的な発達の遅れはないのに、構音障害(発音)、吃音(言葉の繰り返し、引き伸ばし、つまる)などがある児童に、正しい発音を身に着け、自信をもって楽しい学校生活が送れるように指導を行います。
通常の学級に籍を置きながら、在籍する学校の特別支援教室で週に1から8単位時間程度、個別指導やグループ指導を行います。
就学先が決定した後、保護者の方の希望のもと作成します。就学前施設と保護者の方がお子さんの様子等について記入します。特別な支援を必要としているお子さんが学習しやすい環境を整えるために活用します。
都立特別支援学校や特別支援学級に通学している児童・生徒が副次的に地域の学校に籍を置く制度です。地域の学校との交流と地域とのつながりを目的としています。
肢体不自由の児童・生徒に対し、学校生活の介助を行う介助員及び医療的ケアを実施する看護師の配置を行う制度です。支援を必要とする児童・生徒の介助や医療的ケアを行う人材を学校に配置し、学校内の学習活動や、遠足等の校外学習において必要な支援を行っています。
東村山市立学校における医療的ケアの実施等に関するガイドライン(PDF:967KB)
東村山市の特別支援教育についてまとめました。
下記のファイル名をクリックして下さい。
東村山市の特別支援教育(令和4年度版)(PDF:5,935KB)
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3