春企画展 税金今昔 -租税資料から村がみえる-
更新日:2021年2月20日
展示案内
税金今昔~租税資料から村がみえる~
私たちはいま、税を公共の費用と認識しています。
税の徴収が公共のものとして行われるようになったのは、日本が近代国家としての歩みをはじめる明治時代といえるでしょう。
地租改正事業からはじまった税の改革は、土地を個人の所有地として位置づけ、個人に対して課税するという近代税制の根幹を確立しました。
展示では、近代税制の確立を中心にすえ、東村山市域に残された江戸・明治・大正期の税に関する文書資料をご紹介します。
会期
4月27日 (土曜)から6月30日(日曜)
開館時間
午前9時30分から午後5時
企画展示開催中の休館日
毎週月曜日・火曜日(ただし、4月29日から5月6日までは開館し、5月7,8日は休館)
入館料
無料
交通
西武鉄道東村山駅西口より徒歩8分
または、東村山駅西口よりグリーンバス「諏訪町循環」にて「ふるさと歴史館」停留所下車すぐ
(注記)駐車場が少ないので、お車での来館はご遠慮ください。
展示構成
明和3年 戌歳御年貢可納割付之事(小山啓家文書)
- 江戸時代
畑作が中心だった東村山市域5か村はどのような納税を行っていたのでしょうか。
年貢割付状をはじめとした村に残る年貢関係資料を展示します。
- 近代税制への転換
地租改正事業によって土地を所有する個人が課税対象となり、納税が国民の義務となりました。
その時村では何が起こっていたのか、地租改正事業にかかわる資料からご紹介します。
- さまざまな税の誕生
諸産業の興隆に対応するため、所得税、営業税など新しい税制が整えられます。また、地方税と国税とが分かれて確立したことで、村の財政にも変化が訪れます。
納税者が残した資料からは、当時の東村山の産業を垣間見ることができます。
- そして戦争へ…
近代税制が始動し、近代国家としての歩みを始めた日本は、軍事力の増進にも力を入れていました。その負担は、税となって国民にのしかかることとなります。重くなっていく国民の負担を、東村山に残された行政文書からご説明します。
明治13年 地券(當麻勉家文書)
明治29年 願指令綴込(東村山行政文書)
付随事業
古文書講座入門編(2回連続講座)
- 日時:
第1回 6月2日(日曜) 午後2時から4時
第2回 6月16日(日曜) 午後2時から4時
二回連続講座です。
- 講師:当館学芸員
- 定員:30名(先着順)
- 資料代:各回100円
- 申し込み:5月17日(金曜)9時30分から電子申請または、電話でふるさと歴史館(電話:042-396-3800)へ
電子申請でお申し込みの場合、「展示付随事業」でご希望の講座名・開催日をご記入の上、お申込み下さい。
展示説明会
- 日時:
5月26日(日曜) 午後1時30分から
6月23日(日曜) 午後1時30分から
40分程度を予定。
- 資料代:無料
- 申し込み:不要。直接会場にお越しください。
展示図録 『税金今昔~租税資料から村がみえる~』
図録 「税金今昔~租税資料から村がみえる~」
展示でもご紹介する資料を中心に解説しております。
- 判型・頁:A4判、本文24頁(フルカラー)
- 頒布価格:200円
- 郵送頒布:送料分の切手と頒布価格の小為替を封書にて郵送。または現金書留
このページに関するお問い合わせ
教育部ふるさと歴史館
〒189-0021 東村山市諏訪町1丁目6番地3
電話:直通:042-396-3800
ファックス:042-396-7600
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