歴史の散歩道 秋津神社・地蔵堂コース
更新日:2023年7月7日
コース概要
全長
約4.5キロメートル
所要時間
徒歩約1時間30分
道順
秋津神社→氷川神社→一石六地蔵→光あまねしの碑→馬頭観音→庚申塔など
みどころ
1 秋津神社(秋津町5丁目27番地)
ヤマトタケルノミコトを祭神としていますが、石造の不動明王を祀り、秋津のお不動さまとして、近郷近在の人々の信仰をあつめています。境内には、「力石」という、力比べや大人の仲間入りをする力だめしの大きな石が奉納されています。本殿の正面、側面は精巧な彫刻が施されています。(東村山30景)
2 氷川神社(秋津町4丁目13番地)
以前の南秋津村の鎮守で、スサノオノミコトを祭神としています。本殿は、1908年(明治41)の再建です。旧本殿の棟木には、1659年(万治2)の建立であったことを示す墨書銘があります。現在の社殿は昭和59年に再建されました。
3 一石六地蔵(秋津町3丁目35番地・地蔵堂墓地)
六角石柱の各面に、蓮座にのった地蔵立像が浮彫りにされています。高さ62センチメートルのお地蔵様です。1760年(宝暦10)と、1766年(明和3)の年号があります。市内には、六地蔵が11組ありますが、そのうち9組は6体別々の丸彫りで、これだけが六面となっています。地蔵信仰は、江戸時代庶民の間で広く盛んになりました。(市有形民俗文化財)
4 光あまねしの碑(秋津町4丁目15番地)
詩人の草野心平氏は昭和38年から秋津に住み、あたりを自然のままという意味の「五光」と命名しました。その後、秋津橋のたもとに氏の筆により「光あまねし」の木柱が立てられましたがその墨痕も薄くなったため、昭和56年11月に地域の人々により、石の記念碑が立てられました。(東村山30景)
5 馬頭観音など(秋津町3丁目16番地・柳瀬橋)
所沢へと向かう古くからの道筋であった柳瀬橋のたもとには、いくつかの石仏が祀られています。そのうちの馬頭観音は、1781年(安永10)のもので、大切な輸送力であった馬を供養し、道行く人々の安全を祈ったものです。1707年(宝永4)の立派な庚申塔も並んでいます。
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