更新日:2021年10月29日
重要文化財「東京都下宅部遺跡出土品」漆工関連遺物
ふるさと歴史館の施設紹介およびアクセス方法等のご案内や、下宅部遺跡展「縄文人の技2」の展示概要など、紹介動画をアップしています。ぜひあわせてご覧ください。
下宅部遺跡は、平成7年の発見以来、約10年の発掘・整理調査を経て、本報告書が刊行されました。その後も、様々な研究者によって研究・分析が続けられたことにより、特に縄文人の植物利用に関する研究成果が蓄積されました。中でも、国立歴史民俗博物館との共同研究によって、縄文時代の漆工技術やカゴ編み技術の解明が進み、その成果をフォーラムや研究報告書、一般書籍で広く発信することができました。
ふるさと歴史館でも「縄文の漆」展や「縄文人の植物利用」展を開催してきました。そして昨年、「東京都下宅部遺跡出土品」が重要文化財に指定されたことを記念して「下宅部遺跡展 縄文人の技」を開催いたしました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で入館者数が伸びず、多くの方に見ていただくことができませんでした。そこで今年、アンコール展示として「下宅部遺跡展 縄文人の技2」を開催いたします。現在も新型コロナウイルスが猛威を振るっており予断を許さない状況ではありますが、今再び縄文人の技をご覧ください。
令和3年10月2日(土曜)から12月5日(日曜)
休館日 月曜・火曜・11月24日(水曜)
(注記)11月23日(祝)は開館日
開館時間 午前9時30分から午後5時
指定品の中から、漆工関連遺物と木器・木製品を中心に展示します。
住所:東京都東村山市諏訪町1丁目6番地3
電話:042-396-3800
指定品の中から、漆工関連遺物、土器・土製品、石器・石製品を中心に、指定外の資料も含めて展示します。
住所:東京都東村山市野口町3丁目48番地1
電話:042-390-2161
漆樹液採取の傷が残る杭
漆樹液採取の傷(拡大)
縄文人のウルシ樹液採取の復元画
8号編組製品(カゴ)
8号編組製品の復元品
縄文人のカゴ編みの復元画
容器未成品
脚付きの大皿(表)
巨大石棒の出土状況
『下宅部遺跡展 縄文人の技』展示図録
目次
・下宅部遺跡の歩み
・縄文人の技 漆工技術
・縄文人の技 カゴ編み技術
・縄文人の技 木材加工技術
・縄文人の技 遠隔地との交流
・重要文化財指定資料写真図版
・重要文化財「東京都下宅部遺跡出土品」一覧
A4判表紙込36ページ
価格 200円
講師:千葉 敏朗(当館学芸員)
会場:東村山ふるさと歴史館 視聴覚室
日時:令和3年10月23日(土曜)、午後2時から4時
定員:先着15名
参加費:100円
申し込み:10月3日(日曜)午前9時30分から電話または直接ふるさと歴史館(諏訪町1-6-3、電話042-396-3800)へ
会場:東村山ふるさと歴史館 特別展示室
日時:令和3年10月10日(日曜)、11月 6日(土曜)、12月5日(日曜)、各回午後1時30分から2時
定員:各回先着10名
申し込み:10月3日(日曜)午前9時30分から電話または直接ふるさと歴史館(諏訪町1-6-3、電話042-396-3800)へ
たいけんの里での展示説明の後、遺跡公園「下宅部遺跡はっけんのもり」を見学します。
集合:八国山たいけんの里
日時:令和3年10月30日(土曜)、午前10時から11時30分、午後1時30分から3時
定員:各回先着10名
申し込み:10月3日(日曜)午前9時30分から電話または直接八国山たいけんの里(野口町3-48-1、電話042-390-2161)へ
〒189-0021 東村山市諏訪町1丁目6番地3(たいけんの里:〒189-0022東村山市野口町3丁目48番地1)