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平成29年新春対談「ウォルシュ ジュリアン選手(陸上競技)×渡部尚(東村山市長)」

更新日:2017年1月5日

夢に向かって 走れ!

対談の画像

「市報ひがしむらやま」新春号でお届けした、リオデジャネイロオリンピックに陸上競技400メートル、4×400メートルリレーの日本代表として出場したウォルシュ ジュリアン選手との対談をピックアップ!
ウォルシュ選手は、ジャマイカ生まれ東村山育ちで、野火止小学校から第三中学校へと進学し、現在は東洋大学に在学しています。陸上選手を目指したきっかけや東京オリンピックに対する決意などをお聞きしました。

ウォルシュ選手の活躍を応援するとともに、皆さんも夢に向かって走り出しましょう。

(注記)平成28年11月17日の対談を再構成しています。

新春対談「目指すは、東京オリンピック」

対談中の画像

市長:本日は、お越しいただきありがとうございます。よろしくお願いします。
ウォルシュ選手(以降:ウォ):お招きいただきありがとうございます。よろしくお願いします。

オリンピック出場を経験して

市長:リオデジャネイロオリンピックへ出場し、実際に走ってみてどうでしたか。
ウォ:オリンピックはスポーツの中でも最高峰の大会なので観客も違うし、選手もトップクラスなので、日本での大会とは雰囲気が違いましたね。
市長:オリンピックで学んだことはありましたか。
ウォ:はい。やはりトップクラスの選手は経験も豊富だし、メンタルの面でも全然違います。そのような僕には足りていない部分を学んで次に生かしたいと思いました。

陸上選手を目指したきっかけ

市長:陸上選手を目指したきっかけを教えてください。
ウォ:ジャマイカのウサイン・ボルト選手に憧れて陸上競技を始めました。
市長:ボルト選手とはリオでお会いできましたか。
ウォ:何度か拝見しましたが、お話しはできませんでした。
市長:ボルト選手は陸上競技100メートルや200メートルなどの選手ですが、なぜ400メートルを選択したのですか。
ウォ:子どものころから自分は足がすごく速いと思っていたので、高校1年生のときに100メートルと200メートルに挑戦しましたが、思うように速く走れませんでした。
そこで、2年生のときに新しく赴任してきた先生に400メートルを勧められて、試しに走ってみたら速かったんです。
市長:そうですか。高校の先生の観察力は鋭かったのですね。

対談中の画像2

全力疾走は40秒が限界!?

市長:400メートルは単純に距離が100メートルの4倍になるだけでなく、駆け引きなどがあるのですか。
ウォ:そうですね。最初にちょっと考えてから走るようにしています。
市長:人間の全力疾走は40秒が限界と聞きましたが、400メートルは45、6秒かけて走るわけですよね。
ウォ:はい、そうです。始めから全力で走ると400メートル走りきれなくなってしまいます。
市長:ペース配分はどうされているのですか。
ウォ:説明が難しいのですが、感覚に頼る部分が大きいですね。

100メートルも視野に!?

市長:400メートルが陸上競技の中で1番向いていると思いますか。
ウォ:今のところはそうですね。100メートルはまだ向いていないですね(笑)
市長:「まだ」とは、将来的には100メートルを考えているのですか(笑)
ウォ: ・・・、400メートルで頑張ります(笑)

陸上部がなかった!?

市長:中学校に陸上部はなかったと聞いたのですが。
ウォ:本当は中学校のときから陸上をやりたかったのですが、陸上部は2人しかいなかったので、廃部になりました。入学式当日に。
市長:入学式当日にですか。それはショックですね。それでどうしたのですか。
ウォ:バスケ部に入りました。
市長:バスケ部に入って足腰を鍛えようとしたわけですね。
ウォ:はい。そうです。
市長:バスケがおもしろくなってバスケットボール選手になろうとは思わなかったのですか。
ウォ:うまくならなかったので考えませんでした(笑)
市長:それでは気持ちはずっと陸上だったのですね。
ウォ:そうですね。陸上をずっとやりたかったです。
市長:一人で走ったり、トレーニングをしたりしていたのですか。
ウォ:それはやっていなかったですね(笑)

対談中の画像3

音楽で精神統一

市長:お父様はレゲェの歌手だそうですが、やはりウォルシュ選手もレゲェが好きですか。
ウォ:ボブ・マーリーは好きですが、レゲェ自体はあまり聴きません(笑)
市長:試合の前に良く選手が音楽を聴いて精神統一をしていますが、ウォルシュ選手もそうですか。
ウォ:はい、音楽をずっと聴いています。
市長:試合前に必ず聴く勝負曲はあるのですか。
ウォ:いや、あまりないですね、こだわりはありません。

故郷、ジャマイカ

市長:ボブ・マーリーと同じジャマイカで生まれたそうですが、いつ日本に来られたのですか。
ウォ:3歳のころです。
市長:日本に来てからジャマイカに行くことはありますか。
ウォ:中学生くらいまでは年に1回行っていました。それ以降は行っていません。
市長:そうですか。私はジャマイカ料理に詳しくないのですが、どのようなものなのですか。
ウォ:塩魚にジャマイカでしか採れないアキーという黄色いフルーツみたいなものを添えたものと、ぱさぱさのご飯みたいなものです。分かりづらいと思うのですが。
市長:百聞は一見にしかず。ぜひ食べてみたいですね。

気になる食生活

市長:体づくりが大切だと思いますが、合宿所での食事はどのようなものが出るのですか。
ウォ:レバーとか・・・
市長:レバーが好きなのですか。
ウォ:嫌いです(笑)
市長:では好きな食べ物は何ですか。
ウォ:トムヤンクンが好きです。
市長:トムヤンクンが好きだとは知りませんでしたよ。
ウォ:たまにお母さんが作ってくれるんですよ。それがおいしくて。

対談中の画像4

目標に向かって楽しもう

市長:では、ウォルシュ選手と同世代のかたや、小さなお子さんにメッセージをお願いします。
ウォ:常に目標を持って楽しめばうまくいきます。
市長:楽しむことがなかなかうまくできない人が多いと思いますが、ウォルシュ選手はどのように競技を楽しんでいるのですか。
ウォ:速く走ることです。速いと楽しいですよ。
市長:あんなに速いと気持ちが良いでしょうね。

東京オリンピックでメダルを狙う!

市長:最後になりますが、4年後のオリンピックに対する決意を一言お願いします。
ウォ:まず、来年世界陸上がありますので、ひとつひとつ大きな試合を乗り越えて東京オリンピックを目標にして、メダルを獲りたいですね。
市長:ウォルシュ選手は市民のかたをはじめ、多くのかたに夢を与えてくれました。これからも健闘をお祈りし、市民全員で応援します。本日は、ありがとうございました。
ウォ:どうもありがとうございました。

市民の皆さんへのメッセージ動画をFacebookで公開中!

市公式Facebook ページ「たのしむらやま@東村山」では、ウォルシュ選手が来庁したときの様子や、皆さんへのメッセージ動画を掲載しています。
このほかにも、市の実施する事業・イベントについてのたのしい情報をたくさん掲載していますので、この機会にぜひご利用ください。

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