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子宮頸がん予防接種を受けた後の体調変化等に関する状況調査(平成27年度実施)

更新日:2022年7月13日

このページは、東村山市が過去に実施した調査の結果を公表しているものです。

調査の概要

市内で子宮頸がん予防接種(ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種)を受けたかたの状況を把握することを目的として、平成27年6月19日から平成27年7月10日にかけてアンケート調査を行ったものです。

実施方法

対象者へアンケート用紙を郵送(返信用封筒にて回答)

対象者

子宮頸がん予防接種を平成23年7月から平成25年3月の間に市が交付した予診票で受けたかた

対象人数

2,211人(内転出者97人)

調査結果

アンケートの回答数及び回収率
回答数(件) 1,002
回収率 45.3%
問1.子宮頸がん予防ワクチンを何回接種しましたか。
項目 回答数(件) 割合

(1)1回

51

5.1%
(2)2回 123 12.3%
(3)3回 820 81.8%
未回答

8

0.8%
合  計 1,002 100%

問2.他の予防接種を受けた時と比べ、接種後いつもと違う体調変化がありましたか。
項目 回答数(件) 割合
(1)はい 403 40.2%
(2)いいえ 597 59.6%
未回答 2 0.2%
合  計 1,002 100%

問3-(1).それは、どのような症状でしたか。
項目 回答数(件) 割合
(1)接種部位の痛み・かゆみ 294 73.0%
(2)部位の腫れ、あかみ 225 55.8%
(3)だるさ・疲労感・脱力感 59 14.6%
(4)頭痛 10 2.5%
(5)発熱

10

2.5%
(6)湿疹 3 0.7%
(7)めまい 10

2.5%

(8)失神 1 0.2%
(9)手足の痛み 26 6.5%
(10)生理不順 13 3.2%
(11)筋肉痛・腕があがらない 148 36.7%
(12)吐き気

7

1.7%
(13)しびれ 15 3.7%
(14)その他 47 11.7%
未回答 1 0.2%
合  計 869  

注記:問3-(1)は1人が複数項目に回答出来るため、合計で100%とはなりません。ここで示す割合は、問2において「はい」と回答のあった403名が各項目の症状に対してどれほど該当すると答えているかの割合となります。

問3‐(1) 「14 その他」の症状について思い当たる症状がございましたらご記入ください。
症状 件数(件) 割合

接種部の強い痛み

14

29.8%

腕が上がらない、重く感じる、だるい

8

17.0%
疼痛(全身・足の付け根・両足・背部) 6 12.8%
腹痛 4 8.5%
身体の違和感(肩・太もも・胸・のど) 4 8.5%
下痢・軟便 3 6.4%
生理不順 3 6.4%
腫れ・むくみ(全身・足) 2 4.3%
湿疹・かゆみ(鎖骨付近・首・顔・全身)

2

4.3%
下腹部の痛み(出血) 2 4.3%
吐き気 2

4.3%

歩行困難 2

4.3%

腕が熱を持った 2

4.3%

睡眠障害 2

4.3%

アナフィラキシーショック

1

2.1%
微熱 1

2.1%

記憶力低下 1

2.1%

てんかん 1

2.1%

視力低下

1

2.1%

起立性障害 1

2.1%

脳貧血 1

2.1%

血の気の引いた顔 1

2.1%

合  計 47  

注記:問3-(1)で「(14)その他」についての回答者数は47名。各症状については自由記述欄に回答者が記入いただいたものです。問3-(1)と同様に、割合の合計は100%にはなりません。

問3-(2).その後、症状の変化はありますか。
項目 回答数(件) 割合
(1)その日のうちになくなった 17 4.2%
(2)症状は続いたが、その後なくなった 349 86.6%
(3)現在も継続している 16 4.0%
未回答 21 5.2%
合  計 403 100%

 また、「症状が続いたが、その後なくなった」を選ばれたかたはどのくらいの期間でなくなりましたか。
項目 回答数(件) 割合
(1)1週間以内 255 73.1%
(2)1週間~1か月 73 20.9%
(3)1か月~3か月 3 0.9%
(4)6か月 4 1.1%
(5)覚えていない 14 4.0%
未回答 0 0.0%
合  計 349 100%

  問3-(3).症状がでた際に、医療機関を受診しましたか。
項目 回答数(件) 割合

(1)はい

21 5.2%

(2)いいえ

363

90.1%

未回答

19

4.7%

合  計 403 100%

また「はい」を選ばれたかたは、どのくらい受診されていましたか。
項目 回答数(件) 割合
(1)1回 9 42.9%
(2)2・3回 6 28.6%
(3)症状がなくなるまでの間 3 14.3%
(4)現在も継続して受診している

3

14.3%
(5)覚えていない 0 0.0%
未回答 0 0.0%
合  計 21 100%

問4.現在、子宮頸がん予防ワクチンの定期接種については、『積極的な勧奨を差し控えている』ことはご存知ですか。
項目 回答数(件) 割合
(1)はい 798 79.6%
(2)いいえ 122 12.2%
 未回答 82 8.2%
合  計 1,002 100%

問5.引き続き、2回目、3回目の接種を考えていらっしゃいますか。
項目 回答数(件) 割合
(1)3回目まで接種を受ける予定である 5 2.9%
(2)副反応の問題が解決するまで接種を見送る予定である 35 20.1%
(3)どうするか検討中である 42 24.1%
(4)接種を受ける予定はない 73 42.0%
未回答

19

10.9%
合  計 174 100%

問6(自由記述欄)へのご意見

アンケートについて

 「調査は重要、有意義」といった意見もいただきましたが、「調査が遅い、もっと早く実施するべきであった」という意見を多くいただきました。また「調査結果を有効に活用してもらいたい、広く公表してもらいたい」といった要望や、「調査の意味があるのか、調査内容が不十分」といったご指摘もいただきました。

副反応について

 「強い痛みがあった」といった回答が多くありました。多様な症状が記載されており、その中には「症状が現在も続いている」といった回答も見受けられました。また「現在は副反応がでていないが、今後でるのではないか心配」といった声を多くいただきました。

心情について

 「副反応に関する情報を見聞きして、接種したことを後悔した、不安に思った、驚いた」といった声が多くあり、「副反応がでたかたのことを思うといたたまれない、心が痛む」、「副反応がでなかったので安堵している、接種してよかった」など副反応や予防接種に対する心情を綴ったものが多くありました。また「今後の対応を迷っている、どうしたらよいかわからない」、「親としての責任を感じている」、「怒りを覚える」、「予防接種に不安を感じる」といった多様な記載がありました。

ご意見について

 「予防接種は有益である」、「今後、接種するつもりはない」、「接種期間が短い」、「親もよく考えて接種しなければならない」、「行政に対する不信感を持つ」、「責任を持って接種勧奨してもらいたい」、「接種を検討中である、控えている」、「子宮頸がん健診を受ける、健診が有益」、「予防接種はわかりにくい」などのご意見をいただきました。

要望について

 行政に対して様々な要望をいただきました。「事前の検証や試験の徹底」、「副反応についての原因究明、安全性の確保」、「情報提供や開示の推進」、「報償体制や救済制度の確立」などといった要望をいただきました。

アンケート結果のダウンロード

このページに関するお問い合わせ

子ども家庭部子ども保健・給付課

〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 いきいきプラザ2階(手当係:手当・子ども医療証について) いきいきプラザ3階(母子保健係:母子保健について 事業係:予防接種について)

  • 電話:市役所代表:042-393-5111(内線 手当係:3604 母子保健係:3605 事業係:3603)
  • ファックス:手当係:042-394-7399 母子保健係・事業係:042-390-2270

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