更新日:2020年4月13日
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に先立ち、参加国である中国とのスポーツ・文化交流を実施しています。東京2020オリンピック・パラリンピックの気運醸成を図るため、ホストタウンである中国の高校生を東村山市内の明治学院東村山高等学校にて受入れ、東村山市でホームスティをさせることで国際交流を図ります。また、ホストタウン啓発事業を行います。
この事業は、独立行政法人国際交流基金日中交流センターの「心伝心:中国高校生 長期招へい事業」を通じ、中国蘇州市より高校生を招へいし、約1年間(9月から7月)市内の高校に留学し、日本の社会や文化をより深く理解するとともに、同世代の日本人との友情関係の形成を図ることを目的としています。
留学生は市内のホストファミリーにお世話になりながら、高校に通い、普通の日本人の高校生と同じ生活を送ります。また、市内イベントに参加し、日本文化の体験やホストタウンアンバサダーとしてホストタウン気運醸成のPRを担っていただきます。
さらに、ホストファミリーとの生活を通じて地域での息の長い交流ができ、帰国後も当市と蘇州市との懸け橋となってもらえることを期待しています。
「東京2020オリンピック・パラリンピック に向けての中国留学生受入事業」の中国語訳はこちら
名前:付 佳凝
ふりがな:ふ かぎょう
アルファベット:FU JIANING
性別:女性
学年:高校1年生
出身地:中国江蘇省蘇州市
留学先:明治学院東村山高等学校(東村山市富士見町)
2020年4月7日(火曜) 「市長表敬訪問」
2020年7月までの留学期間でしたが、新型コロナウィルスの影響により、4月12日に帰国することになりました。
付さんは市長を表敬訪問し、市の様々な行事に参加した時の思い出やホストファミリーへの感謝の気持ちを伝えてくれました。
市長から感謝状をいただく
2020年3月4日(水曜) 「名前入りのだるま」
廻田町の金山神社でだるま市を開催している廻田商工親交会様より、付 佳凝(ふ かぎょう)さんの名前が書かれただるまを頂きました。
付 佳凝(ふ かぎょう)さんはだるまを初めて見たと話しており、自分の名前が入っただるまを受け取ってとても喜んでいました。
名前入りだるま
だるまをいただいた
「名前入りのだるま」の中国語訳はこちら
スピーチする姿
2020年2月15日(土曜) 「語学学習者による多言語スピーチ大会」
2月15日(土曜)に、「語学学習者による多言語スピーチ大会」を中央公民館で開催しました。
付 佳凝(ふ かぎょう)さんは日本と中国の違いや日本の生活の感想などについて、中国語と日本語でスピーチしました。付さんは東村山市に来て約半年が経ち、日本語をとても上手に話すようになりました。
参加した市内の語学学習者のみなさんは、みんなとても上手にスピーチしていて、会場からは大きな拍手が起っていました。付さんは「これからもっと日本語の勉強に励んで、日本人みたいにペラペラで日本語が話せるようになったらいいなぁ~」と感想を話していました。
表彰状をもらう
みんなで写真撮影
「語学学習者による多言語スピーチ大会」の中国語訳はこちら
初めての車椅子体験
2020年1月11日(土曜) 「パラスポーツ運動会」
1月11日(土曜)に、「パラスポーツ運動会」が市民スポーツセンターで開催されました。
付 佳凝(ふ かぎょう)さんは市内在住の小・中学生と一緒にチーム対抗戦に参加しました。車椅子(車椅子バスケットボール用)に乗車し、コーンをジグザクに進む障害物競走や、声を出すことが出来ない状態でのサイレントムカデ競走や、アイマスクをした状態でブラインドドリブル競走などに参加しました。最後の種目のボッチャも大変盛り上がりました。
「今まで体験したことのないパラスポーツなので、最初は緊張しましたが、チームの皆さんと一丸となって頑張り、とても楽しかったです。良い体験でした。」と付さんからコメントを頂きました。
障害物競走
サイレントムカデ競走
ブラインドドリブル競走
みんなでボッチャ
「パラスポーツ運動会」の中国語訳はこちら
2019年12月19日(木曜) 「給食でホストタウン中国に親しもう!China Week」中国料理のメニューを監修
12月9日(月曜)から12月13日(金曜)の日程の中から各学校が選択した日に、市内の小・中学校全22校の学校で、「給食でホストタウン中国に親しもう!China Week」活動を実施しました。
現在市内の高校に留学している付 佳凝(ふ かぎょう)さんがアドバイスし、監修した中国料理のメニューを市内の小・中学生に提供しました。
開催初日、付 佳凝さんからビデオメッセージが送られ、ヨウティヤオ[油条](中国揚げパン)を給食メニューに入れた富士見小学校の様子がたくさんのメディアに紹介されました。
付 佳凝さんのビデオメッセージを観ながら中国風揚げパンを楽しむ児童ら
「『給食でホストタウン中国に親しもう!China Week』中国料理のメニューを監修」の中国語訳はこちら
【令和元年度】『給食でホストタウン中国に親しもう!China Week』の実施
2019年9月25日(水曜) 「東村山市・蘇州市スポーツ交流事業の報告会」
今年7月に中国蘇州市で行われた「東村山市・蘇州市スポーツ交流事業」の報告会が中央公民館で開催されました。
報告会では、交流事業に参加した市内小学校の子どもたちが中国蘇州市でのサッカー交流や観光を通じて感じたことを自分たちの言葉で報告しました。
付 佳凝(ふ かぎょう)さんも会場に駆けつけ、子どもたちの報告を聞き、最後には、
子どもたちに中国語を教え、会場の皆さんと一緒に中国の皆さんへのビデオメッセージを撮影しました。
今後も東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、ホストタウンである中国とのスポーツや文化交流に携わっていただきたいと思っています。
みんなに挨拶
みんなでビデオ撮影
「東村山市・蘇州市スポーツ交流事業の報告会」の中国語訳はこちら
・ 2019年9月15日(日曜) 「金山神社の例大祭」
15日(日曜)に金山神社例大祭に参加しました。
お祭りには大勢の人たちが集まって、とても賑わっており、地域のみなさんともふれ合うことができました。
付 佳凝(ふ かぎょう)さんも太鼓を叩いたり、山車を曳いて町内を歩きました。夜は浴衣を着て、境内の露店や祭りばやしの獅子舞を見るなど、はじめての日本のお祭りを満喫しました。
太鼓叩きに挑戦
祭ばやしの山車をバックに市長と
浴衣すがたもバッチリ
夜のお祭りを満喫
「金山神社の例大祭」 の中国語訳はこちら
・2019年9月12日(木曜) 「ホストタウン国際交流事業 中国人留学生 付 佳凝さん 歓迎会」
友好都市である中国蘇州市からの留学生 付 佳凝(ふ かぎょう)さんの歓迎会を開催しました。
歓迎会では、市長をはじめ、多くの方々からご挨拶をいただきました。付さんはとても上手な日本語で自己紹介をしていただき、これから約1年間東村山を楽しんでほしいと思います。
最後に、ひがっしーも加わり、みんなで記念撮影をしました。
自己紹介
記念品の贈呈
ひがっしーとツーショット
みんなで記念撮影
「ホストタウン国際交流事業 中国人留学生 付 佳凝さん 歓迎会」の中国語訳はこちら
2018‐2019年度 留学生 陶 詩涵さんの紹介はこちら
東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、国では、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体を「ホストタウン」として登録しています。
ホストタウンとして登録された地方公共団体は、国からの各種財政措置、人材の派遣、情報提供などの支援を受けながら、大会参加国・地域の関係者と交流を行い、スポーツの振興、教育文化の向上及び共生社会の実現につなげていきます。
また、それらを大会前後を通じた継続的な取り組みにしていくことで、更に地域のグローバル化、活性化、観光振興等へとつなげていきます。
東村山市は、平成29年(2017年)7月に中国のホストタウンに登録されました。今後、当市においても、オリンピック・パラリンピック気運醸成、中国のホストタウン啓発につながる取り組みを行っていく予定です。
市民の皆さんも一緒に東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げていきましょう!
「ホストタウンとは」の中国語訳はこちら
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3