素晴らしき自動車趣味の世界展 ~フランスの大衆車・ルノー4◆コレクション~
更新日:2011年2月15日
会期:平成15年2月8日(土曜)から4月6日(日曜)
自動車趣味というのは多彩なものであります。自動車を通して科学や経済はもちろん、世界の文化、芸術、スポーツなど様々なことを知ることができるのです。特に少し前の車には、つくられた国の文化が色濃く反映していました。 今回紹介するフランスの大衆車ルノー4(フランス語でキャトル)は、まさにフランスのお国柄を体現したような自動車でした。子牛さえも積めたという農業国ならではの合理性に加えて、パリの街角にも似合うファッションセンス。1961年に誕生してから1992年に生産が中止されるまで実に32年ものあいだ生産され続けてきたのは、まさにそうした魅力が人々に愛されたからでしょう。フランスばかりでなく、スペイン、スロベニア、コロンビア、アルゼンチンなどでも生産され、世界各地で活躍しました。 現在、「クラブ・ルノーキャトル・ジャポン」メンバーは全国に200名以上。それぞれ思い思いにルノーキャトルという自動車趣味を楽しんでいます。今回は、そのクラブメンバーがコレクションしたカタログをはじめとする貴重な紙資料、そして膨大なミニカーの数々を一同に展示致します。ルノーキャトルという一車種に限定されたコレクションとしては日本一の規模であり、世界的にも貴重なものと言えるでしょう。さらに、ルノーキャトルの廉価版としてわずかに生産され、現在では世界中でも数台しか残っていない幻の車ルノー3(トロワ)も登場します。こうした展示品を通して、ルノーキャトルを通してみた文化、そして自動車と人間の関係のあり方を考えるきっかけとなることを望んでいます。
開催時間:午前9時30分から午後5時
月曜・年末年始(12月27日から1月5日)休館
※入場無料
展示構成
1)カタログからみる歴史
2)ミニカーにみるバラエティ
3)クラブにみる楽しみ方
4)パーツにみる変遷
※実車展示は期間によって入れ換え等があります。
※ 駐車場がありません。お車での来館はご遠慮ください。
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