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旅でみつけた人形たち

更新日:2011年2月15日

伝統的こけし

民俗資料については、「人形」を取り上げることにしました。歴史館には、数多くの人形が収蔵されており、また今回の企画にあわせて市報で募集をお願いしたところ、多くの方から貴重な人形のご提供を賜りました。そうした人形の数々から、特に郷土人形にスポットをあて、「旅でみつけた人形たち」というテーマで展示を組み上げました。 最初のコーナーでは、まず伝統的郷土人形から展示を行ないました。そもそも人形の初まりは原始時代の土偶にまでさかのぼることができますが、元来は信仰目的の道具であったと考えられています。島根の「流しびな」や香川の「奉公さん」など、いずれも身のけがれや災い、病気などを移して、身代わりとして流すための人形が、土産品に変わったものでした。

 一方、玩具としての人形も、平安時代には登場していたようで、『源氏物語』などにもその記述が見られます。室町時代には中国から渡ってきた技術により、張り子の人形が登場するなど大きく進歩を遂げました。

 この企画の中でも数多くの張り子を展示いたしました。産地としては福島の三春が有名ですが、これは江戸時代に農閑期の副業に奨励されたものです。この近辺でも、立川・八王子・瑞穂・越谷などで「だるま」などの張り子がつくられました。

 さて、江戸時代になると土人形が登場します。これも現在でも各地で土産品として売られているものですが、ルーツは京都の伏見に始まったものでした。関ケ原の戦いで敗れた宇喜田秀家の家臣が始めたものと言われていますが、やがて全国に広まりました。

新しい郷土人形

またもう一つの郷土人形の雄、東北地方の「こけし」が誕生したのも江戸中期以降と言われています。こけしのモチーフはなにか、というのは現在でも謎に包まれており、オシラ様などの信仰由来説、幼児のおしゃぶり起源説、子供の玩具説など様々です。「土湯系」「弥治郎系」「鳴子系」など十系統に分けることができます。

 さて、郷土人形は決して古いものばかりではありません。昭和30年代に始まる旅行ブームから、多くの職場、家族、個人で旅行に出かけるようになりました。そうなると日本人の常として、行った先ではお土産を買いたくなるのが心情です。当然の如く観光地で土産品の需要が高まりました。そこで考え出されたのが新しい郷土人形です。例えば「こけし」など、伝統的な手作り品に対して、機械による量産化された新型こけしや、作家による新しい表現として創作こけしが産み出されるようになりました。

 こうした新しい郷土人形は、安価なこともあって観光みやげを席巻してゆくようになります。従来、資料としてはあまり日の目を見なかった新しい郷土人形ですが、この展示によって改めて価値を問い直す契機となりました。

このページに関するお問い合わせ

教育部ふるさと歴史館
〒189-0021 東村山市諏訪町1丁目6番地3
電話:直通:042-396-3800  ファックス:042-396-7600
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