東村山30景
更新日:2011年2月15日
会期:平成11年8月7日から9月12日
東村山30景は、市制30周年のおり、東村山を代表する景観を市民公募で30景選出したものです。この景観は、顔はもちろんですが、景観がもつ性格でひとつひとつ味わいとなり、市の魅力を形造っている、そのことをお目に掛けたいというのが担当者の眼目でした。
【展示物について】
〈写真パネル〉
30景は、歴史館ロビーのパネル写真が公式写真です。展示のメインは、この写真30枚が受け持つことになりました。しかし写真と解説パネルだけでは展示をご覧になる方々には景観の深みが分かりません。そこで景観にちなんで文物の実物展示を配置いたしました。
〈実物展示〉
屏風絵(徳蔵寺蔵)
屏風絵は、江戸期の絵巻物を屏風に張り直したもので、画風から同一絵師の手になるものと推定されています。しかし作者の名前は、落款等がないので現在不明です。絵は「鞍馬天狗」「弘法大師行状絵詞」「曽我物語」の3つの物語が描かれていると考えられます。
北條民雄ブロンズ像と同氏の愛読書等(高松宮記念ハンセン病資料館)
北條民雄愛読書は、これまで未公開で、資料館のご好意で展示をいたしました。北條民雄のひととなりを知るよい資料だと考えられます。なお、北條民雄については、30景を機会に「北條民雄展」をいつか開催できたら、と考えています。
「水彩画東村山30景」
この絵は市内の鈴木俊春氏の描いたもので、ロビー展示をいたしました。絵は、子どもから大人まで、みなさんの好評を得ていました。ほか、化成小歴史資料室からは校庭のスギの年輪、児童文集などを、明治学院高校からは、ライシャワー氏の家族写真を、また仲清氏から旧機械試験所の古写真など、貴重な資料を寄せていただき展示いたしました。関係各位のご協力に心から感謝申し上げます。
(平成12月1日付 歴史館だよりNO.10)
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