多磨全生園を知る上映会(令和3年度は終了しました)
更新日:2022年2月15日
東村山市の青葉町にはハンセン病の療養施設、国立療養所多磨全生園があります。誤った隔離政策は終わりましたが、残念ながらハンセン病に対する差別や偏見はいまだに根強く残っていると言わざるを得ません。現在、世界中で新型コロナウイルス感染症が蔓延しています。同列にすることはできませんが、最前線で戦っている医療従事者やその家族に対して、クラスターの発生した施設に対して、感染者あるいは元感染者に対して、さまざまな差別や偏見が見受けられます。ハンセン病問題を知り、学ぶことは、コロナ禍の今の社会をよくしていくための大きなヒントになるかもしれません。映像作品はわかりやすく親しみやすい内容となっています。この機会にご覧になってみませんか。
今回は、『国立ハンセン病資料館語り部活動 佐川修さん講演 一般、医療・看護学生編』を上映します。佐川さんは長年語り部としてハンセン病資料館にて、来館した各種団体に向けて講演を多数され、当館でも平成二八年一月に講演をいただきました。残念ながらその二年後、平成三〇年一月二四日に亡くなられました。鑑賞後に当館職員による東村山という地域と多磨全生園の関わりについての話、及びご希望があれば、場所を常設展示室にうつして、多磨全生園に関連する資料の解説を行います。
令和3年度上映会
上映作品:『国立ハンセン病資料館語り部活動 佐川修さん講演 一般、医療・看護学生編』
日時: 令和4年2月11日(金曜・祝日) 午後2時から3時30分まで(終了)
場所: 東村山ふるさと歴史館 視聴覚室
申込: 電話、もしくは当館窓口、先着30名
【注意】新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の為、以下の点につきまして、ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
- 上映時、窓や扉の開放を行います。暖房は入りますが、室内は寒くなる可能性があります。暖かい服装でご参加ください。
- 入館時、非接触型の検温を行ってください。37.5度以上の体温の場合は入館をご遠慮いただくことがあります。
- マスクの着用をお願いします。
- 急激な感染拡大や、国や都の新型コロナウイルス感染症に関する方針(非常事態宣言等)により、開催を見送る場合があります。その場合は、お申込みいただいた方にお電話でお知らせいたします。また、このページにて中止の旨を掲載いたします。
多磨全生園を知る上映会ポスター
右のポスターの背景に使用させていただいた写真は、多磨全生園と都道226号東村山清瀬線を隔てる柊の垣根です。園内と園外とを分かつ絶対隔離の象徴のような存在でしたが、現在は一部を除いて撤去され、下の左写真のようになっています。かつては柊の垣根は右の写真のものよりも高く、外の様子が見られなかったので、望郷の丘(下の右写真)に登って外を見たそうです。
多磨全生園の現在の塀
柊の垣根が高かったころ、この望郷の丘から外を眺めました
日時
令和4年2月11日(金曜・祝日) 午後2時から午後3時30分(開場:午後1時30分)
場所
東村山ふるさと歴史館 視聴覚室
郵便番号189-0021
東村山市諏訪町1丁目6番地3
電話:042-396-3800
交通案内
- 西武鉄道新宿線・国分寺線・西武園線「東村山駅」西口から徒歩約8分
- 東村山駅西口よりグリーンバス諏訪町循環に乗り、「ふるさと歴史館」停留所下車
参加費
無料
申込み
- 1月19日(水曜)午前9時30分より、電話:042-396-3800か、当館窓口で直接、お申し込みください。(終了)
- なお、当館は月曜・火曜は休館ですので、それ以外の曜日にお申し込みください。
- 先着30名
主催者
東村山ふるさと歴史館
問い合わせ
東村山ふるさと歴史館
電話:042-396-3800
ポスター・配布チラシデータのダウンロード
「多磨全生園を知る上映会」のポスター、及びチラシのデジタルデータです。PDFで作成しておりますので、Adobe社のアクロバット・リーダー等、PDFが閲覧できるビューワーを利用してご覧ください。
関連情報
多磨全生園100周年の平成21年に当館で開催した特別展です。展示は終了しましたが、展示図録は頒布(400円)しております。
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このページに関するお問い合わせ
東村山ふるさと歴史館
東村山市諏訪町1丁目6番地3
電話:042-396-3800
ファックス:042-396-7600
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